JPS607917A - プレコ−ト濾過装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は原子炉その低放射性物質取扱い施設などで用
いた冷却水その他の用水ｔ濾過助剤、−例えば粉末イオ
ン父換樹脂のプレコート層で濾過し、用水中のクラッド
、イオン不純物葡除するプレコード濾過装置に関する。

従来のプレコード濾過装置に第１．２図に示す様に、ベ
ッセルｌの内方底部に中底板、２？！ｌ−設は−て中底
板上を原水流入室３、下を処理水集合室ｌとし、上端が
閉じた多数の中空なｐ過エレメントＳ・・・の下端部を
中底板に貫通して固定することによりｒ過エレメシトを
原水流入室内に林立し、ベッセルの底ｌ′から処理水集
合室ｕ１貫−いて中底板の中央に開口する給水管Ａｆ設
け、運転の当初はイオン交換樹脂の粉末を含むスラリー
ヲ給水管から原水流入室３中に上向流で供給し、スラリ
ーの水分は各渥過エレメントの管壁に透過させ、樹脂粉
末は管壁外周に付着させ、管壁を透過した水分は処理水
集合室に流下させて排水管７で外に排水し、こｎＫよシ
各沖過エレメントの外周にイオン交換樹脂の粉末による
適当な厚さのプレコート層が形成したら、原水を給水管
から原水流入室中に上向流で供給して定常運転を行う。

そして、長時間の定常運転によジブレコード層を構成し
ているイオン交換樹脂が飽オ■したら処理水集合室ｅＶ
ｃ空気を送気管ｇで吹込むと共に排水管７から洗浄水を
供給し、とｆＬを各濾過エレメントの管壁に内周から外
周に透過させることによジグレコード層を剥離して給水
管６より取出丁逆洗を行い、逆洗が終了したら一旦原水
流入室と、処理水集合室を満水し、その水を抜出しｌｃ
　ｈとプレコート層の付着工程を行い上記の操作會繰返
丁。

従来の装置はこの様にイオン交換樹脂の粉末を含むスラ
リーヲ原水流入室中で上向流させて各濾過エレメントの
外周にプレコード層全形成するため、各エレメントの管
壁を透過するスラリーの水分の透過量は下端程多くなジ
、その外周に形成さｎるプレコート層の厚さは下端程厚
く均一にならない。このため各濾過エレメントの管壁を
下から上に向かって次第に水を透過し易クシ、上から下
までプレコート層の厚さを均一にすることも提案さ牡て
いるが、その様にした所で、定常運転中はプレコート層
は下端部はど多くクラッドやイオン不純物を捕捉するの
で、上端ｆ１５は未だ飽和していないのに下端部は飽和
し、プリコート層を上端部の未飽和部分ごと逆洗し々け
ｎばならないと言う無駄が生じる。又、エレメント自体
がクラット等で汚染され、頻繁に取換えを必要とする。

更に、給水管に上向きに通水した原水は原水流入室の下
端内部で給水管′の上端から放射状に拡がって上向流す
る。濾過エレメントは給水管の回シの敵軍の同心円上に
配列されているので（第２図）、内爪のものほどスラリ
ーの水分、定常運転中の原水を多く透過し、これによっ
てもプレコート層の厚さや、クラッド、イオン不純物の
捕捉量は均一化せず、同様にプレコート層に未だ未飽和
の部分があっても、飽和部分が生じたら全体を逆洗しな
ければならないと言う無駄がある。

そこで本発明は給水管を原水流入室中で上向きに延長し
てその上端？１１−濾過エレメントの上端よシも上に位
置させ、スラリーや原水を給水管の」二端から原水びＬ
入部の上端内部に供給して下向流で濾過エレメントに接
触させる様にして上述の問題点を解消したのである。

第６図は本発明の一実施例２示すもので、第１．２図と
同一の構成部分には同じ符号全村しである。

給水管６は原水流入部３中會上に延び、その上端部′は
回ｆ）に林立するｒ過エレメントｓ・・・の上端よりも
上にある。

そして、必要に応じ給水管部の上端の回りには外周がベ
ッセル／の内周にはソ届く鍔状の多孔分散板９を好まし
くは着脱可能に設ける。

こｎによシ給水管部に上向きに供給した濾過助剤、例え
ば粉末イオン交換樹脂のスラリーや、原水は給水管の上
端の回υカ・ら原水流入部３の上文ｈ！内部に放射状に
拡が９、原水流入部１Ｓ中を下降流する。つまり、濾過
エレメントの管壁全透過するスラリーの水分或いにルコ
ート’／ｌ＃　１濾過エレメントの管壁全透過する原水
の水分げ濾過エレメントの中空内部音下降流して処理水
集合室ηに出るが、こ扛と同じ順流の下降流でスラリー
、原水は許過エレノント或いはその外周のプレコート層
に接触する。

従って、スラリーを給水管に供給してプレコート層を各
濾過エレメントの外周に形成する工程では内爪の濾過エ
レメントも、外爪の濾過エレメントも、上下方向に均一
の厚さのプレコート層を外周に形成することかで、きる
。又、濾過を行う定常運転中は同様に内型の沖過エレメ
ントの外周のプレコート層も、外型の濾過エレメントの
プレコート層も上下均一にクラッドイオン不純物を捕捉
するので、飽和もはソ均一に進み、全部の濾過エレメン
トのプレコート層ははソ同時に飽和する。

こうして、プレコート層の厚さは全部がはｙ均一なので
、一様々水質の処理水が得らｎると共に、未飽和の部分
が未だ多くあるのに飽和が一部に生じたために逆洗全し
なければならないと言う無駄が無くなる。

尚、逆洗の際に剥離したプレコート層を原水流入部３か
ら外に排出するため、ベッセルの側壁に中底板上に開口
する排出口／θ會設けるか、或いは給水管の側面に中底
板上に開口する開閉可能な排出ロア０′を設け、逆洗の
際には排出口１０に接続した排出管中の弁七開いた夕、
排出口１０’の扉を遠隔的に開く様にする。

こうして本発明によ扛は内爪、外型のどの濾過エレメン
トにも上下方向にはソ均一の厚さのプレコート層を形成
できると共に、処理能力の向上したプレコード濾過装置
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のプレコード済過装置の縦断側面図、第２
図は第１図の■−■線に沿う断面図、第３図は本発明の
プレコード濾過装置の一実施例の縦断側面図で、図中、
ｌはベッセル、コは中底板、Ｊは原水流入室、ｑは処理
水集合室、Ｓは濾過エレメント、６は給水管、６′はそ
の上端を示す。 特旧出願人　栗田工業株式会社 ・・音−・ 同　代理人　弁理士　福　１）　信　行　１ｊ；。 同　代理人　弁理士　福　１）　賢　三；ニー゛’；□
′、−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　ベッセルの内部下方に中底板を設けて中底板上
   に原水流入室、その下に処理水集合室を形成すると共に
   中底板には外周にｐ過助剤を有するプレコート層を付着
   形成する多数の濾過エレメントの下端ｇＢｋ貫通状に固
   定して濾過エレメントを原水流入室内に林立し、原水流
   入室に供給さｎた原水中の不純物全ブレコード層で戸別
   し、水分ｋ濾過エレメント中途流下させ処理水集合室を
   経て排水するプレコートθ−ｉ過装置において、 ベッセルの底、処理水集合室、中底板を貫いて原水流入
   室内に下から突入する給水管を設け、この給水管の上）
   Ｊ　ｔ　１７”過エレメントの上端よりも上で原水流入
   室内に開放したことを特徴とするプレコード濾過装置。 （２、特許請求の範囲（１）の装置において、給水管の
   上端の回、９には鍔状の分散板上着脱可能に設けたプレ
   コード濾過装置。 （３）特許請求の範囲（１）又は（２）の装置において
   、給水管には中底板の上面とはソ同レベルに開閉可能な
   逆洗用排出口を設けたプレコー）濾過装置。