JPS608245Y2 - ブ−ス型排気扇に於ける吸排気装置 - Google Patents

ブ−ス型排気扇に於ける吸排気装置

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JPS608245Y2
JPS608245Y2 JP10836679U JP10836679U JPS608245Y2 JP S608245 Y2 JPS608245 Y2 JP S608245Y2 JP 10836679 U JP10836679 U JP 10836679U JP 10836679 U JP10836679 U JP 10836679U JP S608245 Y2 JPS608245 Y2 JP S608245Y2
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JP
Japan
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exhaust
intake
damper
chamber
fan
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JP10836679U
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JPS5626338U (ja
Inventor
洋 渡辺
Original Assignee
暖冷工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特に調理用レンジの上方に設置して用いられ
るブース型排気扇に於ける吸排気装置に関し、更に詳細
には、逆風侵入防止用の排気ダンパーと、外気吸込用ダ
クトとの関連に於て開発されたブース型排気扇に於ける
吸排気装置に関するものである。
ブース型排気扇に於ては、通常排気側に逆風侵入防止用
の排気ダンパーが設けられ、又吸気側に外気吸込用のダ
クトが併設されているが、この場合、その吸気側に単に
外気吸込用のダクトを設けただけでは、排気扇を使用し
ない時に於ても外気が侵入して好ましくなく、(例えば
、強風時は勿論のこと、通常時に於ても冷暖房機を運転
している場合等。
)従って吸込側に外気侵入防止用の吸気ダンパーを設け
ることが好ましい。
そして、吸気側に外気侵入防止用の吸気ダンパーを設け
る場合には、これを排気ダンパーと連動させるの要があ
る。
(注、吸気ダンパーを独立して設けただけでは機能しな
い。
)即ち排気ダンパーと吸気ダンパーを、一本の回動軸に
固着するの要がある。
しかし、単に一本の回動軸に固着しただけでは、以下で
述べる如く種々の不都合が存するものである。
例えば、第1図の説明図の如く排気ダンパーaと吸気ダ
ンパーbを一本の回動軸Cに固着し、その両ダンパーa
、 bが直立状態で機能するように、ファンローターの
排気力を設定したとすれば、その吸排気は良好に行われ
るが、この両ダンパーを直立するだけの力を、電動機と
の関係に於てファンローターに与えるの要があり、それ
だけ大なるエネルギーを必要とし、且つ直立になった両
ダンパーが、自重による閉止状態への回動が不能となる
ことがある。
そして、この場合に排気ダンパーaが略75°開くよう
に(注、a′の如く)ファンローターの排気力を設定す
れば、(注、実験によれば70〜80’開くことにより
、全風量が通過した。
)不使用時の閉止は円滑に行われるが、使用時に於て吸
気側より侵入する外気の一部がb′の如く傾斜した吸気
ダンパーの背部に矢印の点線の如く当ることとなり、即
ち背圧となり、この背圧が回動軸Cを介してa′の如く
傾斜した排気ダンパーを閉止方向に回動させる力となり
、従って、その傾斜状態を保持させるには、それだけ余
分のエネルギーを必要とするが、前記の背圧は常に均等
なるものにあらず、即ち強風時、平常時等種々と異るも
ので、換言すれば、時々刻々と変化するものであるが故
に、実際的の設計はコンピューターでも組込まない限り
、これをなし得ないものである。
又第゛2図の説明図の如く、チャンバーを横型にして、
排気ダンパーaと吸気ダンパーbを一本の回動軸Cに固
着した場合には、この両ダンパーa、bの閉止は、その
自重により極めて円滑に行われるが、これを実線の位置
に回動させたり、その回動位を保持させたりするには、
これに見合った大なるエネルギーを必要とし、即ち前記
の如く排気ダンパーaの開度は70〜80°で充分であ
るのに、それ以上回動させるものであるが故に20〜3
00回動させるだけの余分のエネルギーを必要とし、a
′、b′の如<75°程度の傾斜を保持させるには前記
と同様の不都合が存するものである。
本考案は成上の点に着目して威されたもので、その目的
は、排気ダンパーをして、室内より吸入した気体の全風
量を排気可能な略75°の開度にした場合に、屋外より
吸気してこれを室内へ給気するための、吸気用チャンバ
ーの吸気ダンパーをして、直立l、た全開状態としたこ
とにより、外気を吸入する際に、その吸気ダンパーに背
圧がかかることを防止腰即ち低エネルギーの下に良好に
吸排気し得るブース型排気扇に於ける吸排気装置を堤供
するにある。
又、本考案の他の目的は、簡単なる構成により、前記の
作用効果を得られ、従って低コストの下に出来、且つ確
実に作動し得るブース型排気扇に於ける吸排気装置を堤
供するにある。
次に、上記の目的を達威し得る本考案の一実施例を、第
3〜5図について詳細に説明する。
Aはブース本体、1はグリスフィルター1aを有するレ
ンジ部よりの気体を吸入するための下部吸気口、2は天
井付近に滞留された気体を吸入するための上部吸気口2
aと、後記される外気を室内に給気するための給気グリ
ル2bを有する前面蓋板、3はファンローター、4はフ
ァンケース、5は電動機、6は室内より給気された気体
を後記する排気用チャンバーを介して大気中に排出する
ための吸気チャンバー、7は外気よる吸入された空気を
室外に給気するための給気チャンバー、8は上部吸気口
2aと吸気チャンバー6を連通ずる手動ダンパー(図示
されていない。
)を有スル通路を通すが、これ等各部の関連構造及び作
用等は、従来より周知のもの(例えば、実開昭53−2
7668号公報に記載されたもの)と同様であるから、
その詳細な説明は、これを省略する。
9は排気用チャンバー、10は外気を吸入するための吸
気用チャンバーを示し、その排気用チャンバー9の下部
は連管11を介してファンケース4の一端に連通され、
吸気用チャンバー10の下部は給気チャンバー7に連通
されている。
又排気用チャンバー9と吸気用チャンバー10には、そ
れぞれダクト接続用の接手部9a、10aが形成されて
いる。
且つ排気用チャンバー9と、吸気用チャンバー10は直
立状態に設けられている。
又この図示例のものに於ては、排気用ダクト9の接手部
9aがブース本体A上に於て左右に位置され、吸気用ダ
クト10の接手部10aがブース本体A上に於て前方に
位置されているが、これ等の開口位等は適当に設計変更
し得るものである。
12は排気ダンパー、13は吸気ダンパーを示し、この
両ダンパー12.13の下端は一本の回動軸14に固着
され、その回動軸14は排気用チャンバー9と吸気用チ
ャンバー10の下部に於ける一端に回動可能に横裂され
、又両チャンバー9.10の他端には閉止用受部9b、
10bが設けられている。
又、排気ダンパー12が略75°開くことにより、吸気
ダンパー13が同角度の回動により直立して全開状態に
なるように構成されている。
即ち、排気用チャンバー9の下部は水平に形成されてい
るが、吸気用チャンバー10の下部は回動軸14が存す
る側より他端に向は略25°立上った斜状に形成され、
その他端部に前記された閉止用受部10bが設けられて
いる。
従って吸気ダンパー13の閉止状態は略25°の斜状に
保持され、排気ダンパーの閉止状態は水平に保持されて
いる。
成上の構成に於て、ファンローター3の駆動により、レ
ンジ部より下部吸気口1を介して吸気チャンバー6内に
吸入された気体及び天井付近部より上部吸気口2aを介
して同じく吸気チャンバー6内に吸入された気体は、フ
ァンケース4の一端より吸入されると共に他端なる連管
11内に吐出され、これにより排気ダンパー12は、図
面特に第5図に判るように回動軸14と共に略75°回
動し、その全風量が接手部9aに連結されたダクトを介
して屋外に排出される。
又排気ダンパー12の前記回動と同時に、これと同軸上
にある吸気ダンパー13も略75°回動して、直立した
全開状態となり、これにより吸気ダンパー13に背圧が
かかることなく外気が吸入され、この吸入された外気が
給気チャンバー7を介して給気グリル2bより室内に出
されるものである。
又前記された排気ダンパー12の75°の開度は吸気ダ
ンパー13が、吸気用チャンバー10の一端の内壁に圧
接状態になっていることにより保持される。
次に、ファンローター3の駆動を停止することにより、
前記の如く略75°に開かれていた排気ダンパー12は
その自重により閉止され、これと同時に吸気ダンパー1
3も閉止されるものである。
而して、本考案はブース本体に、室内より吸入した気体
を屋外に排気するための排気用チャンバーと、外気を吸
入すると共にこれを室内に給気するための吸算用チャン
バーを、それぞれ直立して設けると共に、その排気チャ
ンバーの下部をファンケースの吐出側に連通させ、且つ
逆風侵入防止用の排気ダンパーと、不使用時に於て外気
の侵入を防止するための吸気ダンパーの下端を一本の回
動軸に固着すると共に、この回動軸を排気用チャンバー
と吸気用チャンバーの下部に於ける一端に回動可能に横
裂し、更に、排気用チャンバーの下部を水平に、吸気用
チャンバーの下部を前記回動軸が存する側より他端に向
って略25°立上った斜状に猛威すると共に、両チャン
バーの他端に排気ダンパーと吸気ダンパーの閉止用受部
を設け、即ち排気ダンパーを開度を略75°にすると共
に、この開度に於て吸気ダンパーの開度を直立全開状態
にして成るブース型排気扇に於ける吸排気装置を要旨構
成とするから、前記の如き所期の目的を良く達威し、又
前記の如き作用効果を良く奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は一応考えられる排気ダンパーと吸気
ダンパーの関連作用を示す説明図、第3〜5図は本考案
装置の一実施例を示腰第3図は正面図、第4図は側面図
、第5図は排気ダンパーと吸気ダンパーの関連を現わし
た説明図である。 A・・・・・・ブース本体、4・・・・・・ファンケー
ス、6・・・・・・室内よりの吸気チャンバー、7・・
・・・・室内への給気チャンバー、9・・・・・・屋外
への排気用チャンバー、9b・・・・・・閉止用受部、
10・・・・・・屋外よりの吸気用チャンバー 10b
・・・・・・閉止用受部、12・・・・・・排気ダンパ
ー 13・・・・・・吸気ダンパー 14・・・・・・
回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブース本体に、室内より吸入した気体を屋外に排出する
    ための排気用チャンバーと、外気を吸入すると共にこれ
    を室内に給気するための吸気用チャンバーを、それぞれ
    直立して設けると共に、その排気チャンバーの下部をフ
    ァンケースの吐出側に連通させ、且つ逆風侵入防止用の
    排気ダンパーと、不使用時に於て外気の侵入を防止する
    ための吸気ダンパーの下端を一本の回動軸に固着すると
    共に、この回動軸を排気用チャンバーと吸気用チャンバ
    ー、の下部に於ける一端に回動可能に横裂し、更に、排
    気用チャンバーの下部を水平に、吸気用チャンバーの下
    部を前記回動軸が存する側より他端に向って略25°立
    上った斜状に形成すると共に、両チャンバーの他端に排
    気ダンパーと吸気ダンパーの閉止用受部を設け、即ち排
    気ダンパーの開度を略75°にすると共に、この開度に
    於て吸気ダンパーの開度を直立全開状態にして成るブー
    ス型排気扇に於ける吸排気装置。
JP10836679U 1979-08-08 1979-08-08 ブ−ス型排気扇に於ける吸排気装置 Expired JPS608245Y2 (ja)

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JP10836679U JPS608245Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 ブ−ス型排気扇に於ける吸排気装置

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JPS5626338U JPS5626338U (ja) 1981-03-11
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JPS5626338U (ja) 1981-03-11

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