JPS6085876A - 放射能を受けた隔室でフランジ結合部のボルトを遠隔操作で着脱するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は放射能全受けた隔室でフランジ結合部のボ・ル
トを遠隔操作で着脱するための装置であって、該装置ン
バ、出力軸によって駆動される延長シャツトラ保持して
ｂる遠隔操作可能なｊＫルト回し工具、特に打撃スクリ
ュードシ・ｒバを何して贋る形式のものに関する。

従来の技術 放射能を受けた再処理設備の隔室内で例えばフランジ結
合された弁やコックのようなプロセス構成部品の導管及
びフランジ結合部において遠隔操作で保守作業を行なう
ためには、フランジ結合部のボルトを着脱するための打
撃スクリュードライバが用いられる。この場合にハ、２
つの結合７ランソを貫通するボルトと背面のナンドとを
用いて結合させることが提案されてｋ・・る。こうした
ナツトは後側の７ランプに形成されたナツトのための凹
所内に相対回動不能に形状接続で保持される。

フランジ結合された構成部分を７う／ゾ結合部のボルト
を外した後に導管ンイ／から取外せるようにするために
はボルトを所属のナツトから外した後でさらにナツト側
のフランジの貫通孔からも引出すことが要求されている
。これによって交換すべき構成部分を核技術設備から遠
隔操作で取外すことができるのである。

しかしながら、ボルトの結合部を＃離するときにはボル
トを回してナツトから外した後でも、ナツト側のフラン
ジの貫通孔にボルトが差込丑れたまま残っていることが
あることがわかっている。従って、当該の導管区分や構
成部分を遠隔操作で取外すこ吉は困難であるか、もしく
は不可能である。

発ＦＪＡか解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、ＷＭに述べた形式
の装置を改良して、後側のフランジの貫通孔内にポルｌ
ｆ従来のように差込んだままにしないようｉて、ひいて
は交換すべき構成部分の取外し全妨げることのないよう
にフランジ結合全解離できるような装置全提供すること
である。

問題点全解決するための手段 前述の問題点を解決するための手段は、ボルト回し工具
の延長シーヤフトの周囲に、電圧ｔがけることのできる
電磁コイルが配置されていることである。

発明の作用 フランジ結合部〃）ら取外すべき−Ｊｒルトて、ドルト
頭受容部を遠隔操作で嵌めた後で通常の形式でボルト回
し工具としての打撃スクリュードライバの操作を開始す
るこメによってボルトが取外される。背面のフランジの
六角ナツトからボルトヲ外すためにポル）ｋ回している
間は、打撃スクリュードライバの延長シャフトの周囲に
配置さ几た１１コイルに直流電圧をかげることによって
延長シャフトとボルト頭受容部とが磁化される。磁化可
能な材料から成るボルトはボルト頭受容部内にしつかｐ
と保持される。打撃スクリュードライバを動かしてフラ
ンジ結合部から離す場合には、ボルト頭金確保してナツ
ト側のフランジの貫通孔からボルトを引き出す。

通常の場合に交換すべき構成部分のフランジに確保され
ていたボルトが本発明の構成の場合には、結合解除され
た構成部分や導管結分区分を取外したシ遠隔操作で搬出
することを妨げることはもはやなくなる。

実施態様 本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第２項１１Ｃ
記載されている。電磁コイルは、固定ウェブによって固
定されているので装置ケーシン配置していることにもと
づいて、電磁コイルが固定ウェブによって固定されてい
ても回転することができる。

特許請求の範囲第６項に記載された本発明の有利な実施
態様によれば、電磁コイルが遠隔操作の場合に重要であ
る効果的な外側保護部を保持している。

さらに有利な実施態様は特許請求の範囲第４項に記載さ
れている。延長シャフトの軸線上に挿入された軟鉄心と
ボルト頭受容部に螺合された軟鉄ヘッドとが延長シャフ
トへの磁気の流れを高め、ひいては螺合すべき貫通ボル
トもしくは引抜くべき貫通ポル１−ｔ−比較的にしつか
９と保持するように作用する。

特許請求の範囲第５項と第６項とに記載された本発明の
有利な２つの実施態様によっては、電圧負荷をしゃ断し
た後でボルト頭に作用する残留磁気全しゃ断することが
できる。これによって、残留磁気にもとづいて・」ぐル
ト頭がボルト頭受容部内に不都合に付着することを回避
することができる。

実施例 ポルト回し工具としての打撃スクリュードライバ４は遠
隔操作されるクレーンに懸吊するために適している支持
フレーム５に固定されている。打撃スクリュードラ−ｆ
バ４には延長シャフト６が被せ嵌められて、ラジアル孔
γ内でピン（図示せず）によって打撃スクリュードライ
バ４の出力軸と結合されている。延長シャフト６の端部
は四角部８を有しており、該四角部８には六角ボルトの
頭を形状接続で収容するためのボルト頭受容部９が被せ
嵌められている。ボルト頭受容部９は半径方向に通され
た固定ピン１０によって四角部８に固定されていて、こ
の固定ピン１０はコゝムリング２ｏによって確保されて
いる。

延長ンヤ７ト６の内部では、棒状の軟鉄心１１が軸方向
孔１２内に同軸的に配置されている。この軟鉄心１１の
端部は四角部８の端部がら突出してボルト頭受容部９の
内室に延びておりおねじ１３を有している。このおねじ
１３には、ボルト頭受容部９の内室に相応している軟；
迭ヘッド１４が螺合されていてねじ１５によって確保さ
れる。軟鉄ヘッド１４はボルト頭受容部９の内室に向か
って円錐形切欠き１６を有している。

延長７ヤ７ト６の周囲にはグラスチック製の巻線支持体
１７が配置されており、この巻線支持体１７は両端部で
２つの玉軸受１８．１９’ｅ介して延長シャフト６に支
持されている。巻線支持体１７を保持している両方の玉
軸受１８゜１９は、巻線支持体１７のめねじ２３もしく
は２４内に保合するおねじを有するスペーサリング２１
．２２によって巻線支持体１７に緊定されている。

巻線支持体１７は巻線２５を支持している。

巻線支持体１７と巻線２５とは電磁コイルを形成してい
る。この電磁コイルは電気的な接続部２６を介して６０
Ｖの直流電圧源に接続されている。

電磁コイル（は保護管２７によって取囲１れていて、こ
の保護管２７は薄板製のクランプ２８を介して垂直な固
定ウェブ２９を保持している。固定ウェブ２９は支持フ
レーム５の端板３１にピン３２を介して固定結合されて
いる。これによって、電磁コイルは打撃スクリュードラ
イバ４に相対回動不能に取付けられている。

保護管２７は複数の半径方向の通気孔３３を有している
。

ボルト頭受容部９の開かれた端面には非磁性材料から成
る高級鋼板３４が固定されている。

第３図に示された実施例では大体においてボルト頭受容
部９の内側の底部に、軟鉄心１１の端部に取付げられた
皿状スペーサ３５が配置されている。皿状スペーサ３５
はねじ３６によって固定されている。皿状スペーサ３５
とねじ３６とは非磁性材料から成っている。

実施例の作用 背面に取付けられたナツトとの７ランソ結合部に２いて
貫通ボルトを打５トスクリユードライバ４によって外す
ためには、電磁コイルに６０Ｖの直流電圧がかけられる
。次いで延長シャフト６とボルト頭受容部９とが磁化さ
れる。軟鉄心１１と螺合された軟鉄ヘッド１４とを配置
す容部９との磁気の流れが高められる。従って、そのつ
ど取外されたボルト頭はボルト頭受容部９の六角穴に十
分に確保される。

打撃スクリュードライバ４は遠隔操作されているクレー
ンに介してフランジ結合部から動かされて引離される。

この運動によっては、磁力によってボルト頭受容部９内
に確保されている貫通ボルトが、後側のフランジの孔か
ら引抜かれる。

フランジ結合部において（ハ、ボルト頭の下側に突出し
ている一貫したつばを備えたボルトを用いると有利であ
る。

電圧負荷がしゃ断された後では非磁性材料から成る高級
鋼板３４によって、ボルト頭のつばに作用している残留
磁気がしゃ断される。これによって、ボルト頭が残留磁
気のために・ドルト頭受容部９に付着して取れなくなる
ことが回避される。

下側に一貫したつばを有していないボルト頭が用いられ
ている場合には、第６図に示した構成の延長シャフトと
ボルト頭受容部とが用いられる。電磁コイルの電圧がし
ゃ断された後では非磁性材料から成る皿状スペーサ３５
によって同様にボルト頭に作用している残留磁気をしゃ
断することができる。これによって、ボルト頭が残留磁
気にもとづいてボルト頭受容部９に付着して取れなくな
ることを同様に回避することができる。

発明の効果 本発明によって、遠隔操作でフランツ結合部の結合を解
除することが比較的に容易になる。

ボルト着脱工具によって外さ几たフランジ結計のための
ボルトを貫通孔から引抜くために付加的な遠隔操作手段
は必要ではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による打撃スクリュードライバの斜視図
、第２図は延長シャフトを有する打撃スフリフ−ドライ
バの前側部分の拡大断面図、第６図は延長シャフトの前
側部分の変化実施例の図である。 ４・・・打撃スクリュードライバ、５・・・支持フレー
ム、６・・・延長シャフト、７・・・ラジアル孔、８・
・・四角部、９・・・ボルト頭受容部、１０・・・固定
ピン、１１・・・軟鉄心、１２・・・軸方向孔、１３・
・・おねじ、１４，１４ａ・・・軟鉄ヘッド、１５・・
・ねじ、１６・・・円錐形切欠き、１７・・・巻線支持
体、１８．１９・・・玉軸受、２０・・・ゴムリング、
２１゜２２・・・スペーサリング、２３．２４・・・め
ねじ、２５・・・巻線、２６・・・電気的な接続部、２
７・・・保護管、２８・・・フランジ、２９・・・固定
ウェブ、３１・・・端板、３２・・・ピン、３３・・・
通気孔、３４・・・高級鋼板、３５・・皿状スペーサ、
３６・・・ねじ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　放射能を受けた隔室でフランジ結合部のボルト全
   遠隔操作で着脱するための装置であつ−Ｃ１該装置が、
   出力軸によって１駆動される延長シャツＩｔ−保持して
   いる遠隔操作可能なボルト回し工具ＩＣ’Ｇｌしている
   形式のものにおいて、ポルト回し工具（４）の延長シャ
   フト（６）の周囲に、電圧をかけることのできる電磁コ
   イル（１７，２５）が配置されていることを特徴とする
   、放射能を受けた隔室でフランジ結ａ部のボルトを遠隔
   操作で着脱するための装置。 ２、　延長シャフト（６）の周囲に配置された電磁コイ
   ルの両端部が２つの玉軸受（１８，１９）を介して延長
   シーアフト（６）に支承されていて、電磁コイルが固定
   ウェブ（２９）’を介して装置ケーシングに、又は装置
   全受容する支持フレーム（５）に相対回動不能に固定さ
   れている、特許請求の範囲Ｘ＋Ｅ　１項記載の装６、　
   電磁コイルか複数の通気孔（３３）を有する保ＦＬＷＣ
   ２７）によって取囲まれている、特許請求の範囲第１項
   又は第２項記載の装置４、延長シャフト（６）の内部に
   同軸的な軟鉄心（１１）が挿入されていて、該軟鉄心（
   １１）の前端部が、延長シャフト（６）に被せ嵌められ
   たボルト頭受容部（９）の内室に突入しておねじ（１３
   ）を有してお９、該おねじ（１３）に軟鉄ヘッド（１４
   ）が解合されている、特許請求の範囲第１項記載の装置
   。 ５、　ボルト頭受容部（９）の端面に非磁性金属材料か
   ら成る環状の板（３４）が固定されている、特許請求の
   範囲第１項から第４頃祉でのいずれか１つの項に記載の
   装置。 ６、ボルト頭受容部（９）の底部の中心に非磁性材料か
   ら成る皿状スペーサ（３５）が配置されている、特許請
   求の範囲第１項から第４項までのいずれか１つの項に記
   載の装置。