JPS608166B2 - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工装置Info
- Publication number
- JPS608166B2 JPS608166B2 JP5775475A JP5775475A JPS608166B2 JP S608166 B2 JPS608166 B2 JP S608166B2 JP 5775475 A JP5775475 A JP 5775475A JP 5775475 A JP5775475 A JP 5775475A JP S608166 B2 JPS608166 B2 JP S608166B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- capstan
- tension
- brake roller
- pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤ電極を使用して放電加工するワイヤカッ
ト放電加工装置の改良に関する。
ト放電加工装置の改良に関する。
ワイヤ電極は一方のリールから他方のリールに引張りな
がら巻き取られ、この移動するワイヤにほぼ直角に被加
工体を対向して加工間隙を形成し、この加工間隙には水
、油等の加工液を供給すると共に、加工パルスを繰返し
供給してパルス放電を発生させ放電加工によって被加工
体をワイヤ移動に沿って加工するが、このとき電極若し
くは被加工体に加工の進行に応じてワイヤの移動方向に
対して直角な平面×、Y方向の2次元送りを与えること
によって諸種な形状の切断、抜き取り等の加工をするこ
とができ、従来の放電加工のように目的とする加工形状
の電極を製作しなくてもワイヤ電極1本で容易に所期の
目的加工が行なえる効果がある。
がら巻き取られ、この移動するワイヤにほぼ直角に被加
工体を対向して加工間隙を形成し、この加工間隙には水
、油等の加工液を供給すると共に、加工パルスを繰返し
供給してパルス放電を発生させ放電加工によって被加工
体をワイヤ移動に沿って加工するが、このとき電極若し
くは被加工体に加工の進行に応じてワイヤの移動方向に
対して直角な平面×、Y方向の2次元送りを与えること
によって諸種な形状の切断、抜き取り等の加工をするこ
とができ、従来の放電加工のように目的とする加工形状
の電極を製作しなくてもワイヤ電極1本で容易に所期の
目的加工が行なえる効果がある。
前記ワイヤ電極に対してX、Y方向の加工送りはNC信
号とか倣い信号によって被加工体の取り付けられている
加工テーブルを移動するようにし、ワイヤ電極には一方
から他方に巻き取り移動を与えるようにしている。
号とか倣い信号によって被加工体の取り付けられている
加工テーブルを移動するようにし、ワイヤ電極には一方
から他方に巻き取り移動を与えるようにしている。
しかもこのように巻き取り移動するワイヤ電極には所定
の張力が与えられ、所定の張力をもって移動させること
により加工中携みとか横振れが防止され、加工精度を向
上するが、このときワイヤの線径に対して張力が過大で
あるとワイヤが途中で切断されてしまう。この張力を与
えるのに従来装置はワイヤ繰り出し側にブレーキを設け
、巻き取り側の引張力と平衡させることにより所定の張
力を与えるようにしているが、ヮィャの移動速度を変化
させたいとか、ワイヤ線径に対する最適張力に変更した
い場合にはブレ〜キを高応答で制御することが難しく容
易に所定の張力を付与することができなかった。本発明
はこのような点に鑑みて提案されたものでワイヤ電極の
繰り出し側と巻き取り側にワイヤ電極送り移動用のプレ
ーキロ−ラとキャプスタンを夫々設けると共に、ブレー
キローラとキヤプスタンの各々に駆動用パルスモータを
設け、ブレーキローラによるワイヤ送り速度よりもキャ
プスタンによるワイヤ送り速度の方を所望の速さだけ早
くするように、両パルスモータに対する供給パルス信号
を制御することにより、ブレーキローラとキャプスタン
間のワイヤ電極に弾性限界内の伸びを生ぜしめて所定の
張力を付予するようにしたことを特徴とするものである
。以下図面の一実施例により本発明を説明すると「 1
はワイヤ電極で、リール2から繰り出され、途中複数の
ガイドローラ41942, 43を経て巻き取りリール
3に巻き取られる。
の張力が与えられ、所定の張力をもって移動させること
により加工中携みとか横振れが防止され、加工精度を向
上するが、このときワイヤの線径に対して張力が過大で
あるとワイヤが途中で切断されてしまう。この張力を与
えるのに従来装置はワイヤ繰り出し側にブレーキを設け
、巻き取り側の引張力と平衡させることにより所定の張
力を与えるようにしているが、ヮィャの移動速度を変化
させたいとか、ワイヤ線径に対する最適張力に変更した
い場合にはブレ〜キを高応答で制御することが難しく容
易に所定の張力を付与することができなかった。本発明
はこのような点に鑑みて提案されたものでワイヤ電極の
繰り出し側と巻き取り側にワイヤ電極送り移動用のプレ
ーキロ−ラとキャプスタンを夫々設けると共に、ブレー
キローラとキヤプスタンの各々に駆動用パルスモータを
設け、ブレーキローラによるワイヤ送り速度よりもキャ
プスタンによるワイヤ送り速度の方を所望の速さだけ早
くするように、両パルスモータに対する供給パルス信号
を制御することにより、ブレーキローラとキャプスタン
間のワイヤ電極に弾性限界内の伸びを生ぜしめて所定の
張力を付予するようにしたことを特徴とするものである
。以下図面の一実施例により本発明を説明すると「 1
はワイヤ電極で、リール2から繰り出され、途中複数の
ガイドローラ41942, 43を経て巻き取りリール
3に巻き取られる。
6は繰り出し側に設けられたブレーキローラ「6は巻き
取り側に設けたキャプスタンでト各々にパルスモータ7
78が設けられている。
取り側に設けたキャプスタンでト各々にパルスモータ7
78が設けられている。
9はクロツクパルス発振器、10及び亀川まクロツクパ
ルスのカウンタで、プリセットしたカウントになると制
御パルスをパルスモータ^ 鼠こ供給する。
ルスのカウンタで、プリセットしたカウントになると制
御パルスをパルスモータ^ 鼠こ供給する。
尚「両カウンター071蔓のプリセット値は任意に設定
することができ、このクロックパルス発振器9、及びカ
ウンタ亀0,骨川こよってパルス信号制御装置が構成さ
れる。骨2はガイド42,43間のワイヤ電極亀に対向
する被加工体で「 これは図示しない加工テーブルに取
り付けられも倣い若しくはNC制御によって×〜Y軸の
加工形状送りが与えられる。ワイヤ電極1Gまリール2
から巻き取りリール3に向けて移動し、この移動するワ
イヤ電極川こ対してガイド42,43間に被加工体82
を対向し「両者間に水等を供給すると共にパルス放電を
行なって加工する。
することができ、このクロックパルス発振器9、及びカ
ウンタ亀0,骨川こよってパルス信号制御装置が構成さ
れる。骨2はガイド42,43間のワイヤ電極亀に対向
する被加工体で「 これは図示しない加工テーブルに取
り付けられも倣い若しくはNC制御によって×〜Y軸の
加工形状送りが与えられる。ワイヤ電極1Gまリール2
から巻き取りリール3に向けて移動し、この移動するワ
イヤ電極川こ対してガイド42,43間に被加工体82
を対向し「両者間に水等を供給すると共にパルス放電を
行なって加工する。
ワイヤ電極亀の張力はブレーキローラ6とキヤプスタン
6によって与えられ、これが適当に制御されることによ
って加工部分に於ける携みとか横振れを防止して「加工
精度を高めることができる。
6によって与えられ、これが適当に制御されることによ
って加工部分に於ける携みとか横振れを防止して「加工
精度を高めることができる。
この張力制御は低過ぎると榛みを生じて横振れが発生し
、又、反対にワイヤの線径に対して張力が高過ぎると途
中でワイヤが切れたりする。本発明によれば〜ブレーキ
ローラ5及びキヤプスタン6に各々駆動用パルスモータ
7,8を設け、両パルスモー外こ対する供給パルス信号
を制御することによって、容易に適正な張力をワイヤに
付与することができる。即ち、発振器9は一定周波数で
発振を続けてクロツクパルスを出力し、これを両カウン
タ亀0,11でカウントすることにより分周パルスを出
力してパルスモータ7,8を作動させる。
、又、反対にワイヤの線径に対して張力が高過ぎると途
中でワイヤが切れたりする。本発明によれば〜ブレーキ
ローラ5及びキヤプスタン6に各々駆動用パルスモータ
7,8を設け、両パルスモー外こ対する供給パルス信号
を制御することによって、容易に適正な張力をワイヤに
付与することができる。即ち、発振器9は一定周波数で
発振を続けてクロツクパルスを出力し、これを両カウン
タ亀0,11でカウントすることにより分周パルスを出
力してパルスモータ7,8を作動させる。
この場合両カウンタ10,11のカウント数は所定の差
を有せしめてプリセットされる。即ち、ブレーキローラ
5駆動用のパルスモ−夕7に加えるパルス信号は、所望
の速度(通常5仇蚊/sec前後)でワイヤを繰り出し
供給し得る単位時間当りのパルス数信号とし「 この供
給パルス信号に応じてカゥンタIQのプリセットを行な
い、他方、キャプスタン6駆動用のパルスモータ81こ
加えるパルス信号はブレーキローラ駆動用のパルスモー
タ7もこ供給するパルス信号に所望のパルス数を加えた
単位時間当りのパルス数信号として、この供給パルス信
号に応じてカウンタ11のプリセットを行なう。しかし
て、前記各々のプリセット値に応じた分周パルスをカウ
ンター0,軍曾からパルスモータ7, 8に加え〜初期
状態に於て張力零のワイヤに対して送り移動を開始する
と、ブレーキローラ5によるワイヤの送り速度よりもキ
ャプスタン6による送り速度の方が早いため「ブレーキ
ローラ5とキャプスタン6の間に存在するワイヤには伸
びが生じ「張力が付与される。しかし「このワイヤに生
じる伸びは「時間に正比例して増大するものではなく「
キャプスタン6側から伸びの生じたワイヤが送出される
のに対しトブレーキローラ5側からは伸び零(張力零)
のワイヤが連続的に供給されるためトワィャに生じる単
位時間当りの伸びの量は、時間の経過に伴い漸次減少し
てやがて零となりもワイヤの伸びの総量は所定値に収束
することになる。
を有せしめてプリセットされる。即ち、ブレーキローラ
5駆動用のパルスモ−夕7に加えるパルス信号は、所望
の速度(通常5仇蚊/sec前後)でワイヤを繰り出し
供給し得る単位時間当りのパルス数信号とし「 この供
給パルス信号に応じてカゥンタIQのプリセットを行な
い、他方、キャプスタン6駆動用のパルスモータ81こ
加えるパルス信号はブレーキローラ駆動用のパルスモー
タ7もこ供給するパルス信号に所望のパルス数を加えた
単位時間当りのパルス数信号として、この供給パルス信
号に応じてカウンタ11のプリセットを行なう。しかし
て、前記各々のプリセット値に応じた分周パルスをカウ
ンター0,軍曾からパルスモータ7, 8に加え〜初期
状態に於て張力零のワイヤに対して送り移動を開始する
と、ブレーキローラ5によるワイヤの送り速度よりもキ
ャプスタン6による送り速度の方が早いため「ブレーキ
ローラ5とキャプスタン6の間に存在するワイヤには伸
びが生じ「張力が付与される。しかし「このワイヤに生
じる伸びは「時間に正比例して増大するものではなく「
キャプスタン6側から伸びの生じたワイヤが送出される
のに対しトブレーキローラ5側からは伸び零(張力零)
のワイヤが連続的に供給されるためトワィャに生じる単
位時間当りの伸びの量は、時間の経過に伴い漸次減少し
てやがて零となりもワイヤの伸びの総量は所定値に収束
することになる。
ここで、ブレーキローラ5とキャプスタン6間のワイヤ
移動径路の長さを1、ブレーキローラ馬のワイヤ供給速
度をV5、キヤプスタン6のワイヤ送出速度をV6とす
ると、ワイヤの伸びの総量SはtSi¥篤デ2 となりトこの状態で定常状態となって「以後「ブレーキ
ローラ5とキャブスタン6の間に存在するワイヤは一定
の伸び率、即ち一定の張力付与状態に維持される。
移動径路の長さを1、ブレーキローラ馬のワイヤ供給速
度をV5、キヤプスタン6のワイヤ送出速度をV6とす
ると、ワイヤの伸びの総量SはtSi¥篤デ2 となりトこの状態で定常状態となって「以後「ブレーキ
ローラ5とキャブスタン6の間に存在するワイヤは一定
の伸び率、即ち一定の張力付与状態に維持される。
従って「前記L「V針V6の3要素によってワイヤの伸
び率を弾性限界内の所望の伸び率に適宜設定することに
より、ワイヤに所定の張力を付与することができる。
び率を弾性限界内の所望の伸び率に適宜設定することに
より、ワイヤに所定の張力を付与することができる。
例えば「ワイヤ電極として0.2肌◇の黄鋼(縦弾性係
数0.63×lぴk9′地)を用い、フレーキローラ5
とキヤプスタン6間のワイヤの移動径路の長さL=60
比吻で、全張力T=1.5k9(=14.7N)を付与
する場合ト次の式から去=EL午デ但し、A:ワイヤの
断面積 E:ワイヤの縦弾性係数 L:全張力Tを付与した時のワイヤの長 さ。
数0.63×lぴk9′地)を用い、フレーキローラ5
とキヤプスタン6間のワイヤの移動径路の長さL=60
比吻で、全張力T=1.5k9(=14.7N)を付与
する場合ト次の式から去=EL午デ但し、A:ワイヤの
断面積 E:ワイヤの縦弾性係数 L:全張力Tを付与した時のワイヤの長 さ。
この場合60物舷L:張力を付与する前のワイヤの長さ
L=595.46側となり、L−L=4.54側の伸び
を生じさせれば、1.5k9の張力が付与されることに
なる。
を生じさせれば、1.5k9の張力が付与されることに
なる。
従って、ワイヤの伸びの総量S=4.54側となるよう
に、ブレーキローラ5のワイヤ供給速度V5とキャプス
タン6のワイヤ送出速度V6とを設定すれば良く、V5
=5仇肋/secとすれば、前記Sの式より、V6=5
0.38側′secとなる。即ち、ブレーキローラ5に
より50肌′secの速度でワイヤを供給すると共に、
キヤプスタン6により50.38柳/Secの速度でワ
イヤを送出するようにすれば、ブレーキローラ5とキヤ
プスタン6間のワイヤに1.5k9の全張力が付与され
ることになる。そして、この場合、ブレーキローラ5ま
で5仇肋/secの速度で移動してきたワイヤは、ブレ
ーキローラ5とキャプスタン6間では、毎秒供給される
5仇舷のワイヤが50.38柳に伸ばされた状態で50
.38側′secの平均速度で移動し、キャプスタン6
から送出されたワイヤは、伸びが除去されて5仇岬/s
ecの速度で移動することになる。このように、LとV
5を一定としてV6を適宜設定することにより、所望の
張力を付与することができるが、V6を一定としてV5
を張力に応じた適宜設定するようにしても良いことは言
うまでもない。
に、ブレーキローラ5のワイヤ供給速度V5とキャプス
タン6のワイヤ送出速度V6とを設定すれば良く、V5
=5仇肋/secとすれば、前記Sの式より、V6=5
0.38側′secとなる。即ち、ブレーキローラ5に
より50肌′secの速度でワイヤを供給すると共に、
キヤプスタン6により50.38柳/Secの速度でワ
イヤを送出するようにすれば、ブレーキローラ5とキヤ
プスタン6間のワイヤに1.5k9の全張力が付与され
ることになる。そして、この場合、ブレーキローラ5ま
で5仇肋/secの速度で移動してきたワイヤは、ブレ
ーキローラ5とキャプスタン6間では、毎秒供給される
5仇舷のワイヤが50.38柳に伸ばされた状態で50
.38側′secの平均速度で移動し、キャプスタン6
から送出されたワイヤは、伸びが除去されて5仇岬/s
ecの速度で移動することになる。このように、LとV
5を一定としてV6を適宜設定することにより、所望の
張力を付与することができるが、V6を一定としてV5
を張力に応じた適宜設定するようにしても良いことは言
うまでもない。
又、本発明によれば加工中、ワイヤの供給速度を変化さ
せたい場合にも、ブレーキローラ5によるワイヤ供給速
度の変化に応じてキャプスタン6のワイヤ送出速度を変
化させることにより、容易に張力を一定に保つことがで
き、カウンタ10,11のプリセット値を変更設定する
だけで、張力を一定に維持しつつワイヤの供給速度を変
化させることができる。以上述べたように、本発明によ
れば、ワイヤ電極の繰り出し側と巻き取り側にワイヤ電
極送り移動用のブレーキローラとキャプスタンを夫々設
けると共に、ブレーキローラとキャプスタンの各々に駆
動用のパルスモータを設け、キャプスタン駆動用パルス
モ−外こ供給するパルス信号をブレーキローラ駆動用パ
ルスモ−外こ供給するパルス信号より単位時間当り所望
のパルス数だけ多く制御することによってワイヤ電極の
張力制御を行なうようにしたことにより、任意の張力が
極めて正確に容易に与えられ、且つ又、張力の変更も極
めて容易で、張力変更制御の応答も極めて高く制御でき
る。
せたい場合にも、ブレーキローラ5によるワイヤ供給速
度の変化に応じてキャプスタン6のワイヤ送出速度を変
化させることにより、容易に張力を一定に保つことがで
き、カウンタ10,11のプリセット値を変更設定する
だけで、張力を一定に維持しつつワイヤの供給速度を変
化させることができる。以上述べたように、本発明によ
れば、ワイヤ電極の繰り出し側と巻き取り側にワイヤ電
極送り移動用のブレーキローラとキャプスタンを夫々設
けると共に、ブレーキローラとキャプスタンの各々に駆
動用のパルスモータを設け、キャプスタン駆動用パルス
モ−外こ供給するパルス信号をブレーキローラ駆動用パ
ルスモ−外こ供給するパルス信号より単位時間当り所望
のパルス数だけ多く制御することによってワイヤ電極の
張力制御を行なうようにしたことにより、任意の張力が
極めて正確に容易に与えられ、且つ又、張力の変更も極
めて容易で、張力変更制御の応答も極めて高く制御でき
る。
従って張力を一定に保ってワイヤの供給速度を変更制御
することも、ワイヤの線径に応じた最適張力を与えるこ
とも容易にでき、カウンタ10,11のプリセット値を
自動制御することによって張力の最適自動制御も行なえ
る。このように張力制御が容易で常に最適張力を与える
ことによってワイヤ電極が切れたりすることなく安定し
た能率の良い放電加工をすることができる。尚、実施例
図に於て、パルスモータ7,8はリール2,3に直接設
けるようにしてもよい。
することも、ワイヤの線径に応じた最適張力を与えるこ
とも容易にでき、カウンタ10,11のプリセット値を
自動制御することによって張力の最適自動制御も行なえ
る。このように張力制御が容易で常に最適張力を与える
ことによってワイヤ電極が切れたりすることなく安定し
た能率の良い放電加工をすることができる。尚、実施例
図に於て、パルスモータ7,8はリール2,3に直接設
けるようにしてもよい。
図面は本発明の一実施例構成図である。
Claims (1)
- 1 ワイヤ電極の繰り出し側と巻き取り側にワイヤ電極
送り移動用のブレーキローラとキヤプスタンを夫々設け
ると共に、ブレーキローラとキヤプスタンの各々に駆動
用パルスモータを設け、前記ブレーキローラ駆動用パル
スモータに供給される単位時間当りのパルス数よりも所
望のパルス数だけ多いパルス信号を前記キヤプスタン駆
動用パルスモータに供給するパルス信号制御装置を設け
ることにより、前記ブレーキローラとキヤプスタン間の
ワイヤ電極に弾性限界内の伸びを生ぜしめて所定の張力
を付与するように構成されて成ることを特徴とするワイ
ヤカツト放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5775475A JPS608166B2 (ja) | 1975-05-14 | 1975-05-14 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5775475A JPS608166B2 (ja) | 1975-05-14 | 1975-05-14 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51133893A JPS51133893A (en) | 1976-11-19 |
JPS608166B2 true JPS608166B2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=13064657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5775475A Expired JPS608166B2 (ja) | 1975-05-14 | 1975-05-14 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608166B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990000950A1 (en) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Fanuc Ltd | Method of controlling wire tension of a wire-cut discharge machining apparatus |
WO2019116931A1 (ja) | 2017-12-12 | 2019-06-20 | 学校法人東京理科大学 | 活性エネルギー線硬化型組成物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5468595A (en) * | 1977-11-11 | 1979-06-01 | Inoue Japax Res Inc | Electric conduction wire cut device |
-
1975
- 1975-05-14 JP JP5775475A patent/JPS608166B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1990000950A1 (en) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Fanuc Ltd | Method of controlling wire tension of a wire-cut discharge machining apparatus |
WO2019116931A1 (ja) | 2017-12-12 | 2019-06-20 | 学校法人東京理科大学 | 活性エネルギー線硬化型組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51133893A (en) | 1976-11-19 |
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