JPS608223A - 抗アレルギ−剤 - Google Patents

抗アレルギ−剤

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JPS608223A
JPS608223A JP58116550A JP11655083A JPS608223A JP S608223 A JPS608223 A JP S608223A JP 58116550 A JP58116550 A JP 58116550A JP 11655083 A JP11655083 A JP 11655083A JP S608223 A JPS608223 A JP S608223A
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Japan
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antiallergic
compound shown
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Susumu Kotomo
小友 進
Hirokazu Aihara
相原 弘和
Kimiyo Takeshita
竹下 紀美代
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 はエポキシコハク酸誘導体を有効成分とする抗ワレルギ
ー剤に関する。
従来のアレルギー性疾患の治療は、アレルギー反応によ
る組繊細胞の崩壊や化学的媒介物質を抑制するか、遊離
した化学的媒介物質によって惹起されたアレルギー症状
を緩解するなどの対症的治療を行なっているにすき゛な
かった。すなわち、従来の抗アレルギー剤は対症治療剤
でるって、アレルギー性疾患を惹起する免疫グロブリン
(すなわち、xy’g)の産生を特異的に抑制するこ七
かできるものはなかった。
本発明者らは、従来の抗アレルギー剤の欠点を解消すべ
く鋭意研究の結果、アレルギー性疾患を惹起する工1E
の産生だけを特異的に抑制するが、正常な免役反応を司
る免疫グロブリン(すなわち、工PG,工1i+Mなど
)の産生は抑制しないエポキシコ・・り酸誘導体を見出
し、本発明を完成した。
本発明は、 一般式 (式中 R1は水素原子−!、たはエチル基を示し R
2は1グアニジル基、アミン基、メチル基2ベンジルオ
キシカルボニルアミノ基およびアセチルアミノ基からな
る群」よp選んだ一つの基で置換したブチル基を示す)
で表わされる化合物(以下、化合物Iと称する)ff:
有効成分とする抗アレルギー剤である。
化合物Iに包含される諸有効成分はそれぞれ特公昭54
−8759号公報、特開昭55−145678月公報、
特開昭55−115878号公報1%開昭55−153
778号公報2%開昭5.2−.25,021、号公%
 、 Agriculural Bjologicaコ
C!hemistry 第4−2巻第6号第523〜5
41ページ(1978年9および、TOurnal O
f Biochemistry第90巻第255〜25
7ページ(1’981年)に記載の方法によって製造す
ることができる。その主なものの構造式と物性を第1表
に示す。
第1表 乙1τ ) ■ 上記化合物のロイシン部分は全てL体である1、 ■ 上記化合物のエポキシコハク酸部分は、化合物A、
B、O,D、E、FではL体。
化合物Gでは0体、化合物HではDL体である。
化合物1は、マウスでのifEやxyGの産生に対する
作用と急性毒性試験からアレルギー抑制作用がすぐれ、
安全性が高いことが明らかにされた。
化合物1を薬理的に許容される常用の担体(結合剤、賦
形剤、潤滑剤、希釈剤、軟・K基剤など)に混合、溶解
もしくは分散させて、M濁剤、液剤。
70、ブ剤、散剤、顆粒剤9錠剤、丸剤、カプセル剤、
吸入剤などの形態で経口投与するか、注射剤、注入剤、
坐剤、クリーム、軟膏、硬膏、塗布剤、貼付剤などの形
態で非経「1投与することができる。
前記のJ」」体として、糖類(ブドウ糖、/ヨ糖。
乳糖、水あめ、はちみつなど)、セルロース類(メチル
セルロース、結晶セルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシフロピルセルロースなど)、でんぷん
類(コーンスターチ、ポテトスターチなど)、植物性天
然ゴム樹脂(アラビヤゴム末、トラガカント末など)、
生薬(甘草。
ゲンチアナなどの末″!、たはエキス)、酵母末丑りは
同エキス、ゼラチン、寒天、アルコール類(エチルアル
コール、イソフロビルアルコール、ベンジルアルコール
、オレイルアルコール、セチルアルコール、ステアリル
3アルコール、セトステアリルアルコール、フロピレン
ゲリコール、りIJセリン、ポリエチレングリコール、
ソルビトール油脂類(ゴマ油,大豆油,カカオ脂など)
、ろう類(みつろう、2ノリンなど)、パラフィン系炭
化水素(流動パラフィン、軽質流動パラフィン。
パラフィン、白色軽膏パラフィン、白色ワセリン。
セレシンなど)、合成樹脂(ポリビニルピロリドン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルアルコールなど刀高級脂肪酸
金属塩(ステアリン敲カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウムなど)、高級脂肪酸エステル(ミリスチン酸イソ
プロピル、ミリスチン酸オクチルドデソルなど)、無機
質(リン酸カルシウム、タルク、無水ケイ酸など)、界
面活性剤(ソルヒタン脂肪酸エステル、ポリオキシソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、水素添加ヒマシ油のポリオキシエチレンエーテル
、レシチンなど)、保存剤(パラオキソ安息香酸エステ
ル、塩化ベンザルコニウム、ンルビン酸塩など)、精製
水などを用いることができ、必要に応じて着色料、香料
、呈味料などを加えることもできる5、 本発明の抗アレルギー剤は、成人に対して化合物1とし
て1回10〜500m&、1lEI2〜3回投与する。
患者の年令9体重、症状などによりその投与Rt適宜増
減することができる。
化合物1i有効成分とする本発明の抗アレルギー剤は、
アレルギー性疾患全惹起する■グEの産生だけを特異的
に抑制して正常な免疫反応を司るIfG、 IJMなど
の産生は抑生ずることなく、街性も少ないので医薬とし
て有用である。
以下、試験例と実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。
試験例1 マウスでの工1i’に産生に対する作用BALB/c系
雌性マウス(体重18〜227)を1群10匹として検
体に用いた。
前記化合物A、、B、C,D、E、F、G、Hを被検薬
とし、また有効成分を全く含まないものをコントロール
とし、それぞれ全各種濃度(31,25゜62.5,1
25,250.5oomg/Kg)で別個の群のマウス
に腹腔内投与または皮下投与した。被検系投与2時間後
に卵白アルブミンIAk吸着した水酸化アルミニウム4
■を腹腔内投与して感作した。
感作後10日目または14日目に採血し、工ntern
ational Archives of Aller
g、y and Applied工■皿un0]、og
3’第3’巻第16ページ(1975年)(0vary
、Z ; Ca1azza、S、S、; Kojima
、S 二 PCAreactions with mo
use antibod、ies in m1ce a
ndrats )に記載の受身皮膚アナフラキシー(P
CA)反応によって抗体産生量をめた。。
すなわち、採取血清を各種6ま度に稀釈して別のラット
(ウィスター系、雄性1体重200〜2501i+)の
皮肉に注射した。4時間後に卵白アルブミン4rng 
i 0.5%エバンスブルー生理食塩液1−に溶解し、
これを静脈内投与し、色素浸出血清境界濃度をめた。。
その結果を第2表に示す。
この結果より化合物Iは工?Eの産生全抑制することが
明らかである。
第 2 表 注) 上表において、ボ印は5%、?−N印は1Xの危険率で
そilぞれ有意差があることを示す。
試験例2 マウスでのxya産生に対する作用 B A TjB/c系雌性マウス(体重18〜22f/
)′(c−17!Y+ 0匹として検体に用いた。
前記化合物A、B、C,D、E、F、G、Hを被検桑と
し、また有効成分を全く含丑ないものを−、、−コント
ロールとし、それぞれ 500 my / Kgf別個の群のマウスに腹腔投与
した。
被検薬殺L7.2時間後に、卵白アルブミン17ng’
fc生理食塩液0.2 mlに溶解し、フロイントコン
ゾリート・アン−バント02彪と混合して調製したエマ
ルジョン全皮下投与して感作した。感作後10日口重採
血し、各独濃度に希釈して別のマウスに皮肉投与し、試
験例1に準じて抗体産生量をめた。
その結果を第3衣に示す。
この結果よシ化合物1はI9Gの産生全抑制しないこと
が明らかである。
第3表 試験例6 急性毒性試験 ddy系雄性マウス(体重20〜257)を1群10匹
として検体に用いた。
前記化合物A、B、O−,D、E、F、G、H全0.5
%アラビヤゴム−生理食塩溶液に溶解または懸濁したも
のを被検薬とし、また有効成分を全く含まないものをコ
ントロールとし、それぞれを別個の群のマウスに経口投
与し、投与後6週間以内に死亡したマウスにより50%
致死用量を算出し、急性毒性を調べた、 その結果全第4表に示す。
第4表 実施例1 前記化合物A100f、乳糖550f/、コーンスター
チ50f、ポリビニルピロリドン1gをよく混合し、常
法によりエチルアルコールで造粒し、乾燥後整粒した。
これにステアリン酸マグネシウム05重量%を加えて混
合し、常法によシー錠250■ずつに打錠して錠剤を得
た3、前記化合物Gについても同様にして錠剤ヲ得た7
、 実施例2 前記化合物B20j’、乳糖802をよく混合し、これ
を48%ふるいにかけた後、500m9ずつ分包して散
剤を得た。前記化合物Hについても同様にして散剤を得
た。
実施例3 前記化合物0150f、乳糖1501/、でんふん40
グ、タルク4?、ステアリン敵マグネシウム1グをよく
混合し、硬ゼラチンカプセルにと才tを345 myず
つ充填してカプセル剤を得た。
実施例4 前記化合物D1F全流動パラフィン307とともにボー
ルミルにかけ、全粒子数の95%が粒度5μ以下のペー
ストラ得た。
このベーストヲ流動パラフィン607で希釈して取出し
、更に流動パラフィン402でボールミル全量い落し、
両者を合せた。これを50℃に保ち、t、jlj、拌し
ながら同温の白色軟骨パラフィンを徐々に加え、全量1
1000Fとした後、温度が室WI71にもどる1で撹
拌を続けて均質な軟骨を得た。
実施例5 前記化合物E1flf、f:流動パラフィン207とと
もにボールミルにかけ、全粒子数の95%が粒度5μ以
下のペースト*aた。
別途に白色みつろう150’f、セトステアリルアルコ
ール7oy、fセトマク口ゲル1000J607を混合
、溶融し、65℃に保った。これに、先に得たペースト
とボールミルを流動パラフィン602ですすいだものと
ンj混合、溶1’)JH,(行られた油相成分全60℃
に保った1、 100℃の蒸留水700グ!こクロロクレゾール1f!
を溶解し、65℃に冷却した後、これに60℃の油相成
分を加えて、迅速に攪拌しながらケル化点(40〜45
℃)以下に急冷し、その後は固化するまで低速で攪拌を
続けてクリームを得た。
実施例6 前記化合物F’ 0.151’とソルビタン脂肪酸エス
テル0.517”i均一に混合、粉砕し、この混合物を
耐圧アルミ容器に充填した後、バルブを装着し、トリク
ロルモノフルオルメタン49.7f?トシクロルジフル
オルメタン49.711 ’に圧力充填して吸入剤を得
た。
実施例7 化合物B 1.5 ftに注射用蒸留水を加えて溶解し
、全容’1100tnlとした。その2m1f遮光アン
プルに充填し、アンプル空間を窒素ガスで置換後密封し
、注射剤を得た。
特許出願人 大正製薬株式会社 代理人 弁理士 北 川 富 造

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 一般式 (式中 R1は水素原子またはエチル基を示し、R2は
    「グアニジル基、アミン基、メチル基。 ベノジルオキシ力ルポニルアミノ基およびアセチルアミ
    ノ基からなる群」より選んだ一つの基で置換したブチル
    基を示す。)で表わされる化合’!ak有効成分とする
    抗アレルギー剤。
JP58116550A 1983-06-28 1983-06-28 抗アレルギ−剤 Granted JPS608223A (ja)

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JP58116550A JPS608223A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 抗アレルギ−剤

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Publication Number Publication Date
JPS608223A true JPS608223A (ja) 1985-01-17
JPH0448B2 JPH0448B2 (ja) 1992-01-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6265769A (ja) * 1985-09-18 1987-03-25 Azuma Purekooto Kk 高輝度反射塗膜の形成方法
US4912133A (en) * 1988-03-07 1990-03-27 Bristol-Myers Company BU-3862T antitumor antibiotic
US5556853A (en) * 1993-10-29 1996-09-17 Takeda Chemical Industries, Ltd. Epoxysuccinic acid derivatives

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JPH0244587B2 (ja) * 1985-09-18 1990-10-04 Azuma Pureeto Kk
US4912133A (en) * 1988-03-07 1990-03-27 Bristol-Myers Company BU-3862T antitumor antibiotic
US5556853A (en) * 1993-10-29 1996-09-17 Takeda Chemical Industries, Ltd. Epoxysuccinic acid derivatives

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JPH0448B2 (ja) 1992-01-06

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