JPS6082429A - 自動車用ウインドガラスの位置決め構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のフロントウィンドガラスやリヤウィン
ドガラス等のウィンドガラスの位置決め構造に関する。

従来技術 自動車の中でもフロントウィンドガラスやリヤウィンド
ガラスを車体開口部の周縁フランジに接着固定する所謂
接着タイプのものにあっては、ウラインドガラス下縁と
車体開口部の下側縁部との間に複数個のスペーサを介装
して、ウィンドガラスを位置決めするようにしている。

これを、第１〜３図によって説明すると、１はフロント
ウィンドガラス（以下ウィンドガラスと称す）を示し、
このウィンドガラス１は車体開口部２の周縁フランジ３
に接着剤４によｐ接着固定しである。このワインドガラ
ス１の車座側の周縁部にはゴム、樹脂等の弾性材からな
るダム部材５ｔ−接着固定してあシ、前記接着剤４が車
座側にはみ出すのを防止している。ウィンドガラス１は
接着剤４が固化する間に自重によりずれ下がってし筐う
ため、通常車体開口部２の下側縁の両側で、ゴム、樹脂
等の弾性材からなるスペーサ６でウィンドガラス１の下
縁を支持している。また、この車体開口部２の下側縁の
スペーサ６配置部には、スペーサ６の転びを回避するた
め、スペーサ６、ウィンドガラス１を略垂直方向で受け
てスペーサ６を定置させるスペーサシー）！７′ｔ−例
えばエンボス加工によりシート面８の高さｈが車幅方向
で一定となるように突設しである。

ところが、このような構造ではスペーサシート部７のシ
ート面８の高さが一定であるため、シート部７、車体開
口部２の成形誤差や、ウィンドガラス１の成形誤差の集
積によって、ウィンドガラス１の上級と、車体開口部２
の上側縁との間のノく−テイング間隙δにバラツキ金主
じてし１う。このため、前述のパーティング間隙δのノ
くラツキが小さい場合にはウィンドガラス１の上縁が車
体開口部２の上側縁と干渉し、あるいは干渉するに至ら
ない１でも、ウィンドガラス周り全装飾するウィンドモ
ール１０の取付脚部１０ａｅ前記間隙δに挿入すること
ができなくなってし１うため、スペーサ６１ｃ削ってそ
の高さ全調節しなければならない。

逆に、前記パーティング間隙δが大きい場合には。

ド この間隙δにウィグモール１０が落ち込んでモール１０
の装着が一様でなくなり、外観全損なってし１う不具合
を生じる。

発明の目的 本発明はかかる従来の実状に鑑み、スペーサシート部、
車体開口部の成形誤差やウィンドガラスの成形誤差があ
っても、この誤差を吸収して常にウィンドガラス上縁と
、車体開口部上側縁との間ツバーティング間隙を一定に
保ってウィンドガラスを接着固定することができる自動
車用ウィンドガラスの位置決め構造を提供することを目
的とするものである。

発明の構成 前記目的を達成するため、本発明にあっては車体開口部
の下側縁部に複数個のスペーサシート部を突設し、この
シート部上にスペーサを介してウィンドガラス下縁を支
持して、該ウィンドガラス全車体開口部の周縁フランジ
に接着固定する構造にあって、前記スペーサシート埋金
、そのシート面の高さを車幅方向で変化して形成しであ
る。

実施例 以下、本発明の実施例全ウィンドガラスとしてフロント
ウィンドガラスを例に採って前記従来の構成と同一部分
に同一符号を付して詳述する。

即ち５本発明にあっては第４図に示すように、車体開口
部２の下側縁部の両側にスペーサシート部７Ａを例えば
エンボス成形により突設し、このシート部７Ａのシート
面８Ａ上にゴム、樹脂等の弾性材からなるスペーサ６を
介してウィンドガラス１下縁を支持し、該ウィンドガラ
ス１を車体開口部２０周周縁フランジに接着剤４により
接着固定する構造にあって、前記スペーサシート部７Ａ
金、そのシート面８Ａの高さｈ’６車幅方向で変化して
形成しである。

本実施例ではスペーサシート部７Ａｉ全体的に車体側部
方向に所要の開き角度θをもって傾けて形成し、車体開
口部周縁フランジ３の成形基部３ａから一定幅の位置の
パネル基準面Ｈからシート面８Ａ’Ｅでの高さが、シー
ト部７Ａの車体中央側から車体側部側でり、からｈｚと
漸次低くなるようにしておる。このようにスペーサシー
ト部７Ａを全体的に傾けて成形するのに替えて、第５図
に示すようにシート面８Ａｔ’所要の開き角度θで傾斜
成形するようにしてもよい。

以上の実施例構造によれば、スペーサシート部７Ａの成
形誤差、車体開口部２の成形誤差およびウィンドガラス
１の成形誤差があっても、スペーサ６４”−）面８Ａ上
でスライドさせてその定置位置を調節することにより、
シート部８Ａの高さｈｌ”ｈｚの範囲でウィンドガラス
１上縁と車体開口部２の上側縁部との間のパーティング
間隙δを調整することができ、前述の成形誤差金吸収し
て該パーティング間隙δを一定に保つことができるので
ある。従って、従来のように前述のパーティング間隙が
小さい場合にスペーサ６を削って調整するが如き非能率
的な作業を省くことができ、作業性を大幅に改善するこ
とができ、また、前記間隙が太き過ぎてウィンドモール
１ｏが落ち込んでし葦うような事態を引起すのを回避で
きるのである。

前記実施例ではノート面８Ａに傾斜角度を付与してその
高さを変化させているが、この他、第６図に示すように
シート面８Ａｔ−多段状に有段成形し、シート面高さｔ
−１１＋　ｈｚ　＋　ｈａ等のように段階的に変化させ
ることもできる。

なお、以上はフロントウィンドガラスを例に採って説明
したが、リヤウィンドガラスについても同様に適用する
ことができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、スペーサ全スペーサシー
ト部のシート面上で移動することＫより。

シート面の高さ変化範囲でウィンドガラス上縁と車体開
口部上側縁部との間のパーティング間隙を調整すること
ができ、従って、煩雑な作業を伴うことなく車体開口部
、ウィンドガラス等の成形誤差を吸収して前記パーティ
ング間隙を一定に保ってウィンドガラスを適正位置に接
着固定することができるという実用上多大な効果金有す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車の外観斜視図、第２図はウィンドガラス
の取付状態を示す第１図ｌ−１１線に沿う断面図、第３
図は従来の構造金示す第２図のＡ矢視図、第４図は本発
明の一実施例金示す第３図と同様の図、第５図、第６図
は本発明の容具なる例を示す第３図と同様の図である。 １・・・ウィンドガラス、２・・・車体開口部、３・・
・周縁フランジ、４・・・接着剤、５・・・ダム部材、
６・・・スペーサ、７Ａ・・・スペーサシートｓ％　ｓ
　Ａ・・・シート面。 外　２　名 第１図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　車体開口部の下側縁部に複数個のスペーサシー
   ト部を突設し、このシート部上にスペーサヲ介してウィ
   ンドガラス下縁を支持して、該ウィンドガラスを車体開
   口部の周縁フランジに接着固定する構造にあって、前記
   スペーサシート部を、そのシート面の高さを車幅方向で
   変化して形成したことを特徴とする自動車用ウィンドガ
   ラスの位置決め構造。