JPS6081373A - 布地の防縮処理方法 - Google Patents

布地の防縮処理方法

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JPS6081373A
JPS6081373A JP19041583A JP19041583A JPS6081373A JP S6081373 A JPS6081373 A JP S6081373A JP 19041583 A JP19041583 A JP 19041583A JP 19041583 A JP19041583 A JP 19041583A JP S6081373 A JPS6081373 A JP S6081373A
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JP
Japan
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fabric
shrink
proofing
aqueous solution
fabrics
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JP19041583A
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向山 實
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の技術分野 この発明は、布地が洗濯等で縮まないように処理づる布
地の防縮処理方法に関し、さらに詳しくは布地に高能力
の防縮性能を持たせることができろ布地の防縮処理方法
に関づる。
(口〉発明の背景 近年、この種の防縮処理には、布地を構成している繊維
を化学的に処理して防縮性能を布地に効果的に持たせる
合成樹脂を用いたパーマネントプレス加工による防縮処
理方法が多用されている。
しかし、この防縮処理方法にあっては、合成樹脂を繊維
に結合または固着処理させることに基づいて布地には樹
脂より遊離した有害なホルマリンが200PPM以上も
残留するため、乳幼児の衣料や下着等については使用で
きなかった。
(ハ)発明の目的 そこでこの発明は、布地の残留ホルマン値が高くなるこ
とな(高防縮、防しわ加工を施すことができる布地の防
縮処理方法の提供を目的とする。
(ニ)発明の要約 この発明は、変性グリオキザール反応型樹脂50〜20
0g/l、金属塩触媒10〜80Q/j!、カチオン系
アミンシリコン柔軟剤5〜30a/1、カチオン系ボ゛
リアミン柔軟剤5〜30g/1.を含有する水溶液を入
れた防縮処理槽に布地を浸漬した後、この布地を脱水し
て乾燥し、次いで120〜150度Cのヒートセット処
理を施す布地の防縮処理方法であることを特徴とづる。
(ホ)発明の効果 この発明によれば、布地に対して防縮性が有効である樹
脂および化学成分を付与することができるため、得られ
た布地は高防縮性能を右づる高品質の衣料素材となる。
しかも、布地に対する残留ホルマリンの残存量を抑制す
べき樹脂および触媒を使用すると共に、高温のピー1〜
I?ツト処理によるこれらの相乗作用によってイ11地
の残留ポルマリンは著しく低減される。
また布地に対する防縮成分付与作用に加えて高温のヒー
トセット処理を施すことによりパーマネントプレス加工
本来のプレスが【プ状態が維持された耐久的な形態安定
性、いわゆる防皺性が得られる。
したがって、得られた布地は安全性が高く、乳幼児の衣
類や下着類など全ての衣料に適用することができ、しか
も高防縮性を備え、また高柔軟性を備えた高品質の布地
となる。
(へ)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はパーマネン1〜プレス加工における布地の防縮処
理装置を示し、第1図において、この防縮処理装置1は
、拡布は構2と、防縮処理槽3と、振落し機構4を備え
、ここで布地は防縮性の樹脂および化学成分が付与され
る。
そして、防縮成分が付与された布地は後段において種々
の処理機器(図面省略)により脱水処理、乾燥処理およ
びヒートセット処理がなされる。
上述の拡布1aMM42は、筒状体に設けられた帯状の
布地5を収納ボックス6内より取出して拡布し、その拡
布した状態を保持して後段の防縮処理槽3に移送するも
のであって、左右の可動リング(図外)を、保持するロ
ーラ7により布地5の左右両側を外向きに付勢して左右
に引き伸ばすように形成している。
8は布地を後段に導びくだめの上部ローラモあり、導か
れた布地5はこれより水平ローラ9を介して防縮処理槽
3へと水平にHJejされる。
上述の防縮処理槽3は、上面を開口して設けられ、この
槽の底部に設置されてスヂームを噴出するノズル10と
、槽3内に入れられた防縮水溶液11と、布地5を槽3
内の上下に誘導して防縮水溶液11に効率よく浸漬させ
るためのガイドローラ12と、布地5に含んでいる防縮
水溶液11を挾んで絞り出す絞りローラ13,13とか
ら構成されている。
上述の防縮水溶液11は、変性グリオキザール反応型樹
脂50〜200o/f、特殊金属複合塩触媒10〜80
g/J2、カチオン系アミノシリコン柔軟剤5〜30a
/、g、カチオン系ポリアミン柔軟剤5〜30g/Lの
それぞれを含有づる水溶液である。
上述の変性グリオキザール反応型樹脂は、布地に当該樹
脂を付着させることによって布地に防縮性を持たせるも
のであって、その含有量が500/1未満だと高防縮性
能が得られず、逆に200g/iを越えて含有しても高
防縮能力は変らないため、50g/J〜200(1/)
の含有量が適している。
上述の特殊金属複合塩触媒は、樹脂の付着作用を助長す
る役目をなし、その含有量は10o /、l!未満では
触媒としての作用が得られず、逆に80Q/Jを越えて
含有しても触媒能力は変らないため、10〜809/ノ
の含有量が適している。
上述のカチオン系アミンシリコン柔軟剤およびカチオン
系ポリアミン柔軟剤は、布地に対する柔軟性を付与する
ものであって、このうち、カチオン系アミノシリコン柔
軟剤は、布地に対する柔軟性を付与すると共に、柔らか
なぬめり性を付与し、肌に対する良好な接触感を持1=
ぜて高品質の布地に仕上る役目をする。
そして、その含有量はba/1未満ては布地に十分な柔
軟性およびぬめり性を与えることができず、逆に30Q
/Jを越えて含有しても柔軟性およびぬめり性は一定で
あるため、これらの含有吊は5〜30.a/):が良好
である。
図中14はリールで、絞りローラ13.’13を通過し
た布地5を引き上げ、このリール14を介して布地5は
後段の振落し機構4に尊びかれる。
上述の振落し機構4は、布地5をガイドづ°るガイド枠
15と、ガイド枠15を前後に揺動させるためのクラン
ク16とから構成される。
このように構成された防縮処理装置1は、ロールの駆動
操作によって布地5を矢印方向に移送すれば、布地5は
収納ボックス6より引き上げられた後、拡布機構2によ
り左右に引き伸ばされて平面状に拡げられ、この状態で
水平【コーラ9を経て防縮処理槽3に導びがれ、ここで
イ1j地5は防縮水溶液11の入ったm3内を通過し、
その際に布地5には防縮水溶液11が浸透して防縮成分
が布地5に付着される。そして、防縮処エク!槽3を通
過した布地5は絞りローラ13,13により防縮水溶液
11が絞り出された後、リール14にJ:り斜め上向き
に持ち上げられ、振落し機4?44により前後に交互に
振られつつ落下して受台17の上面に折り曲げられなが
ら積層される。
このような防縮処理装置1を経て布地5は次に脱水機に
て脱水処理され、ま1=乾燥機にて乾燥処理された後、
ヒートセット機にて120〜150fD Cのヒートセ
ット処理がなされる。
上述のヒートセット処理は、布地に防縮成分を完全に固
着させると共に、布地に防皺性を付与づるものであって
、120度Cに達しないと、その加熱効果は得られず、
また150度Cを越えると、#&維が傷むため、120
〜150度Cの範囲で10〜20秒程度ヒートセットす
るのが@適である。
[実施例] 第2図に示すように綿100%の丸編の布地を使用し、
この丸編布地を所望の色彩に染色して脱水した後、変性
グリオキザール反応型樹脂150g/ノ、特殊金属複合
塩触媒609/ヱ、カチオン系ポリアミン柔軟剤10g
/J!、、カチオン系アミンシリコンす軟剤5g/lを
含有する防縮水溶液に浸漬し、その後、脱水処理し、乾
燥処理し、次いでヒートセット機により150vcで2
0秒間加熱処理して防縮性および防皺性を付与したパー
マネントプレス加工を施した結果、得られた生地の含有
ホルマリンを測定すると、30PPM程度であった。こ
れにより残留ホルマリンによる支障がほと/υどない安
全性の高い布地であることが認められた。
また、J Is−に3302 [ラウンダメ−メータ法
]に基づいて生地の収縮率を測定したところ、5%以下
の収縮率に抑えることが認められた。
なお、参考までに有害物質を規制する家庭用品に関する
法律にあっては、乳幼児の衣類および下着類に含まれる
残留ホルマリンは75PPM以下に規制されている。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は防縮処理装置を示す概略側面図。 第2図は防縮処理された布地を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パーマネントプレス加工におシブる布地の防縮処理
    方法であって、 変性グリオキザール反応型樹脂50〜2゜OQ/I!、
    金属塩触11,0〜80a #!。 カチオン系アミノシリコン柔軟剤5〜3゜Q/l、カチ
    オン系ポリアミン柔軟剤5〜30g/1.を含有Jる水
    溶液を入れfc防縮処理槽に布地を浸漬した後、この布
    地を脱水して乾燥し、次いで120〜150度Cのヒー
    トセット処理を施すことを特徴とする布地の防縮処理方
    法。
JP19041583A 1983-10-12 1983-10-12 布地の防縮処理方法 Pending JPS6081373A (ja)

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JPS6081373A true JPS6081373A (ja) 1985-05-09

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ID=16257754

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JP19041583A Pending JPS6081373A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 布地の防縮処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266673A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Jfe Steel Kk 蓄熱体の清掃方法及びその装置

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