JPS6083790A - 摩擦圧接機における駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、摩擦圧接機に係シ、詳しくはフラッシュ（パ
リ）除去装置を仰ズ、た摩擦圧接機の駆動装置に関する
。

従来技（イ１ 従来、フラッシュ除去装置付きＭ擦圧接機における主軸
の駆動方式としては、極数変換モータを利用する形式と
、８Ｌ′擦発熱用とフラッシュ除去用との２台の専用モ
ータを利用する形式とが知られている。

前者は、第２図に示すように極数を変換することによっ
て摩擦発熱用の高速回転とフラッシュ除去用の低速回転
とに切換えられる極数変換モータ１７からベルト伝動機
構１８を介してクラッチ１９付きの主軸２０を回転させ
るものであるが、この形式のものでは回転速度の切換え
毎にモータ１７の停止・起動を必要とすることから、停
止・起動。

の繰返しによってモータの寿命が著しく害されるととも
に１回転速度の切換えのための所要時間が長くサイクル
タイムの短縮が固唾である等の欠点がある。

また、後者は第３図に示すように、摩擦圧接時には摩擦
発熱用セータ２１からベルト伝動機［２２を介してクラ
ッチ２５付きの主軸２４を高速で回転させ、フラッシュ
除去時には摩擦発熱用セータ２１の電源を切った状態で
フラッシュ除去用モータ２５からべμト伝動機構２６及
び一方向クラッチ２７を介して主軸２４を低速で回転さ
せるようにしたものである。ところが、この形式の場合
にあっても摩擦発熱用モータ２１は摩擦圧接作業毎に起
動・停止を繰返すことからその寿命が著しく阻害される
という欠点がある。これは、いずれの場合も摩擦発熱用
として大容量の比較的大型のモータを必要とするため、
そのモータの頻繁な切換作業がモータの寿命を短縮する
とともに、サイクルタイムの延長化を招来するのである
。

発明の目的 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去することの
できる摩擦圧接機における駆動装置を提供することにあ
る。

発明の構成 本発明は、フラッシュ除去装置付負の摩擦圧接機におい
て、摩擦発熱用モータとフッソシュ除去用モータとの２
つの駆動系をもって主軸を駆動するようになすとともに
、摩擦発熱用モータの駆動系にクラッチを配設する一方
、フッソシュ除去用モータの駆動系に一方向クラッチを
配設せしめて、高速回転する比較的大型のＭ振売熱用モ
ータを常時駆動状態に保持した上で、主軸を摩擦発熱用
の高速とフラッシュ除去用の低速とで回転できるように
したものである。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。図中１はベッド２の上面−側に載置された主軸台で
あシ、該主軸台１には一端に一方の素材Ｗ１を保持する
チャック６を備えかつ他端に従動プーリ４を備えた主軸
５が回転可能に支持されている。主軸５は高速回転され
る大型の摩擦発熱用モータ６を駆動源とする第１駆動系
と、低速回転される小型のフラッシュ除去用モータ７を
駆動源とする第２駆動系とから選択的に回転されるよう
になっている。すなわち、上記の両モータ６．７はベッ
ド２内において、主軸５の軸線方向と平行な同一水平軸
線上に整合して対向設置されるとともに、その出力軸８
，９が直結されておシ、そして出力軸８，９の中央部に
は前記主軸５の従動プーリ４をベルト１０を介して回転
させる駆動プーリ１１が設置され、また該駆動プーリ１
１を挾んで摩擦発熱用モータ６の出力軸８にはエアクラ
ッチ１２が配設され、フラッシュ除去用モータ７の出力
軸９には一方向カムクラッチ１６が配設されている。

１４は他方の素材Ｗ２を保持するクランプ装置１５付き
スライド台であり　、ｆｆ１ｌ記ベツド２上の他側に主
軸台１に対向して摺動可能に乗載されている。１６は画
素材ｗ　ｉ、Ｗ　２の圧接面に発生するフラッシュを除
去する切削装置（図では切削用バイトを略示）である。

本実施例は上述のように構成したものであり、以下その
作用を説明する。第１図は一方の素材Ｗ１が主軸５のチ
ャック４に保持され、他方の素材Ｗ２がスライド台１４
のクランプ装置１５に保持された状態を示しておシ、こ
のとき摩擦発熱用モータ６は駆動されているがエアクラ
ッチ１２が切られ、かつフラッシュ除去用モータ７が停
止されているため、主軸５は停止している。

斯かる状態において、摩擦圧接開始用のスイッチをＯＮ
すると、エアクラッチ１２が入りＭ振売熱用モータ６の
第１駆動系によって主軸５が高速で回転されるとともに
、スライド台１４が前進されて回転側の素材Ｗ１と固定
側の素材Ｗ２とが摩擦接触される。そして、予め定めら
れたＮ振売熱時間が経過すると、回転停止指令に基づい
てエアクラッチ１２が切られ、主軸５に対する動力が断
たれた状態で主軸台１内のブレーキ（図示しない）によ
って主軸５が急停止されるとともに、画素材Ｗ１．Ｗ２
に所定時間にわたってアプセット加圧が加えられる。

斯くして、アプセット加圧工程が完了すると、スライド
台１４の前進が停止されるとともに、クランプ装置１５
が開いて素材Ｗ２を解放し、その後スライド台１４は原
位置へ後退されるが、そのときフラッシュ除去用モータ
７が起動される。従って、主軸５はフラッシュ除去用モ
ータ７を駆動源とする一方向カムクラッチ１６を含む第
２駆動系によって低速で回転され、その状ｒｉ―におい
て切削装置ｆ１６によって画素材ｗ　１．ｗ　２の圧接
面外周に発生したフラッシュの切削除去が行われる。な
お、フラッシュ除去工程の終了後は、フラッシュ除去用
モータ７が停止、つまシ主軸５が停止されるとともに、
チャック４が聞いて圧接材が取出され、ここに摩擦圧接
作業の１サイクルが完了する。

なお、実施例でばＳ＝発熱用モータ６の出力軸８とフラ
ッシュ除去用モータ７の出力軸９とを直結しであるため
、部品点数を少くし得るが、必要によっては両出力軸８
，９を切１・醗してそれぞれの軸回転を主１１１１Ｉ５
にベルト伝達するように構成しても差支えない。

発明の効果 以上のように、本発明によれば摩擦圧接作業中において
、大型の摩擦発熱用モータを常時駆動状６呻に保持した
もとで、主軸を摩擦発熱用の高速とフワッシュ除去用の
低速とで回転駆動できるので、従来の如く摩擦発熱用モ
ータの起動・停止を頻繁に静返していた場合に虻べて、
モータの負担が軽減されその延命化に有効であるととも
に、摩擦圧接作業のサイクルタイムの短縮が可能である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す一部切断側面図、第２図
及び第６図はそれぞれ従来例を示す説明図である。 １・・・主　軸　台　５・・・主　軸 ６・・・ｗｍｍ発熱上モータ　７　・・・フラッシュ除
去用モータ１２・・・エアクヲソチ　１６・・・一方向
カムクラッチ１４・・・スフイド台　１６・・・切削装
置出　願　人　株式会社豊田自動織機製作所出　願　人
　イヅミ工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 摩擦発熱用モータとフラッシュ除去用モータとの２つの
   駆動系をもって主軸を駆動するようＫなすとともに、摩
   擦発熱用モータの駆動系にクラッチを配設する一方、フ
   ラッシュ除去用モータの駆動系に一方向クラッチを配設
   したことを特徴とする摩擦圧接機における駆動装置。