JPS608412B2 - 空気調和装置の制御装置 - Google Patents
空気調和装置の制御装置Info
- Publication number
- JPS608412B2 JPS608412B2 JP55111544A JP11154480A JPS608412B2 JP S608412 B2 JPS608412 B2 JP S608412B2 JP 55111544 A JP55111544 A JP 55111544A JP 11154480 A JP11154480 A JP 11154480A JP S608412 B2 JPS608412 B2 JP S608412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- air conditioner
- sensing element
- indoor
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、空気調和装置運転中の室内湿度を検知して運
転条件を制御するようにした空気調和装置の制御装置に
関する。
転条件を制御するようにした空気調和装置の制御装置に
関する。
空気調和装置としてのルームクーラは、室内の温度ばか
りでなく、湿度にも応じて制御することによって快適な
室温。
りでなく、湿度にも応じて制御することによって快適な
室温。
湿度を保つことができる。この湿度による制御には、先
ず室内湿度を検出し、これを電気信号に変換して制御部
に入力する必要がある。従来の湿度の検出には、ルーム
クーラの吸込温度を検知する感温素子と、緑球温度に保
つように構成された感温素子とによって、湿度を演算検
知し、直接的に電気信号として出力する方法がある。即
ち、緑球温度は、感温素子を繊維性物質で包み、その一
端をドレン水などの水を導入した水受中に浸して水を吸
上げるようにし「空気と充分に物質熱伝達ができるよう
に構成した。しかしこのような構成によると、室内空気
中の塵挨が付着し、繊維性物質の吸水性を低下させるこ
とが多く、正確な湿球温度が得られず、従って正確な湿
度の検出が損われる欠点があった。本発明は、このよう
な欠点を解消するため、湿球温度の検出方法を改良し、
常に正確な湿度を把握して送風ファンや圧縮機などの動
作を制御するようにした空気調和装置の制御装置を提供
する。
ず室内湿度を検出し、これを電気信号に変換して制御部
に入力する必要がある。従来の湿度の検出には、ルーム
クーラの吸込温度を検知する感温素子と、緑球温度に保
つように構成された感温素子とによって、湿度を演算検
知し、直接的に電気信号として出力する方法がある。即
ち、緑球温度は、感温素子を繊維性物質で包み、その一
端をドレン水などの水を導入した水受中に浸して水を吸
上げるようにし「空気と充分に物質熱伝達ができるよう
に構成した。しかしこのような構成によると、室内空気
中の塵挨が付着し、繊維性物質の吸水性を低下させるこ
とが多く、正確な湿球温度が得られず、従って正確な湿
度の検出が損われる欠点があった。本発明は、このよう
な欠点を解消するため、湿球温度の検出方法を改良し、
常に正確な湿度を把握して送風ファンや圧縮機などの動
作を制御するようにした空気調和装置の制御装置を提供
する。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して説明
する。第１図は空気調和装置としてのルームクーラの一
例を示す断面図で、キャビネツトーの前面に吸込口２が
あり、その直ぐ背後に熱交換器３（冷凍サイクルのェパ
ボレー夕）を配置する。
する。第１図は空気調和装置としてのルームクーラの一
例を示す断面図で、キャビネツトーの前面に吸込口２が
あり、その直ぐ背後に熱交換器３（冷凍サイクルのェパ
ボレー夕）を配置する。
さらに後方は送風機４を介して吹出口５に適する。熱交
換器３の下方には「露結流下したドレン水を受けるドレ
ンパン６を置く。湿度検知のためには、熱交換器３のフ
ィン温度あるいはパイプ温度を検知できる場所に感温素
子７と、ドレン水温度が検出できるようにドレンパン６
内に感温素子８を置く。
換器３の下方には「露結流下したドレン水を受けるドレ
ンパン６を置く。湿度検知のためには、熱交換器３のフ
ィン温度あるいはパイプ温度を検知できる場所に感温素
子７と、ドレン水温度が検出できるようにドレンパン６
内に感温素子８を置く。
さらに室内乾球温度を検出できる感温素子９を適所に配
する。以上の３つの検出温度と演算回路を第２図のよう
に組合わせる。ドレン水の温度は、熱交換器３から離れ
るときは、大体熱交換器３のフィン温度Ｔｆになってい
る。
する。以上の３つの検出温度と演算回路を第２図のよう
に組合わせる。ドレン水の温度は、熱交換器３から離れ
るときは、大体熱交換器３のフィン温度Ｔｆになってい
る。
これを室内空気に充分さらして置くと、室内空気との物
質熱交換をして最終的には室内空気湿球温度Ｔｗ８にな
る。ドレンパン６内のドレン水温度Ｔｗは、室内空気と
完全に物質熱交換してし、ないため、上記ＴｆとＴｗＢ
の中間の温度にあり、次の関係がある。Ｔｗ−Ｔｆ／Ｔ
ｗＢ−Ｔｆニー定＝１／ＣＴｗＢ二Ｔｆ十Ｃ（Ｔｗ−Ｔ
ｆ） Ｃの値は、ドレン水温度の測定位置、構造などによって
決まる値である。
質熱交換をして最終的には室内空気湿球温度Ｔｗ８にな
る。ドレンパン６内のドレン水温度Ｔｗは、室内空気と
完全に物質熱交換してし、ないため、上記ＴｆとＴｗＢ
の中間の温度にあり、次の関係がある。Ｔｗ−Ｔｆ／Ｔ
ｗＢ−Ｔｆニー定＝１／ＣＴｗＢ二Ｔｆ十Ｃ（Ｔｗ−Ｔ
ｆ） Ｃの値は、ドレン水温度の測定位置、構造などによって
決まる値である。
実験によると、この方法によって十０．３ｑ０の精度で
室内空気溢球温度が検知できることが分った。また使用
温度範囲を限ればＴｗＢ＝Ｔｗ十Ｃ′で湿球温度が検知
できる。第２図の演算回路１０は上記式を演算して室内
空気湿球温度ＴｗＢを算出する。湿球温度Ｔ岬を知れば
、室内空気乾球温度ＴｏＢ（感温素子８）と共に室内湿
度は簡単に演算できる。この演算回路１１で演算した湿
度ＲＨの値を比較回路１２に入力し、設定基準値との比
較値から出力回路１３を動作し、ファンやコンブレッサ
１４の制御信号を出力する。感温素子７は、熱交換器３
のフィン、パイプ温度の代りに吹出口５の吹出空気温度
を検出してもよい。
室内空気溢球温度が検知できることが分った。また使用
温度範囲を限ればＴｗＢ＝Ｔｗ十Ｃ′で湿球温度が検知
できる。第２図の演算回路１０は上記式を演算して室内
空気湿球温度ＴｗＢを算出する。湿球温度Ｔ岬を知れば
、室内空気乾球温度ＴｏＢ（感温素子８）と共に室内湿
度は簡単に演算できる。この演算回路１１で演算した湿
度ＲＨの値を比較回路１２に入力し、設定基準値との比
較値から出力回路１３を動作し、ファンやコンブレッサ
１４の制御信号を出力する。感温素子７は、熱交換器３
のフィン、パイプ温度の代りに吹出口５の吹出空気温度
を検出してもよい。
以上のように本発明の空気調和装置の制御装置は、熱交
換器（ェバポレータ）の蒸発温度とドレソ水温度とから
室内空気湿球温度を求め、これと室内空気乾球温度とに
よって室内湿度を検知して、、送風ファンモータやコン
ブレッサを制御するようにしたもので、熱交換器の蒸発
温度は、フィンやパイプの温度、あるし、は吹出空気温
度から感温素子で簡単に感知でき、またドレン温度はド
レンパン内に感温素子を置くだけでよく、従来のように
常に湿球温度を保つように感温素子を吸水性物質で包ん
で置く必要なく、塵挨などの付着によって精度を低下さ
せることがないので、常に正確な湿球温度を検知して制
御の精度を高く保持する特徴ある制御装置である。
換器（ェバポレータ）の蒸発温度とドレソ水温度とから
室内空気湿球温度を求め、これと室内空気乾球温度とに
よって室内湿度を検知して、、送風ファンモータやコン
ブレッサを制御するようにしたもので、熱交換器の蒸発
温度は、フィンやパイプの温度、あるし、は吹出空気温
度から感温素子で簡単に感知でき、またドレン温度はド
レンパン内に感温素子を置くだけでよく、従来のように
常に湿球温度を保つように感温素子を吸水性物質で包ん
で置く必要なく、塵挨などの付着によって精度を低下さ
せることがないので、常に正確な湿球温度を検知して制
御の精度を高く保持する特徴ある制御装置である。
第１図は本発明に係る制御装置を備えた空気調和装置（
ルームクーラ）の一例を示す縦断側面図、第２図は本発
明に係る空気調和装置の制御装置の構成を説明するブロ
ック系統図である。 ８……熱交換器、４……送風機、５・・…・吹出口、６
・・…・ドレンパン、７，８，９……感温素子、１０，
１１…・・・演算回路、１２…・・・比較回路、１３…
…出力回路。 弟Ｚ図 弟Ｚ図
ルームクーラ）の一例を示す縦断側面図、第２図は本発
明に係る空気調和装置の制御装置の構成を説明するブロ
ック系統図である。 ８……熱交換器、４……送風機、５・・…・吹出口、６
・・…・ドレンパン、７，８，９……感温素子、１０，
１１…・・・演算回路、１２…・・・比較回路、１３…
…出力回路。 弟Ｚ図 弟Ｚ図
Claims (1)
- １ 熱交換器のフイン温度を検知する感温素子と、上記
熱交換器から発生するドレン水の温度を検知する感温素
子とによって、これらの検知温度を入力して室内湿球温
度を演算する室内湿球温度演算回路を備え、さらに室内
乾球温度を検知する感温素子からの入力と上記室内湿球
温度演算回路からの入力によって湿度を演算する湿度演
算回路を備え、この出力によってフアンモータ、コンプ
レツサを制御するようにしたことを特徴とする空気調和
装置の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55111544A JPS608412B2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 空気調和装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55111544A JPS608412B2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 空気調和装置の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5735238A JPS5735238A (en) | 1982-02-25 |
| JPS608412B2 true JPS608412B2 (ja) | 1985-03-02 |
Family
ID=14564057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55111544A Expired JPS608412B2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 | 空気調和装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608412B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109237641A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调排水设备的控制方法、装置、设备、空调及存储介质 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59120837U (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-15 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の制御装置 |
-
1980
- 1980-08-13 JP JP55111544A patent/JPS608412B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109237641A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调排水设备的控制方法、装置、设备、空调及存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5735238A (en) | 1982-02-25 |
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