JPS608073A - 印刷機のインキロ−ラのためのインキ仕切り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は印刷機のインキ装置、特にスプレー式インキ装
置内のインキ出しローラの、種々異なるインキを搬送す
べき複数の区分の間でインキを仕切るための装置であっ
て、印刷インキのための塞止め室と、該塞止め室を前方
で閉じているインキ出しローラとを備え、しかも該イン
キ出しローラに対して平行に複数のインキ出し調節板が
配設されている形式のものに関する。

従来技術 印刷機のインキローラの、種々異なるインキを搬送すべ
き複数の区分の間でインキを仕切るための装置は例えば
ドイツ連邦共和国特許第１９６１０３３号明細書で公知
である。しかしこの公知のインキ仕切り装置では、イン
キローラの周面上に比較的に幅広なインキなしの面が形
成され、この印刷されないスペースが続く各インキ伝達
ローラを介して印刷担体まで送られてしまうという欠点
を有する。

またＰイツ連邦共和国特許出願公開第３１３５７１１号
明細書によれば、輪転印刷機のためのスプレー式インキ
装置が公知である。

発明の目的 本発明の目的は印刷機のインキローラの、種々異なるイ
ンキを搬送すべき複数の区分の間でインキを仕切るため
の装置において、このインキ仕切り装置とインキローラ
との間に極めて狭幅なシール面を有するものを提供する
ことである。

発明の構成 上記の目的を達成するだめの本発明の構成は、各インキ
出１〜調節板に、インキ仕切り板の受容のためのガイ１
？機構が配設されており、この各ガイド機構内に、自ら
の片側端面を以ってインキ出しローラの外周面に対して
押付けられている薄いインキ仕切り板がそれぞれ配置さ
れており、しかもこのインキ仕切り板の前方端部の前記
端面がインキ出しローラの曲率に合わせて形成されてい
ることである。

発明の効果 本発明による主な効果は、シール作用のためにガス状媒
体を使用する必要がないことである。

このインキ仕切り装置は極めて薄く形成可能であり、従
って該インキ仕切り板によってインキローラに溝が形成
されたとしてもそれは、後にインキ区分線がずらされた
時でも印刷像に特に不利な影響が現われる程のものでは
ない。このインキ仕切り装置は摩耗に応じて自動的に調
節される。このインキ仕切り装置は油性、水性及び他の
水溶液状の印刷インキに適している。またこのインキ仕
切り装置は平坦表面又は網目状衣・面のインキローラに
も使用可能である。この薄板状のインキ仕切り板の交換
は容易であシ、かつ極めて簡単かつ安価妃製造、可能で
ある。更にインキローラが高い周速で回転する時でもイ
ンキ仕切り板の加熱程度は極めて僅かであり、従ってイ
ンキ仕切り板を特別に冷却することは不要であり有利で
ある。

実施例 本発明の有利な実施例は特許請求の範囲第２項乃至第５
項に記載したとおりである。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

印刷機のインキローラの、種々異なるインキを搬送すべ
き複数の区分の間でインキを仕切するための本発明によ
る装置は、１：″イッ連邦共和国特許出願公開第３１３
５７１１号明細書によって公知のスプレー式インキ装置
への使用を前提として示されている。公知のようにサイ
ドフレーム（図示せず）内に、駆動されるアニロックス
・ローラが支承されている。このアニロックス・ローラ
に対して接近・離動可能に、単数又は複数のインキ出し
調節板２が配設されている。このインキ出し調節板２に
は上側のドクタブレード３と下側の掻取り部材牛とが固
定されている。接近位置ではドクタブレ−＋ｙ　３と掻
取り部材４とがアニロックス・ローラ１の外周面６に接
触している。インキ出し調節板２には、外周面６に向い
合って該インキ出し調節板２の全長に亘って延びる切欠
き７が形成されている。

この切欠き７は貫通孔８を介してインキ供給装置に接続
されている。各インキ出し調節板２の第１の端部９と第
２の端面１１とにはそれぞれ１つの案内ブラケット１２
がねじ留めされている。この案内ブラケツ）１２には案
内切欠き１牛が形成されている。この案内切欠き１４は
そり、ぞれインキ出し調節板２の端面９又は１１に向い
合っている。この案内切欠き１４は」二と下どで閉じら
れており、かつ薄いインキ仕切り板１７を受容して案内
するように寸法設計されている。この本発明によるイン
キ仕切り板１７は、案内切欠き１４内で容易に往復摺動
可能でありかつ例えば６５謹の幅１６と例えば４５脳の
長さ２０とを有している。このインキ仕切り板１７の第
１の端面１９（シール面）は内方へ湾曲形成されており
、この第１の端面１９の曲率はアニロックス・ローラ１
の曲率と一致している。

インキ仕切り板１７の第２の端面２１は湾曲されていな
い。切欠き１４内へのそう入状態で、このインキ仕切り
板１７の非湾曲端面２１は、インキ出し調節板２に固定
された板ばね２２゜２３によって押される。この板ばね
２２，２３によって、インキ仕切シ板１７の湾曲された
端面１９がアニロックス・ローラ１の外周面６に対して
常眞圧着されている。またインキ出し調節板２をその端
面でもシールするために、インキ仕切り板１７ば］こフ
タブレー）′３と掻取り部材手の各端面に当接されてい
る。インキ仕切り板１７の側面１３の延長線とアニロッ
クス・ローラ（インキ出しローラ）１０回転軸線とは９
００で交差していると有利である。またインキ仕切り板
１７の厚さは０．１ｍｍと数層との間の値でよい。

また本発明によればインキ仕切シ板１７の、アニロック
ス・ローラｌに面した端部２４はその全幅に亘って０．
０３から０．３咽の間の厚さである。インキ仕切り板１
■の案内部分２６はその前方端部２４の００３から０，
３間間の厚さ２７よりも厚く、それによってこの前端部
２４には例えば３間の深さのカット部分が形成されてい
る（第５図及び第６図参照）。またインキ仕切り板１７
の端面１９はできるだけ狭幅に形成されているとよい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は本
発明によるインキ仕切り装置の正面図、第２図は第１図
の装置の側面図、第３図は本発明によるインキ仕切シ板
の第１実施例を示す図、第４図は第３図の２部分の拡大
断面図、第５図は本発明によるインキ仕切り板の第２実
施例を示す図、第６図は第５図のＹ部分の拡大断面図、
第７図は本発明による仕切り板の摩耗を補償するだめの
調整機構を示す部分断面図である。 １−・・アニロックス・ローラ、２・・インキ出シ調節
板、３・・・ドクタブレード、４・掻取り部材、６・、
外周面、７・・切欠き、８・・・貫通孔、９，１１．１
９．２１・・端面、１２・・・案内ブラケット、１３・
側面、１４・・案内切欠き、１６・・・幅、１７・・・
インキ仕切り板、１８・・・深さ、２０・・・長さ、２
２．２３・・板ばね、２４・・・端部、２６・・・案内
部分、２７・・・厚さ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、印刷機のインキ装置内のインキ出しローラの、種々
   異なるインキを搬送すべき複数の区分の間でインキを仕
   切るための装置であって、印刷インキのための塞止め室
   と、該塞止め室を前方で閉じているインキ出しローラと
   を備え、しかも該インキ出しローラに対して平行に複数
   のインキ出し調節板が配設されている形式のものにおい
   て、前記の各インキ出し調節板（２）に、インキ仕切り
   板（１７）の受容のためのガイド機構が配設されておシ
   、この各ガイド機構内に、自らの片側端面（１９）を以
   ってインキ出しローラの外周面（６）Ｋ対して押付けら
   れている薄いインキ仕切シ板（１７）がそれぞれ配置さ
   れておシ、しかもこのインキ仕切り板（１７）の前方端
   部（２４）の前記端面（１９）がインキ出しローラ（１
   ）の曲率に合わせて形成されていることを特徴とする、
   印刷機のインキローラのためのインキ仕切り装置。 ２、　インキ仕切り板（７）の少なくとも前方端部（２
   ４）が０．０３　ａｍから０．３　ｍｍの間の厚さを有
   している、特許請求の範囲第１項記載のインキ仕切り装
   置。 ５、　インキ仕切）板（１７）の少なくとも前方端部（
   ２４）が硬質の鋼薄板から成っている、特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載のインキ仕切り装置。 手、　インキ仕切り板（１７）の前記片側端面（１９）
   をインキ出しローラ（１）に対して押付けるためのばね
   （２２；２３）が配設されている、特許請求の範囲第１
   項から第３項までのいずれか１項記載のインキ仕切り装
   置。 ５　インキ出しローラ（１）がアニロックス・ローラと
   して形成されている、特許請求の範囲第１項から第牛項
   までのいずれか１項記載のインキ仕切り装置。