JPS608514Y2 - 中継装置スタブケ−ブル部の気密構造 - Google Patents

中継装置スタブケ−ブル部の気密構造

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JPS608514Y2
JPS608514Y2 JP18110780U JP18110780U JPS608514Y2 JP S608514 Y2 JPS608514 Y2 JP S608514Y2 JP 18110780 U JP18110780 U JP 18110780U JP 18110780 U JP18110780 U JP 18110780U JP S608514 Y2 JPS608514 Y2 JP S608514Y2
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JP
Japan
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resin
terminal board
relay device
stub cable
synthetic resin
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Expired
Application number
JP18110780U
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JPS57104722U (ja
Inventor
克至 新井
末男 新橋
康 小島
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Publication of JPS57104722U publication Critical patent/JPS57104722U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は中継装置スタブケーブル部の気密構造に係り、
特に過酷な環境条件下でも気密を良好に保つことができ
る中継装置スタブケーブル部の気密構造に関する。
同軸ケーブルを使用した電話線には、途中に中継装置が
所定距離間隔で記してあり、同軸ケーブルと中継装置内
の中継器とが気密構造のスタブケーブル部で接続しであ
る。
第1図は従来のスタブケーブル部の構造を示す。
スタブケーブル部1は、一端に同軸ケーブル2が固定さ
れ、内部を気密構造とされた円筒ケース3を、中継装置
筐体4に固定してなる構成としである。
ケース3内には、複数の同軸コネクタ端子5を周囲部に
保持する端子盤6が嵌合固定しである。
各端子5、端子盤6及び円筒ケース3にはOリング79
8a9 8bが嵌合しである。
同軸ケーブル2よりの同軸線9が同軸コネクタ端子5の
一部に接続してあり、この端子5の他端より引き出され
ている同軸線10は中継装置内の中継器に接続しである
監視信号用の複数の介在線11は同軸ケーブル2の中心
部より引き出されて、端子盤6の中心部を整線された状
態で通過し、更には整線板12で整線され、中継器内の
共通盤等に接続しである。
端子盤6の中継器側には、樹脂を全面に亘って充填させ
て形成した充填樹脂13、及びこの表面を被うキャップ
用樹脂14が設けである。
こ)で、充填樹脂13は、端子盤6と整線板12で整線
された介在線11に接着して、介在線11の周囲での気
密を保つためのもので、例えばウレタンであり、キャッ
プ用樹脂14は同軸線10等を固定するためのものであ
り、例えばエポキシ系樹脂である。
この従来のスタブケーブル部1では、以下に述べる欠点
を有していた。
■ 端子盤6が金属製であるため、これと充填樹脂13
との熱膨張率の差が大きい。
このため、環境温度の変化により、端子盤6と充填樹脂
13との接着面に比較的大きな熱応力が生じ、接着面が
剥離し、中継装置内部の気密が保たれなくなる虞れがあ
る。
■ 充填樹脂13は同軸コネクタ端子5の周囲との介在
線11の周囲とに同時に充填されるため、凝固時の収縮
が剛性を有する同軸コネクタ端子5により妨害される形
となり、結果的には樹脂13に応力集中がおこり亀裂が
入り、中継装置の気密が保たれなくなる虞れがある。
そこで、本考案の目的は、端子盤を樹脂製とし、且つ気
密用樹脂を介在線の周りの部分に充填することにより、
中継装置の気密性を良好に確保しうる中継装置スタブケ
ーブル部の気密構造を提供するにある。
次に本考案の構造をその一実施例について説明する。
第2図は中継装置スタブケーブル部の縦断正面図、第3
図は第2図中■−■線に沿う断面矢視図である。
本考案は、端子盤を樹脂製とし、気密用樹脂を介在線の
周囲に充填形成したものであり、各図中第1図に示す構
成部分と同−構成部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。
このスタブケーブル部20において、21は樹脂製(例
えばアセタール樹脂)の端子盤であり、Oリング8aで
気密とされてケース3内に嵌合しである。
端子盤21の中心には貫通孔22が形成しである。
また、端子盤21の内側面中貫通孔22の周囲の部分に
は、一対の円環状突部23a。
23bが形成してあり、気密経路(端子5の中継器側か
ら貫通孔22までの距離)を長くしている。
介在線11は束となって貫通孔22内を通過し、一対の
整線板24.25により互いに離れて整線される。
26は第1の充填樹脂であり、介在線11の周囲に充填
しである。
27は第2の充填樹脂であり、同軸コネクタ端子5及び
同軸線10の周りに充填しである。
こ)で、第1の樹脂26は、硬質の樹脂、例えばエポキ
シ系樹脂であり、第2の樹脂27は軟質の樹脂、例えば
ウレタンである。
28は円筒状の仕切りシートであり、円環状突部23b
に嵌合してあり、端子群の内側で整線された介在線11
を囲繞している。
第1の充填樹脂26は、円筒仕切りシート28を取付け
た状態でこの内側に充填され、整線されている介在線1
1及び端子盤21の面に接着している。
こ)で、端子盤21の内側面は予め活性化処理してあり
、第1の充填樹脂26は、端子盤21の表面に良好に接
着する。
第2の充填樹脂27は、ケース3と円筒仕切りシート2
8との間に、同軸コネクタ端子5及び同軸線10等に接
着して充填しである。
こ)で、同軸コネクタ端子5はOリング7で気密とされ
ているものであり、第2の樹脂27と端子盤21との接
着は必ずしも必要ではなく、第2の樹脂27は同軸線1
0を保持することを主機能とするものである。
これに対し、介在線11と貫通孔22との間にはこの部
分を気密にする手段は設けられていす、この部分を気密
にするために、第1の充填樹脂26は端子盤21及び介
在線11に確実に接着することが必要とされる。
上記実施例において、第1番目のポイントとして、端子
盤21は樹脂製であり、その熱膨張係数は充填樹脂26
.27のそれと略等しい。
このため、環境温度が変化しても、両者の接着面に熱応
力が起こらず、特に、第1の充填樹脂26と端子盤21
との接着面が剥離することはなく、両者は良好な接着状
態に保たれる。
また、第1の充填樹脂26と端子盤21との良好な接着
面を比較的広く取り、気密経路を長くしている。
また、第2番目のポイントとして、第1の充填樹脂26
は、端子群の内側の部分に充填されている。
このため、この゛樹脂26が凝固時に多少収縮を起こす
が、この収縮は内部に大きな応力を生ずることなく自由
に起こり、このときに樹脂26に亀裂が生じない。
上記の各ポイントにより、スタブケーブル部20は介在
線11の部分についても良好に気密が確保される。
更に第3番目のポイントとして、円筒仕切りシート28
は樹脂と非接着性の材質であるポリエチレン樹脂製とし
である。
これにより、中心部にある第1の充填樹脂26とこれを
囲繞する第2の充填樹脂27との間は非接着とされて分
離された状態とされ、特に第2の樹脂27の動きが第1
の樹脂26に影響を与えないようになっている。
即ち、設置作業時に同軸線10を曲げたりした場合に、
第2の樹脂27が一方に寄ったりしても、この影響が第
1の樹脂26に及ばず、これが原因で第1の樹脂26と
端子盤21との接着面が剥離することもない。
なお、上記の実施例において、第1の充填樹脂26は硬
質の樹脂としであるが、軟質の樹脂でもよい。
以上のように、文考案によれば、過酷な環境条件下でも
気密を良好に保つことが出来る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスタブケーブル部の一例を示す図、第2
図は本考案になるスタブケーブル部の気密構造の一実施
例の縦断正面図、第3図は第2図中■−■線に沿う断面
矢視図である。 2・・・・・・同軸ケーブル、3・・曲内筒ケース、4
・・・・・・中継装置筐体、5・・・・・・同軸コネク
タ端子、7゜8a、8b・・・・・・Oリング、9,1
0・・・・・・同軸線、11・・・・・・介在線、14
・・・・・・キャップ用樹脂、2゜・・・・・・スタブ
ケーブル部、21・・・・・・樹脂製端子盤、22・・
・・・・貫通孔、23 a、 23 b・・・・・・
円環状突部、24,25・・・・・・整線板、26・・
・・・・第1の充填樹脂、27・・・・・・第2の充填
樹脂、28・・曲内筒仕切りシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中継装置のスタブケーブル部のケース内に気密嵌合して
    おり、同軸ケーブル内の同軸線と接続される複数の端子
    を周囲に支持し、該同軸ケーブル内の介在線の通過孔を
    中央に形成してなる端子盤を合成樹脂製とし、端子群の
    内側で該介在線を囲繞する部分に突起を設けた該樹脂製
    端子盤と接着させて合成樹脂を充填し、該第1の合成樹
    脂の周囲に樹脂とは非接着性の仕切部材を設け、該仕切
    部材と該ケース間に第2の合成樹脂を充填してなる中継
    装置スタブケーブル部の気密構造。
JP18110780U 1980-12-17 1980-12-17 中継装置スタブケ−ブル部の気密構造 Expired JPS608514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18110780U JPS608514Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 中継装置スタブケ−ブル部の気密構造

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JP18110780U JPS608514Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 中継装置スタブケ−ブル部の気密構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57104722U JPS57104722U (ja) 1982-06-28
JPS608514Y2 true JPS608514Y2 (ja) 1985-03-26

Family

ID=29978290

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18110780U Expired JPS608514Y2 (ja) 1980-12-17 1980-12-17 中継装置スタブケ−ブル部の気密構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10341522A (ja) * 1997-06-09 1998-12-22 Uro Denshi Kogyo Kk F型接栓付き平形同軸ケーブル及びクランプ

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Publication number Publication date
JPS57104722U (ja) 1982-06-28

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