JPS60785Y2 - 水産物等のくん製炉 - Google Patents

水産物等のくん製炉

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JPS60785Y2
JPS60785Y2 JP6055882U JP6055882U JPS60785Y2 JP S60785 Y2 JPS60785 Y2 JP S60785Y2 JP 6055882 U JP6055882 U JP 6055882U JP 6055882 U JP6055882 U JP 6055882U JP S60785 Y2 JPS60785 Y2 JP S60785Y2
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JP
Japan
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furnace body
heat
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heat sink
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JP6055882U
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与喜雄 石塚
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばイカ、サケ等水産物のくん製を作る為の
水産物くん型装置に関するものである。
従来イカ、サケ等のくん製を作るに際し、木炭等を用い
行うのが通例であった。
この為近年の木炭の価格の高騰、並びに木炭の火の調整
が容易でなく火むらとなりやすい欠点を有することによ
り製品の品質の等級格差を生じやすい他、火自体も立ち
消えをおこす心配もあった。
本考案は上述の欠点の解消を目的としてなされたもので
あり、要旨とするところは炉体底部に耐火物により形成
し、かつ上面に数個に分割可能な放熱板て被覆した加熱
室を設け、炉体に開閉自在な空気導入用シャッター及び
ファンを設けたことを特徴とする水産物のくん製炉であ
る。
以下実施例に基づき詳述する。
炉体1の底部に耐火レンガ等耐火物2により製作した加
熱室3内にプロパンガス、都市ガス等のバーナー4を入
れ、加熱室3の上面を数個に分割可能な鋳鉄等耐腐蝕性
の良好な物質により製作した放熱板5により被冠されて
いる。
ここで加熱室3よりの放熱が均等に行うように例えば第
5図に示すごとく耐火物2はバーナー4の火焔並びに熱
風に直接さらされない位置に多く設け、熱量より多く蓄
積し均熱を図っている。
又、放熱板5には着脱自在な小蓋6が設けられている。
炉体1の後部上端部には外気を炉体1内に導入する為の
ファンクが設けられており使用しない時はシャッター8
により閉鎖される。
炉体1の内底部より外方へひき出されているレール9は
炉体1の扉10を開は第1図に示すごとくイカ等くんせ
いにする水産品11を吊下した台12を炉体1にひき入
れるためのものである。
図中13はバーナー4の本体部を被覆している蓋体で1
4は放熱板5に設けられている溝条、15はくん煙を行
う時の大鋸屑、16は煙突である。
なお、実施例に於いては小蓋6を放熱板5二個につき一
個設ける構造となっているがこれに限るわけでなく、放
熱板−個に小蓋−個あるいは複数個設ける構造であって
も良いものとする。
又、炉体は保温性等を考慮に入れると内壁は断熱材等に
製作すると良好である。
次に本装置を使用するに際腰イカ等のくん製にする水産
品11を串等に刺腰これを吊下した台車12を扉10を
開きレール9上を移動させ炉体1内部の所定位置に押し
込み扉10を閉じる。
次に加熱室3内のバーナー4に点火し炉体1内を加熱す
る。
この時耐火物2は木炭を使用した時の熾に相当する働き
をし放熱板5は均等な放熱を行い1〜3時間時間内時間
で乾燥が完了する。
なお、放熱が不均一な場合放熱板5に設けである小蓋6
を開放し放熱の均一化を図る。
次に乾燥を終えた水産品11を1時間程度前述放熱板5
に大鋸屑15をまきこれによりくん煙を行う。
この時くん煙のまわりを良(する為にシャッター8を開
きファン7を回転させ外冷気を壁にそって吹きこむこと
によりくん煙の対流を盛んに行う。
なお、実施例に於いてはファン7は後方に一個または数
個設けている。
これは前方の扉より外気の流入が少なからず考えられる
事を考慮に入れた為である。
従って扉が完全に密閉の場合等は炉体の各側壁に前述と
同様に乾燥時に閉じ、くん製時に開くシャッターを有す
るファン等を設けくん煙の対流を盛んに行わせる様にす
る事も出来る。
くん製を製造し終った水産品は炉体1の扉を開は台車ご
と引き出される。
炉体1の放熱板上の大鋸屑を取りのそいた後、次回処理
を続けて行える。
本考案は上述のようにして乾燥するようにしたから、従
来に比べ炉内の温度上昇が容易に行い得られ加熱室内の
耐火物3が熾のごとく働き保温性が良好である。
又、温度調節はバーナーの火力調節を行うことが出来る
又、木炭のごとく立ち消えする心配もない。
更に放熱が不均一となっている場合は放熱量が少ない。
放熱板5の小蓋を全部、あるいは一部開放することによ
り熱量のバランスを取る事が出来る。
従って、考案により水産物等の水産品を処理した場合、
均一で良質なくん製を製作し得られる等の効果を有する
なお、海産物等により塩水等の滴下があったとl、ても
放熱板5は鋳鉄等より製作されている事により腐蝕され
る事が少なく、たとえひび割れが生じたとしてもその部
分の一枚のみを取り換えることて処理作業を行い得られ
能率的である。
装置自体の構造も簡易であることにより安価に製作出来
る等の効果を有する。
なお、本考案品は単なる水産物の乾燥用の炉として用い
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
斜視図、第2図は炉体底部一部切欠き斜視図、第3図は
放熱板の一部切欠き拡大図、第4図は本考案縦断面図、
第5図は加熱室の平面図である。 1は炉体、2は耐火物、3は加熱室、4はバーナー、5
は放熱板、6は小蓋、7はファン、8はシャッター、9
はレール、10は扉、11は水産品、12は台車、13
は蓋体、14は溝条、15は大鋸屑、16は煙突。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉体底部に耐火物により形成し、かっ上面に数個に分割
    可能な放熱板で被覆した加熱室を設け、炉体に開閉自在
    な空気導入用シャッター及びファンを設けたことを特徴
    とする、水産物等のくん製炉。
JP6055882U 1982-04-27 1982-04-27 水産物等のくん製炉 Expired JPS60785Y2 (ja)

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JP6055882U JPS60785Y2 (ja) 1982-04-27 1982-04-27 水産物等のくん製炉

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JPS58164489U JPS58164489U (ja) 1983-11-01
JPS60785Y2 true JPS60785Y2 (ja) 1985-01-10

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ID=30070797

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8869685B2 (en) * 2009-11-23 2014-10-28 Electra Wave Corporation Food preparation apparatus
JP6792107B2 (ja) * 2018-07-12 2020-11-25 日色 晋一 冷燻製機
JP7126717B2 (ja) * 2020-09-25 2022-08-29 日色 晋一 冷燻製機

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JPS58164489U (ja) 1983-11-01

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