JPS6078725A - 鋼矢板の被覆法 - Google Patents

鋼矢板の被覆法

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JPS6078725A
JPS6078725A JP58186849A JP18684983A JPS6078725A JP S6078725 A JPS6078725 A JP S6078725A JP 58186849 A JP58186849 A JP 58186849A JP 18684983 A JP18684983 A JP 18684983A JP S6078725 A JPS6078725 A JP S6078725A
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JP
Japan
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steel sheet
sheet pile
pile
resin
corrosion
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Pending
Application number
JP58186849A
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English (en)
Inventor
Fuyuhiko Otsuki
大槻 富有彦
Kazuyuki Suzuki
和幸 鈴木
Yoshihisa Kayazono
義久 仮屋園
Toshio Nagasawa
長沢 俊夫
Yoji Harakawa
原川 洋史
Iwao Tsuruya
鶴谷 巌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Ube Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Ube Industries Ltd
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Publication of JPS6078725A publication Critical patent/JPS6078725A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/02Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material
    • B29C63/04Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material by folding, winding, bending or the like
    • B29C63/08Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material by folding, winding, bending or the like by winding helically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、Tダイ法によって、鋼矢板の全表面に接着
剤層とプラスチックス層とからなる優れた防食被覆層を
連続的に形成する新規な鋼矢板の被覆法に関する。
従来、土木・建設用の鋼矢板は、多数の鋼矢板を連続的
に地中に打ち込み防護棚を形成することによって、河川
、海岸、港湾などを護岸する目的、あるいは、建設、浚
渫現場などで地盤を固定し作業現場への泥砂の流入、崩
れ込みを防止する目的で使用されてきた。
これらの鋼矢板は、屋外の自然環境の中で、河川水、廃
水、雨水、海水などの水、大気、太陽光などに曝され、
また土砂、泥、瓦礫などに直接強く接するので、著しく
腐食が起こり易く、特に、流水、波などと、大気と、太
陽光とが、交互に作用する環境場所、例えば、港湾、河
口などでは、上述の腐食が激しく生ずるのであるが、従
来、効果的な腐食防止策が施されていながったのである
したがって、・従来の鋼矢板は、例え防食性の高い鋼材
で作られたものであっても、前述の自然環境のもとでは
、その腐食が生じ易く、その耐久性が比較的短くなり、
長期間(例えば、約20年以上)の使用ができないこと
が多かった。
従来、鋼矢板の腐食防止のために、無機ジンク塗料やタ
ール・エポキシ樹脂塗料に依る塗装、エポキシ樹脂や不
飽和ポリエステル樹脂によるFRp′IIL層などが用
いられることがあったが、それらは、機械的強度、長期
の耐久性、および経済性(特にその被覆時の作業性)な
どの点で、効果的な防食法ではなかった。
この発明者らは、防食効果が高く、耐久性の高い防食被
覆鋼矢板を経済的に連続して製造できる鋼矢板の被覆方
法について検討した結果、プラスチックス樹脂をTダイ
からシート状に押出して、そのプラスチックスシート状
体を鋼矢板に巻き付けることによって、優れた防食被覆
層を有する鋼矢板を連続的に製造できることを見い出し
、この発明を完成した。
すなわち、この発明は、プラスチックス樹脂をTダイか
らシート状に押出して、U字型の鋼矢板の長手方向を回
転軸としてその鋼矢板を回転させ長手方法に進行させな
がら、その鋼矢板の外面側にそのシート状体を巻き掛け
て被覆し、さらに続いて鋼矢板の回転をしながら前記シ
ート状体が鋼矢板の内面側を覆った状態となし、その状
態で鋼矢板の回転および進行を一時的に止め、押さえ部
材をその停止中の鋼矢板の内面に向かって押し込んでそ
の鋼矢板の内面に前記シート状体を短時間で密着・接合
し、前記押さえ部材を鋼矢板の内面から外した後、再び
、鋼矢板の回転・進行をさせて前述の工程を繰り返すこ
とを特徴とする鋼矢板の被覆法に関する。
この発明は、鋼矢板の防食被覆方法としては、従来行わ
れていなかったところのTダイ法の押出し被覆法によっ
て鋼矢板を防食被覆する新規な被覆法を提供するもので
ある。
また、この発明の方法は、Tダイ法の押出し被覆法によ
って、種々の表面形状を有する鋼矢板の各表面に対して
、連続的に優れた防食被覆層を形成することができ、生
産性の高い被覆法である。
この発明の方法によって製造される防食被覆鋼矢板は、
機械的強度、耐久性、防食性などの安定して優れている
ところの接着剤層とプラスチックス層とからなる優れた
防食被覆層を有する鋼矢板であり、極めて長期間有効な
防食性を示ず優れた防食被7inSII矢坂である。
以下、この発明について、添付の図面も参考にして、さ
らに詳しく説明する。
第1図は、この発明における被覆法の概略を示す斜視図
である。
第2図は、この発明における被覆法の工程の概略を順次
示す断面図である。なお、第2図においては、鋼矢板の
両側の継手部の図示を省略した。
この発明の被覆法は、第1図に示すように、まず、プラ
スチックス樹脂を押出し成形機のTダイ1から連続的に
シート状に押出して、U字型の鋼矢板2の長手方向(矢
印の方向)を回転軸としてその鋼矢板2を回転させ、ま
たその鋼矢板2をその長手方向に進行させながら、その
鋼矢板2の外面側にそのプラスチックスシー1−状体3
を加熱軟化状態のまま巻き1卦けて被覆し、被覆層4を
形成しく第2図のaおよびbを参照)、 さらに続いて鋼矢板2を回転させながら前記シー l−
状体3が鋼矢板2の内面を覆った状態となしく第2図の
Cおよびdを参照)、その状態で鋼矢板2の回転および
進行を一時的に止め、押さえ部+45をその停止中の鋼
矢板2の内面に向かゲC押し込んでこの鋼矢板2の内面
に加熱軟化状想の前記シート状体3を短時間で密着・接
合し、被覆層4゛を形成しく第2図のeおよび「を参照
)、前記押さえ部材5を鋼矢板2の内面から外した後(
第2図のgを参照)、再び、鋼矢板20回転・進行を行
わせて(第2図の11を参照)、前述の第2図のa −
hの工程を繰り返すのである。
この発明の被覆法においては、鋼矢板2の内面のプラス
チックスシート状体3を密着させる際に、両者を密接に
密着させるため、または鋼矢板2とプラスチックスシー
1・状体3との間に空隙をつくらないために、前述のよ
うに、鋼矢板の内面形状に合致する押さえ部1t)r 
5を、鋼矢板の内表面に向かって押し込み、外部からの
適当な押圧力によって押さえ付けるのであり、例えば、
適当な耐熱性の押さえ部材(例えば、金属ロールまたは
弾性ゴムロール付きの押さえ部材、押さえ付は用コテ、
押さえつけ用シートなど)によって順次押さえっけたり
、あるいは、鋼矢板の内面形状に合わせた金型によって
押圧することが好ましい。上記の押さえ部材は、加熱ま
たは冷却装置を兼ねていてもよい。
なお、上述の押さえ付は工程において、鋼矢板の両側の
継手部のように、比較的細かい凹凸のある部分について
は、補助的な押さえ込み用の部材を用いてシート状体を
継手部の内部に押し込んでもよく、あるいは、加熱され
た加圧ガス、空気などでシート状体を継手部の内部の内
面に向がって押し込んでもよい。
この発明では、前述のようにして、プラスチックスシー
ト状体3を鋼矢板2に単に巻(Jけて、そのシート状体
3を鋼矢板の継手部の内部にまで押し込まず、鋼矢板の
継手部の開口部がシート状体で塞がれた状態で被覆し、
鋼矢板の被覆を終了した後に、その開口部を塞いでいる
シート状体のみを、ナイフ等により切断し除去して、継
手部の入口を開口してもよい。
この発明の被覆法では、Tダイ型押出し成形機は従来鋼
管などの押出し被覆あるいはフィルムまたはシー1〜成
形に用いられたと同様の形式の]゛ダイ型の押出し成形
機であればよい。
この発明の被覆法に使用される鋼矢板は、一般に、土木
・建設用に使用されているものであればよく、大略U字
型の鋼矢板の本体の両側縁にそって小内径の溝状部を形
成するように外に向がって曲げ込まれている継手部を有
しているものであってもよい。
その鋼矢板の代表的なものとしては、第1図に示すよう
に、大略U字型の横断面構造の本体を有している長尺の
鋼板構造材である。その鋼矢板は、多数の鋼矢板を順次
地中(港湾、河口、海岸など)に打ち込んで、多数の鋼
矢板の連結して並べられている防護棚を形成するのに使
用されるのである。このような施工では、海水、河川水
などに打ち付けられる防護棚の片面に少なくとも防食被
覆層が施されていればよいのである。
第1図に示した大略U字型の横断面構造の本体を有して
いる鋼矢板は、約5〜30mmの範囲内の厚さの銅版で
形成されζおり、幅が、約200〜800龍であって、
両側の立ち上がり部の高さが、約50〜300mmであ
って、さらに、その長さが、約2〜30mであるような
ものであればよく、他の鋼矢板もその主なサイズが前記
のようであればよい。
この発明において、鋼矢板の表面に設けられている接着
材層は、例えば、約50〜200℃の範囲内の接着温度
を有し、押出し成形機のTダイから押し出されたプラス
チックスシート状体を鋼矢板の表面に適当な接着力で加
熱接着しうるものであれば、どのような種類の接着剤で
形成されていてもよ(、例えば、オレフィン系(共)重
合体を主成分とするか、あるいは前記の(共)重合体と
粘着付与剤とを主成分とする加熱接着性の接着剤(ボッ
1−メルトタイプの接着剤など)、または加熱硬化性の
接着剤などであって、接着後に適当な弾性または柔軟性
を保持していて余りに固くなったり脆くなったりしない
接着剤であり、鋼矢板の表面にプラスチックス層を被覆
した後の鋼販表面に対する接着力(180度;tII 
li1+1、引張り速度10m17分、20℃)が約2
 kg / cm以上、特に4〜2Q kg / cm
程度である接着剤で形成されていることが好適である。
そのような接着剤に使用されるオレフィン系()い重合
体の例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン
・プロピレン共重合体、エチレン・低級アルキル(メタ
)アクリレート共重合体、エチレン・ (メタ)アクリ
ル酸共重合体など、並びにそれらの変性ポリマー(例え
ば、マレイン化ポリエチレン、マレイン化ポリプロピレ
ンなど)を挙げることができ、それらは単独または二種
類以上の混合物として用いてもよい。
前記の粘着(]与剤とし°Cは、公知の接着剤組成物に
おいて一般的に使用される粘着付与剤(タッキファイア
)から任意に選択することができ、その粘着付与剤の例
としては、ロジンおよびロジン誘導体、ピネン系樹脂、
クマロン樹脂、クマロン・インデン樹脂、その他脂肪族
または脂環族炭化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂などを
挙げることができる。
この発明において、鋼矢板の表面に設けられた接着剤層
は、前述の成分のほかに、例えば、タルク、炭カル、シ
リカ、アルミナ、マイカ、カーボンブラックなどの無機
充填剤、または、酸化防止剤、着色剤、軟化剤などの添
加剤、さらに、腐食防止剤として、例えば、クロム酸金
属塩、リン酸金属塩、亜リン酸金属塩、亜硝酸金属塩な
どの無機系腐食防止剤、芳香族カルボン酸の金属塩、複
数のヒドロキシル基を有する脂肪族または芳香族化合物
、タンニン酸などの有機系腐食防止剤が、添加されてい
てもよい。
なお、この発明の被覆法で被覆のために連続的に供給さ
れる接着剤層を有する鋼矢板は、接着剤層をその表面に
形成するのに先立って、その表面が、予めなんらかの処
理がなされていて、腐食に対して抵抗する性能の改善さ
れているものであってもよい。また、鋼矢板は、接着剤
被覆に先立って、ショツトブラスト、サンドブラスト、
酸洗いなどで、その表面のミルスケール、赤錆、汚れな
どが除去されているものであると、プラスチックス層が
接着剤層を介して鋼矢板へ接合する力が増すので好まし
い。また、接着剤層を鋼矢板の表面に被覆するのに先立
って、鋼矢板の表面にクロム酸処理、リン酸処理、およ
び/またはエポキシ樹脂プライマー塗布などを行えば、
密着性、防食性は更に良好になる。
この発明において、鋼矢板の表面上に向かってプラスチ
・7クスシ一ト状体を押出し被覆するのに使用されるプ
ラスチックス樹脂は、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン・プロピレン系共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体などのオレフィン系重合体、ポリ塩
化ビニル、ポリエステル、ポリアミドなどのプラスチッ
クス樹脂、特に、溶融粘度(ハイ シェアー ビスコメ
ーターを使用して、測定温度230℃で、剪断速度1s
ec ”での測定値)が104〜108ボイズであり、
溶融張力(メルトテンションメーター;流入角60度を
使用して、測定温度230’C1押出速度10mm/分
で測定)が0.5〜15g、特ニ1.0〜10gである
ような前述のプラスチックス樹脂を好適に挙げることが
できる。
また、そのプラスチックス樹脂を、押出し成形機からシ
ート状に連続的に押出す温度は、それらのプラスチック
ス樹脂の融点以上であってその融点に150℃を加えた
温度までの範囲内の押出し温度であればよい。
この発明では、前記のプラスチックス樹脂が、溶融粘度
または溶融張力の低(過ぎるものであると、押出し成形
機から押出されたシート状体がその形状を維持すること
が出来なくなるので極めて被覆が困難になり、また、溶
融粘度または溶融張力の高すぎるものであると、押出し
成形機から押出されたシート状体が簡単に切れてしまう
ので好ましくない。
前述の鋼矢板の表面のプラスチックス層を形成するため
に押出し成形機から押出されるプラスチックス樹脂は、
他の重合体、公知の可塑剤、酸化防止剤、難燃化剤、種
々の着色剤、充填剤(炭カル、シリカ、カーボンブラン
クなど)などが配合されていてもよい。
前記のプラスチックス層は、鋼矢板の表面に被覆された
後に、引張り強度が50〜300 kg/cJであって
、ASTMG14で測定した耐衝撃性(厚さl mmあ
たり)が10〜200 kg−amであるような防食被
覆層の最外層(保護M)を構成することが好ましいので
、そのような性能のプラスチックス層となるような前述
のプラスチックス樹脂および他の種々の配合剤からなる
プラスチックス樹脂組成物、特にポリオレフィン樹脂組
成物を適宜用いて適当に選択された成形条件の押出し被
覆法で形成されることが好ましい。
この発明の被覆法では、プラスチックス樹脂の押出し被
覆のなされる鋼矢板は、その被覆すべき面に接着剤層を
有しているのであるが、その接着剤層は予め鋼矢板に公
知の方法で形成されていてもよく、あるいは前述のプラ
スチックス樹脂の押出し被覆とほとんど同時にまたは直
前に、鋼矢板の被覆すべき面に接着剤を押出して軟化状
態の接着剤層が形成されているものであってもよい。
この発明の被覆法では、この発明によって得られる防食
被覆鋼矢板の防食被覆層は、全体の厚さおよび各層の厚
さが、特に限定されるものではないが、プラスチックス
層の厚さが、約0.4〜5.0鶴程度であり、接着剤層
の厚さが、約0.05〜2゜0鶴であって、プラスチッ
クス層と接着剤層との厚さの比が、1:2〜100 :
 1であることが好ましく、さらに、被覆層全体の厚さ
が、約0.5〜6、ON程度、特に1.0〜3.5鶴程
度であることが好ましい。
したがって、この発明の方法でプラスチックスシート状
体を押出し成形機から連続的に押出す際のダイスの出口
のスリット間隔を前記の被覆層の各層の厚さに従って決
めれば良い。
この発明の方法は、連続的に鋼矢板を供給してその鋼矢
板の表面に防食被覆層を連続的に形成させて、優れた防
食被覆層を有する鋼矢板を高い生産性で製造することが
できる鋼矢板の被覆法である。
この発明の被覆法によって得られる防食被覆鋼矢板は、
土木・建設用の鋼矢板の内面または外面に、加熱接着性
の接着剤層を介して、プラスチックス層が接合されて、
防食被覆層が形成されているので、極めて優れた耐衝撃
性、また自然環境に対する耐候性、耐久性を有しており
、鋼矢板が地中に打ち込まれる時に地中の石、砂利、砂
礫などに強く接触する場合の衝撃、あるいは、河川水ま
たは海水、さらに漂流物によって打ちつけられたりする
衝撃および浸食力に対して充分に抵抗することができる
のであり、さらに、前記プラスチックス層と接着剤層が
、鋼矢板の表面に密着していてその保護をしており、鋼
矢板の表面を水、空気、太陽光に直接、接触させたり、
曝させたりしないので、長期間(例えば、約20年以上
、特に約30年以上)にわたって、高い水準の防食性能
を示すのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明における被覆法の概略を示す斜視図
である。 第2図は、この発明における被覆法の工程の概略を順次
示す断面図である。 l:Tダイ、2:鋼矢板、3:プラスチックスシート状
体、4.4゛:被覆層、5:押さえ部材。 特許出願人 新日本製鐵株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラスチックス樹脂をTダイからシート状に押出して、
    U字型の鋼矢板の長手方向を回転軸としてその鋼矢板を
    回転させ長手方法に進行させながら、その鋼矢板の外面
    側にそのシート状体を巻き掛けて被覆し、さらに続いて
    鋼矢板の回転をしながら前記シート状体が鋼矢板の内面
    側を覆った状態となし、その状態で鋼矢板の回転および
    進行を一時的に止め、押さえ部材をその停止中の鋼矢板
    の内面に向かって押し込んでその鋼矢板の内面に前記シ
    ート状体を短時間で密着・接合し、前記押さえ部材を鋼
    矢板の内面から外した後、再び、鋼矢板の回転・進行を
    させて前述の工程を繰り返ずことを特徴とする鋼矢板の
    被覆法。
JP58186849A 1983-10-07 1983-10-07 鋼矢板の被覆法 Pending JPS6078725A (ja)

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