JPS6078581A - 液状カタラ−ゼの安定法 - Google Patents
液状カタラ−ゼの安定法Info
- Publication number
- JPS6078581A JPS6078581A JP18530883A JP18530883A JPS6078581A JP S6078581 A JPS6078581 A JP S6078581A JP 18530883 A JP18530883 A JP 18530883A JP 18530883 A JP18530883 A JP 18530883A JP S6078581 A JPS6078581 A JP S6078581A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalase
- added
- sodium citrate
- ethanol
- ammonium chloride
- Prior art date
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- Granted
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカタラーゼの安定化に関し、更に詳しくは、カ
タラーゼを水溶液にした場合のカタラーゼの安定化法に
関する。
タラーゼを水溶液にした場合のカタラーゼの安定化法に
関する。
カタラーゼは、食品加工用として、或いは医学用として
、従来広く使用されている酵素であり、製剤形態として
は粉末状或いは溶液状であった。
、従来広く使用されている酵素であり、製剤形態として
は粉末状或いは溶液状であった。
カタラーゼは、非常に不安定な酵素で、貯蔵中に酵素活
性が著しく低下するので、種々の化合物の添加によって
、その安定化が試みられてきた。
性が著しく低下するので、種々の化合物の添加によって
、その安定化が試みられてきた。
最近、カタラーゼを含有する水溶液に対する優れた安定
化を示すものとして、グリセリン15〜20%、クエン
酸ナトリウム4〜6%、エタノール3〜8チおよび食塩
5〜10チからなる組合せの添加物が公開された(%開
閉53−24093号)。
化を示すものとして、グリセリン15〜20%、クエン
酸ナトリウム4〜6%、エタノール3〜8チおよび食塩
5〜10チからなる組合せの添加物が公開された(%開
閉53−24093号)。
しかしながら、上記の処方は添加する薬剤の総計が約2
T〜44チと非常に多い。添加する薬剤の量は少い程、
該酵素の利用に対する悪影響は除かれるのが当然でp)
るので、本発明者は少い添加量で該酵素の優れた安定化
をもたらすような薬剤の組合せに関して、鋭意研究をす
すめ、基本的にはカタラーゼの水溶液に対して塩化アン
モニウム0.5〜5チを添加することによって該酵素の
安定化が得られ、更にそれにエタノール1〜2%および
クエン酸ナトリウム1〜3%を添加することによって、
一層長期間、該酵素を安定に保存できることを知って本
発明を完成した。
T〜44チと非常に多い。添加する薬剤の量は少い程、
該酵素の利用に対する悪影響は除かれるのが当然でp)
るので、本発明者は少い添加量で該酵素の優れた安定化
をもたらすような薬剤の組合せに関して、鋭意研究をす
すめ、基本的にはカタラーゼの水溶液に対して塩化アン
モニウム0.5〜5チを添加することによって該酵素の
安定化が得られ、更にそれにエタノール1〜2%および
クエン酸ナトリウム1〜3%を添加することによって、
一層長期間、該酵素を安定に保存できることを知って本
発明を完成した。
本発明の方法によれば、薬剤の総添加叶は約2.5〜1
0%と非常に少なく、シかもカタラーゼが十分長期間保
存可能である。なお、本発明の方法を適用するカメラー
ゼの起源に限定はなく動物臓器、微生物等より抽出され
た該酵素に同様に適用される。
0%と非常に少なく、シかもカタラーゼが十分長期間保
存可能である。なお、本発明の方法を適用するカメラー
ゼの起源に限定はなく動物臓器、微生物等より抽出され
た該酵素に同様に適用される。
次に試験例および実施列をあげて本発明の方法を更に具
体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるも
のでは彦い。
体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるも
のでは彦い。
試験例1
塩化アンモニウム(以下「塩安」と略す)の安定効果の
試験 後記実施例1紀載の方法により得られた液状カタラーゼ
(85,800TJ/1nl)に対し塩安を添加し3γ
℃に20日間放置して実験開始前の力価と比較した。
試験 後記実施例1紀載の方法により得られた液状カタラーゼ
(85,800TJ/1nl)に対し塩安を添加し3γ
℃に20日間放置して実験開始前の力価と比較した。
開始時力価−100%
上記の結果から明らかなように1塩安0・5%以上の添
加により安定性が著しく増した。
加により安定性が著しく増した。
試験例2
塩安とエタノールおよびクエン酸ナトリウムの併用効果
の試験 試験例1で使用したと同じ液状カタラーゼに塩安3チを
添加し、この混合物に、エタノール2チ、クエン酸ナト
リウム2%をそれぞれ添加試験例3 試験例1で使用したと同じ液状カタラーゼに0〜1%の
裡々のa!度の垣安を添カロし、史にそ(lD谷々にエ
タノール2%とクエン酸ナトリウム2%を加えて31℃
で保存した。
の試験 試験例1で使用したと同じ液状カタラーゼに塩安3チを
添加し、この混合物に、エタノール2チ、クエン酸ナト
リウム2%をそれぞれ添加試験例3 試験例1で使用したと同じ液状カタラーゼに0〜1%の
裡々のa!度の垣安を添カロし、史にそ(lD谷々にエ
タノール2%とクエン酸ナトリウム2%を加えて31℃
で保存した。
試験例2および3より明らかなように、塩安、エタノー
ルおよびクエン酸ナトリウムの王者併用により、液状カ
タラーゼ社非常に安定化される。たゾし、塩安濃度か0
.1%では塩安無添加とあまり差はみられない。
ルおよびクエン酸ナトリウムの王者併用により、液状カ
タラーゼ社非常に安定化される。たゾし、塩安濃度か0
.1%では塩安無添加とあまり差はみられない。
試験例4
試験例1で使用したと同じ液状カタラーゼに塩安5%k
ai加し、更にエタノール1チ及びクエン酸ナトリウ
ム1%または3チを添加し31℃で保存した。
ai加し、更にエタノール1チ及びクエン酸ナトリウ
ム1%または3チを添加し31℃で保存した。
実施例1
豚の肝III!i10 Icyをサイレントカッターで
細切し、水20tを加えた後ホモジナイザーにかけた。
細切し、水20tを加えた後ホモジナイザーにかけた。
得られた液にアセトン9tを加え、遠心分離し、上清2
81を得た。更にアセトン121を加えて遠心分離し、
沈澱を集めた。この沈澱を水7.5 Lに分散し、フィ
ルタープレスによって濾過し、れy液rtを得た。この
液に更に水を加えて全針を101とし、液状カタラーゼ
(as、son /プ)とした。
81を得た。更にアセトン121を加えて遠心分離し、
沈澱を集めた。この沈澱を水7.5 Lに分散し、フィ
ルタープレスによって濾過し、れy液rtを得た。この
液に更に水を加えて全針を101とし、液状カタラーゼ
(as、son /プ)とした。
この液状カタラーゼに、塩安3チ、エタノール2%、お
よびクエン酸ナトリウム2チをカロえ、メンブレンフィ
ルターを通しで除菌した。
よびクエン酸ナトリウム2チをカロえ、メンブレンフィ
ルターを通しで除菌した。
このようにして得られた液は、31℃で60日間放置し
ても90%以上の活性を残存し、また、5℃では180
日以上放置しても、やはり90%以上の活性の残存があ
った。
ても90%以上の活性を残存し、また、5℃では180
日以上放置しても、やはり90%以上の活性の残存があ
った。
特許出願人 成和化成株式会社
代 理 人 弁理士樫山庄治
Claims (1)
- カタラーゼ水溶液に対し塩化アンモニウム0.5〜5チ
、エタノール1〜2チ、およびクエン酸ナトリウム1〜
3チを添加することを特徴とする液状カタラーゼの安定
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18530883A JPS6078581A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 液状カタラ−ゼの安定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18530883A JPS6078581A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 液状カタラ−ゼの安定法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078581A true JPS6078581A (ja) | 1985-05-04 |
JPH0358710B2 JPH0358710B2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=16168579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18530883A Granted JPS6078581A (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | 液状カタラ−ゼの安定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078581A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279885A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-04 | Naigai Kagaku Seihin Kk | 過酸化水素含有廃水の処理方法 |
US5156966A (en) * | 1989-10-13 | 1992-10-20 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | L-carnitine dehydrogenase and process for its production |
JP2008187896A (ja) * | 1996-09-30 | 2008-08-14 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 分電盤 |
JPWO2007148451A1 (ja) * | 2006-06-22 | 2009-11-12 | キッコーマン株式会社 | ポリアミンオキシダーゼの安定化方法と基質特異性の改良方法 |
JP2016510725A (ja) * | 2013-02-26 | 2016-04-11 | アヴェント インコーポレイテッド | 界面活性剤を有する安定化されたカタラーゼ酵素の調製 |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP18530883A patent/JPS6078581A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62279885A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-04 | Naigai Kagaku Seihin Kk | 過酸化水素含有廃水の処理方法 |
JPH0221873B2 (ja) * | 1986-05-27 | 1990-05-16 | Naigai Kagaku Seihin Kk | |
US5156966A (en) * | 1989-10-13 | 1992-10-20 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | L-carnitine dehydrogenase and process for its production |
US5173416A (en) * | 1989-10-13 | 1992-12-22 | Toyo Jozo Kabushiki Kaisha | L-carnitine dehydrogenase from alcalgenes |
JP2008187896A (ja) * | 1996-09-30 | 2008-08-14 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 分電盤 |
JP2008245519A (ja) * | 1996-09-30 | 2008-10-09 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 分電盤 |
JPWO2007148451A1 (ja) * | 2006-06-22 | 2009-11-12 | キッコーマン株式会社 | ポリアミンオキシダーゼの安定化方法と基質特異性の改良方法 |
JP5166259B2 (ja) * | 2006-06-22 | 2013-03-21 | キッコーマン株式会社 | ポリアミンオキシダーゼの安定化方法と基質特異性の改良方法 |
JP2016510725A (ja) * | 2013-02-26 | 2016-04-11 | アヴェント インコーポレイテッド | 界面活性剤を有する安定化されたカタラーゼ酵素の調製 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0358710B2 (ja) | 1991-09-06 |
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