JPS6079845A - デ−タ伝送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、分散配置された複数の伝送装置間を伝送路
を介して直列に接続し、各伝送装置相互間でメツセージ
情報の転送を行うデータ伝送方法に関するものである。

〔従来技術〕

従来この種のデータ伝送方法には、複数の伝送装置が伝
送路を介して直列環状に接続され、各伝送装置相互間で
メツセージ情報を転送する方法が知られている。第１図
は複数の伝送装置がリング状の伝送路を介して直列環状
に接続された態様の接続関係を示す図である。第１図に
示す様に、複数の伝送装置１は、リング状の伝送路２を
介して直列環状に接続されている。この伝送路２上を伝
送するフレーム信号は、例えばチャネル多重方式におい
ては、第２図に示す様に、同期パターンＳＹＮと複数の
基本伝送単位Ｕとから成る信号形式となっている。しか
しながら、従来のデータ伝送方法では、伝送路２を介し
てメツセージ情報を伝送するためには、上記した様なフ
レーム信号内の複数の基本伝送単位Ｕを固定的に組み合
わせて使用していたために、前もって決められた長さの
メツセージ情報のみしか伝送できないという欠点があっ
た。そこで、第３図（ａ）に示す様に、信号「１」を１
ビット時間の中央点で７１イレペルＨからローレベルＬ
へ移る信号とし、第３図の）に示す様に、信号「０」を
１ビット時間の中央点でローレベルＬからハイレベルＨ
へ移る信号とし、また、第３図（Ｃ）。

（ｄ）に示す様に、１ビット時間がノ・イレベルＨ又は
ローレベルＬでアシ、その中央点で変化のない信号を無
効データＮとする、いわゆるマンチェスタ符号を用いた
データ伝送方法が提案された。これは、第４図（ａ）　
、　（ｄ）に示す様に、途中のす２〜す（ｎ−１）をメ
ツセージ情報として信号を送出するため、第４図（ｂ）
　、　（ｅ）に示す様に、無効データＮを含むす１゜ナ
ｎのビット列をそれぞれメツセージ情報との区切シ目の
先頭及び後尾を示す信号として送出するものであシ、こ
の様に、メツセージ情報の区切シ目及び基本伝送単位Ｕ
の区切シ目を明確にするデータ伝送方法として実現され
ている。しかしながら、上記したデータ伝送方法では、
第４図０））に示す様に、伝送路上の信号速度が、第４
図（、）に示すメツセージ情報の伝送速度の最大２倍に
なることがあるため、高速の伝送回路及び広帯域の伝送
路が必要になるという欠点があった。

〔発明の概要〕

この発明は、上記の様な従来のものの欠点を改善する目
的でなされたもので、メツセージ情報を同期パターンと
データ伝送部から成るフレーム信号によシ伝送路を介し
て転送するに当多、データ伝送部は識別ビットとデータ
ビットから成る複数の基本伝送単位で構成し、識別ビッ
トの非有意もしくは有意状態によって、同−基本伝送単
位内のデータビットがメツセージ情報であるか、あるい
はメツセージ情報以外の特別な意味を持つものかを識別
して、複数の基本伝送単位によシメッセージ情報を転送
する様にして成ル、伝送路上の信号速度を布！セージ情
報の伝送速度の２倍よシも低い値にできるデータ伝送方
法を提供するものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第５図はこの発明の一実施例であるデータ伝送方法に用
いられるフレーム信号を示す図である。図に示すフレー
ム信号は、同期パターンＳＹＮ及び複数の基本伝送単位
Ｕから成っている。この基本伝送単位Ｕは、さらに識別
ビットＡとデータビットＤから成っている。そして、識
別ピッ）Ａが「０」の時は、次のデータピッ）Ｄはメツ
セージ情＝ｉｉｌｌであり、識別ピッ）Ａが［月の時は
、該当の基本伝送単位Ｕはメツセージ情報以外の特別の
意味を持つものとして識別する。この実施例の場合は、
特別の意味を持つものはメツセージ情報の境界を示すビ
ット列として扱われている。この様にして、例えば第５
図に示すメツセージＭの様に、複数のフレーム信号にま
たがってメツセージ情報を転送することが可能となシ、
これによシ、メツセージＭの長さがフレーム信号の長さ
によシ制限されることがなくなる。

第６図は第５図のフレーム信号におけるメツセージ情報
の伝送路上の信号形式を示す図である。

ただし、第６図中では、同期パターンＳＹＮについては
記載が省略しである。第６図（ｂ）に示す様な伝送路上
の信号は、第６図（ａ）に示す基本伝送単位Ｕの各小ビ
ットと対比して、信号速度比が１対１に対応している。

したがって、上記第３図、第４図を用いて説明した従来
のデータ伝送方法と比較して、同じ長さのメツセージ情
報を転送するために、必要とする伝送路上の信号速度が
低くなっていることが分かる。すなわち、従来のデータ
伝送方法では、メツセージ情報の伝送速度の２倍もの伝
送路上での信号速度を必要としたのに対し、この発明に
よれば、同期パターンＳＹＮと識別ビットＡに相当する
ビット分だけしか信号速度が増加しないという特長を有
している。

なお、上記実施例では、各伝送装置相互間をリング状の
伝送路を介して直列に接続した場合について説明したが
）これに限定されることなく、直線状の双方向性伝送路
もしくは単方向性伝送路を使用した場合においても十分
に適用することができることはもちろんである。また、
上記実施例では、識別ピッ）Ａが「１」の時に、データ
ビットＤの組み合わせによシメッセージ情報の先頭、後
尾の境界を示すものとして説明したが、上記した後続の
データビットＤを、その他の制御信号として定義するこ
ともできる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明した様に、複数の伝送装置が伝送路
を介して直列に接続され、各伝送装置相互間でメツセー
ジ情報を転送するデータ伝送方法において、伝送路上の
信号速度をメツセージ情報の伝送速度の２倍よシも低い
値に保ったままで、任意の長さのメツセージ情報を転送
できる様に構成したので、この種の従来のデータ伝送方
法と比べて、極めて高い効率をもって、各伝送装置相互
間でメツセージ情報を転送することができるデータ伝送
方法が得られるという優れた効果を奏するものであるパ
諸１．

【図面の簡単な説明】

第１図は複数の伝送装置がリング状の伝送路を介して直
列環状に接続された態様の接続関係を示す図、第２図は
従来のデータ伝送方法に用いられるフレーム信号を示す
図、第３図及びｆｉ４図は、それぞれ従来のデータ伝送
方法における伝送路上の信号形式を示す図、第５図はこ
の発明の一実施例であるデータ伝送方法に用いられる７
レ一ム信号を示す図、第６図は、第５図のフレーム信号
におけるメツセージ情報の伝送路上の信号形式を示す図
である。 図において、１・・・伝送装置、２・・・伝送路、ＳＹ
Ｎ・・・同期パターン、Ｕ・・・基本伝送単位、Ｎ・・
・無効データ、Ａ・・・ｔＡ別ビット、Ｄ・・・データ
ビット、Ｍ・・・メツセージである。 なお、各図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　大岩増雄 第　１ 第　２　１’ 第　３ｒ 第１頁の続き ０発　明　者　石　坂　充　弘　鎌倉市上町屋３５番地
三菱電機株式会社情報電子研究所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の伝送装置が伝送路を介して直列に接続され、前記
   各伝送装置相互間でメツセージ情報を転送するデータ伝
   送方法において、前記メツセージ情報を同期パターンと
   データ伝送部から成るフレーム信号により前記伝送路を
   介して転送するに当シ、前記データ伝送部は識別ビット
   とデータビットから成る複数の基本伝送単位で構成し、
   前記識別ビットの非有意もしくは有意状態によって、同
   −基本伝送単位内の前記データビットがメツセージ情報
   であるか、あるいはメツセージ情報の境界でおるかを識
   別し、前記データビットがメツセージ情報の境界を示す
   場合には、このデータビット内のビットの組み合わせに
   より、メツセージ情報の先頭又は後尾の境界か、あるい
   は特別の制御信号かを示す様にして、前記複数の基本伝
   送単位により前記メツセージ情報を転送することを特徴
   とするデータ伝送方法。