JPS608324A - 帯電防止性樹脂組成物 - Google Patents

帯電防止性樹脂組成物

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Publication number
JPS608324A
JPS608324A JP11606483A JP11606483A JPS608324A JP S608324 A JPS608324 A JP S608324A JP 11606483 A JP11606483 A JP 11606483A JP 11606483 A JP11606483 A JP 11606483A JP S608324 A JPS608324 A JP S608324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
powder
metallic silicon
average particle
silicon powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11606483A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Nishizaki
西「ざき」 克巳
Koji Okubo
大久保 幸次
Haruo Watanabe
渡辺 治生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hodogaya Chemical Co Ltd
Tosoh Corp
Original Assignee
Hodogaya Chemical Co Ltd
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hodogaya Chemical Co Ltd, Toyo Soda Manufacturing Co Ltd filed Critical Hodogaya Chemical Co Ltd
Priority to JP11606483A priority Critical patent/JPS608324A/ja
Publication of JPS608324A publication Critical patent/JPS608324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 する。さらに詳しくは、体積固有抵抗が108〜101
0Ωmの範囲内で制御可能な樹脂組成物に関するもので
ある。
高分子材料は本来?に!!.縁性であるため、電気・電
子部品などの絶縁材として広く使用されている。
しかし、近年、高分子材料の使用方法がより高度化する
に従いその要求性能も高度化しその要求を実現すること
が田作なものとなってきていど)。
その一つとしで、電子部品などを取り扱う際に高分子材
r′:1に生じた静電気が原因で電子部品が損傷を起す
という問題がクローズアップされている。
乾燥状態において高分子材料に):J: 数万ボルlσ
)電位が生じ、半導体などは容易に損傷してしすうので
ある。
コノようなトラブルを防ぐためには体積固有抵抗が10
10Ω(7)以下である必要がある。一方、体積固有抵
抗が108Ωm以下となると高分子利料σ)もつ絶縁性
という特性が失なわれ感電や漏電あるいt、1。
帯電していた電子部品が接触した時に急激に放電を起し
1旧易するなど問題となる。
このように電子部品を静電気から守るという点から1、
体積固有抵抗を108〜1011+Ωmという柄めて狭
い範囲に制御する必要がある。
このような目的に−は帯電防止剤を成形体表面に途布す
る方法がオ)るが短期間ではその機能に発しリ,するも
のの、経時変化が著しく、湿度の影響を一犬きく受け、
さらに抵抗値のバラつきが非常に大きく満足すべきもの
ではない。また、導電性カーボン、例えばケッチェンブ
ラックEC,アセチレンブラックなどを高分子材料に混
合する方法も知られているが、これら導電性カーボン―
:、それ自体の抵抗値が10−1Ω口程度と低いために
コンパウンドとした場合に102〜106ΩcIn程度
の抵抗値は容易に得られるものの10’〜1010Ωa
n附近の制御は極めて困難で、混線状態・成形状態によ
って大きくバラつき実用には供しえないものである。
このように従来抵抗値を108〜1010Ω釧に精度よ
く制御する方法は知られておらずその開発が強く望まれ
ていた。
本願発明者らはこの点に着目し鋭意検討した結果、金属
シリコン粉末を充填剤として用いることによりその目的
を達成することが出来ることを見出し本発明に到達した
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される金属シリコン粉末としては、半導体
ウェハーに用いられる金属シリコン単結晶の切断、切削
時に生じる粉末、不良ウェハーの粉砕物が安価に入手可
能であり好適である。
その平均粒子径tま100ミクロン以下でめることか望
ましい。100ミクロンを越えると組成りηの強度低下
や抵抗値のバラつきが多くなるなど問題を生じる。金属
シリコン粉末の添加M: tJ、20〜70重量%の範
囲で選択される。
本発明において使用・される有槍高分子利別としでtよ
ポリエチレン、ポリプロピレンなとのポリオレフィン類
、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリア
ミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
フェニレンオキサイド。
ポリフェニレンザルファイド、ポリサルホン、ポリエー
テルザルホンなどの熱可塑性樹脂、フェノール樹脂、不
飽和ポリエステル、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂な
どがあげられる。
金属シリコン粉末とこれら高分子材料を混合する方法と
してはロール、バンバリー、ニーダ−等の混練り町によ
る方法や単軸または二軸の押出機による連続混練押出し
などの方法が採用される。
混線に際し、滑剤、安定剤、難燃剤、可塑剤などの添加
剤やガラス繊維、ウィスカーなどの補強材、炭酸カルシ
ウム、クレー、シリカ、マイカ、タルクなどの無機フィ
ラーを必要に応じて添加してもよい。
このようにして得られた組成物は、通常の加工方法、例
えばカレンダー加工、インフレーション法によりフィル
ムあるいはシートとして、あるいは、また、射出成形、
圧縮成形などによ1様々な成形体として成形され、IC
キャリヤー、工C試験用ジグ、トレー、搬送用ケースな
どとして使用される。
金属シリコン粉末を用いた本発明組成物を用いると、成
形条件による抵抗値のバラつきが小さく108〜101
0Ω画の製品を安定して生産することが可能である。
半導体の静電気による損傷は多大なものがあり、本発明
の経済的効果は極めて大である。
以下に実施例により具体的に本発明を説明する。
実施例1 ポリブチレ/テレフクレート2.25 Icyと平均粒
子径10μの金属シリコン単結晶粉末2.75 )ty
を■ブレンダーに入れ40 rpmで10分間混合した
これを40間単軸押出促によシ混練ペレット化した。イ
1られたペレッ士を1オンス射出成形「見によって12
0X25X!+m−sの短冊状試験片に成形した。試験
片の中から無作為に5枚を抽出しそれそ゛れの体積固有
抵抗を印加電圧100VDC!で測定1−た。結果を表
−1に示した。
着−1試験片 体積固有抵抗 A1 a4X 10’ 0cm A2 5.6X 10’ A3& 7 X 10’ 7i;、 4 6.3 X 1 ロ8 爪5 5.lX10’ この結果から明らかなように本発明組成物は(6,8±
1.7)X108Ω釧という極めてr/:い範囲に制御
することが可能であった。
比較例1 金属シリコン粉末を導電性カーボンであるケッチェンブ
ラックEC(ライオンアクシー社製)に換え抵抗値が1
08〜1010Ω口に入るように添加量を[lL168
kgとした以外実施例1と同様の試験を行った。結果を
表−2に示した。
表−2試験片 体積固有抵抗 点1 1.6X10I2Ωα Ifa2 9.3×107Ω(7) l丘3 6.8×106Ωα 1G< 6.4 X 1010Ωcm Ifx5 !L2X107Ωm このように9.3X107Ω(7)から1、/+X10
”0mという広い範囲にバラついてしまい、目的とする
108〜10I0Ω(7)の範囲に制御することは不可
能であった。
比較例2 金属シリコン粉末を導電性カーボンであるアセチレンブ
ラック(デンカブラック)に換え抵抗値が1011〜1
0I0Ωmになるように添加口を111.277Iワに
変えた以外実施例1と同様の試験を行った。
結果を表−5に示した。
)161 7.2 X 10°Ωm 扁2 6.4X10’Ωm A5 1.9 X 10”Ωm JK A a 8 X 1070cm うついてしまい、目的とする106〜10100mの範
囲に制御することは不可能であった。
実施例2 ポリフェニレンザルファイド樹脂1.501y、ガラス
繊、Kd6 (3−mチョツプドストランド)0.97
に9と平均粒子径10μの金属シリコン粉末2.53 
kgを実施例1と同様に混線ペレット化し同様の試験を
行った。結果を表−4に示した。
表−4試験片 体積固有抵抗 屋1 4.0X108Ωの IFh 2 2.8 X 10’ 、(−)CMIA3
 3.9X108Ω儒 1(x 4 5. I X 10’ ij、cmこの結
果から(4,0±1.2)X108Ω釧というイーめて
狭い範囲に制御することが可能である。
特許出願人 東洋曹達工チ1ト株式会社特許出願人 保
土谷化学工県株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、平均粒子径100ミクロン以下の金属シリコン粉末
    20〜70 ff1tu %と有機高分子材料80〜6
    0重量%からなる帯電防止性樹脂組成物。
JP11606483A 1983-06-29 1983-06-29 帯電防止性樹脂組成物 Pending JPS608324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11606483A JPS608324A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 帯電防止性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11606483A JPS608324A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 帯電防止性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS608324A true JPS608324A (ja) 1985-01-17

Family

ID=14677811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11606483A Pending JPS608324A (ja) 1983-06-29 1983-06-29 帯電防止性樹脂組成物

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JP (1) JPS608324A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634758A (en) * 1979-08-28 1981-04-07 Nitto Electric Ind Co Ltd Semiconductor resin composition

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634758A (en) * 1979-08-28 1981-04-07 Nitto Electric Ind Co Ltd Semiconductor resin composition

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