JPS6078408A - 光フアイバ−用コネクタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は精度の高いフェルールを有する元ファイバー用
コネクターに関する。

光ファイバーの接続は謂ゆるプラグインと称する対向接
続する光フアイバーコアの中心ｔ　一致させることが接
続損失を減少きせる上で最も有効であるとされる。従来
５．最も一般化され且つ信頼性も高すとされているのが
、光フアイバーコア中心と７エルール外径の中心とを一
致させ、これらフェルールどうしを、内面を平滑。

精密に仕上げた接合用スリーブ内で突合わせ接触式せる
ことにより光フアイバーコア中心’ｋ　一致させる方法
である。そして元ファイバーコア中心をこのフェルール
中心に固定するための手段として、セラミックスリーブ
内或いは精密成形フェルール内の微細孔に光ファイバー
を挿入して常温硬化型又は加熱硬化型の接着剤によシ固
定するという手作業に依存している。この方法は微細孔
の口径に合った光ファイバーにしか適用できないので汎
用性に欠ける他、作業が著しく繁雑で元ファイバーを微
細孔に挿入する際に破損が生じや丁く、接着剤による固
定に長時間を要し、でらには現場施工が困難であるなど
作業性に大きな問題を抱えている。その他の方法として
は元ファイバーの外径がセラミック球或いはセラミック
ロッド３個を夫々互いに接触てせた時に形成される中央
空隙の仮設内接円径と同寸法になる様にした直径企有す
るセラミック球或いはセラミックロッドを予め準備しこ
れらの３個を成型用金型内ｔＩｃ元ファイバーを中央空
隙に挾み込む状態で予備保存した後に、金型内に硬化性
樹脂全注入硬化させることにより光ファイハーヲ固定す
る方法があるが、とくにフェルール外径即ち接合用スリ
ーブ内径と３個のセラミック球或いはロッドにより形成
される外接円の径とが異なる場合にはスリーブ中心と３
個のセラミックロッド或いは球の外接円の中心とフェル
ールの中心とを一致させるためにはフェルール成型用の
段付成型金型の製作精度を非常に高め、さらに成型時に
は一段と細くなっている段付部に３個のセラミックロッ
ド或いは球１−光フアイバーと共に挿入固定する必要が
ある。

このことは微小な金型内にセラミックロッド或いは球の
位置を固定するのに繁雑で手間がかかり、取扱いが難し
く、往々にして元ファイバーの折損を生ずる欠点がある
。

本発明は光ファイバー用コネクターの従来製造方法の前
記欠点を解消し、ロッドを３本内接させることにより中
心の位置合せが各易且つ正確な光７アイパー用コネクタ
ーを提供するものであって、その構成は、剛体よりなる
ロッドの少なくとも３本が互いに接して形成される中央
空隙に光ファイバーが挟圧固定式れて束ねられると共に
該ロッドが螺旋状体により圧締めされ、更にこれらロッ
ドの外周に被覆が設けられていることを特徴とする〇 以下に本発Ｆ３Ａ金図面に示す実施例と共に詳細に説明
する。

本発明で用いるロッド１の材質は金属、セラミック、ガ
ラスおよび合成樹脂のいずれかを辿択して使用すｉ１５
はよい。またロッド１の形状としては外面が平滑状のも
の（第２図（ＩＩＬ）参照）、凹凸状のもの例えば表面
に一定高さの微小突起のあるもの（同図（ｂ）参照）、
片方向スノ（イラル溝のあるもの（同図（Ｃ）参照）、
両方向スノくイラル溝のあるもの（同図（ｄ）参照）、
片方向スノくイラル突起のあるもの（同図（ｅ）参照）
および両方向スパイラル突起のあるもの（同図（ｆ）参
照）が挙げられる。用いるロッド１の半径ｒｒは使用さ
れる光ファイバー２の径ｔｒｔとする場合、式（ｒｒ＋
ｒｔ　）　ｃａｓ　３０　＝　ｒｆで我わ式れる関係に
め９、平行度、真円度、外径精度は±１μが望ましい。

本発明において使用するロッド１の数は３本以上で任意
に定めてよいが、好１しくは３本。

７本、１３本である（第３図（ａ）　（ｂ）　（ｅ）参
照）。

束ねたロッド１　、１　、　ｌ？圧締する螺旋状体３は
光フアイバー接合用スリーブ（図中省略）の内径と束ね
たロッド１，１．ＩＴｈ包接する仮設外接円の径との差
の約２分の１の径１−［する素線或いは板厚みを有する
弾性線材または板材からなるものでおる。なお、螺旋状
体３の厚みｔと光フアイバー接合用スリーブ内径り、と
の関係は式２ｔ＝ＤＢ　（ｒｆ＋　２ｒｒ）　（式中、
ｒｒ　＋　ｒｆは前記の通ｐ）で表わすことができる。

なお、光ファイバー２および螺旋状体３の加工精度を±
１μ以内に保つとよい結果が得られる。

以上の如くして圧締したロッド１，１．１および元ファ
イバー２そして螺旋状体３には弾性体チューブ４ｔ−被
覆圧締する。この弾性体チューブ４はゴム、合成樹脂等
の弾性材料好ましくは加硫ゴムを用いて、肉厚０．１〜
１．０簡の間の任意長さで、内径は光ファイバー接合用
ス１７−ブ内径（ＤＳ）よｐ小さくする必要があるが、
格別の精度は必要としな−、またこの弾性体チューブ４
は内径を螺旋状体３の外径よりも小さくして内部全圧締
するようにするとよい。更に、上記弾性チューブ４の内
側に硬化性樹脂を注入して樹脂製被覆を形成してもよい
。即ち、弾性チューブ４の内側に光ファイバー２．ロッ
ド１゜螺旋状体３を固定するために接着剤又は常温硬化
性ないし加熱硬化性樹脂５を注入し、硬化固定した後に
該弾性チューブ４を取外す。この場合、チューブ４は弾
性を有するため容易に取外すことができ、好都合である
。

本発明光ファイバー用コネクターは以上の如き構成であ
り、これを用いることによシ以下の利益が得られる。

（１）光フアイバー中心およびフェルール中心の偏心を
最小にした精度の高いコネクターが得られる。

（２）束ねたロッドの３本で光ファイバーを固定するの
で３方向からの自動的な調心作用によ９元ファイバーの
中心位置を正確且つ簡便に合せることができる口 （３）作業が著しく簡単で現場施工も可能である。

（４）　フェルール等の微細孔に元ファイバーを挿入す
る必要がないので、元ファイバーの破損率を小てくでき
る。

尚以上のようにして得たフェルール（中子）の端面は光
接合損失を最少にするため千渭面を得るための仕上げ処
理が施される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明光ファイバー用コネクターの実施態様を
示す斜視図、第２図（ａ）ないしくｆ）は本発明光フア
イバー用コネクターに用いるロッド外観説明図、第３図
（ａ）　（ｂ）　（ｃ）は同コネクターの断面図、第４
図は同一部切欠斜視図を示す。 図中、１はロッド、２は光ファイバー、３は螺旋状体、
４は弾性体チューブ、５は接着剤又は硬化性樹脂の充填
部分である。 特許出願人　住友電気工業株式会社 代理人　弁理士　光石士部（他１名） 第３図 （Ｃ） 第４図 手続補正書 昭和５９年８月／（日 特許庁長官殿 １、　事件の表示 昭和５８年　特　許　願第１８５１６５号昭和　年審　
判第　号 ２、発明の名称 光フアイバー用コネクター ３、　補正をする者 事件との関係　特許出願人 大阪府大阪市東区北浜５丁目１５番地 （２１３）住友電気工業株式会社 自　発 ６、補正の対象 ■　明細書の「発明の詳細な説明」、「図面の簡単な説
明」 ■　図　面 ７、補正の内容 ■　明細書第５頁第１６行目から同頁第１７行目の記載
「　光ファイバ２の・・・関係にあシ、」ヲ次のように
訂正する。 「光ファイバ２の半径’ｋｒｆとする場合１式’（ｒｉ
　＋ｙＯｃｏｓ　３０＝ｆｒ　で表わさｎる関係にあυ
、」 ′■　明細書第６頁第３行目の記載「スリーブ（図中省
略号ヲ「スリーブ６」と訂正する。 ■　明細書第６頁第９行目の記載ｒ２ｔ＝Ｄｓ−（ｆｆ
　＋２ｒｒ）　Ｊ’ｔ　ｒ２ｔ＝Ｄ３−２（ｒｆ＋　２
ｒｒ）Ｊと訂正する。 ■　明細書第８頁第１７行目の記載「・・・である。」
ヲ「・・・、６はスリーブである。」と訂正する。 ■　第１図の指示番号を別紙朱書の通ル訂正する。 ■　第２図を別紙の通シ訂正する。 ８、添付書類の目録 ■訂正図而（第１図および第２図）　ｌ　通第２図 １

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）剛体よりなるロッドの少なくとも３本が互いに接
   して形成さｎる中央空隙に元ファイバーが挟圧固定され
   て束ねられると共に該ロッドが螺旋状体によシ圧締され
   、更にこれらロッドの外周に被覆が設けられていること
   を特徴とする元ファイバー用コネクター。
2. （２）　上記ロッド外周の被覆が弾性体のチューブから
   成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の元フ
   ァイバー用コネクター。
3. （３）上記ロッド外周の被覆が、弾性体チュ−１全ロッ
   ド外絢に被覆した後、該チューブ内側に常温硬化性又は
   加熱硬化性の傳脂を注入し、硬化後上自ビチューブを除
   去してなる樹脂製被覆でめること全特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の光フアイバー用コネクター。
4. （４）　ロッドの数が３．７．１３本のいずれかにより
   、１又はそれ以上の中央空隙が形成されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の元ファイバー用コ
   ネクター。
5. （５）　ロッドの表面が平滑形状または凹凸形状である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記
   載の元ファイバー用コネクター。