JPS6081233A - 低反発弾性ゴム組成物 - Google Patents

低反発弾性ゴム組成物

Info

Publication number
JPS6081233A
JPS6081233A JP18937983A JP18937983A JPS6081233A JP S6081233 A JPS6081233 A JP S6081233A JP 18937983 A JP18937983 A JP 18937983A JP 18937983 A JP18937983 A JP 18937983A JP S6081233 A JPS6081233 A JP S6081233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
styrene
parts
weight
rubber composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18937983A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatsugu Hashimoto
隆次 橋本
Takashi Ohashi
隆 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP18937983A priority Critical patent/JPS6081233A/ja
Publication of JPS6081233A publication Critical patent/JPS6081233A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は広い温度領域で反発弾性が0〜30%であるよ
うな低反発弾性ゴム組成物に関し、詳しくは水に濡れて
も極度にすべりにくい特性を有するゴムグリップ用の材
料として特に好適に使用し得る低反発弾性ゴム組成物に
関する。
一般にグリップの重要な要求性能の一つとしてすべりに
くい’3が」二られる。この°11は該グリンプがA”
いている用其・工具・機械等を使う上で、安全」二非常
に大事な事である。
従来グリップ用の材料としては皮革もしくはゴム等が用
いられてきたが1価格・使用時の簡便さ等から最近は各
方面でゴムグリップが主流となってきている。またゴム
グリップ用の原料ゴムとしては天然コJ、あるいはガラ
ス転移点が一20°C以下の合成ゴムの組成物が用いら
れてきた。しかしこの種の材料ではグリップが乾燥して
いる時には充分なすべりにくさを有しているが−μ水に
濡れると極端にすべりやすくなる。この事は屋外での使
用時や使用者が手に汗をかいた場合重大な欠陥となる。
本発明者らは先に一1O〜50°Cという広い温If!
L領域において30%以下の低反発弾性を示すゴム組成
物を見出し提案したが、最近この低反発弾性コト組成物
が水に濡れても極度にすベリにくい特性を有する事を発
見した。しかし先に提案したゴl、組成物はグリップ用
の材料として使用するには強度・摩J[等の力学的物性
に難があり、またコムグリップは機械・用具等の本体に
取付るII¥まず本体に粘着テープを着け、これにガソ
リン等の溶奴を含浸させた後ゴムグリップを取付る事が
一般に行なわれているか、この時先に提案したゴム組成
物は、56オイル系であるためるオイルの薄11り層が
形成し接着不良を起こす欠点があった。
本発明者らは上記事情を鑑み、更に研究を続は接着不良
の原因となるオイルの量を減らし、それに伴う低反発弾
性の低下を防ぎ、かつ強度向上を5)るため重合過程も
しくはブレンドにより特定のスチレン含量に調整された
高スチレン含量スチレン−ブタジェン共重合体と天然ゴ
ムあるいはカラス転移点が一20℃以下の合成ゴム等の
汎用ゴムとを特定配合量で混合した混合ゴムに上記の限
られた量のオイルと特定配合量の充填剤を加え、これに
加硫剤・加硫促進剤加えた混合物を加熱硬化する事によ
り一10℃〜50°Cという広い温度領域において0%
〜30%という低反発弾性を示しかつ水に濡れても極度
にすべりにくい特性を有し、かつ強度・摩耗等の力学的
性質も安定し、さらに装着時の接着不良もないゴム組成
物が得られる事を見出し本発明に至ったものである。
また本発明の低反発弾性コム組成物は水に濡れても極度
にすべりにくい特性に加え、優れた衝撃及び振動吸収性
能を示すため本発明のゴム組成物を用いたゴムグリップ
は装着した機械e用具等の本体に加わる衝撃及び振動を
緩和する効果も有する。
本発明の低反発弾性ゴム組成物は、」二連したように水
に濡れても極度にすべりにくい特性及び衝撃−振動を緩
和する効果を有するため、後述するようにゴムグリップ
の材料として好適に使用し得るが、その他の用途1例え
ば簡易道路や床のスリップ防止用の表面材、ターンテー
ブルゴムシート等のi′f響部品、振動減衰材、衝撃吸
収材、制振材、免振材、遮音材、卓球ラケット1のフェ
ース材、プロテクター、ヘルメット等にも好適に使用し
得る。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の低反発弾性ゴム組成物は、 (a)ア:スチレン含量が重合過程もしくはブレンドに
より45〜70重量%に調整された高スチレン含量スチ
レン−ブタジェン共重合体イ:全混合ゴム量に対して1
0〜65重1i!%の汎用ゴム からなる高スチレン含量スチレン−ブタジェン共重合体
と汎用ゴムとの混合ゴム (b)i合ゴム100重量部に対して10〜200重量
部の充填剤 (C)Wd合ゴムioo重量部に対して0〜40重量部
の可塑剤 (d)加硫剤・加硫促進剤 からなる混合物を加熱硬化して得られるもので、反発弾
性が0〜30%であるゴム組成物である。
」二記(a)成分(混合ゴム)のうち(ア)の高スチレ
ン含量スチレン−ブタジェン共重合体は、上述したよう
にスチレン含量が45〜70%(重量% 以下同じ)で
ある事が必要であるが、特に55〜65%である車が好
ましい。なお、上記高スチレン含量スチレン−ブタジェ
ン共重合体を得る場合、種々の異なるスチレン含量を有
するスチレン−ブタジェン共重合体をブレンドする事に
よって得られるが、特にスチレン含量42〜75%の範
囲のスチレン−ブタジェン共重合体をブレンドする事に
より好適に得られる。
上記(a)成分(混合ゴム)のうち(イ)の汎用ゴムと
しては、天然ゴム、インプレンゴム、スチレン−ブタジ
ェンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタ
ジェンゴム、エチレン−プロピレンゴム等のガラス転移
点が一20°C以下のゴムから選ばれたものが好ましく
用いられる。この汎用ゴムは、全混合ゴムに対して10
〜65%の量、より好ましくは20〜50%の量で上記
スチレン−ブタジェン共重合体と混合されるものである
上記(b)成分(充填剤)は、上述したように1:記混
合ゴム100重量部に対して10〜200!rf量部の
配合量である事が必要であるが、特に20〜lOO重量
部である事が好ましい。
この(b)成分としては炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、硫酸バリウ
ム、硫酸カルシウム、ドロマイI・、カオリンクレー、
焼成りレー、ハードクレー、セリサイト、滑石、タルク
、シラスI・ナイト、ベントナイト、白雲母、金雲ff
j、黒雲母、水酸化アルミニウム、亜鉛華、活性白土、
ハロサイト、酸化チタン、石膏、軽灰、重灰、ケイソウ
土、シラス、シラスバルーン等の非補強性もしくは弱補
強性の充Ji+″!剤からyばれたものが好ましく用い
られる。
」−記(C)成分(可塑剤)は、上述したように」、記
混合ゴム100重量部に対して0〜40重量部の配合j
i1である事が必要であるが、特に5〜15重量部であ
る事が好ましい。
この(C)成分としてはアロマ系オイル、ナフテン系オ
イル、スピンドル系オイル、ポリブテン、ジオクチルフ
タレートなどの有機酸誘導体、燐酸トリクレジル等の燐
酸誘導体や硫酸誘導体などの無機酸誘導体等、通常ゴム
に使用できるものであればすべて使用できる。
本発明の低反発弾性ゴム組成物は、上記(a)〜(c)
の3成分からなる混合物に(d)加硫剤・加硫促進剤を
加え、これを加熱硬化する事によリイ1するJGができ
る。この場合加硫剤としては有機過酸化物、イオウ、有
機イオウ化合物などの公知のものが使用できる。加硫剤
は混合ゴム100重量部に対して通常0.5〜10重量
部が使用される。また加硫促進剤としてはアルデヒド−
アミン類、アルデヒド−アンモニア類、ジチオカル八メ
ート類、グアニジン類、チウラム類、スルフェンアミド
類、チアゾール類、チオウレア類などの公知のものが使
用し得る。加硫促進剤は混合ゴム100重量部に対して
通常0.5〜10重量部が使用され得る。更に本発明の
低反発弾性ゴム組成物には、−に記名成分に加えてカー
ボンブラック、シリカ等の補強剤や劣化防止のためのワ
ックス類、老化防止剤などの任意成分を添加する事がで
きる本発明の低反発弾性ゴム組成物は通常の方法で混合
し加熱硬化するISができる。この場合硬化温瓜は11
0〜180°Cとする事が好ましい。硬化温度が110
℃以下では硬化に長時間を要し、180°C以上では物
性が低下してしまう。
本発明の低反発弾性ゴム組成物は一り0℃〜50 ’C
という広い温度領域において0%〜30%という低反発
弾性を示し、これにより水に濡れても極度にすべりにく
い特性及び衝撃拳振動を緩和する効果を示す。更に本発
明の低反発弾性ゴム組成物は、ゴムグリップとして充分
な強度及び耐摩耗性を有している。
本発明の低反発弾性ゴム組成物はそのまま使用して、ゴ
ムグリップを製造してももちろん良好な性能のものが得
られるが、表面形状に適当なものを選ぶ事により更に良
好な性能のものが得られる。例えばサンドペーパーのよ
うにシボを付けるか、タイヤの表面のようにパターンを
付けると更に水に濡れてもすべりにくくなる。
このように、本発明の低反発弾性ゴム組成物をゴムグリ
ップの材料として用いた場合、本発明の低反発弾性ゴム
組成物は水に濡れても極度にすべりにくいためゴムグリ
ップ使用時に手がすべる事がなく、手がすべる事により
予想される事故を未然に防止できる。更に本発明の低反
発弾性ゴム組成物は衝撃・振動を緩和する効果を有する
ため、衝撃・振動を良好に緩和するゴムグリップを作る
事ができる。
以下実施例を示し、本発明を基体的に説明する〔実施例
1〜2、比較例1〜3〕 第1表に示す配合処方の実施例1〜2、比較例1〜2の
原料を表面温度70°Cのロールで混練した後、シート
状とした。その後、これを適当な金型に充填し、温度1
60°C1加熱時間10分の条件で加硫した後説型した
。なお、第1表において充填剤としては炭酸カルシウム
を使用し、可塑剤としてはアロマオイルを使用した。ま
た、第1表において部は重量部、%は重量%である。
次に、上記実施例1〜2、比較例1〜2の種々の物性を
測定した。また、比較のために市販のゴルフクラブ用ゴ
ムグリップ(比較例3)の物性を同様に測定した。結果
は第2表に示した。なお、第2表における硬度の測定は
、JIS K6301に規定されたA型硬度針を用いて
25℃の条件で測定し、反発弾性はダンロップトリプソ
メータを用いて25℃の条件で測定した。また引張試験
はインストロン型引張試験機を用いて測定した。
第2表の結果より、本発明の低反発弾性ゴム組成物は比
較例1〜2に比較して充分な強度を有し、市販のゴルフ
クラブ用ゴムグリップ(比較例3)に比較して広い温度
領域において低反発弾性である。!Jr#が認められる
次に、実施例1のゴム組成物をゴルフクラブ用ゴムグリ
ップに加工し、市販のゴルフクラブ用ゴムグリップ(比
較例3)と比較して、乾操時及び湿潤時のすべりを官能
試験及びスキー/ トチスターで評価した。官能試験は
、ずベリにくい、ふつう、すべりやすいの三段階で10
0人がどう感しるかで評価した。また、スキッドテスタ
ーは谷藤上機社製の物を用い、路面はコンクリートを用
いた。結果は第3表に示す。
第3表の結果より、本発明の低反発弾性ゴム組成物は市
販のゴルフクラブ用ゴムグリップと比較して、水に濡れ
ても極度にすべりにくい事が認められる。
第 1 表 第 2 表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ア:スチレン含量が重合過程もしくはブレン
    ドにより45〜70重1111%に調整された高スチレ
    ン含量スチレン−ブタジェンへ重合体イ:全混合ゴム量
    に対して10〜65重量%の汎用ゴム からなる高スチレン含量スチレンーブタジエンバ子合体
    と汎用ゴムとの混合ゴム (b ) IIj合ゴム100毛h)部に対して10〜
    200毛量部の充填剤 (C)混合ゴム100重量部に対してO〜40改量部の
    可塑剤 (d)加硫剤・加硫促進剤 からなる混合物を加熱硬化して得られる反発弾性が0〜
    30%である低反発弾性ゴム組成物。
JP18937983A 1983-10-12 1983-10-12 低反発弾性ゴム組成物 Pending JPS6081233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18937983A JPS6081233A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 低反発弾性ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18937983A JPS6081233A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 低反発弾性ゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6081233A true JPS6081233A (ja) 1985-05-09

Family

ID=16240327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18937983A Pending JPS6081233A (ja) 1983-10-12 1983-10-12 低反発弾性ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6081233A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264844A (ja) * 1985-09-18 1987-03-23 Ube Ind Ltd 制振性複合材
JP2016011387A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物、及びそれを用いたゴム製品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264844A (ja) * 1985-09-18 1987-03-23 Ube Ind Ltd 制振性複合材
JPH0559826B2 (ja) * 1985-09-18 1993-09-01 Ube Industries
JP2016011387A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物、及びそれを用いたゴム製品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5945341A (ja) タイヤトレツド用ゴム組成物
KR20110023824A (ko) 수지 블렌드 및 작용화된 엘라스토머의 조합물을 함유하는 고무 트레드를 가진 타이어
KR101979504B1 (ko) 스티렌/부타디엔 엘라스토머 및 정지 마찰 수지 및 예비-소수성화된 침강 실리카 보강재의 조합물을 함유하는 고무 트레드를 갖는 타이어
JPS602201B2 (ja) スチ−ルラジアルタイヤ
HU180711B (en) Vulcanizable caoutchouc-mixture for producing runnung surface for tyre
JP2002078505A (ja) アウトソール及びこれを備えた靴
CA3147894A1 (en) Dampeners for sporting equipment and sporting equipment including the same
JPS6081233A (ja) 低反発弾性ゴム組成物
US6093767A (en) High shock absorbing rubber compositions
KR101156575B1 (ko) 신발겉창용 조성물 및 이를 이용하여 제조된 신발겉창
JPS6081234A (ja) 低反発弾性ゴム組成物
JP3701220B2 (ja) 防滑部材、ゴルフクラブ用グリップ及びゴルフクラブ
JP3035075B2 (ja) グリップ
JP2957480B2 (ja) 靴のアウトソール
JPH01139635A (ja) タイヤトレツド用ゴム組成物
JPH05317471A (ja) グリップ
JP2662597B2 (ja) ゴルフクラブ用グリップ
JP3334825B2 (ja) グリップ
KR100445830B1 (ko) 타이어 트레드용 고무 조성물
JPS5922940A (ja) タイヤトレツド用ゴム組成物
JPS60197751A (ja) タイヤトレツドゴム組成物
JPH09322806A (ja) 靴のアウトソール
JP2003038694A (ja) ゴルフクラブ用のグリップ及びゴルフクラブ
JPH054848Y2 (ja)
JP2000248115A (ja) ゴム組成物および空気入りタイヤ