JPS6081882A - バイモルフ電気・機械変換素子を有する装置 - Google Patents
バイモルフ電気・機械変換素子を有する装置Info
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- JPS6081882A JPS6081882A JP58189839A JP18983983A JPS6081882A JP S6081882 A JPS6081882 A JP S6081882A JP 58189839 A JP58189839 A JP 58189839A JP 18983983 A JP18983983 A JP 18983983A JP S6081882 A JPS6081882 A JP S6081882A
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この出願の発明は、記録又は再生ヘッドあるいはビーム
・スキャナ用発光素子等を駆動するためのバイモルフ電
気・機械変換素子を有する装置に関し、とくにバイモル
フ電気・機械変換素子のヒステリシスを軽減する装置に
関する。
・スキャナ用発光素子等を駆動するためのバイモルフ電
気・機械変換素子を有する装置に関し、とくにバイモル
フ電気・機械変換素子のヒステリシスを軽減する装置に
関する。
(従来技術)
一般にバイモルフ電気・機械変換素子は、例えば圧電セ
ラミック素子を直接はシ合わせ、又はその間にリン青銅
板もしくはアモルファス材等を挾んで構成されている。
ラミック素子を直接はシ合わせ、又はその間にリン青銅
板もしくはアモルファス材等を挾んで構成されている。
第1図は、圧電セラミック素子よりなる従来のバイモル
フ変換素子の構成及び駆動回路を示し、図中1,2は圧
電上2ミック素子であってその分極方向は図中矢印方向
であるとする。3,4は駆動電圧入力端子、5はバイモ
ルフ変換素子の固定支持部、6は中間電極引出し部を示
す。上記のバイモルフ変換素子は、固定支持部の反対側
の自由端に記録又は再生ヘッド、発光素子等の被駆動体
が取9つけられ、端子3,4に印加される電圧に応じて
被駆動体が変位し、あるいは振動する。すなわち端子3
にグラス電位、端子4にマイナス電位をそれぞれ印加す
ると、例えば一方の圧電セラミック1は長手方向に縮み
、他方の圧電セラミック素子2は長手方向に伸び、その
結果バイモルフの自由端は図でA方向へ偏向する。逆に
端子3にマイナス電位、端子4にグラス電位をそれぞれ
印加すると、上記の逆の動作によシパイモルフの自由端
は図でB方向へ偏向する。
フ変換素子の構成及び駆動回路を示し、図中1,2は圧
電上2ミック素子であってその分極方向は図中矢印方向
であるとする。3,4は駆動電圧入力端子、5はバイモ
ルフ変換素子の固定支持部、6は中間電極引出し部を示
す。上記のバイモルフ変換素子は、固定支持部の反対側
の自由端に記録又は再生ヘッド、発光素子等の被駆動体
が取9つけられ、端子3,4に印加される電圧に応じて
被駆動体が変位し、あるいは振動する。すなわち端子3
にグラス電位、端子4にマイナス電位をそれぞれ印加す
ると、例えば一方の圧電セラミック1は長手方向に縮み
、他方の圧電セラミック素子2は長手方向に伸び、その
結果バイモルフの自由端は図でA方向へ偏向する。逆に
端子3にマイナス電位、端子4にグラス電位をそれぞれ
印加すると、上記の逆の動作によシパイモルフの自由端
は図でB方向へ偏向する。
ところで上記のバイモルフ変換素子は、電圧−変位特性
にヒステリシスが存在し、端子3.4に電圧を供給して
その後に両端子を短絡しても、前記の電圧を供給する以
前の基準位置には戻らない。
にヒステリシスが存在し、端子3.4に電圧を供給して
その後に両端子を短絡しても、前記の電圧を供給する以
前の基準位置には戻らない。
上記のバイモルフ変換素子の応用例として、前述のよう
にその自由端に記録又は再生ヘッドを数カつけ、端子3
,4に印加する電圧に応じてヘッドの記録トラックに対
するトラッキングを補正することがビデオテープレコー
ダですでに提案されている。動画再生を行うビデオテー
プレコーダにあっては、通常複数の回転ヘッドが用いら
れるため、上記のヒステリシス対策としては、ヘッドが
取勺つけられたバイモルフ変換素子に、それぞれのヘッ
ドと記録担体であるテープとの非対接区間において減衰
交流信号によって電歪動作をさせることによシ、ヒステ
リシスを生ずることなく、次にヘッドがテープと対接す
るときにはバイモルフ変換素子をもとの状態に復帰させ
ることが可能である。
にその自由端に記録又は再生ヘッドを数カつけ、端子3
,4に印加する電圧に応じてヘッドの記録トラックに対
するトラッキングを補正することがビデオテープレコー
ダですでに提案されている。動画再生を行うビデオテー
プレコーダにあっては、通常複数の回転ヘッドが用いら
れるため、上記のヒステリシス対策としては、ヘッドが
取勺つけられたバイモルフ変換素子に、それぞれのヘッ
ドと記録担体であるテープとの非対接区間において減衰
交流信号によって電歪動作をさせることによシ、ヒステ
リシスを生ずることなく、次にヘッドがテープと対接す
るときにはバイモルフ変換素子をもとの状態に復帰させ
ることが可能である。
しかしながら、回転磁気シートに静止画を記録し、又は
記録された信号を静止画として再生するビデオシートレ
コーダでは、ヘッドと記録担体であるシートとの対接区
間と非対接区間が交互に生ずるのではなく、ヘッドがつ
ねにシートのトラックに対接しているため、機械的又は
環境的オフトラック時に、これを補うためにバイモルフ
変換素子に長時間直流電圧を印加しなければならないこ
とになるが、印加時間が長くなるほどヒステリシス現象
が著しくなる。そうすると静止画再生の直後に記録をし
ようとすると、ヘッドかもとの位置(基準位置)に戻っ
ていないため、前に曹きこんだトラックに重なったシ、
離れすぎたシしてフォーマットを乱す欠点があった。
記録された信号を静止画として再生するビデオシートレ
コーダでは、ヘッドと記録担体であるシートとの対接区
間と非対接区間が交互に生ずるのではなく、ヘッドがつ
ねにシートのトラックに対接しているため、機械的又は
環境的オフトラック時に、これを補うためにバイモルフ
変換素子に長時間直流電圧を印加しなければならないこ
とになるが、印加時間が長くなるほどヒステリシス現象
が著しくなる。そうすると静止画再生の直後に記録をし
ようとすると、ヘッドかもとの位置(基準位置)に戻っ
ていないため、前に曹きこんだトラックに重なったシ、
離れすぎたシしてフォーマットを乱す欠点があった。
(目的)
この出願の第1の発明は、発明者がバイモルフ電気・機
械変換素子のヒステリシス現象に関して得た新たな知見
に基づき、前述の欠点を生ずることなく、バイモルフ電
気・機械変換素子に対する偏向電圧を取シ去った場合の
ヒステリシスによる歪を簡単な構成によし軽減する手段
を提供することを目的とする。
械変換素子のヒステリシス現象に関して得た新たな知見
に基づき、前述の欠点を生ずることなく、バイモルフ電
気・機械変換素子に対する偏向電圧を取シ去った場合の
ヒステリシスによる歪を簡単な構成によし軽減する手段
を提供することを目的とする。
第2の発明は、第1の発明に基づき、第1の発明よシも
さらにヒステリシスによる歪を軽減する手段を提供する
ことを目的とする。
さらにヒステリシスによる歪を軽減する手段を提供する
ことを目的とする。
(実施例による説明)
以下第2図以降に示す実施例を参照して上記の目的を達
成するためこの出願の発明において請じた手段について
例示説明する。下記の説明は、第1の発明の実施例、第
1の発明を適用した記録又は再生装置における再生モー
ドと電歪モードとの切)換え制御回路、第2の発明の実
施例及びこの出願の発明の他の適用例の順序で行う。
成するためこの出願の発明において請じた手段について
例示説明する。下記の説明は、第1の発明の実施例、第
1の発明を適用した記録又は再生装置における再生モー
ドと電歪モードとの切)換え制御回路、第2の発明の実
施例及びこの出願の発明の他の適用例の順序で行う。
(5)
(第1の発明の実施例)(第2図、第3図)第2図及び
第3図はバイモルフ電気・機械変換素子が圧電又は電歪
セラミックで構成される場合のこの出願の第1の発明の
実施例を示し、図中第1図と同一符号を付した部材は基
本的に第1図のものと同じ構成及び機能を有し、各素子
の分極方向は図中矢印で示す方向であるとする。
第3図はバイモルフ電気・機械変換素子が圧電又は電歪
セラミックで構成される場合のこの出願の第1の発明の
実施例を示し、図中第1図と同一符号を付した部材は基
本的に第1図のものと同じ構成及び機能を有し、各素子
の分極方向は図中矢印で示す方向であるとする。
第2図のバイモルフ変換素子の各素子1,2には、電歪
モードにおいて、それぞれ、分極方向すなわち減極しな
い方向に、電圧+■1 及び+y 、 /を印加する。
モードにおいて、それぞれ、分極方向すなわち減極しな
い方向に、電圧+■1 及び+y 、 /を印加する。
なお上記の電圧V、とV、′とは、絶対的ではないが相
等しいことを可とする。後に詳述する再生モードにおい
て、バイモルフ変換素子1.2の自由端が、A又はBい
ずれの方向に偏向するか、またその偏向量がどの程度で
あるかは、この装置の適用例、例えば記録又は拘生装置
におけるヘッドのトラッキング補正動作の態様によって
一義的には定まらず、また偏向の方向及び量を検知する
ことも困難であるが、発明者の実験によれば、上記のよ
うにバイモルフ変換素子1,2に(6) 互いに逆極性にある程度の電圧を強制的に加えることに
よって前述の再生モード時における偏向の方向及び量の
いかんに拘らず、ヒステリシスによる歪を軽減できるも
のである。もとよシ図示の印加電圧の極性及び上2ミッ
ク素子の分極方向のもとでは、素子1と2とはともに縮
む方向に変位するO 第3図に示す実施例は、バイモルフ変換素子の分極方向
と逆方向、すなわち減極方向に電圧を印加するものであ
って、この例でも第2図のものと同様にヒステリシスに
よる歪を軽減することができる。ただし減極方向に電圧
を印加する場合は、印加電圧を制限することを要し、使
用される圧電セラミック素子の抗電界に安全率(0,4
〜0.5程度)を乗じた値以下の電圧を印加することが
望ましい。
等しいことを可とする。後に詳述する再生モードにおい
て、バイモルフ変換素子1.2の自由端が、A又はBい
ずれの方向に偏向するか、またその偏向量がどの程度で
あるかは、この装置の適用例、例えば記録又は拘生装置
におけるヘッドのトラッキング補正動作の態様によって
一義的には定まらず、また偏向の方向及び量を検知する
ことも困難であるが、発明者の実験によれば、上記のよ
うにバイモルフ変換素子1,2に(6) 互いに逆極性にある程度の電圧を強制的に加えることに
よって前述の再生モード時における偏向の方向及び量の
いかんに拘らず、ヒステリシスによる歪を軽減できるも
のである。もとよシ図示の印加電圧の極性及び上2ミッ
ク素子の分極方向のもとでは、素子1と2とはともに縮
む方向に変位するO 第3図に示す実施例は、バイモルフ変換素子の分極方向
と逆方向、すなわち減極方向に電圧を印加するものであ
って、この例でも第2図のものと同様にヒステリシスに
よる歪を軽減することができる。ただし減極方向に電圧
を印加する場合は、印加電圧を制限することを要し、使
用される圧電セラミック素子の抗電界に安全率(0,4
〜0.5程度)を乗じた値以下の電圧を印加することが
望ましい。
また第2図及び第3図に示す実施例は、バイモルフ変換
素子の各素子1,2の分極方向が同じであるが、これを
互いに逆方向にすることもできる。
素子の各素子1,2の分極方向が同じであるが、これを
互いに逆方向にすることもできる。
もとよルこの場合、素子1,2に印加する電圧の極性を
画素子がともに同一のモードの変位をするように選定し
なければならない。
画素子がともに同一のモードの変位をするように選定し
なければならない。
さらに前述の実施例はバイモルフ電気・機械変換素子を
構成する各素子1.2の変位モードが伸び又は縮むモー
ドであったが、この出願の発明はその他の変位モード、
例えば厚み、厚みすべ夛、面すべり又はたわみ等のモー
ドについても適用することができる。
構成する各素子1.2の変位モードが伸び又は縮むモー
ドであったが、この出願の発明はその他の変位モード、
例えば厚み、厚みすべ夛、面すべり又はたわみ等のモー
ドについても適用することができる。
実験の一例を示せば、バイモルフ圧電セラミック素子の
自由端に両方向に30μmの偏向を5分程度与えた後、
その各素子の分極方向に直流60Vを数10秒印加して
電歪を行うと、ヒステリシスはビーク対−一りで3.0
μmであった。そして直流電圧の値が高いほど、またそ
の印加時間が長いほど電歪効果が大きい。なお各素子の
分極方向と逆方向、すなわち減極方向に電圧を印加する
場合は、前述のように印加電圧値を制限することを要す
る。
自由端に両方向に30μmの偏向を5分程度与えた後、
その各素子の分極方向に直流60Vを数10秒印加して
電歪を行うと、ヒステリシスはビーク対−一りで3.0
μmであった。そして直流電圧の値が高いほど、またそ
の印加時間が長いほど電歪効果が大きい。なお各素子の
分極方向と逆方向、すなわち減極方向に電圧を印加する
場合は、前述のように印加電圧値を制限することを要す
る。
さらに上記の電歪手段によれは、前述の、従来ビデオテ
ープレコーダで行われていた減衰拍動波による電歪手段
と比較して電歪のための信号発生回路を簡単にすること
ができる利点がある。
ープレコーダで行われていた減衰拍動波による電歪手段
と比較して電歪のための信号発生回路を簡単にすること
ができる利点がある。
(第1の発明を適用した記録又は再生装置における再生
モードと電歪モードとの切り換え制御回路)(第4図) 第4図は記録又は再生装置において記録又は再生ヘッド
をバイモルフ電気・機械変換素子に数少つけてトラッキ
ング補正を行う装置に第1の発明を適用した場合の拘止
モードと電歪モードとを切り換える制御回路の一例を示
し、図において10は磁気ヘッドとして示される記録又
は再生ヘッド、1ノは増幅器、12はエンペローノ検波
回路でらヤ、13はトラッキング補正回路であって機械
的又は環境的原因によるオフトラック(ヘッドの記録ト
ラックに対するずれ)を補正する。14は所定の直流電
圧を供給する電圧源、15及び16はスイッチング素子
、17及び18は演算増幅器(OPl及び0P2)、1
9及び20はアナログスイッチ、21及び22はインバ
ータ、23はバイモルフ電気・機械変換素子24に対す
るドライ(9) パ、24はバイモルフ電気・機械変換素子、例えば第1
図〜第3図の1,2で示す圧電セラミック素子、25は
中央処理装置(CpU)、2e、 27はドライバ23
0入力端子、28.29は同じく出力端子である@ 上記の回路の作用を説明すると、再生モードにおいては
% CPUzsの制御によシ、スイッチング素子15は
トラッキング補正回路13側に切シ換えられ、スイッチ
ング素子16はオン状態になっている。この状態におい
て、再生へラド10で読み出された信号は、増幅器11
、エンベローノ検波回路12を経てトラッキング補正回
路13に入シ、トラッキングエラー電圧が得られる。一
方スイ、チング素子16がオンになっているため、イン
バータ2ノの出カバ高レベル、インバータ22の出力は
低レベルにな夛、アナログスイッチ19はオン、アナロ
グスイッチ20はオフになってドライバ23の入力端子
26 、27には同じ極性のトラッキングエラー電圧が
与えられ、その結果バイモルフ変換素子24の各素子に
はドライバ23(10) の出力端子28.29から同じ極性の電圧が印加され、
バイモルフ変換素子24は第1図のA又はB方向へ偏向
する。
モードと電歪モードとの切り換え制御回路)(第4図) 第4図は記録又は再生装置において記録又は再生ヘッド
をバイモルフ電気・機械変換素子に数少つけてトラッキ
ング補正を行う装置に第1の発明を適用した場合の拘止
モードと電歪モードとを切り換える制御回路の一例を示
し、図において10は磁気ヘッドとして示される記録又
は再生ヘッド、1ノは増幅器、12はエンペローノ検波
回路でらヤ、13はトラッキング補正回路であって機械
的又は環境的原因によるオフトラック(ヘッドの記録ト
ラックに対するずれ)を補正する。14は所定の直流電
圧を供給する電圧源、15及び16はスイッチング素子
、17及び18は演算増幅器(OPl及び0P2)、1
9及び20はアナログスイッチ、21及び22はインバ
ータ、23はバイモルフ電気・機械変換素子24に対す
るドライ(9) パ、24はバイモルフ電気・機械変換素子、例えば第1
図〜第3図の1,2で示す圧電セラミック素子、25は
中央処理装置(CpU)、2e、 27はドライバ23
0入力端子、28.29は同じく出力端子である@ 上記の回路の作用を説明すると、再生モードにおいては
% CPUzsの制御によシ、スイッチング素子15は
トラッキング補正回路13側に切シ換えられ、スイッチ
ング素子16はオン状態になっている。この状態におい
て、再生へラド10で読み出された信号は、増幅器11
、エンベローノ検波回路12を経てトラッキング補正回
路13に入シ、トラッキングエラー電圧が得られる。一
方スイ、チング素子16がオンになっているため、イン
バータ2ノの出カバ高レベル、インバータ22の出力は
低レベルにな夛、アナログスイッチ19はオン、アナロ
グスイッチ20はオフになってドライバ23の入力端子
26 、27には同じ極性のトラッキングエラー電圧が
与えられ、その結果バイモルフ変換素子24の各素子に
はドライバ23(10) の出力端子28.29から同じ極性の電圧が印加され、
バイモルフ変換素子24は第1図のA又はB方向へ偏向
する。
再生モードが終了すると、CPUE5からの信号によシ
スイツチング素子15が直流電圧源14側に切)換えら
れ、スイッチング素子16がオフになる。これによ)イ
ンバータ21の出力は低レベル、インバータ22の出力
は高レベルになり、アナログスイッチ19及び20はそ
れぞれオフ及びオンになるので、端子26には直流電圧
源14の電圧が、端子27にはこの電圧が反転増幅作用
を有する演算増幅器18によって極性が反転された電圧
がそれぞれ供給され、その結果圧電セラミック素子24
の各素子24m、24bには、第2図に示すような互い
に逆極性の電圧が印加される。
スイツチング素子15が直流電圧源14側に切)換えら
れ、スイッチング素子16がオフになる。これによ)イ
ンバータ21の出力は低レベル、インバータ22の出力
は高レベルになり、アナログスイッチ19及び20はそ
れぞれオフ及びオンになるので、端子26には直流電圧
源14の電圧が、端子27にはこの電圧が反転増幅作用
を有する演算増幅器18によって極性が反転された電圧
がそれぞれ供給され、その結果圧電セラミック素子24
の各素子24m、24bには、第2図に示すような互い
に逆極性の電圧が印加される。
そして図示の分極方向及び前記の電圧の極性においては
、素子24a、24bがともに縮む方向に変位する力(
一般的にはともに同一モードで変位する力)を受けるが
、前述のように、画素子を同一モードで変位させること
によシ、ノ々イモルフ圧電セラミック素子24を偏向さ
せた直後に生ずるヒステリシスによる歪を軽減できるも
のである。
、素子24a、24bがともに縮む方向に変位する力(
一般的にはともに同一モードで変位する力)を受けるが
、前述のように、画素子を同一モードで変位させること
によシ、ノ々イモルフ圧電セラミック素子24を偏向さ
せた直後に生ずるヒステリシスによる歪を軽減できるも
のである。
なお前記の電歪モードは、ヒステリシスの影響が大きい
再生モードの直後にこれに切刃換えるのが望ましいが、
一般的には再生モード以外のモードであれはいつ作動さ
せてもよい。
再生モードの直後にこれに切刃換えるのが望ましいが、
一般的には再生モード以外のモードであれはいつ作動さ
せてもよい。
(第2の発明の実施例)
この出願の第2の発明は、第1の発明と同様に、バイモ
ルフ電気・機械変換素子の各素子にともに同一モードの
変位を生ずる直流電圧を印加する手段と、減衰振動波電
圧を印加する手段とを設け、これらの手段による電歪動
作を併用するものである。両電圧を印加する時間的関係
は、先ず減衰振動波を印加し、これに続いてもしくはそ
の直後に直流を印加する態様、その逆に先ず直流を印加
し、とれに続いてもしくはその直後に減衰振動波を印加
する態様、又は両電圧の印加時間を部分的もしくは全面
的に(一方の印加時間が他方よシ長く、一方の印加時間
中に他方の印加が終了する場合を含む)重複させる態様
のいずれでも可能である。
ルフ電気・機械変換素子の各素子にともに同一モードの
変位を生ずる直流電圧を印加する手段と、減衰振動波電
圧を印加する手段とを設け、これらの手段による電歪動
作を併用するものである。両電圧を印加する時間的関係
は、先ず減衰振動波を印加し、これに続いてもしくはそ
の直後に直流を印加する態様、その逆に先ず直流を印加
し、とれに続いてもしくはその直後に減衰振動波を印加
する態様、又は両電圧の印加時間を部分的もしくは全面
的に(一方の印加時間が他方よシ長く、一方の印加時間
中に他方の印加が終了する場合を含む)重複させる態様
のいずれでも可能である。
実験の一例を示せば、第1の発明の実験例と同様に、バ
イモルフ圧電セラミック素子の自由端に両方向に30μ
mの偏向を5分程度与えた後、減衰振動波のみによって
電歪を行うと、ヒステリシスはピーク対ピークで364
μmであった。これに対し、第2の発明に従がい、最初
の半波のピーク値30V、60Hzの減衰振動波を0.
5〜1.0秒印加した直後にスイッチを切刃換えてバイ
モルフ圧電セラミック素子の名素子の分極方向に直流6
0Vを数10秒印加して電歪を行うと、ヒステリシスは
ピーク対ピークで2.0μmに減少した。そして、第1
の発明の実験例と同様に、直流電圧値が高いほど、その
印加時間が長いほど電歪効果が大きい。なお圧電セラミ
ック素子の分極方向と逆方向、すなわち減極方向に直流
電圧を印加する場合は、前記と同様に、印加電圧値を制
限することを要する。また第1及び第2の発明の実施態
様として直流電圧を断続的に印加してもよいが、この場
合は全電歪時間が長くなることが考えられる。
イモルフ圧電セラミック素子の自由端に両方向に30μ
mの偏向を5分程度与えた後、減衰振動波のみによって
電歪を行うと、ヒステリシスはピーク対ピークで364
μmであった。これに対し、第2の発明に従がい、最初
の半波のピーク値30V、60Hzの減衰振動波を0.
5〜1.0秒印加した直後にスイッチを切刃換えてバイ
モルフ圧電セラミック素子の名素子の分極方向に直流6
0Vを数10秒印加して電歪を行うと、ヒステリシスは
ピーク対ピークで2.0μmに減少した。そして、第1
の発明の実験例と同様に、直流電圧値が高いほど、その
印加時間が長いほど電歪効果が大きい。なお圧電セラミ
ック素子の分極方向と逆方向、すなわち減極方向に直流
電圧を印加する場合は、前記と同様に、印加電圧値を制
限することを要する。また第1及び第2の発明の実施態
様として直流電圧を断続的に印加してもよいが、この場
合は全電歪時間が長くなることが考えられる。
(13)
(この出願の発明の他の適用例)
前述の記録又は再生装置に対するこの出願の発明の適用
例は回転磁気シートレコーダに適用したものであったが
、この出願の発明は磁気的記録又は再生装置以外の記録
又は再生装置にも適用することができ、甘たこの出願の
発明は、前述のように、記録担体がシート状又はディス
ク状担体の場合に効果が著しいが、テープ状担体にも適
用することができる。
例は回転磁気シートレコーダに適用したものであったが
、この出願の発明は磁気的記録又は再生装置以外の記録
又は再生装置にも適用することができ、甘たこの出願の
発明は、前述のように、記録担体がシート状又はディス
ク状担体の場合に効果が著しいが、テープ状担体にも適
用することができる。
さらに別個の適用例として、ビームスキャナ等において
発光米子をバイモルフ電気・機械変換素子に卿〕つけ同
変換素子に加える電圧に応じて発光素子が発する光束の
方向を変化させ、又は前記の光束によ多走査を行う装置
に適用した場合にも変換素子に加える電圧を取シ去った
後のヒステリシスに起因する発光素子の基準位置からの
ずれを修正することができる。
発光米子をバイモルフ電気・機械変換素子に卿〕つけ同
変換素子に加える電圧に応じて発光素子が発する光束の
方向を変化させ、又は前記の光束によ多走査を行う装置
に適用した場合にも変換素子に加える電圧を取シ去った
後のヒステリシスに起因する発光素子の基準位置からの
ずれを修正することができる。
その他、この出願の発明はバイモルフ電気・機械変換素
子に偏向電圧を加えて偏向させ、この偏向電圧を取シ去
ったときに変換素子を正確にその(14) 基準位置に戻す必要がある場合に、一般的に適用するこ
とができる。
子に偏向電圧を加えて偏向させ、この偏向電圧を取シ去
ったときに変換素子を正確にその(14) 基準位置に戻す必要がある場合に、一般的に適用するこ
とができる。
(効果)
以上詳細に説明したように、この出願の第1の発明によ
れば、バイモルフ電気・機械変換素子を構成するそれぞ
れの素子にともに同一のモードの変位を生ずる直流電圧
を印加するようにしたので、バイモルフ電気・機械変換
素子を偏向させた場合に偏向電圧を取シ去りてもなお残
留するヒステリシスによる歪を、減衰振動波によって電
歪を行う場合と比較して、簡単な電歪信号発生回路によ
り一層効果的に軽減することができる。
れば、バイモルフ電気・機械変換素子を構成するそれぞ
れの素子にともに同一のモードの変位を生ずる直流電圧
を印加するようにしたので、バイモルフ電気・機械変換
素子を偏向させた場合に偏向電圧を取シ去りてもなお残
留するヒステリシスによる歪を、減衰振動波によって電
歪を行う場合と比較して、簡単な電歪信号発生回路によ
り一層効果的に軽減することができる。
第2の発明によれば、第1の発明による直流電圧による
電歪動作と減衰振動波による電歪動作とを併用すること
により、第1の発明によるよシもさらに電歪効果を向上
させることができる。
電歪動作と減衰振動波による電歪動作とを併用すること
により、第1の発明によるよシもさらに電歪効果を向上
させることができる。
第1図は従来のバイモルフ電気・機械変換素子の構成図
、第2図及び第3図はそれぞれこの出願の第1の発明の
実施例の構成図、第4図はこの出願の第1の発明を適用
した記録又は再生装置における再生モードと電歪モード
との切り換え制御回路のブロック図である。 図中1+2m24g、2dbはバイモルフ電気・機械変
換素子を構成する各素子、V、、V、’ 。 v、、v、’はバイモルフ電気・機械変換素子の各素子
に印加される直流電圧を示す。
、第2図及び第3図はそれぞれこの出願の第1の発明の
実施例の構成図、第4図はこの出願の第1の発明を適用
した記録又は再生装置における再生モードと電歪モード
との切り換え制御回路のブロック図である。 図中1+2m24g、2dbはバイモルフ電気・機械変
換素子を構成する各素子、V、、V、’ 。 v、、v、’はバイモルフ電気・機械変換素子の各素子
に印加される直流電圧を示す。
Claims (2)
- (1)バイモルフ電気・機械変換素子と、前記バイモル
フ電気・機械変換素子を構成するそれぞれの素子にとも
に同一のモードの変位を生ずる直流電圧を印加する手段
と、 を具えるバイモルフ電気・機械変換素子を有する装置。 - (2)バイモルフ電気・機械変換素子と、前記i4イモ
ルフ電気・機械変換素子を構成するそれぞれの素子にと
もに同一のモードの変位を生ずる直流電圧を印加する手
段と、 前記バイモルフ電気・機械変換素子に減衰振動波電圧を
印加する手段と、 を具えるバイモルフ電気・機械変換素子を有する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58189839A JPS6081882A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | バイモルフ電気・機械変換素子を有する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58189839A JPS6081882A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | バイモルフ電気・機械変換素子を有する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081882A true JPS6081882A (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=16248066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58189839A Pending JPS6081882A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | バイモルフ電気・機械変換素子を有する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081882A (ja) |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP58189839A patent/JPS6081882A/ja active Pending
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