JPS6080123A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS6080123A JPS6080123A JP18693183A JP18693183A JPS6080123A JP S6080123 A JPS6080123 A JP S6080123A JP 18693183 A JP18693183 A JP 18693183A JP 18693183 A JP18693183 A JP 18693183A JP S6080123 A JPS6080123 A JP S6080123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- magnetic
- magnetic recording
- back coat
- zinc oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(不[挟権分更
本発明は走行耐久性で巻姿良好、バック面の削れがなく
、接着強慶大で、且つ電磁変換特性のすぐれた磁気記録
媒体に関し、特に磁気記録層の設けられた面とは反対側
の面に設けられた塗膜層(バックコート層)の組成に特
徴を有する磁気記録媒体に関するものである。
、接着強慶大で、且つ電磁変換特性のすぐれた磁気記録
媒体に関し、特に磁気記録層の設けられた面とは反対側
の面に設けられた塗膜層(バックコート層)の組成に特
徴を有する磁気記録媒体に関するものである。
(且し■倉技先
現在、磁気記録媒体は、オーディオ、ビデオ。
コンピューター、磁気ディスク等の分野で広範囲に使用
されるようになっており、それに伴い、磁気記録媒体に
記録する情報量も年々増加の一途をたどり、そのため磁
気記録媒体に対しては記録密度の向上が益々要求される
ようになってきている。
されるようになっており、それに伴い、磁気記録媒体に
記録する情報量も年々増加の一途をたどり、そのため磁
気記録媒体に対しては記録密度の向上が益々要求される
ようになってきている。
高密度記録用の磁気記録媒体に要求される条件の一つと
しては高抗磁力化、薄型化が理論的にも実験的にも提唱
されており、バックコート層のパイ、ンダー(結合剤)
、無機充填剤、潤滑剤等の組:。
しては高抗磁力化、薄型化が理論的にも実験的にも提唱
されており、バックコート層のパイ、ンダー(結合剤)
、無機充填剤、潤滑剤等の組:。
成については種々提案が為されているが(例えば特公昭
57−29769号)、走行耐久性(巻姿、バックコー
ト層の削れ)、走行中の急激なストップによるバックコ
ート層への傷のつき易さ、接着性、製造中のカレンダー
汚れ等で問題(バックコート層の削れ、カレンダー汚れ
がつくるドロップアウト)があり、また電磁変換特性に
ついても満足すべきものは未まだ、ないのが現状であっ
た。
57−29769号)、走行耐久性(巻姿、バックコー
ト層の削れ)、走行中の急激なストップによるバックコ
ート層への傷のつき易さ、接着性、製造中のカレンダー
汚れ等で問題(バックコート層の削れ、カレンダー汚れ
がつくるドロップアウト)があり、また電磁変換特性に
ついても満足すべきものは未まだ、ないのが現状であっ
た。
(ハ)発明の開示
本発明者はそれらの欠点を改善すべく、バックコート層
の組成について鋭意研究の結果、バックコート層の組成
において、平均粒径5oOmP以下の酸化亜鉛又は該酸
化亜鉛とカーボンブラック、及び潤滑剤、樹脂バインダ
ーからなるものを用いることにより、前記欠点とされて
いた走行耐久性、接着性がすぐれ、製造中のカレンダー
汚れ等のないことは勿論、バックコート層が強靭でしか
も表面粗度が低下せず、摩擦力が低下するという、すぐ
れた磁気記録媒体が得られることを見出したものである
。
の組成について鋭意研究の結果、バックコート層の組成
において、平均粒径5oOmP以下の酸化亜鉛又は該酸
化亜鉛とカーボンブラック、及び潤滑剤、樹脂バインダ
ーからなるものを用いることにより、前記欠点とされて
いた走行耐久性、接着性がすぐれ、製造中のカレンダー
汚れ等のないことは勿論、バックコート層が強靭でしか
も表面粗度が低下せず、摩擦力が低下するという、すぐ
れた磁気記録媒体が得られることを見出したものである
。
酸化亜鉛は絵具、印刷インキ、リノリウム用顔料として
、またゴム用顔料としてゴムの補強、加硫促進、老化防
止剤として用いられ、さらに医薬品とりわけ無毒な収れ
ん剤、乾燥剤等として利用されている。
、またゴム用顔料としてゴムの補強、加硫促進、老化防
止剤として用いられ、さらに医薬品とりわけ無毒な収れ
ん剤、乾燥剤等として利用されている。
一方、従来から磁気記録媒体のバックコート層に用いる
無機顔料の中にも、その一般的記載として酸化亜鉛が挙
げられていたが、実際にバラフコ−1一層の組成の無機
顔料として単独で酸化亜鉛が用いられているものは皆無
であった。その理由は、バックコート層に用いられる無
機顔料は、通常、その粒子形態が均一乃至は均一に近い
ものが好ましいとされ、またその粒子径が0.02〜0
.5pm、特に電磁変換特性低下のない範囲がらさらに
好ましいのは0.02〜0.27−mが好ましいとされ
ていたのであるが、酸化亜鉛は前記の範囲内の粒子径の
ものは特殊な製法で製造されないことはないものの、通
常、0.1〜1.0pmのものが多く、その上、酸化亜
鉛はその結晶構造が六方晶系とされているものの、長方
形状のものも含有する等、その粒子形態は通常不均一な
ものであるため、これらのことが磁気記録媒体のバック
コート層に用いられるには好ましくないと考えられてい
たからである。
無機顔料の中にも、その一般的記載として酸化亜鉛が挙
げられていたが、実際にバラフコ−1一層の組成の無機
顔料として単独で酸化亜鉛が用いられているものは皆無
であった。その理由は、バックコート層に用いられる無
機顔料は、通常、その粒子形態が均一乃至は均一に近い
ものが好ましいとされ、またその粒子径が0.02〜0
.5pm、特に電磁変換特性低下のない範囲がらさらに
好ましいのは0.02〜0.27−mが好ましいとされ
ていたのであるが、酸化亜鉛は前記の範囲内の粒子径の
ものは特殊な製法で製造されないことはないものの、通
常、0.1〜1.0pmのものが多く、その上、酸化亜
鉛はその結晶構造が六方晶系とされているものの、長方
形状のものも含有する等、その粒子形態は通常不均一な
ものであるため、これらのことが磁気記録媒体のバック
コート層に用いられるには好ましくないと考えられてい
たからである。
しかるに、本発明者等は磁気記録媒体のバックコート層
に用いる無機顔料において、従来、粒子が不均一で好ま
しくないとされていた酸化亜鉛が意外にもバックコート
組成物中に用いた時、バックコート層としてすぐれた性
質を有する磁気記録媒体が得られることを見出した。
に用いる無機顔料において、従来、粒子が不均一で好ま
しくないとされていた酸化亜鉛が意外にもバックコート
組成物中に用いた時、バックコート層としてすぐれた性
質を有する磁気記録媒体が得られることを見出した。
酸化亜鉛は比重が5.4〜5.8と大のため、バックコ
ート用顔料として用いたとき、塗布、乾燥工程を経て溶
剤がなくなった状態において、比重大のためベース部の
方へ酸化亜鉛が集中し易く、バックコート表面部にバイ
ンダー、潤滑剤が集中し易いことが判った。この状態で
は表面性が悪いのでカレンダー加工を行なうと、不均一
な酸化亜鉛でも上層部にあるバインダー、潤滑剤により
カレンダー加工で表面粗度が調整されるので実用上、問
題ないこと、表面層にバインダー、潤滑剤が来ているの
で、0.1〜0.57−mの酸化亜鉛を使用しても、有
機物より表面性を良くできる利点があることが判った。
ート用顔料として用いたとき、塗布、乾燥工程を経て溶
剤がなくなった状態において、比重大のためベース部の
方へ酸化亜鉛が集中し易く、バックコート表面部にバイ
ンダー、潤滑剤が集中し易いことが判った。この状態で
は表面性が悪いのでカレンダー加工を行なうと、不均一
な酸化亜鉛でも上層部にあるバインダー、潤滑剤により
カレンダー加工で表面粗度が調整されるので実用上、問
題ないこと、表面層にバインダー、潤滑剤が来ているの
で、0.1〜0.57−mの酸化亜鉛を使用しても、有
機物より表面性を良くできる利点があることが判った。
このように酸化亜鉛を用いると、表面層部にバインダー
、潤滑剤が集中し易いので、他の顔料より潤滑効果がす
ぐれており、低い摩擦係数であり、くり返し走行及び静
摩擦−動摩擦の差が少なく安定走行性にすぐれたものと
なる。
、潤滑剤が集中し易いので、他の顔料より潤滑効果がす
ぐれており、低い摩擦係数であり、くり返し走行及び静
摩擦−動摩擦の差が少なく安定走行性にすぐれたものと
なる。
酸化亜鉛顔料の好ましい範囲としては、顔料/バインダ
ー=371〜1/3程度である。あまりバインダーが少
ないと表面性が悪くなり、バインダー量が多すぎると粘
着を生じる。
ー=371〜1/3程度である。あまりバインダーが少
ないと表面性が悪くなり、バインダー量が多すぎると粘
着を生じる。
前述の通り、一般に、磁気記録媒体のバックコート層に
用いる無機顔料は均一な粒子形態のものが゛好ましく、
不均一なも9は好ましくないと認識されていたわけであ
るが、一方、酸化亜鉛において、粒子径が大きく、不均
一でも、その不均一な粒子形態により、却ってからみ効
果が発生し、バックコート膜が強靭となるばかりでなく
1表面粗度があまり低下せず、上層部へ潤滑剤が集中し
易いため摩擦力が低下するというすぐれた性質のものが
得られ、また酸化亜鉛が有する本来の性質である老化防
止作用等と相まって、磁気記録媒体としてすぐれたもの
が得られることは驚くべきことであり、予測できないも
のであった。
用いる無機顔料は均一な粒子形態のものが゛好ましく、
不均一なも9は好ましくないと認識されていたわけであ
るが、一方、酸化亜鉛において、粒子径が大きく、不均
一でも、その不均一な粒子形態により、却ってからみ効
果が発生し、バックコート膜が強靭となるばかりでなく
1表面粗度があまり低下せず、上層部へ潤滑剤が集中し
易いため摩擦力が低下するというすぐれた性質のものが
得られ、また酸化亜鉛が有する本来の性質である老化防
止作用等と相まって、磁気記録媒体としてすぐれたもの
が得られることは驚くべきことであり、予測できないも
のであった。
さらに本発明者等が研究を重ねたところ、酸化亜鉛のみ
の場合は不均一性の粒子形態よりなるため、部分的に表
面粗度の悪い個所ができ、ヘッドタッチが不均一になり
、不均一個所のケズレが生じたり、不均一性個所により
電磁変換特性上でY−8/Hの低下を生じたりした。ま
た電磁変換特性上あまり低下がなく問題のないものもあ
ったが、表面粗度はCa CO3、BaSO4,TiO
2、MgCO3等の粒子径0.02−0.5(1−m。
の場合は不均一性の粒子形態よりなるため、部分的に表
面粗度の悪い個所ができ、ヘッドタッチが不均一になり
、不均一個所のケズレが生じたり、不均一性個所により
電磁変換特性上でY−8/Hの低下を生じたりした。ま
た電磁変換特性上あまり低下がなく問題のないものもあ
ったが、表面粗度はCa CO3、BaSO4,TiO
2、MgCO3等の粒子径0.02−0.5(1−m。
さらに好ましくは0.02〜0.20Pm程度のものを
使用したものに比べ劣っており、高密度記録媒体におい
て、さらに短波長側の電磁変換特性を上昇させていくと
きには問題となった。
使用したものに比べ劣っており、高密度記録媒体におい
て、さらに短波長側の電磁変換特性を上昇させていくと
きには問題となった。
そこで、この酸化亜鉛にカーボンブラックを添加したバ
ックコート組成としたところ、前記酸化亜鉛による効果
に加えて、カーボンブラックにより電気抵抗が小さく、
帯電防止作用に基く帯電現象の減少したドロップアウト
の少ないというすぐれた効果の磁気記録媒体が得られる
こと、及びカーボンブラックのみから起因する柔かさ、
もろさという欠点を、酸化亜鉛との併用により補ない、
且つ酸化亜鉛の不均一な粒子形態の効果とカーボンブラ
ックの効果が相乗的に作用し、磁気記録媒体として電磁
変換特性、帯電防止性、ドロップアウト等においてすぐ
れ、かつ塗膜の強靭性等を兼ね備えたすぐれた磁気記録
媒体が得られることを見出し、ここに本発明を完成する
に到ったのである。
ックコート組成としたところ、前記酸化亜鉛による効果
に加えて、カーボンブラックにより電気抵抗が小さく、
帯電防止作用に基く帯電現象の減少したドロップアウト
の少ないというすぐれた効果の磁気記録媒体が得られる
こと、及びカーボンブラックのみから起因する柔かさ、
もろさという欠点を、酸化亜鉛との併用により補ない、
且つ酸化亜鉛の不均一な粒子形態の効果とカーボンブラ
ックの効果が相乗的に作用し、磁気記録媒体として電磁
変換特性、帯電防止性、ドロップアウト等においてすぐ
れ、かつ塗膜の強靭性等を兼ね備えたすぐれた磁気記録
媒体が得られることを見出し、ここに本発明を完成する
に到ったのである。
酸化亜鉛とカーボンについては、特公昭54−1280
5号、特公昭55−818号等の公報に記載があるが、
特公昭54−12805号では白色顔料が表面に、カー
ボンがベース部に来るよう偏在させている。そのため酸
化亜鉛を使用した場合、粒径の不拘、−な酸化亜鉛が表
面部に存在する形体となり、バックコート面の表面粗度
が悪くなり、型持低下を生じ問題となる。また上記方法
の場合、通常カーボン(比重1.7)と炭酸カルシウム
(比重2.5)のように比重が同程度のものは表面、ベ
ース部に一方のものが集中するようなことはない。この
4場合カーボンを1割混入すればマンセル値3.6以下
となる。本発明の場合はカーボンが表面部の方へ来易い
ので0.5割混入するとマンセル値3.6以下となる。
5号、特公昭55−818号等の公報に記載があるが、
特公昭54−12805号では白色顔料が表面に、カー
ボンがベース部に来るよう偏在させている。そのため酸
化亜鉛を使用した場合、粒径の不拘、−な酸化亜鉛が表
面部に存在する形体となり、バックコート面の表面粗度
が悪くなり、型持低下を生じ問題となる。また上記方法
の場合、通常カーボン(比重1.7)と炭酸カルシウム
(比重2.5)のように比重が同程度のものは表面、ベ
ース部に一方のものが集中するようなことはない。この
4場合カーボンを1割混入すればマンセル値3.6以下
となる。本発明の場合はカーボンが表面部の方へ来易い
ので0.5割混入するとマンセル値3.6以下となる。
特公昭55−818号は図面化された色別れであり、不
十分な混合分散、分散処理後の放置時間を長くしたり、
結合剤の種類を変えたりして、透過率13〜18%のた
め磁性層塗布ムラも除去できるとなっている。
十分な混合分散、分散処理後の放置時間を長くしたり、
結合剤の種類を変えたりして、透過率13〜18%のた
め磁性層塗布ムラも除去できるとなっている。
一方、本発明は通常の磁気テープの製法に基くものであ
り、放置時間を長くしたすせずに製造が可能であり、そ
のため図面化された色別れも起きず、カーボンを1割以
上入れることにより光透過率は10%以下となる。本発
明ではカーボンが表面部に、酸化亜鉛がベース部に集中
し易いため、カーボンの粒径の微粒子を生かすことがで
き、表面粗度が良好であり、短波長で型持上すぐれたも
のとなった。また不均一性酸化亜鉛が複雑にカーボンと
成る程度からみ合っているので塗膜も強じんとなる。一
方、バックコート面の体積、電気抵抗はCa CO3+
カーボンの混合系と変らないが、表面部にカーボンが集
中しているのでわずかな量でも表面部の電気抵抗低下が
あり、ドロップアウト、ゴミ、ホコリ、特に湿度の低い
所での走行でのドロップアウトには有効であった。この
表面部の電気抵抗の低下については、表面部のみ測定が
難かしいので、テープの表面部に帯電させ、静電気がド
ロップアウトの原因となり得ない内に、早く減少させて
しまえばよいという考えより、半減期測定で行なった。
り、放置時間を長くしたすせずに製造が可能であり、そ
のため図面化された色別れも起きず、カーボンを1割以
上入れることにより光透過率は10%以下となる。本発
明ではカーボンが表面部に、酸化亜鉛がベース部に集中
し易いため、カーボンの粒径の微粒子を生かすことがで
き、表面粗度が良好であり、短波長で型持上すぐれたも
のとなった。また不均一性酸化亜鉛が複雑にカーボンと
成る程度からみ合っているので塗膜も強じんとなる。一
方、バックコート面の体積、電気抵抗はCa CO3+
カーボンの混合系と変らないが、表面部にカーボンが集
中しているのでわずかな量でも表面部の電気抵抗低下が
あり、ドロップアウト、ゴミ、ホコリ、特に湿度の低い
所での走行でのドロップアウトには有効であった。この
表面部の電気抵抗の低下については、表面部のみ測定が
難かしいので、テープの表面部に帯電させ、静電気がド
ロップアウトの原因となり得ない内に、早く減少させて
しまえばよいという考えより、半減期測定で行なった。
帯電防止の半減期測定は1゜SeC以内がバックコート
層において安全であるということも判った。カーボンの
粒径の微粒子作用を出すためにはZ n O/カーボン
=971〜1/9が好ましいが、塗膜の強じんさからZ
nO/カーボン=9/l〜515がさらに好ましい。
層において安全であるということも判った。カーボンの
粒径の微粒子作用を出すためにはZ n O/カーボン
=971〜1/9が好ましいが、塗膜の強じんさからZ
nO/カーボン=9/l〜515がさらに好ましい。
潤滑剤、バインダーはベース部よりも表面部のカーボン
の方に集中し易いので潤滑効果が保て、酸化亜鉛のみの
場合の低摩擦化、静摩擦−動摩擦の差が少なく、安定走
行性にすぐれたものとなる。
の方に集中し易いので潤滑効果が保て、酸化亜鉛のみの
場合の低摩擦化、静摩擦−動摩擦の差が少なく、安定走
行性にすぐれたものとなる。
すなわち本発明は(1)非磁性基材の一方の面に磁気記
録層、他方の面にバックコート層を設けた磁気記録媒体
において、該バックコート層が平均粒子径500mF以
下の酸化亜鉛、潤滑剤及び樹脂バインダーを含む塗膜か
らなることを特徴とする磁気記録媒体、(2)非磁性基
材の一方の面に磁気記録層、他方の面にバックコート層
を設けた磁気記録媒体において、該バックコート層が平
均粒子径500mF以下の酸化亜鉛、平均粒子径10〜
100mPのカーボンブラック、潤滑剤及び樹脂バイン
ダーを含む塗膜からなることを特徴とする磁気記録媒体
、(3)磁気記録層が、BET法で48m2/g以上の
比表面積を有する強磁性合金粉末を樹脂バインダー中に
分散したものからなり、該磁性層の保磁力が10000
a以上であり、磁性層の表面粗度が0 、08pm以
下である。
録層、他方の面にバックコート層を設けた磁気記録媒体
において、該バックコート層が平均粒子径500mF以
下の酸化亜鉛、潤滑剤及び樹脂バインダーを含む塗膜か
らなることを特徴とする磁気記録媒体、(2)非磁性基
材の一方の面に磁気記録層、他方の面にバックコート層
を設けた磁気記録媒体において、該バックコート層が平
均粒子径500mF以下の酸化亜鉛、平均粒子径10〜
100mPのカーボンブラック、潤滑剤及び樹脂バイン
ダーを含む塗膜からなることを特徴とする磁気記録媒体
、(3)磁気記録層が、BET法で48m2/g以上の
比表面積を有する強磁性合金粉末を樹脂バインダー中に
分散したものからなり、該磁性層の保磁力が10000
a以上であり、磁性層の表面粗度が0 、08pm以
下である。
特許請求の範囲第1項または第2項記載の磁気記録媒体
、(4)磁気記録層が強磁性薄膜からなる、特許請求の
範囲第1項または第2項記載の磁気記録媒体、に関する
ものである。
、(4)磁気記録層が強磁性薄膜からなる、特許請求の
範囲第1項または第2項記載の磁気記録媒体、に関する
ものである。
酸化亜鉛は亜酸化亜鉛(Zn20:金属亜鉛とZnOと
の1:1の固溶体)及び酸化亜鉛(Z 、no)を含む
が、本発明で用いて好ましいものはZnOである。酸化
亜鈴はどのような製造法により製造されたものでもよく
、その粒子径は0.1〜1.07−mであり、中でも0
.1−0.6.−mのものが好ましい。
の1:1の固溶体)及び酸化亜鉛(Z 、no)を含む
が、本発明で用いて好ましいものはZnOである。酸化
亜鈴はどのような製造法により製造されたものでもよく
、その粒子径は0.1〜1.07−mであり、中でも0
.1−0.6.−mのものが好ましい。
また酸化亜鉛の結晶は六方晶系であるが、通常は六方晶
と長方形状の混合物であり、その粒子形は均一なものは
少なく、不均一な形状をした粒子がほとんどであるが、
本発明においてはそのような不均一なものを用いること
ができる。
と長方形状の混合物であり、その粒子形は均一なものは
少なく、不均一な形状をした粒子がほとんどであるが、
本発明においてはそのような不均一なものを用いること
ができる。
本発明で用いる酸化亜鉛と樹脂バインダーの割合は樹脂
バインダー100重量部に対して酸化亜鉛30〜300
重量部の範囲が適当である6又、酸化亜鉛とカーボンブ
ラックの混合系では樹脂バインダー100重量部に対し
て混合物30〜300重量部の範囲が適当であり、混合
物系においては先に述べたように酸化亜鉛/カーボン−
9/l〜1/9が好ましいが、塗膜の強じんさから9/
1〜515がさらに好ましい。そして、酸化亜鉛とカー
ボンブラックの混合系の場合には、表面部にカーボンブ
ラック、ベース部に酸化亜鉛が集中するような形態が好
ましい。
バインダー100重量部に対して酸化亜鉛30〜300
重量部の範囲が適当である6又、酸化亜鉛とカーボンブ
ラックの混合系では樹脂バインダー100重量部に対し
て混合物30〜300重量部の範囲が適当であり、混合
物系においては先に述べたように酸化亜鉛/カーボン−
9/l〜1/9が好ましいが、塗膜の強じんさから9/
1〜515がさらに好ましい。そして、酸化亜鉛とカー
ボンブラックの混合系の場合には、表面部にカーボンブ
ラック、ベース部に酸化亜鉛が集中するような形態が好
ましい。
本発明のバックコート層に使用するカーボンブラックは
ファーネス、チャンネル、アセチレン、サーマル、ラン
プ等、いずれの方法で製造されたものでもよいが、アセ
チレンブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラ
ック、ローラーおよびディスクブラックおよびドイツナ
フタリンブラックが好ましい。本発明で使用するカーボ
ンブラックの粒子径は、電子顕微鏡撮影法により測定し
て10〜100m、I−未満、特に好ましくは2020
−8Oである。粒子径100mP以上ではバックコート
層中での帯電防止効果が劣り、バックコート面の粗度が
大きく、磁気テープとして巻回した゛とき磁性面を荒し
、又電磁変換特性の点でも劣り、バックコート面のヤン
グ率も粒子径100mP未満では高い値を保つが、10
0m、=を越えるとヤング率の低下があり、バックコー
ト層の接着性も低下する。一方1粒子径10mP未満で
はバックコート層の塗料中での分散が不均一となり、均
一分散とならずヤング率の低下を生しる一方、不均一の
ためバックコート層の帯電性を十分に低下させることが
できないので好ましくない。又、潤滑剤の入っていない
バックコート層は摩擦係数が高いため画像のゆらぎが生
じ、ジッターが発生し易いと共に、特に高温走行下で摩
擦係数が高いためバンクコート削れが発生し易く、巻き
みだれを生ずることが判った。特に本発明は酸化亜鉛の
比重の大きい事に注目したものであり、そのため潤滑剤
が表面部に来やすく、低摩擦化を果たすことができた。
ファーネス、チャンネル、アセチレン、サーマル、ラン
プ等、いずれの方法で製造されたものでもよいが、アセ
チレンブラック、ファーネスブラック、チャンネルブラ
ック、ローラーおよびディスクブラックおよびドイツナ
フタリンブラックが好ましい。本発明で使用するカーボ
ンブラックの粒子径は、電子顕微鏡撮影法により測定し
て10〜100m、I−未満、特に好ましくは2020
−8Oである。粒子径100mP以上ではバックコート
層中での帯電防止効果が劣り、バックコート面の粗度が
大きく、磁気テープとして巻回した゛とき磁性面を荒し
、又電磁変換特性の点でも劣り、バックコート面のヤン
グ率も粒子径100mP未満では高い値を保つが、10
0m、=を越えるとヤング率の低下があり、バックコー
ト層の接着性も低下する。一方1粒子径10mP未満で
はバックコート層の塗料中での分散が不均一となり、均
一分散とならずヤング率の低下を生しる一方、不均一の
ためバックコート層の帯電性を十分に低下させることが
できないので好ましくない。又、潤滑剤の入っていない
バックコート層は摩擦係数が高いため画像のゆらぎが生
じ、ジッターが発生し易いと共に、特に高温走行下で摩
擦係数が高いためバンクコート削れが発生し易く、巻き
みだれを生ずることが判った。特に本発明は酸化亜鉛の
比重の大きい事に注目したものであり、そのため潤滑剤
が表面部に来やすく、低摩擦化を果たすことができた。
又、本発明のバラフコ−1一層で用いるバインダーは、
従来、磁気記録媒体用に利用されている熱可塑性、熱硬
化性又は反応型樹脂やこれらの混合物が使用されるが、
得られる塗膜強度等の点から硬化型の樹脂が好ましい。
従来、磁気記録媒体用に利用されている熱可塑性、熱硬
化性又は反応型樹脂やこれらの混合物が使用されるが、
得られる塗膜強度等の点から硬化型の樹脂が好ましい。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が150℃以下、平均分
子量がio、ooo〜200,000、重合度が約20
0〜2,000程度のもので、例えば塩化ビニール−酢
酸ビニール共重合体(カルボン酸導入のものも含む)、
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
カルボン酸導入のものも含む)、塩化ビニール−塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニール−アクリロニトリル共
重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、ア
クリル酸エステル−スチレン共重合体。
子量がio、ooo〜200,000、重合度が約20
0〜2,000程度のもので、例えば塩化ビニール−酢
酸ビニール共重合体(カルボン酸導入のものも含む)、
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
カルボン酸導入のものも含む)、塩化ビニール−塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニール−アクリロニトリル共
重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合
体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、ア
クリル酸エステル−スチレン共重合体。
メタクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メ
タクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタク
リル酸エステル−スチレン共重合体。
タクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタク
リル酸エステル−スチレン共重合体。
ウレタンエラストマー、ナイロン−シリコン系樹脂、ニ
トロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリフッ化ビニル、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ブタジェ
ン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリ
ビニールブチラール、セルロース誘導体(セルロースア
セテート、セルロースダイアセテート、セルローストリ
アセテート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロ
ース等)、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリエステ
ル樹脂、クロロビニルエーテル−アクリル酸エステル共
重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂
及びこれらの混合物が使用される。
トロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリフッ化ビニル、
塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ブタジェ
ン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリ
ビニールブチラール、セルロース誘導体(セルロースア
セテート、セルロースダイアセテート、セルローストリ
アセテート、セルロースプロピオネート、ニトロセルロ
ース等)、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリエステ
ル樹脂、クロロビニルエーテル−アクリル酸エステル共
重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂
及びこれらの混合物が使用される。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては、塗布液の状態で
は200,000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に
加熱することにより、縮合、付加等の反応により、分子
量は無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、
樹脂が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが
好ましい。具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹
脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラ
ミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネート
プレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイ
ソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリ
オールとポリイソシアネートの混合物、尿素ホルムアル
デヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/
トリフェニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリ
アミン樹脂、及びこれらの混合物である。
は200,000以下の分子量であり、塗布、乾燥後に
加熱することにより、縮合、付加等の反応により、分子
量は無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、
樹脂が熱分解するまでの間に軟化又は溶融しないものが
好ましい。具体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹
脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラ
ミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネート
プレポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイ
ソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリ
オールとポリイソシアネートの混合物、尿素ホルムアル
デヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/
トリフェニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリ
アミン樹脂、及びこれらの混合物である。
而して特に好ましいものは、硝化綿(#l!維素樹脂)
、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体
、ウレタンの組合せからなる熱硬化性樹脂(硬化剤使用
)、或いは塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
共重合体(カルボン酸導入のものも含む)、又はアクリ
ル変性塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重
合体(カルボン酸導入のものも含む)及びウレタンアク
リレートからなる放射線硬化系樹脂からなるものであり
、放射線硬化系樹脂については前記の好ましい組合せの
外に、ラジカル重合性を有する不飽和二重結合を示すア
クリル酸、メタクリル酸、あるいはそれらのエステル化
合物のようなアクリル系二重結合、ジアリルフタレート
のようなアリル系二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘
導体等の不飽和結合等の、放射線照射による架橋あるい
は重合乾燥する基を熱可塑性樹脂の分子中に含有または
導入した樹脂等を用いることができる。その他、使用可
能なバインダー成分としては、単量体としてアクリル酸
、メタクリル酸、アクリルアミド等がある。二重結合の
あるバインダーとしては、種々のポリエステル、ポリオ
ール、ポリウレタン等をアクリル二重結合を有する化合
物で変性することもできる。更に必要に応じて多価アル
コールと多価カルボン酸を配合することによって種々の
分子量のものもできる。放射線感応樹脂として上記のも
のはその一部であり、これらは混合して用いることもで
きる。さらに好ましいのは(A)放射線により硬化性を
もつ不飽和二重結合を2個以上有する分子量5,000
〜ioo、oooのプラスチック状化合物、(B)放射
線により硬化性をもつ不飽和二重結合を1個以上有する
か、又は放射M硬化性を有しない、分子量3,000〜
100,000のゴム状化合物、およびCC)放射線に
より硬化性をもつ不飽和二重結合を1個以上有する1分
子量200−3,000(7)化合物を、(A)20−
70重量%、(B)20−80重重量、(C)10−4
0重量%の割合で用いた組合せである。放射線硬化系樹
脂を用いた場合、硬化時間が短かく、巻き取り後のバッ
クコート表面の充填剤等の磁性層への転移がないので、
好適である。一方、熱硬化性樹脂の場合、硬化時の巻き
しまりによるバックコート面の裏型転移のため、熱硬化
中のジャンボロールの内側、外側での電磁変換特性の差
が問題となる。
、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体
、ウレタンの組合せからなる熱硬化性樹脂(硬化剤使用
)、或いは塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール
共重合体(カルボン酸導入のものも含む)、又はアクリ
ル変性塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重
合体(カルボン酸導入のものも含む)及びウレタンアク
リレートからなる放射線硬化系樹脂からなるものであり
、放射線硬化系樹脂については前記の好ましい組合せの
外に、ラジカル重合性を有する不飽和二重結合を示すア
クリル酸、メタクリル酸、あるいはそれらのエステル化
合物のようなアクリル系二重結合、ジアリルフタレート
のようなアリル系二重結合、マレイン酸、マレイン酸誘
導体等の不飽和結合等の、放射線照射による架橋あるい
は重合乾燥する基を熱可塑性樹脂の分子中に含有または
導入した樹脂等を用いることができる。その他、使用可
能なバインダー成分としては、単量体としてアクリル酸
、メタクリル酸、アクリルアミド等がある。二重結合の
あるバインダーとしては、種々のポリエステル、ポリオ
ール、ポリウレタン等をアクリル二重結合を有する化合
物で変性することもできる。更に必要に応じて多価アル
コールと多価カルボン酸を配合することによって種々の
分子量のものもできる。放射線感応樹脂として上記のも
のはその一部であり、これらは混合して用いることもで
きる。さらに好ましいのは(A)放射線により硬化性を
もつ不飽和二重結合を2個以上有する分子量5,000
〜ioo、oooのプラスチック状化合物、(B)放射
線により硬化性をもつ不飽和二重結合を1個以上有する
か、又は放射M硬化性を有しない、分子量3,000〜
100,000のゴム状化合物、およびCC)放射線に
より硬化性をもつ不飽和二重結合を1個以上有する1分
子量200−3,000(7)化合物を、(A)20−
70重量%、(B)20−80重重量、(C)10−4
0重量%の割合で用いた組合せである。放射線硬化系樹
脂を用いた場合、硬化時間が短かく、巻き取り後のバッ
クコート表面の充填剤等の磁性層への転移がないので、
好適である。一方、熱硬化性樹脂の場合、硬化時の巻き
しまりによるバックコート面の裏型転移のため、熱硬化
中のジャンボロールの内側、外側での電磁変換特性の差
が問題となる。
又、本発明で使用される硬化剤はこの種熱硬化系樹脂に
使用される硬化剤は何でもよく、特にイソシアネート系
硬化剤が好ましく、それらの化合物として、例えば、大
日本インキ化学工業株式会社製のクリスポン4565.
4560. 日本ポリウレタン工業株式会社製のコロネ
ー1− L、及び武田薬品工業株式会社製のタケネート
XL−1007を挙げることができる。
使用される硬化剤は何でもよく、特にイソシアネート系
硬化剤が好ましく、それらの化合物として、例えば、大
日本インキ化学工業株式会社製のクリスポン4565.
4560. 日本ポリウレタン工業株式会社製のコロネ
ー1− L、及び武田薬品工業株式会社製のタケネート
XL−1007を挙げることができる。
本発明のバックコート層には他の添加剤、即ち潤滑剤、
分散剤、帯電防止剤等をフ;(法に従って用いることが
できる。潤滑剤としては従来この種バックコ−1〜Nに
用いられる潤滑剤としてシリコンオイル、弗素オイル、
脂肪酸、脂肪酸エステル、パラフィン、流動パラフィン
、界面活性剤等を用いることができるが、特に脂肪酸お
よび/又は脂肪酸エステルを用いるのが好ましい。
分散剤、帯電防止剤等をフ;(法に従って用いることが
できる。潤滑剤としては従来この種バックコ−1〜Nに
用いられる潤滑剤としてシリコンオイル、弗素オイル、
脂肪酸、脂肪酸エステル、パラフィン、流動パラフィン
、界面活性剤等を用いることができるが、特に脂肪酸お
よび/又は脂肪酸エステルを用いるのが好ましい。
脂肪酸としてはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸
、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、
ステアロール酸等の炭素数12以」二)脂肪酸(RCO
OHlRは炭素数11以上のアルキル基)であり、脂肪
酸エステルとしては、炭素数12〜16個の一塩基性脂
肪酸と炭素数3〜12個の一価のアルコールからなる脂
肪酸エステル類、炭素数17個以上の一塩基性脂肪酸と
該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が21〜23個より
成る一価のアルコールとから成る脂肪酸エステル等が使
用される。
ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸
、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リルン酸、
ステアロール酸等の炭素数12以」二)脂肪酸(RCO
OHlRは炭素数11以上のアルキル基)であり、脂肪
酸エステルとしては、炭素数12〜16個の一塩基性脂
肪酸と炭素数3〜12個の一価のアルコールからなる脂
肪酸エステル類、炭素数17個以上の一塩基性脂肪酸と
該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数が21〜23個より
成る一価のアルコールとから成る脂肪酸エステル等が使
用される。
なお本発明のバックコート層の塗布乾燥後の厚みは0.
3〜lOPmの範囲が一般的である。
3〜lOPmの範囲が一般的である。
本発明で用いられる各添加剤の量はバインダー100重
量部に対して、酸化亜鉛30〜300重量部、硬化剤1
5〜50重量部、潤滑剤1〜10重量部である。
量部に対して、酸化亜鉛30〜300重量部、硬化剤1
5〜50重量部、潤滑剤1〜10重量部である。
又、カーボンブラックとバインダーとは重量割合で1=
1〜1:4とするのが9了ましいが、この範囲をどちら
に外れてもバックコート層のヤング率の低下が大であり
、バインダーの割合をこれより少なくすると塗膜がもろ
くなり、バックコート層の接着性が低下し、カーボンブ
ラックの脱落が生じ、カレンダ一工程でのカーボンの付
着が生じるため、ドロップアウトが増大する。またバイ
ンダーの割合をこれより大きくすると、ヤング率の低下
により塗膜がもろくなり、カレンダ一工程での付着が生
じ、高温走行の場合もバックコート削れが発生するなど
、充填剤であるカーボンブラックによる効果が減少し、
好ましくない。上記範囲の中でも1:1.3〜1:3が
特に好ましい。酸化亜鉛とカーボンブラックの混合系で
は樹脂バインダー100重量部に対し混合物30〜30
0重量部が適当で、その中では酸化亜鉛/カーボンブラ
ック971〜1/9、特に好ましくは9/1〜515の
範囲で用いられる。
1〜1:4とするのが9了ましいが、この範囲をどちら
に外れてもバックコート層のヤング率の低下が大であり
、バインダーの割合をこれより少なくすると塗膜がもろ
くなり、バックコート層の接着性が低下し、カーボンブ
ラックの脱落が生じ、カレンダ一工程でのカーボンの付
着が生じるため、ドロップアウトが増大する。またバイ
ンダーの割合をこれより大きくすると、ヤング率の低下
により塗膜がもろくなり、カレンダ一工程での付着が生
じ、高温走行の場合もバックコート削れが発生するなど
、充填剤であるカーボンブラックによる効果が減少し、
好ましくない。上記範囲の中でも1:1.3〜1:3が
特に好ましい。酸化亜鉛とカーボンブラックの混合系で
は樹脂バインダー100重量部に対し混合物30〜30
0重量部が適当で、その中では酸化亜鉛/カーボンブラ
ック971〜1/9、特に好ましくは9/1〜515の
範囲で用いられる。
本発明はバックコート層において、前記のとおり、平均
粒径500mP以下の酸化亜鉛又は該酸化亜鉛と平均粒
径10〜100mHのカーボンブラック、潤滑剤及び樹
脂バインダーを含む塗膜を用いることにより、走行耐久
性がすぐれ、表面部の潤滑剤の効果を活かすことができ
るのでバック面の脱落がなく、静摩擦−動摩擦の差が小
さいので急激な停止でもバックコート面に傷がついたす
せず、バックコート層の表面粗度が良好で、かつテープ
状に裁断して巻装したときの巻きしまりが少なくなり、
そのためバックコート層表面の粗さが磁性面に転写する
おそれがないので電磁変換特性が大きく、更に磁性層と
の粘着及びシンチング現象を減じS/Nを良好に保つこ
とができると共に強じんなバラフコ−1一層を設けた磁
気記録媒体が得られるものであり、すぐれた発明という
ことができる。なお、バックコート層の表面粗度は0゜
05〜0.6Pm程度が好ましい。
粒径500mP以下の酸化亜鉛又は該酸化亜鉛と平均粒
径10〜100mHのカーボンブラック、潤滑剤及び樹
脂バインダーを含む塗膜を用いることにより、走行耐久
性がすぐれ、表面部の潤滑剤の効果を活かすことができ
るのでバック面の脱落がなく、静摩擦−動摩擦の差が小
さいので急激な停止でもバックコート面に傷がついたす
せず、バックコート層の表面粗度が良好で、かつテープ
状に裁断して巻装したときの巻きしまりが少なくなり、
そのためバックコート層表面の粗さが磁性面に転写する
おそれがないので電磁変換特性が大きく、更に磁性層と
の粘着及びシンチング現象を減じS/Nを良好に保つこ
とができると共に強じんなバラフコ−1一層を設けた磁
気記録媒体が得られるものであり、すぐれた発明という
ことができる。なお、バックコート層の表面粗度は0゜
05〜0.6Pm程度が好ましい。
一方、本発明の磁性層は、強磁性微粒子およびバインダ
ーを含む塗膜からなる塗布型および強磁性金属薄膜より
なる金属薄膜型のいずれも適用でき、強磁性物質として
はγ−Fe2O3、Fe3O4、Coドープ21’ F
f12 o3. CoドープγFe2O3Fe304
固溶体、CO系系化合物被覆型−F e203 、 C
o系化合物被覆型1−Fe3O4C7−Fe2O3との
中間酸化状態も含む、ここでいうCo系化合物とは、酸
化コバルト、水酸化コバルト、コバ用1−フェライト、
コバルトイオン吸着物等、コバルトの磁気異方性を保磁
方向上に活用する場合を示す)、あるいは鉄、コバルト
、ニッケルその他の強磁性金属あるいはF e−Go、
F e−N i、Co−N i 、 F e−Rh、
Fe−Cu、Fe−Au、Co−Cu+C。
ーを含む塗膜からなる塗布型および強磁性金属薄膜より
なる金属薄膜型のいずれも適用でき、強磁性物質として
はγ−Fe2O3、Fe3O4、Coドープ21’ F
f12 o3. CoドープγFe2O3Fe304
固溶体、CO系系化合物被覆型−F e203 、 C
o系化合物被覆型1−Fe3O4C7−Fe2O3との
中間酸化状態も含む、ここでいうCo系化合物とは、酸
化コバルト、水酸化コバルト、コバ用1−フェライト、
コバルトイオン吸着物等、コバルトの磁気異方性を保磁
方向上に活用する場合を示す)、あるいは鉄、コバルト
、ニッケルその他の強磁性金属あるいはF e−Go、
F e−N i、Co−N i 、 F e−Rh、
Fe−Cu、Fe−Au、Co−Cu+C。
−Au、Co−Y、Co−La、Co−Pr、Co−G
d、Co−3m、Co−Pt、N 1−Cu、F a−
Co−Nd、 Mn−B i、 Mn−8b、Mn −
A lのような磁性合金、更にBaフェライト、Srフ
ェライトのようなフェライト系磁性体を挙げることがで
きる。
d、Co−3m、Co−Pt、N 1−Cu、F a−
Co−Nd、 Mn−B i、 Mn−8b、Mn −
A lのような磁性合金、更にBaフェライト、Srフ
ェライトのようなフェライト系磁性体を挙げることがで
きる。
従来、強磁性粉末としては例えばγ−Fe203、CO
含有’2’ Fe2O3、Fe50,1.COO有Fe
304 、CrO2等がよく使用されていたが、これら
強磁性粉末の保磁力および最大残留磁束密度等の磁気特
性は高感度高密度記録用としては不十分であり、約I
pm以下の記録波長の短い信号や、トラック巾の狭い磁
気記録にはあまり適していない。
含有’2’ Fe2O3、Fe50,1.COO有Fe
304 、CrO2等がよく使用されていたが、これら
強磁性粉末の保磁力および最大残留磁束密度等の磁気特
性は高感度高密度記録用としては不十分であり、約I
pm以下の記録波長の短い信号や、トラック巾の狭い磁
気記録にはあまり適していない。
磁気記録媒体に対する要求が厳しくなるにつれて、高密
度記録に適する特性を備えた強磁性粉末が開発され、ま
た提案されている。このような磁性粉末はFe、Co、
F e −Co、F e −G o−Ni、Go−Ni
等の金属または合金、これらとA1.Cr、Si等との
合金などがある。かかる合金粉末を用いた磁気記録層は
高密度記録の目的には高い保磁力と高い残留磁束密度と
を有する必要があり、上記磁性粉末がこれらの基準に合
致するように種々の製造方法或いは合金組成を選択する
のが好ましい。
度記録に適する特性を備えた強磁性粉末が開発され、ま
た提案されている。このような磁性粉末はFe、Co、
F e −Co、F e −G o−Ni、Go−Ni
等の金属または合金、これらとA1.Cr、Si等との
合金などがある。かかる合金粉末を用いた磁気記録層は
高密度記録の目的には高い保磁力と高い残留磁束密度と
を有する必要があり、上記磁性粉末がこれらの基準に合
致するように種々の製造方法或いは合金組成を選択する
のが好ましい。
本発明者等は種々の合金粉末を用いて磁気記録媒体を製
作したところ、BET法による比表面積が48m2/g
以上で、磁性層の保磁力が10000e以上で、しかも
磁性層の表面粗度〔後述のタリステップによる測定にお
いてカットオフ0゜17mmでR20(20回平均値)
のこと、以下同じ〕が0.0111P以下のときに、ノ
イズレベルが充分に低く、高密度、短波長の記録に適す
る磁気記録媒体が得られることを見出しているが、この
ような磁性層と本発明のバックコート層とを組合せた場
合には、シンチング現象(急速停止時の巻きゆるみ)、
ドロップアウト、摩擦の減少という効果が生じ、更に磁
気テープのベースであるポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリアミド等
のプラスチックフィルムが約11/”程度以下という薄
いものが用いられる傾向から、テープを巻装したときの
巻締りが益々大きくなり、バックコート面の粗さが磁性
面へ転写して出力低下の原因となってくるが、上記磁気
記録層、バックコート層の組合せでは、このような問題
点も改善され好ましい。なお、強磁性物質として強磁性
金属を主成分とするものは、塗膜の電気抵抗が高くドロ
ップアウトを発生し易いので帯電対策が必要であるが、
本発明のバックコート層との組合せにより、そのような
問題も解決され得、極めて好都合である。
作したところ、BET法による比表面積が48m2/g
以上で、磁性層の保磁力が10000e以上で、しかも
磁性層の表面粗度〔後述のタリステップによる測定にお
いてカットオフ0゜17mmでR20(20回平均値)
のこと、以下同じ〕が0.0111P以下のときに、ノ
イズレベルが充分に低く、高密度、短波長の記録に適す
る磁気記録媒体が得られることを見出しているが、この
ような磁性層と本発明のバックコート層とを組合せた場
合には、シンチング現象(急速停止時の巻きゆるみ)、
ドロップアウト、摩擦の減少という効果が生じ、更に磁
気テープのベースであるポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリアミド等
のプラスチックフィルムが約11/”程度以下という薄
いものが用いられる傾向から、テープを巻装したときの
巻締りが益々大きくなり、バックコート面の粗さが磁性
面へ転写して出力低下の原因となってくるが、上記磁気
記録層、バックコート層の組合せでは、このような問題
点も改善され好ましい。なお、強磁性物質として強磁性
金属を主成分とするものは、塗膜の電気抵抗が高くドロ
ップアウトを発生し易いので帯電対策が必要であるが、
本発明のバックコート層との組合せにより、そのような
問題も解決され得、極めて好都合である。
上記磁気記録層における保磁力の好ましい範囲は100
0〜20000 eであり、これ以上の範囲では記録時
に磁気ヘッドが飽和し、また消磁が困難になる。磁性粉
の比表面積は大きい程S/N比を改善する傾向があるが
、あまり比表面積が大きいと磁性粉へのバインダー中へ
の分散が悪くなり、また効果が飽和する傾向を有するこ
とが分った。一方、磁気記録層における表面粗度は記録
感度に影響を与え、その表面粗度が小さいと短波長の記
録感度が上昇する。上記の特性を満足させ得る強磁性合
金としてはCo、Fe Co、Fe−Co−N i、
C6−N iなど、またこれにCr、AI、Si等を添
加した微粉末が用いられる。これらは金属塩をBH4等
の還元剤で湿時還元した微粉末、酸化鉄表面をSi化合
物で被覆した後、H2ガス中で乾式還元した微粉末、或
いは合金を低圧アルゴン中で蒸発させた微粉末などで、
軸比1:5−1:10を有し、残留磁束密度Br=20
00〜3000ガウスのもので、且つ上記保磁力及び表
面積の条件を満たすものである。
0〜20000 eであり、これ以上の範囲では記録時
に磁気ヘッドが飽和し、また消磁が困難になる。磁性粉
の比表面積は大きい程S/N比を改善する傾向があるが
、あまり比表面積が大きいと磁性粉へのバインダー中へ
の分散が悪くなり、また効果が飽和する傾向を有するこ
とが分った。一方、磁気記録層における表面粗度は記録
感度に影響を与え、その表面粗度が小さいと短波長の記
録感度が上昇する。上記の特性を満足させ得る強磁性合
金としてはCo、Fe Co、Fe−Co−N i、
C6−N iなど、またこれにCr、AI、Si等を添
加した微粉末が用いられる。これらは金属塩をBH4等
の還元剤で湿時還元した微粉末、酸化鉄表面をSi化合
物で被覆した後、H2ガス中で乾式還元した微粉末、或
いは合金を低圧アルゴン中で蒸発させた微粉末などで、
軸比1:5−1:10を有し、残留磁束密度Br=20
00〜3000ガウスのもので、且つ上記保磁力及び表
面積の条件を満たすものである。
合金磁性粉は各種バインダーを用いて磁性塗料とするこ
とができるが、一般には熱硬化性樹脂系バインダー及び
放射線硬化系バインダーが好適であり、その他添加剤と
して分散剤、潤滑剤、帯電防止剤を常法に従って用いる
ことができる。BET比表面積が48m2/g以上の磁
性粉を用いるため、分散性に問題があるので分散剤とし
ては界面活性剤、脂肪酸や有機チタンカップリング剤、
シランカップリング剤などを用いると良い。バインダー
としては塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共
重合体、ポリウレタンプレポリマー及びポリイソシアネ
ートより成るバインダー、或いはこれに更にニトロセル
ロースを加えたバインダー、その他公知の熱硬化性バイ
ンダー、或いはイオン化エネルギーに感応するアクリル
系二重結合やマレイン系二重結合などを樹脂の基として
含有する放射線硬化型バインダーなどが使用できる。
とができるが、一般には熱硬化性樹脂系バインダー及び
放射線硬化系バインダーが好適であり、その他添加剤と
して分散剤、潤滑剤、帯電防止剤を常法に従って用いる
ことができる。BET比表面積が48m2/g以上の磁
性粉を用いるため、分散性に問題があるので分散剤とし
ては界面活性剤、脂肪酸や有機チタンカップリング剤、
シランカップリング剤などを用いると良い。バインダー
としては塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共
重合体、ポリウレタンプレポリマー及びポリイソシアネ
ートより成るバインダー、或いはこれに更にニトロセル
ロースを加えたバインダー、その他公知の熱硬化性バイ
ンダー、或いはイオン化エネルギーに感応するアクリル
系二重結合やマレイン系二重結合などを樹脂の基として
含有する放射線硬化型バインダーなどが使用できる。
通常の方法に従って、合金磁性粉末をバインダー及び所
定の溶剤並びに各種添加剤と混合して磁性塗料とし、こ
れをポリエステルベース等の基体に塗布し、熱硬化また
は放射線硬化して磁性膜を形成し、そしてさらにカレン
ダー加工を行なう。
定の溶剤並びに各種添加剤と混合して磁性塗料とし、こ
れをポリエステルベース等の基体に塗布し、熱硬化また
は放射線硬化して磁性膜を形成し、そしてさらにカレン
ダー加工を行なう。
なお、磁性面、バック面がいずれも放射線硬化型のバイ
ンダーを用いる場合には、製造上、連続硬化が可能であ
り、上記の裏型転写がないのでドロップアウトが防止で
き、さらに好ましい。その上、放射線硬化はオンライン
上で処理できるので省エネルギー対策、製造時の人員の
減少にも役立ち、コストの低減につながる。特性面では
熱硬化時の巻きしまりによるドロップアウトの外に、ロ
ール状に巻かれたときの内外径の個所の圧力のちがいに
より磁気テープの長さ方向の距離による出力差が生じる
こともなくなる。ベース厚が11P以下と薄くなり、ま
た金属磁性粉の硬度がγ−Fe2O3などの磁性酸化物
よりも小さいために磁性層の表面硬度が小さく巻きしま
りの影響を受け易くなるが、放射線硬化型のバックコー
ト層ではこの影響を取除くことができ、内外径での出力
差やドロップアウトの差を除くことができるため特に好
ましい。
ンダーを用いる場合には、製造上、連続硬化が可能であ
り、上記の裏型転写がないのでドロップアウトが防止で
き、さらに好ましい。その上、放射線硬化はオンライン
上で処理できるので省エネルギー対策、製造時の人員の
減少にも役立ち、コストの低減につながる。特性面では
熱硬化時の巻きしまりによるドロップアウトの外に、ロ
ール状に巻かれたときの内外径の個所の圧力のちがいに
より磁気テープの長さ方向の距離による出力差が生じる
こともなくなる。ベース厚が11P以下と薄くなり、ま
た金属磁性粉の硬度がγ−Fe2O3などの磁性酸化物
よりも小さいために磁性層の表面硬度が小さく巻きしま
りの影響を受け易くなるが、放射線硬化型のバックコー
ト層ではこの影響を取除くことができ、内外径での出力
差やドロップアウトの差を除くことができるため特に好
ましい。
また上記組合せの他、磁気記録層として強磁性金属薄膜
を用い本発明のバックコート層と組合せた場合には、そ
の電磁変換特性の良好さ、表面粗度の良好さ、カールの
防止、ドロップアウトの低下等の効果が発揮され、好ま
しい組合せである。
を用い本発明のバックコート層と組合せた場合には、そ
の電磁変換特性の良好さ、表面粗度の良好さ、カールの
防止、ドロップアウトの低下等の効果が発揮され、好ま
しい組合せである。
(ニ) ■のり用分野
本発明の磁気記録媒体はオーディオ、ビデオ。
コンピューター、磁気ディスク等の分野に広範囲に使用
されて好適である。
されて好適である。
(ホ) ■を するための 良の多態
以下に本発明の実施例を示す。なお、本発明がこの実施
例に限定されるものでないことは理解されるへきである
。
例に限定されるものでないことは理解されるへきである
。
実施例
下記のような数種の磁性層およびバック層を形成し、こ
れらを組合せて磁気テープを製造し、本発明の効果を見
た。
れらを組合せて磁気テープを製造し、本発明の効果を見
た。
実施例1 (酸化亜鉛)
■磁性層(金属酸化物型)の形成
[(熱硬化型磁性層) 重量部
コバ用1〜被覆針状2’ Fe2O3120部(長軸0
.4.、単軸0.05P、 Hc 6000 e )カ
ーボンブラック 5部 (帯電防止用三菱カーボンブラックM A −600)
o’、A l 203粉末(0,5)−粉状) 2部分
散剤(大豆油精製レシチン) 3部 溶剤(MEK/l−ル!ン50150) 100部上記
組成物をボールミル中にて3時間混合し、針状磁性酸化
鉄を分散剤により良く湿潤させる。次に 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体 15部(ユニオンカー
バイト社製VAGH) 熱可塑性ウレタン樹脂 15部 (日本ポリウレタン社製ニラポラン3022)溶剤(M
EK/トルエン 50150) 2 Q Q部側滑剤(
高級脂肪酸変性シリコンオイル)3部の混合物を良く混
合溶解させる。
.4.、単軸0.05P、 Hc 6000 e )カ
ーボンブラック 5部 (帯電防止用三菱カーボンブラックM A −600)
o’、A l 203粉末(0,5)−粉状) 2部分
散剤(大豆油精製レシチン) 3部 溶剤(MEK/l−ル!ン50150) 100部上記
組成物をボールミル中にて3時間混合し、針状磁性酸化
鉄を分散剤により良く湿潤させる。次に 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体 15部(ユニオンカー
バイト社製VAGH) 熱可塑性ウレタン樹脂 15部 (日本ポリウレタン社製ニラポラン3022)溶剤(M
EK/トルエン 50150) 2 Q Q部側滑剤(
高級脂肪酸変性シリコンオイル)3部の混合物を良く混
合溶解させる。
これを先の磁性粉処理を行なったボールミル中に投入し
、再び42時間分散させる。分散後、磁性塗料中のバイ
ンダーの水酸基を主体とした官能基と反応し架橋結合し
得るインシアネート化合物(バイエル社製デスモジュー
ルL)を5部(固形分換算)、上記ボールミル仕込塗料
に20分で混合を行なった。
、再び42時間分散させる。分散後、磁性塗料中のバイ
ンダーの水酸基を主体とした官能基と反応し架橋結合し
得るインシアネート化合物(バイエル社製デスモジュー
ルL)を5部(固形分換算)、上記ボールミル仕込塗料
に20分で混合を行なった。
磁性塗料を15Hのポリエステルフィルム上に塗布し、
永久磁石(1600ガウス)上で配向させ、赤外線ラン
プまたは熱風により溶剤を乾燥させた後、表面平滑化処
理後、80℃に保持したオーブン中にロールを48時間
保持し、イソシアネートによる架橋反応を促進させた。
永久磁石(1600ガウス)上で配向させ、赤外線ラン
プまたは熱風により溶剤を乾燥させた後、表面平滑化処
理後、80℃に保持したオーブン中にロールを48時間
保持し、イソシアネートによる架橋反応を促進させた。
蓋陥12 放射 化型磁
重量部
コバルト被覆針状7’Fe2O3120部(長軸0.4
P、単軸0’、057−1Hc 6[)Do s )カ
ーボンブラック 5部 (帯電防止用三菱カーボンブラックMA−600)メー
A1203粉末(0,5P粉状) 2部分散剤(大豆油
精製レシチン) 3部 溶剤(MEK/l−ルエン50150) 100部上記
組成物をボールミル中にて3時間混合し、針状磁性酸化
鉄を分散剤により良く湿潤させる。次に アクリル二重結合導入飽和ポリエステル樹脂10部(固
型分換算) アクリル二重結合導入塩酢ビ共重合体 10部(固型分換算) アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー 10部(固型分換算) 溶剤(MEK/hルエン50150) 200部潤滑剤
(高級脂肪酸変性シリコンオイル)3部上記バインダー
の混合物を良く混合溶解させる。
P、単軸0’、057−1Hc 6[)Do s )カ
ーボンブラック 5部 (帯電防止用三菱カーボンブラックMA−600)メー
A1203粉末(0,5P粉状) 2部分散剤(大豆油
精製レシチン) 3部 溶剤(MEK/l−ルエン50150) 100部上記
組成物をボールミル中にて3時間混合し、針状磁性酸化
鉄を分散剤により良く湿潤させる。次に アクリル二重結合導入飽和ポリエステル樹脂10部(固
型分換算) アクリル二重結合導入塩酢ビ共重合体 10部(固型分換算) アクリル二重結合導入ポリエーテルウレタンエラストマ
ー 10部(固型分換算) 溶剤(MEK/hルエン50150) 200部潤滑剤
(高級脂肪酸変性シリコンオイル)3部上記バインダー
の混合物を良く混合溶解させる。
これを先の磁性粉処理を行なったボールミル中に投入し
再び42時間混合分散させる。
再び42時間混合分散させる。
この様にして得られた磁性塗料を15.−のポリエステ
ルフィルム上に塗布し、永久磁石(1600ガウス)上
で配向させ、赤外線ランプ又は熱風により溶剤を乾燥さ
せた後、表面平滑化処理後、ESI社製エレク1−ロカ
ーテンタイプ電子線加速装置を使用して、加速電圧15
0Ke、V、電極電流20mA、全照射量5Mradの
条件下でN2雰囲気下にて電子線を照射し、塗膜を硬化
させた。
ルフィルム上に塗布し、永久磁石(1600ガウス)上
で配向させ、赤外線ランプ又は熱風により溶剤を乾燥さ
せた後、表面平滑化処理後、ESI社製エレク1−ロカ
ーテンタイプ電子線加速装置を使用して、加速電圧15
0Ke、V、電極電流20mA、全照射量5Mradの
条件下でN2雰囲気下にて電子線を照射し、塗膜を硬化
させた。
得られたテープを1部2インチ巾に切断しビデオテープ
を得た。
を得た。
酸化亜鉛 200mP 200
硬化剤 コロネートL 20
潤滑剤 ステアリン酸 4
ステアリン酸ブチル 2
硝化綿 40
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体(
積木化学製、エスレツクA) 30ポリウレタンエラス
トマー 30 (B、Fグツドリッチ社製、エラセン5703)混合溶
剤(MIBK/トルエン)250重量合5」二記酸化亜
鉛はZn0O−100、Pb to。
積木化学製、エスレツクA) 30ポリウレタンエラス
トマー 30 (B、Fグツドリッチ社製、エラセン5703)混合溶
剤(MIBK/トルエン)250重量合5」二記酸化亜
鉛はZn0O−100、Pb to。
〜200、Cd、200−500、Fe5O0−200
0、その他2000−3000mHの平均粒径より成り
、メディアン径として200■nPである。均一性の酸
化亜鉛はなく、現在の酸イし亜鉛は製法上、不均一性が
避けられなり)。
0、その他2000−3000mHの平均粒径より成り
、メディアン径として200■nPである。均一性の酸
化亜鉛はなく、現在の酸イし亜鉛は製法上、不均一性が
避けられなり)。
バックコート層2 重量部
酸化亜鉛 粒径可変 200
アクリル変性塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコー
ル アクリル変性ポリウレタンエラストマー(下記す法)
分子量20.000 4 0多官能アクリレ−1−分子
量1.000 2 0混合溶剤(MIBK/I−ルエン
) 2500上記混合物中の放射線感応性Aインタ゛−
の合成方法を以下に示す。
ル アクリル変性ポリウレタンエラストマー(下記す法)
分子量20.000 4 0多官能アクリレ−1−分子
量1.000 2 0混合溶剤(MIBK/I−ルエン
) 2500上記混合物中の放射線感応性Aインタ゛−
の合成方法を以下に示す。
a)塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合
体のアクリル変性体の合成 エスレックA750重量部とトルエン1250重量部、
シクロへキサノン500重量部を51の4つロフラスコ
に仕込み加熱溶解し80°C昇温後、トリレンジイソシ
アネートの2−ヒドロキシエチルメタクリレートアダク
ト×を6.14重量部加え、更にオクチル酸スズ0.0
12重量部、ハイドロキノン0.012重量部を加え、
80℃でN2気流中NCO反応率が90%以上となるま
で反応せしめる。反応終了後、冷却してメチルエチルケ
トン1250重量部を加え希釈する。
体のアクリル変性体の合成 エスレックA750重量部とトルエン1250重量部、
シクロへキサノン500重量部を51の4つロフラスコ
に仕込み加熱溶解し80°C昇温後、トリレンジイソシ
アネートの2−ヒドロキシエチルメタクリレートアダク
ト×を6.14重量部加え、更にオクチル酸スズ0.0
12重量部、ハイドロキノン0.012重量部を加え、
80℃でN2気流中NCO反応率が90%以上となるま
で反応せしめる。反応終了後、冷却してメチルエチルケ
トン1250重量部を加え希釈する。
×トリレンジイソシアネート(TDI)の2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート(2HEMA)アダクトの製法 TDI348重量部をN2気流中11の4つロフラスコ
内で80℃に加熱後、2HEMA260重量部、オクチ
ル酸スズ0.07重量部、ハイドロキノン0.05重量
部を反応缶内の温度が80〜85℃となるように冷却コ
ントロールしながら滴下終了後、80℃で3時間攪拌し
反応を完結させる。反応終了後、取出して冷却、白色ペ
ースト状の2HEMAt&得た。
シエチルメタクリレート(2HEMA)アダクトの製法 TDI348重量部をN2気流中11の4つロフラスコ
内で80℃に加熱後、2HEMA260重量部、オクチ
ル酸スズ0.07重量部、ハイドロキノン0.05重量
部を反応缶内の温度が80〜85℃となるように冷却コ
ントロールしながら滴下終了後、80℃で3時間攪拌し
反応を完結させる。反応終了後、取出して冷却、白色ペ
ースト状の2HEMAt&得た。
b)ウレタンエラストマーアクリル変性体の合成末端イ
ソシアネー1〜のジフェニルメタンジイソシアネ−1−
(MDI)系ウレタンプレポリマー(日本ポリウレタン
製、ニラポラン3119)250重量部、2HEMA3
.2.5重量部、ハイドロキノン0.007重量部、オ
クチル酸スズ0.009重星部製反応缶に入れ、80”
Cに加熱溶解後T、DI43.5重量部を反応缶内の温
度が80〜90℃となるように冷却しながら滴下し、滴
下終了後80℃でNGO反応率95%以上となるまで反
ノ、tせしめる。
ソシアネー1〜のジフェニルメタンジイソシアネ−1−
(MDI)系ウレタンプレポリマー(日本ポリウレタン
製、ニラポラン3119)250重量部、2HEMA3
.2.5重量部、ハイドロキノン0.007重量部、オ
クチル酸スズ0.009重星部製反応缶に入れ、80”
Cに加熱溶解後T、DI43.5重量部を反応缶内の温
度が80〜90℃となるように冷却しながら滴下し、滴
下終了後80℃でNGO反応率95%以上となるまで反
ノ、tせしめる。
これら2種のバック層を先に磁気記録層を形成した基材
の反対面側に乾燥厚みが1’、OPmになるように塗布
、乾燥を行ない、カレンダーにて表面平滑処理を行なっ
た後、エレクトロカーテンタイプ電子線加速装置を用い
て加速電圧150KeV、電極電流10mA、吸収線量
3 M r a dの作動条件の下でN2ガス雰囲気に
おいて電子線をバック層に照射し硬化を行なわせた。
の反対面側に乾燥厚みが1’、OPmになるように塗布
、乾燥を行ない、カレンダーにて表面平滑処理を行なっ
た後、エレクトロカーテンタイプ電子線加速装置を用い
て加速電圧150KeV、電極電流10mA、吸収線量
3 M r a dの作動条件の下でN2ガス雰囲気に
おいて電子線をバック層に照射し硬化を行なわせた。
上記磁性層2とバックコート層2とを組合せて製造した
磁気テープについての各特性を第1表に示す。比較例と
してバックコート層の酸化亜鉛の代りにCa C03(
80m、−1均一性)を用いたものを採用した。
磁気テープについての各特性を第1表に示す。比較例と
してバックコート層の酸化亜鉛の代りにCa C03(
80m、−1均一性)を用いたものを採用した。
第1表より判るとおり、バックコート面に不均一個所が
あるが、Zn0600mPまでの範囲では電磁変換特性
は実用上問題なかった。
あるが、Zn0600mPまでの範囲では電磁変換特性
は実用上問題なかった。
摩擦に関しては表面部に潤滑剤が来ているために効果を
発揮し50℃、80%長期間(10日間)保存でも摩擦
係数が低かった。特に静−動摩擦の差が少なかった。ま
た画像ゆらぎも不均一部を除いてなかった。急激ストッ
プによるバックコート面の傷もなかった。
発揮し50℃、80%長期間(10日間)保存でも摩擦
係数が低かった。特に静−動摩擦の差が少なかった。ま
た画像ゆらぎも不均一部を除いてなかった。急激ストッ
プによるバックコート面の傷もなかった。
上記について、バインダーと酸化亜鉛は、バインダー1
00重量部に対し酸化亜鉛30〜300重量部の範囲で
は表面粗度があまり低下せず、電磁変換特性の低下もな
く、第1表の結果と同様の結果が得られた。
00重量部に対し酸化亜鉛30〜300重量部の範囲で
は表面粗度があまり低下せず、電磁変換特性の低下もな
く、第1表の結果と同様の結果が得られた。
上記組合せのバックコート層における酸化亜鉛に代えて
、均一なCaCO3(0−2P)−不均一なカオリンク
レー(0,5P)を用いた場合の特性を比較した結果を
第2表に示す。
、均一なCaCO3(0−2P)−不均一なカオリンク
レー(0,5P)を用いた場合の特性を比較した結果を
第2表に示す。
第 2 表
CaCO3と比較するとカオリンクレーは平均粒径0.
5)−であるが不均一性ゆえバックコート面の粗度が悪
かった。酸化亜鉛と比べても比重が2゜6と軽いためバ
インダー、潤滑剤が表面部に来ないので、カレンダー加
工をしても0.25〜0゜35 x mの不均一なバッ
クコート層にしかならなかった。そのため電磁変換特性
の低下が酸化亜鉛と同じ系のものと比べても低下が大で
あり、従来、用いられた顔料は不均一なものより均一な
ものを用いた方がよいことが判る。従って本発明で不均
一な酸化亜鉛を用いることにより電磁変換特性等。
5)−であるが不均一性ゆえバックコート面の粗度が悪
かった。酸化亜鉛と比べても比重が2゜6と軽いためバ
インダー、潤滑剤が表面部に来ないので、カレンダー加
工をしても0.25〜0゜35 x mの不均一なバッ
クコート層にしかならなかった。そのため電磁変換特性
の低下が酸化亜鉛と同じ系のものと比べても低下が大で
あり、従来、用いられた顔料は不均一なものより均一な
ものを用いた方がよいことが判る。従って本発明で不均
一な酸化亜鉛を用いることにより電磁変換特性等。
各種特性がすぐれたものが得られたことは驚くべきこと
である。
である。
上記各磁性層、バックコート層を組合せたものについて
の種々の特性を第3表に示す。バックコート層2の酸化
亜鉛どしては粒径200mPのものを用いた。
の種々の特性を第3表に示す。バックコート層2の酸化
亜鉛どしては粒径200mPのものを用いた。
第3表より、磁性層、バラフコ−1〜層共に熱硬化型の
もの(No、1)に比べ、一方の面でも放射線硬化型の
ものの方(No、2.3)がドロップアウトが少なく、
特に両面共成射線硬化型の場合(No、4)有利である
ことが判る。
もの(No、1)に比べ、一方の面でも放射線硬化型の
ものの方(No、2.3)がドロップアウトが少なく、
特に両面共成射線硬化型の場合(No、4)有利である
ことが判る。
実施例2(酸化亜鉛とカーボンブラックの混合系)バラ
フコ−土 バックコートN2において酸化亜鉛の代りに、酸化亜鉛
(200mP)x重量部とカーボンブラック(40mP
)y重量部(x+y=200)を添加した。このものと
磁性層2とを組合せた磁気テープの各特性を第4表に示
す。酸化亜鉛の比重は5゜5、カーボンブラックの粒径
は40mPである。
フコ−土 バックコートN2において酸化亜鉛の代りに、酸化亜鉛
(200mP)x重量部とカーボンブラック(40mP
)y重量部(x+y=200)を添加した。このものと
磁性層2とを組合せた磁気テープの各特性を第4表に示
す。酸化亜鉛の比重は5゜5、カーボンブラックの粒径
は40mPである。
比較例として酸化亜鉛に代えてCa CO3(80m、
−)、TiO2(200mP、比重3.9−4゜2)、
カオリンクレー(500m戸)、MMgC03(500
,+−1比重2.2)、AI (OH)3(200m>
)を用いた場合の例を挙げた。比較例における顔料X重
量部とカーボンブラフ9フ重量部とはx=180、y−
20である。
−)、TiO2(200mP、比重3.9−4゜2)、
カオリンクレー(500m戸)、MMgC03(500
,+−1比重2.2)、AI (OH)3(200m>
)を用いた場合の例を挙げた。比較例における顔料X重
量部とカーボンブラフ9フ重量部とはx=180、y−
20である。
第4表のように酸化亜鉛とカーボンブラックを混合する
ことによりバラフコ−1−面の不均一性が改良されるた
めバッグコート面の不均一部のケズレが減り、電磁変換
特性も安定する。50℃、80%での走行摩擦も酸化亜
鉛の比重が生かされて表面部での潤滑効果のため摩擦低
下がある。バックコート面の不均一性が改良さオしたた
め、画像ゆらぎもなくなる。カーボンブラックを含有し
、カーボンブラックが表面部の方に集中しているため、
電気抵抗は同じでも他の顔料とカーボンブラックの混合
系と比べ、半減期が短かくなっていることでも帯電防止
効果が大であることは確かめられる。
ことによりバラフコ−1−面の不均一性が改良されるた
めバッグコート面の不均一部のケズレが減り、電磁変換
特性も安定する。50℃、80%での走行摩擦も酸化亜
鉛の比重が生かされて表面部での潤滑効果のため摩擦低
下がある。バックコート面の不均一性が改良さオしたた
め、画像ゆらぎもなくなる。カーボンブラックを含有し
、カーボンブラックが表面部の方に集中しているため、
電気抵抗は同じでも他の顔料とカーボンブラックの混合
系と比べ、半減期が短かくなっていることでも帯電防止
効果が大であることは確かめられる。
そのためドロップアウトの発生も少ない。特にドロップ
アラ1へについては、低湿状態では発生し易いので、3
0°C130%で測定したところ、ドロップアラ1−は
やはり少なく、本発明ではカーボンブラックが表面部に
象申しているため非常に効果的なことが判る。酸化亜鉛
/カーボンブラックの好ましい範囲は1/9〜9/1.
さらに好ましい範囲はバックコート削れより、酸化亜鉛
の充填効果が生かされる範囲で179〜515である。
アラ1へについては、低湿状態では発生し易いので、3
0°C130%で測定したところ、ドロップアラ1−は
やはり少なく、本発明ではカーボンブラックが表面部に
象申しているため非常に効果的なことが判る。酸化亜鉛
/カーボンブラックの好ましい範囲は1/9〜9/1.
さらに好ましい範囲はバックコート削れより、酸化亜鉛
の充填効果が生かされる範囲で179〜515である。
上記実施例についてバインダー中への酸イし![[@f
l/カーボンブラックの星は、バインダー100重量部
に対し30〜300重量部、さらに好ましし1範囲は5
0〜250重量部である。
l/カーボンブラックの星は、バインダー100重量部
に対し30〜300重量部、さらに好ましし1範囲は5
0〜250重量部である。
上記磁性層2とバックコートM3(酸化亜鉛:カーボン
ブラック=9:1)において、酸化亜鉛(200mP)
と絹合せるカーボンブラックの粒径を種々に変えてバッ
ク面粗度と電磁変換特性に見た結果を第5表に示す。
ブラック=9:1)において、酸化亜鉛(200mP)
と絹合せるカーボンブラックの粒径を種々に変えてバッ
ク面粗度と電磁変換特性に見た結果を第5表に示す。
第5表よりカーボンブランクの好ましい径Iま10−
l Q Q m)”、さらに好ましくは20−80 m
Pであることが判る。
l Q Q m)”、さらに好ましくは20−80 m
Pであることが判る。
次いで実施例1のバックコート層1.21こカーボンブ
ランクを加えたもの(各々ノヘツクコート層ビ、2′と
する)を磁性層1,2と組合せて製造した磁気テープの
各特性を第6表に示す。
ランクを加えたもの(各々ノヘツクコート層ビ、2′と
する)を磁性層1,2と組合せて製造した磁気テープの
各特性を第6表に示す。
バックコート層にカーボンブラックを添カロしていない
第3表と比べ、バック面不拘−噌生しこよる肖りれ、電
磁変換特性、ドロップアウト等1種々の特性において、
バラフコ−1〜Mにカーボンブラックを添加した第6表
のものは、非常しこすく゛れてし)ることか判る。なお
、第6表の中でも両面放射線硬化型(NO,4)のもの
が巻きしまりしこよるイ」着等がなく、ドロップアウト
の点で有写りである。
第3表と比べ、バック面不拘−噌生しこよる肖りれ、電
磁変換特性、ドロップアウト等1種々の特性において、
バラフコ−1〜Mにカーボンブラックを添加した第6表
のものは、非常しこすく゛れてし)ることか判る。なお
、第6表の中でも両面放射線硬化型(NO,4)のもの
が巻きしまりしこよるイ」着等がなく、ドロップアウト
の点で有写りである。
実施例3
下記のようにして数種の合金磁性層を形成し。
実施例1のバック層とこれらを組合せて磁気記録媒体を
製造し、本発明の効果をみた。
製造し、本発明の効果をみた。
延生豊夙腹辰
湿式還元法により種々の合金粉末を製造した。
これらは軸比(短軸/長軸)が115〜1/10の針状
粒子より成り、残留磁束密度2000〜3000ガウス
、保磁力1000〜20000e:BET比表面積45
〜70m2/gを有するものであった。これらの磁性粉
を次の配合比で通常の方法で混合し、各磁性層を形成し
た。
粒子より成り、残留磁束密度2000〜3000ガウス
、保磁力1000〜20000e:BET比表面積45
〜70m2/gを有するものであった。これらの磁性粉
を次の配合比で通常の方法で混合し、各磁性層を形成し
た。
磁性層3(熱硬化型)
重量部
Fe−Go−Ni合金粉末 100
(Hc =12000 e、長軸0.4響m、短軸0.
05P、mBET比表面積 52m2/g) 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体(
米国UCC社製VAGI−1) 15ポリウレタンプレ
ポリマー 10 (バイエル社製デスモコール22) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 250ミリ
スチン酸 2 ソルビタンステアレート 2 この混合物にポリイソシアネート(バイエル社製デスモ
ジュールし)30重量部加えて磁性塗料とし、ポリエス
テルフィルムに3.5.−の厚さで形成し、カレンダー
加工した。
05P、mBET比表面積 52m2/g) 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体(
米国UCC社製VAGI−1) 15ポリウレタンプレ
ポリマー 10 (バイエル社製デスモコール22) メチルエチルケトン/トルエン(1/1) 250ミリ
スチン酸 2 ソルビタンステアレート 2 この混合物にポリイソシアネート(バイエル社製デスモ
ジュールし)30重量部加えて磁性塗料とし、ポリエス
テルフィルムに3.5.−の厚さで形成し、カレンダー
加工した。
磁性層4 (放射線硬化型)
磁性層3と同様な磁性合金粉末及びベースを用い、次の
混合物 重量部 F e −Co −N 4合金粉末 100塩化ビニル
・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体(米国ucc
社製VA’GH) 1.5ポリビニルブチラール樹脂
1゜ アクリル二重結合導入ウレタン 1゜ メチルエチルケトン/トルエン(50150) 250
をポリエステルフィルムに3.5.−のI’Jさに塗布
し、電子線硬化とカレンダー加工を行った。
混合物 重量部 F e −Co −N 4合金粉末 100塩化ビニル
・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体(米国ucc
社製VA’GH) 1.5ポリビニルブチラール樹脂
1゜ アクリル二重結合導入ウレタン 1゜ メチルエチルケトン/トルエン(50150) 250
をポリエステルフィルムに3.5.−のI’Jさに塗布
し、電子線硬化とカレンダー加工を行った。
この磁性層4と実施例1のバラフコ−1−M2とを組合
せて磁気記録媒体をつくり、バック層中の酸化亜鉛の平
均粒径を変えて、その特性髪見た結果を第7表に示す。
せて磁気記録媒体をつくり、バック層中の酸化亜鉛の平
均粒径を変えて、その特性髪見た結果を第7表に示す。
また磁性層3.4とバックコート層1.2を組合せたも
のの特性を第8表に示す。
のの特性を第8表に示す。
次いで磁性層3.4とバラフコ−1一層にカーボンブラ
ックの入ったバラフコ−1−Fil’、2′(第6表の
もの)とを組合せて形成した磁気記録媒体について各特
性を見た結果を第9表に示す。なお比較例としてバラフ
コ−1一層にカーボンブラックを含まないバックコート
層2を採用した。
ックの入ったバラフコ−1−Fil’、2′(第6表の
もの)とを組合せて形成した磁気記録媒体について各特
性を見た結果を第9表に示す。なお比較例としてバラフ
コ−1一層にカーボンブラックを含まないバックコート
層2を採用した。
ただし本実施例の場合は各層の形成ごとにカレンダー加
工を実施した。
工を実施した。
第7表から合金磁性粉についても、酸化亜鉛600mノ
ーまでは電磁変換特性等の特性上実用的に問題がないこ
とが判る。また第9表から、カーボンとの混合系ではバ
ックコート層の不均一性が少なく、低温でのドロップア
ウトが非常に抑えられており、他の特性についても第8
表のものに比し大IJにすぐれていることが判る。
ーまでは電磁変換特性等の特性上実用的に問題がないこ
とが判る。また第9表から、カーボンとの混合系ではバ
ックコート層の不均一性が少なく、低温でのドロップア
ウトが非常に抑えられており、他の特性についても第8
表のものに比し大IJにすぐれていることが判る。
次に上記の磁性層4−バック層2′の組合せにおけるビ
デオテープの表面粗度について検討した。
デオテープの表面粗度について検討した。
第1図はビデオテープを3.8m/seeで駆動し、中
心周波数5MHzで記録、再生した場合のS/N比(相
対値)を示す。ただし曲線の添字は磁性層の表面粗度で
ある。これから判るように、磁性層の表面粗度が0.O
8Pm以下で、バックコート層の表面粗度が0.6Pm
以下のときにS/N比を高く保つことができる。他の組
合せの場合も全く同様であった。
心周波数5MHzで記録、再生した場合のS/N比(相
対値)を示す。ただし曲線の添字は磁性層の表面粗度で
ある。これから判るように、磁性層の表面粗度が0.O
8Pm以下で、バックコート層の表面粗度が0.6Pm
以下のときにS/N比を高く保つことができる。他の組
合せの場合も全く同様であった。
上記のビデオテープについて、磁性層の表面粗度が0.
O8Pm以下で且つバックコート層の表面粗度が0.0
5〜0.6pmの範囲にあるものについて、合金粉末の
BET比表面積とS/Nとの関係を調べたところ第2図
に示す結果を得た。
O8Pm以下で且つバックコート層の表面粗度が0.0
5〜0.6pmの範囲にあるものについて、合金粉末の
BET比表面積とS/Nとの関係を調べたところ第2図
に示す結果を得た。
ただし55dBを基準とした。これからBET値48m
2/g以上のときにすぐれた特性が得られることが判る
。他の場合も同様であった。
2/g以上のときにすぐれた特性が得られることが判る
。他の場合も同様であった。
更に巻きしまりを測定したところ、40℃、80%RH
では全て良好であった。
では全て良好であった。
実施例4
厚さ10)、mのポリエチレンテレフタシー1〜ベース
の片面に真空蒸着法によりCo −N i合金(Hcl
loo○e)を平均厚0.2Pmに蒸着し磁性薄膜を形
成した。
の片面に真空蒸着法によりCo −N i合金(Hcl
loo○e)を平均厚0.2Pmに蒸着し磁性薄膜を形
成した。
このようにして金属薄膜からなる磁気記録層を形成した
基材の反対面側に実施例1.2のバックコートN1.2
.1′、2′を乾燥厚みが1.0ノ−mになるように塗
布、乾燥を行ない、カレンダーにて表面平滑処理を行な
った後、熱硬化、またはエレクトロカーテンタイプ電子
線加速装置を用いて加速電圧150KeV、電極電流1
0mA、吸収線量3 M r a dの作動条件下でN
2ガス雰囲気において電子線をバラフコ−1一層に照射
し硬化を行なわせた。これらの磁気テープの諸特性につ
いての試験結果を第10表に示す。
基材の反対面側に実施例1.2のバックコートN1.2
.1′、2′を乾燥厚みが1.0ノ−mになるように塗
布、乾燥を行ない、カレンダーにて表面平滑処理を行な
った後、熱硬化、またはエレクトロカーテンタイプ電子
線加速装置を用いて加速電圧150KeV、電極電流1
0mA、吸収線量3 M r a dの作動条件下でN
2ガス雰囲気において電子線をバラフコ−1一層に照射
し硬化を行なわせた。これらの磁気テープの諸特性につ
いての試験結果を第10表に示す。
第10表から金属蒸着テープの場合も、同様の効果があ
り、また金属蒸着テープ特有のカールの問題も解決され
ていることが判る。
り、また金属蒸着テープ特有のカールの問題も解決され
ていることが判る。
なお、上記の各特性の測定は次のようにして行なった。
1)バックコート面削れ
一般市販(7)VH8方式VTRを用い、40”C16
0%の環境下で100回走行させた後バックコート面の
傷のつき具合をti!i察した。Oは汚れがない状態、
◎は非常にきれいな状態、×は汚れがひどい状態を示す
。
0%の環境下で100回走行させた後バックコート面の
傷のつき具合をti!i察した。Oは汚れがない状態、
◎は非常にきれいな状態、×は汚れがひどい状態を示す
。
2)静摩擦−動摩擦変化
研磨アルミ円柱にバンク面を内側にしての静摩擦(T1
)と動摩擦(T2)の変化を測定した。またこれにより
傷の発生具合を見た。
)と動摩擦(T2)の変化を測定した。またこれにより
傷の発生具合を見た。
3)ドロップアウト
20℃、60%RH,VHSデツキを用い、5MHzの
単一信号を記録し、再生した場合の信号が、平均再生レ
ベルより18dB以上低下する時間が15P秒以上であ
るものの個数を、サンプル10個について1分間当りで
数え、その平均をとった。磁気テープ走行前のもの(初
)と、100回走行後のものについて測定した。
単一信号を記録し、再生した場合の信号が、平均再生レ
ベルより18dB以上低下する時間が15P秒以上であ
るものの個数を、サンプル10個について1分間当りで
数え、その平均をとった。磁気テープ走行前のもの(初
)と、100回走行後のものについて測定した。
4)表面粗度
タリステップ(TAY、LOR−HOBSON社製)を
用いて得たチャートから20点平均法でめた。カットオ
フ0.17mm、 4圧0.]、X2゜5Pを用いた。
用いて得たチャートから20点平均法でめた。カットオ
フ0.17mm、 4圧0.]、X2゜5Pを用いた。
不均一部の表示は、測定データより不均一箇所によるも
のとわかるものをピックアップした(その場合、バック
面粗度の均一部のデータからは前記不均一部を除外した
)。
のとわかるものをピックアップした(その場合、バック
面粗度の均一部のデータからは前記不均一部を除外した
)。
5)電磁変換特性
中心周波数5 M Hzで記録、再生した場合のSZN
比(相対値)を示す。VH3のVTRを改造し5 M
Hz、まて測定できるようにした。
比(相対値)を示す。VH3のVTRを改造し5 M
Hz、まて測定できるようにした。
6)電顕撮影法
a)透過電顕によりテープからの抽出法により、平均粒
子径を測定する。
子径を測定する。
b)走査型電顕による断面写真法による。この場合、粒
子がi集している場合があるので、バラツキが大の場合
は最小粒子径を平均粒子径とする。
子がi集している場合があるので、バラツキが大の場合
は最小粒子径を平均粒子径とする。
7)摩擦係数
直径4mmの表面を研磨したアルミ円柱に磁気テープの
バック面を内側にして180°の抱き角で巻きつけ、2
cm/秒で走行し、送り出し側と巻き取り側のテンショ
ンを測定し計算よりめた。
バック面を内側にして180°の抱き角で巻きつけ、2
cm/秒で走行し、送り出し側と巻き取り側のテンショ
ンを測定し計算よりめた。
8)急激ストップによるバック面の傷は、Oが全く傷が
ない状態、Oは傷がほとんどない状態、△は傷が多少あ
る状態、×は傷が多数ある状態を示す。
ない状態、Oは傷がほとんどない状態、△は傷が多少あ
る状態、×は傷が多数ある状態を示す。
第1図は磁気記録媒体の磁性層及びバックコート層の表
面粗度とS/Nの関係を示すグラフ、第2図は合金磁性
粉末のBET比表面積とS/Nの関係を示すグラフであ
る。 代理人 大多和 明敏 代理人 大多和 暁子
面粗度とS/Nの関係を示すグラフ、第2図は合金磁性
粉末のBET比表面積とS/Nの関係を示すグラフであ
る。 代理人 大多和 明敏 代理人 大多和 暁子
Claims (4)
- (1)非磁性基材の一方の面に磁気記録層、他方の面に
バックコート層を設けた磁気記録媒体において、該バッ
クコート層が平均粒径500rnP以下の酸化亜鉛、潤
滑剤及び樹脂バインダーを含む塗膜からなることを特徴
とする磁気記録媒体。 - (2)非磁性基材の一方の面に磁気記録層、他方の面に
バラフコ−1一層を設けた磁気記録媒体において、該バ
ックコート層が平均粒径500mF以下の酸化亜鉛、平
均粒径lO〜100mPのカーボンブラック、潤滑剤及
び初詣バインダーを含む塗膜からなることを特徴とする
磁気記録媒体。 - (3)磁気記録層が、BET法で48m2/g以上の比
表面積を有する強磁性合金粉末を樹脂バインダー中に分
散したものからなり、該磁性層の保磁力が10000e
以上であり、磁性層の表面粗度が0.087−m以下で
ある、特許請求の範囲第1項または第2項記載の磁気記
録媒体。 - (4)磁気記録層が強磁性薄膜からなる、特許請求の範
囲第1項または第2項記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18693183A JPS6080123A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18693183A JPS6080123A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080123A true JPS6080123A (ja) | 1985-05-08 |
Family
ID=16197217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18693183A Pending JPS6080123A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080123A (ja) |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP18693183A patent/JPS6080123A/ja active Pending
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