JPS6078117A - 摩擦クラツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特に自動車用の摩擦クラッチであって、皿ば
ねを有していて、載皿ばねが一方では構成部材、例えば
ケーシングに旋回可能に支持されていてかつ他方では加
圧板を負荷していてしかも少な（ともほぼ半径方向で内
向きにのびる舌片を有しており、該舌片の半径方向で内
側の範囲において摩擦クラッチをクラッチ解除するため
に用いられる抑圧器がバヨネット式の際 結合によって固定可能であり、かつこの椀抑圧皿が軸方
向で、摩擦クラッチのクラッチ解除方向に位置する抑圧
器側に設けられ多数の操作舌片と、軸方向で操作舌片の
平面から曲げ出された、クラッチ解除方向とは反対側に
設けられた比較的わずかな数の保持舌片との間で締付は
固定されている形式のものに関する。

従来の技術 クラッチ皿ばねの舌片と摩擦クラッチをクラッチ解除す
るために用いられる抑圧器との間のバヨネット式の結合
形式は例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第２１１４
６６１号明細書によって提案されている。このばあい皿
ばねに面（−た抑圧器側には板ばねアームが固定されて
おり、載板ばねアームは抑圧器とは反対の皿ばね側で個
々の舌片にばね弾性的に支持されている。

このために板ばねアームはまず個々の舌片の間に設けら
れた適当に形成された切抜き部内に導入されかつ取付は
工具を用いて軸線方向に弾性的に皿ばね舌片の厚さを越
えて変形されるので、これに続いて行なわれる抑圧器と
皿ばねとの相対回動によって板ばねアームは抑圧器とは
反対の皿ばね側で個々の舌片に支持されかつ軸線方向で
の舌片のばね弾性的な効ばね力に基づいて抑圧器を皿ば
ね舌片に軸方向で固定する。しかしながらこのようなバ
ヨネット式の結合形式は所要の多数の附加的な構成部材
、例えば特に板ばねアームおよびその固定部材に基づい
て並びにこれらと関連した取付けに基づいて比較的面倒
で高価なものとなる。

イギリス国特許第１２２１６７１号明細書によって別の
バヨネット式の結合形式が公知であり、このばあい円筒
状の突起を備えたクラッチ解除リングを保持するために
、軸方向の突起の端部に設けられた隆起部に支持されろ
クラッチ操作に用いられろ舌片に対して、皿ばねの個々
の舌片が円筒状の突起内に設けられている切欠き内に軸
方向で押し込まれかつ皿ばねに対して相対的なりラッチ
解除リングの回動によって弾性的な効ばね力をかけられ
た状態で軸方向の切欠きから周方向にのびる私大部内に
支持される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのようなりラッチ解除リングは比較的大
きな軸方向の構造長さを必要とする。

このことは、最新の自動車構造において与えられる狭い
組込みスペースを考慮すると、特に不都合なことである
。更に皿ばねにクラッチ解除リングを取付けるために特
殊工具が必要であり、このばあい、連結解除リングを保
持するのに用いられる舌片を軸方向の切欠きから周方向
にのびる拡大部内に導入できるようにするために、連結
解除リングを保持するために用いられる舌片は操作のた
めに設けられた舌片の平面から軸方向に押し出される。

本発明の課題は、抑圧器とばね皿舌片との間の公知のバ
ヨネット式の結合形式の欠点を取り除き、しかも皿ばね
における抑圧器の保持を特に簡単かつ合理的かつ経剤的
な形式で行なうことができろと同時に、摩擦クラッチの
機能を改善できるような摩擦クラッチを提供することに
ある。

問題点を解決するための手段 本発明の構成では、抑圧器がその外周面に、保持舌片が
貫通案内される半径方向の切抜き部並びに保持舌片およ
び操作舌片用の一体成形された支え範囲を有しており、
該支え範囲が少なくともほぼ同じ直径上に設けられてい
てかつ逆向きに球形に形成されており、更に球形の支え
範囲の操作舌片および保持舌片用のそれぞれの接触個所
の間の軸方向の間隔が、抑圧器を取付けてない状態での
支え範囲に接触する操作舌片および保持舌片の接触範囲
の間の軸方向のずれよりも大きくされている。

実施例 第１図乃至第３図で図示された抑圧器１はその中央範囲
にコンブ状に押出し成形された操作ロンドδ用の係合範
囲２を有しており、該操作ロッド２は第２図で図示され
た摩擦クラッチを操作するために軸方向で移動可能であ
る。抑圧器１は皿ばね牛に固定されていて、このばあい
抑圧器１は摩擦クラッチのクラッチ解除方向Ｘに位置す
る抑圧器側に設けられた多数の操作舌片５と、クラッチ
解除方向Ｘとは反対側に設けられた、軸方向で操作舌片
の平面から曲げ出された３つの保持舌片６との間に締付
は固定されている（特に第１図および第２図の上側半分
参照）。

特に第２図から明らかなように、皿ばね牛は半径方向で
外側の範囲７でクラッチ支持板９の支持範囲８に支持さ
れていてかつ半径方向で更に内側に位置する範囲１０で
支え突起１２を介して加圧板１１を負荷している。皿ば
ねは予じめゾレロードをかけられた状態で組込まれてい
てかつクラッチ板１４の摩擦フェーシング１３チ支持板
９に軸方向でしかも回動不能に枢着されている。クラッ
チ支持板９は内燃機関（詳細に図示せず）のクランク軸
１７にねじ１８を介して結合されている。

特に第１図および第３図から明らかなように、抑圧器１
はその外周面１９にもしくは半径方向で外側の範囲２０
に、半径方向の切抜き部２１を有しており、該切抜き部
２１を介して、抑圧器１を皿ばね４に固定するために、
保持舌片６が軸方向で貫通案内される。抑圧器ｌの外周
面１９もしくは半径方向で外側の範囲２０には更に保持
舌片６用の支え範囲２２並びに操作舌片５用の支え範囲
２３が一体成形されており、これらの支え範囲２２．２
３は少なくともほぼ同じ直径２４上に設けられている。

摩擦クラッチを操作したばあいに抑圧器の支え範囲２２
，２３とこれら支え範囲に支えられる前記両舌片の接触
範囲５ａ、６ａとの間で生ずる相対運動もしくは転勤を
最小限に減少させひいては前記範囲における摩耗を減少
させろために、支え範囲２２．２３は、軸方向でみて、
逆向き妃球形に形成されている。

取付は後抑圧皿１を申し分なく皿ばね壬に保持するため
に、球形の支え面２２．２３の操作舌片５および保持舌
片６用のそれぞれの接触個所の間の軸方向の間隔２５は
抑圧器な取付けていない状態での球形の支え範囲２２．
２３に接触する操作舌片５および保持舌片６の接触範囲
５ａ、５ａの間の軸方向のずれ２６よりも大きくされて
いる。このことは特に第３図から明らかであり、このば
あい抑圧器を取付けていない状態での保持舌片６の位置
は鎖線で示されている。抑圧器を申し分なく保持するこ
とは、軸方向の間隔２５と軸方向のずれ２６との差が０
．１朋から１朋までの大きさであるばあいに得られる。

取付けを容易にするために抑圧器１は周方向にのびる乗
上げ斜面２７を有しており、載乗上げ斜面は保持舌片６
用の支え範囲２２と半径方向の切抜き部２１との間に配
置されていてかつ保持舌片６用の支え範囲２２のように
球形に形成されている。乗上げ斜面２７によって抑圧器
１を皿ばね牛に取付けるため虻必要な、操作舌片５に対
する保持舌片５の軸方向の押し離しもしクレマ拡開が容
易にされる。

抑圧器が取付は後例えば振動に基づいて皿ばねに対して
相対的に回動することを防止するためにかつ抑圧器を皿
ばねに対して定心するために、抑圧器１に軸方向の突起
が一体成形されており、該突起は抑圧器１が薄板成形部
材として形成されるばあい乳頭突起状の押出し変形部２
８によって形成されろ。この乳頭突起状の押出し変形部
２８は半径方向で操作舌片および保持舌片用の支え範囲
２２．２３の直径範囲２９に亘ってのびている。乳頭突
起状の押出し変形部は皿ばね１に抑圧器を取付けた後で
スリットδＯ内に係合し、該スリット３０は２つの隣接
する操作舌片の間に設けられている。図示の実施例では
それぞれ３つの乳頭突起状の押出し変形部２８とそれぞ
れ１つの保持舌片６用の３つの支え範囲２２が均一に周
方向に亘って分配されている。

薄板成形部材としての抑圧器１の製作を容易にするため
に、半径方向の切抜き部２１はそれぞれ相応の乗上げ斜
面２７を周方向でアンダーカットする周方向にのびる切
込み部３１に接続されている。これによって乗上げ斜面
２７は抑圧器の残りの範囲から分離されかつ従って乗上
げ角３２に相応して簡単にこの残りの範囲に対して成形
もしくは曲げられる。抑圧器の形状もしくは製作を更に
改良することは、周方向でみて、それぞれの乗上げ斜面
２７とは反靭の支え範囲２２の側に設けられた切欠き３
３によって得られる。前記切欠き３３は同様に操作舌片
５および保持舌片６用の支え範囲２２．２３の直径範囲
２９に亘って半径方向にのびている。

図示の実施例では半径方向の切抜き部２１、切込み部３
１並びに半径方向の切欠き３３は、それぞれの乗上げ斜
面２７が載乗上げ斜面に属する支え範囲２２と共にＬ字
形もしくは舌片状の範囲を形成するように配置されかつ
設計されている（特に第１図参照）。

更に第１図から明らかなように、抑圧器１の外周面１９
に亘る乳頭突起状の押出し変形部２８、半径方向の切抜
き部２１および支え範囲２２０角度的な分配は、切抜き
部２１を介して保持舌片６を貫通案内したばあいに乳頭
突起状の押出し変形部２８が操作舌片５６に接触するよ
うに（第１図下側半分参照）、シかもノクヨネット結合
のために抑圧器１に対して相対的にばね皿牛を回動させ
た後で前記乳頭突起状の押出し変形部２８がスリン）３
０内に突入しかつ保持舌片６が抑圧器１の支え範囲２２
に支持されるように（第１図の上側半分参照）行なわれ
てし・る。

ばね皿牛と抑圧器１との相対回動中には乳頭突起状の押
出し変形部に支えられる操作舌片５ｂと乗上げ斜面２７
上を滑走する保持舌片６とは反対方向でばね弾性的に変
位し、このばあい相対回動を行なった後で、スリット３
０内への乳頭突起状の押出し変形部２８のスナップ結合
によって、保持舌片６と操作舌片５ｂとは軸方向で再び
ばね弾性的に互いに接近するので、押圧器は乳頭突起状
の押出し変形部２８によって皿ばねΦに対して回動不能
にかつ定心されて保持されかつ更に一方は操作舌片５，
５ｂと他方は保持舌片６との間で軸方向で締付は固定さ
れる。抑圧器の軸方向の締付けもしくは皿ばねに対して
相対的に抑圧器を回動させるために必要な力を減少させ
るために、保持舌片６は軸方向で操作舌片５よりも弾性
的にされている。このために保持舌片６は、皿ばねの周
方向でみて、狭幅に形成されている。図示の実施例では
皿ばね４に対して相対的な抑圧器の回動中に乳頭突起状
の押出し変形部２８に支えられる操作舌片５ｂは半径方
向の区分３４に亘って同様に、皿ばねの周方向でみて、
その他の操作舌片５よりも狭幅に形成されている。

軸方向の弾性度を高めるために保持舌片６もしくは操作
舌片５ｂは周方向で狭幅にする代りに材料厚さの点で薄
（形成することができろ。

発明の作用効果 本発明の構成によって特に偏平な構造形式並びに摩擦ク
ラッチにおける抑圧器の簡単な取付けが得られる。更に
摩擦クラッチを操作したばあいに抑圧器の支え範囲とこ
の支え範囲に支えられる舌片の接触範囲との間で生ずる
相対運動もしくは転勤は少な（ともほぼ同じ直径上に保
持舌片並びに操作舌片用の支え範囲を設けることによっ
てかつ支え範囲の球形の構成によって最小限に減少され
るので、この範囲においては摩耗は著しくわずかにされ
る。抑圧器の取付けも特に簡単にされろ。何故ならば抑
圧器は抑圧器の半径方向の切抜き部を介して保持舌片を
貫通案内した後では、保持舌片がその接触範囲で相応す
る支え範囲に接触するまで、皿ばねに対して相対的に回
動させられれば゛よ）いからである。

従って抑圧器は、抑圧器の操作舌片および保持舌片用の
それぞれの支え範囲もしくは接触個所の間の軸方向の間
隔が操作舌片および保持舌片の接触範囲の間の軸方向の
ずれよりも太きいために軸方向で押し離される操作舌片
および保持舌片の間で、ばね弾性的に締付は固定される
。

皿ばねに対する抑圧器の取付けを容易にするために有利
にし１、周方向でみて、抑圧器は保持舌片用の支え範囲
と半径方向の切抜き部との間に保持舌片用のそれぞれ１
つの乗上げ斜面を有しており、載乗上げ旧面は保持舌片
用の支え範囲と同様にしかも同じ方向で球形に形成され
ている。このような乗上げ斜面によって、皿ばねに対し
て相対的な抑圧器の回動８中に操作舌片に対する保持舌
片の特に簡単な拡開もしくは軸方向の押し離しか可能に
される。このばあい皿ばねに対して相対的に抑圧器を回
動させるために必要な力は乗上げ斜面の傾きによって影
響を及ぼされる。乗上げ斜面が摩擦クラッチの回転軸線
に対して垂直にのびる平面九対してｌＯｏから３５°ま
での角度を成して、有利には少なくともほぼ１５°の角
度を成してのびていると特に有利である。

特に経済的な製作および有利な構成の可能性は、抑圧器
が薄板成形部材から成っていてかつ操作舌片および保持
舌片用の支え範囲が逆方向に向けられた球形の押出し変
形部によって形成されるばあいに得られる。

更に回動防止のために並びに定心のために有利には、抑
圧器が軸方向の突起を有しており、該突起によって抑圧
器はばね皿に対して相対的に回動した後で操作舌片の間
のスリット内に係合するようになっている。このような
突起は特に簡単には乳頭突起状の押出し変形部によって
形成でき、このばあい更に有利ｌＩＣ，は、軸方向の突
起は操作舌片および保持舌片用の支え範囲の直径範囲に
亘って半径方向でのびている。

本発明の別の実施態様によれば、同じ数の軸方向の突起
を形成する押出１−変形部と保持舌片用の支え範囲とが
設けられており、このばあい有利には抑圧器は３つの押
出し変形部と保持舌片用の３つの支え範囲とを有しでお
り、これら押出し変形部および支え範囲がそ」ｔぞれ周
方向に亘って均一に分配されている。

薄板成形部材として抑圧器な製作するために特妃有利に
は、保持舌片用の半径方向の切抜き部がそれぞれ、乗上
げ斜面を少なくとも部分的にアンダーカットする周方向
にのびる切込み部に接続されていて、これにより乗上げ
斜面は抑圧器の残りの範囲から分離されかつ従って乗上
げ角に相応して前記の残りの範囲に対して簡単に変形も
しくは曲げることができる。抑圧器の製作もしくは形状
を更に改良することは、周方向でみて、それぞれの乗上
げ斜面とは反対の保持舌片用の支え範囲の側に、操作舌
片および保持舌片用の支え範囲の直径範囲に亘って半径
方向にのびる切欠きが設けられるばあいに得°られる。

特に有利には、半径方向の切抜き部、切込み部および切
欠きは、それぞれの乗上げ斜面が載乗上げ斜面に属する
保持舌片用の支え範囲と共にＬ字形もしくは舌片状の範
囲を成すように配置されがつ投首」されている。

抑圧器の特に有利な構成は、周方向でみて、抑圧器の半
径方向の切抜き部と軸方向の突起との間のそれぞれの角
度が・抑圧器の切抜き部を介して皿ばねの保持舌片を貫
通案内したばあいに軸方向の突起が操作舌片に接触する
ようにされていて、しかも保持舌片用の支え範囲と突起
との間の再度間隔が、パヨネント式の結合のために抑圧
器に対して相対的に皿ばねを回動させた後で保持舌片が
その支え範囲に接触しかつ軸方向の突起が操作舌片の間
のスリット内に突入するようにされているばあいに得ら
れる。これによって抑圧器と皿ばねとの間の回動防止が
得られろ。

抑圧器の本発明による構成によって特に簡単な形式で、
軸方向の突起と協働する操作舌片と乗」−げ斜面上を滑
走する保持舌片と７５＝相対回動中に軸方向で逆向きに
ばね弾性的に離反させられかつ相対回動復原ばねのスリ
ン）・内Ｖｃ軸方向の突起がスナップ結合されることに
よって再び互いにばね弾性的に接近させられ、これによ
り抑圧器が操作舌片と保持舌片との間で軸方向で締付は
固定されろということが得られる。皿ばねに対して相対
的に抑圧器を回動さぜるために必要な力を減少させろた
めに有利には、乗上げ斜面」二を滑走する保持舌片が軸
方向でその他の舌片よりも弾性的にされている。同じ理
由から更に有利には、軸方向の突起と協働する操作舌片
が軸方向で、抑圧器の同じ側に接触するその他の舌片よ
りも弾性的にされている。保持舌片の軸方向の弾性度を
高めることは特に簡単には、周方向でみて、保持舌片が
抑圧器に対する接触範囲と半径方向で外側の端部との間
の半径方向の延びの少なくとも部分範囲に亘ってその他
舌片よりも狭幅にされていることによって保証される。

しかしながら保持舌片の軸方向の弾性度を高めることは
特に簡単には、保持舌片が操作−舌片よりも薄くされて
いることによって得られろ。

本発明による抑圧器は次のような摩擦クラッチのばあい
に特に有利に使用される、即ち、抑圧器が皿ばねの半径
方向で内側の範囲に固定可能であり、前記皿ばねが半径
方向で外側の範囲で、内燃機関のクランク軸に固定可能
なりラッチ支持板に支持されていて、かつ半径方向で更
に内側で軸方向に移動可能な加圧板を該加圧板とクラッ
チ支持板に軸方向でしかも回動不能に固定可能な対応加
圧板との間に設けられるフランチ板の方向に負荷するよ
うな摩擦クラッチのばあいに特に有利に使用される。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の摩擦クラッチの実施例を示すものであっ
て、第１図は第２図の矢印Ｘの方向でみた抑圧器な示す
図であって、このばあい皿ばねは上側半分で抑圧器と錠
止された位置でかつ左下側で切抜き部内に保持舌片を導
入するのに要求された位置で示している、第２図は皿ば
ねに取付げられた抑圧器を有する第１図による摩擦クラ
ッチのＩＩ　−ＩＩ線に沿った断面図、第３図は第１図
矢印Ｙの方向から見た拡大図である。 １・・・抑圧器、２・・係合範囲、３・・操作ロンド、
牛・・・皿ばね、５，５ｂ・・・操作舌片、６　・保持
舌片、５　ａ　、　６　ａ−接触範囲、７．コー０．２
０−範囲、８・・・支持範囲、９・・・クラッチ支持板
、１１・・・加圧板、１２・・・支え突起、１３・・・
摩擦フェーシング、１４・・・クラッチ板、１５・・・
対応加圧板、１６・・間隔架橋部材、１７・・・クラン
ク軸、１８・・・ねじ、１９・・・外周面、２１・・・
切抜き部、２２．２３・・・支え範囲、２４・・・直径
、２５・・・間隔、２Ｇ・・・ずれ、２７・・・乗上げ
斜面、２８・・・押出し変形部、２９・・・直径範囲、
３０・・・スリット、３１・・・切込み部、３２・・・
乗上げ角、３３・・・切欠き（ほか１名） １、押五四

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、摩擦クラッチであって、皿ばね（４）を有していて
   、該皿ばねが一方では構成部材に旋回可能に支持されて
   いてかつ他方では加圧板（１１）を負荷していてしかも
   少なくともほぼ半径方向で内向きにのびる舌片を有して
   おり、該舌片の半径方向で内側の範囲において摩擦クラ
   ッチをクラッチ解除するために用いられる抑圧器がバヨ
   ネット式の結合によって固定可能であり、かつ抑圧器が
   軸方向で、摩擦クラッチのクラッチ解除方向に位置する
   抑圧器側に設けられた多数の操作舌片と、軸方向で操作
   舌片の平面から曲げ出された、クラッチ解除方向とは反
   対側に設けられた比較的わずかな数の保持舌片との間で
   締付は固定されている形式のものにおいて、抑圧器（１
   ）がその外周面（１９）に、保持舌片が貫通案内される
   半径方向の切抜き部（２１）並びに保持舌片（６）およ
   び操作舌片（５、５ｂ　）用の一体成形された支え範囲
   （２２，２３）を有しており、該支え範囲が少なくとも
   ほぼ同じ直径（２４）上に設けられていてかつ逆向きに
   球形に形成されており、更に球形の支え範囲（２２，２
   ３）の操作舌片（５ｒ　５　ｂ）および保持舌片（６）
   用のそれぞれの接触個所の間の軸方向の間隔（２５）が
   、抑圧器な取付けていない状態での支え範囲（２２゜２
   ３）に接触する操作舌片および保持舌片の接触範囲（５
   ａ、６ａ）の間の軸方向のずれ（２Ｇ）よりも太き（さ
   れていることを特徴とする摩擦クラッチ。 ２、周方向でみて、抑圧器（１）が保持舌片（６）用の
   支え範囲（２２）と半径方向の切抜き部（２１）との間
   に保持舌片（６）用のそれぞれ１つの乗上げ斜面（２７
   ）を有しており、該乗上げ斜面が保持舌片（６）用の支
   え範囲（２２）と同様にしかも同じ方向で球形に形成さ
   れている特許請求の範囲第１項記載の摩擦クラッチ。 ３　抑圧器（１）が薄板成形部材から成っていてかつ操
   作舌片（５，５ｂ）および保持舌片（６）用の支え範囲
   が逆方向に向けられた球形の押出し変形部によって形成
   されている特許請求の範囲第１項又は第２項記載の摩擦
   クラッチ。 ４、抑圧器（１）が軸方向の突起（２８）を有しており
   、該突起によって抑圧器が回動防止のために操作舌片（
   ５，５ｂ）の間のス゛リッ）（３０）内に係合するよう
   になっている特許請求の範囲第１項から第３項までのい
   ずれか１項記載の摩擦クラッチ。 凸　前記突起が乳頭突起状の押出し変形部（２８）によ
   って形成されている特許請求の範囲第４項記載の摩擦ク
   ラッチ。 ６、軸方向の突起（２８）が操作舌片（５，５ｂ）およ
   び保持舌片（６）用の支え範囲（２２，２３）の直径範
   囲（２９）に亘って半径方向でのびている特許請求の範
   囲第４項又は第５項記載の摩擦クラッチ。 ７、　同じ数の押出し変形部（２８）と保持舌片（６）
   用の支え範囲（２２）とが設けられている特許請求の範
   囲第１項から第６項までのいずれが１項記載の摩擦クラ
   ッチ。 ８　抑圧器（１）が３つの押出し変形部（２８）と保持
   舌片用の３つの支え範囲（２２）とを有しており、これ
   ら押出し変形部（２８）と支え範囲とがそれぞれ周方向
   に亘って均一に分配されている特許請求の範囲第７項記
   載の摩擦クラッチ。 ９、保持舌片（６）用の半径方向の切抜き部（２１）が
   それぞれ、乗上げ斜面（２７）を少なくとも部分的にア
   ンダーカントする周方向にのびる切込み部（３１）に接
   続されている特許請求の範囲第１項から第８項までのい
   ずれか１項記載の摩擦クラッチ。 １０、周方向でみて、それぞれの乗上げ斜面（２７）と
   は反対の保持舌片（６）用の支え範囲側に、操作舌片お
   よび保持舌片用の支え範囲（２２，２３）の直径範囲（
   ２９）に亘って半径方向にのびろ切欠き（３３）が設け
   られている特許請求の範囲第１項から第９項までのいず
   れか１項記載の摩擦クラッチ。 １１　半径方向の切抜き部（２１）、切込み部（３１）
   および切欠き（３３）が、それぞれの乗上げ斜面が該乗
   上げ斜面に属する保持舌片用の支え範囲と共にＬ字形も
   しくは舌片状の範囲を成すように、配置されかつ設計さ
   れている特許請求の範囲第１項から第１０項までのいず
   れか１項記載の摩擦クラッチ。 １２、周方向でみて、抑圧器（１）の半径方向の切抜き
   部（２１）と軸方向の突起（２８）との間のそれぞれの
   角度が、抑圧器（１）の切抜き部（２１）を介して皿ば
   ね（４）の保持舌片（６）を貫通案内したばあいに軸方
   向の突起（２８）が操作舌片（５ｂ）に接触するように
   されていて、しかも保持舌片（６）用の支え範囲（２２
   ）と突起（２８）との間の角度間隔が、バヨネット式の
   結合のために抑圧器（１）に対して相対的に皿ばね（４
   ）を回動させた後で保持舌片（６）がその支え範囲（２
   ２）に接触しかつ軸方向の突起（２δ）が操作舌片（５
   ，５ｂ）の間のスリフト（３０）内に突入するようにさ
   れている特許請求の範囲第１項から第１１項までのいず
   れか１項記載の摩擦クラッチ。“ ■３．　軸方向の突起（２８）と協働する操作舌片（５
   、５ｂ　）と乗」二げ斜面（２７）上を滑走する保持舌
   片（６）とが相対回動中忙軸方向で逆向きにばね弾性的
   に離反させられかつ相対回動後皿ばねのスリン）（３０
   ）内に軸方向の突起（２８）がスナップ結合さ」しるこ
   とによって再び互いにばね弾性的に接近させられ、これ
   により抑圧器（１）が操作舌片（５，５ｂ）と保持舌片
   （６）との間で軸方向で締付は固定されるようになって
   いる特許請求の範囲第１２項記載の摩擦クラッチ。 Ｌ４．　乗上げ斜面（２７）上を滑走する保持舌片（６
   ）が軸方向でその他の舌片よりも弾性的にされている特
   許請求の範囲第１項から第１３項までのいずれか１項記
   載の摩擦クラッチ。 １５、軸方向の突起（２δ）と協働する操作舌片（５ｂ
   ）が軸方向で、抑圧器の同じ側に接触するその他の舌片
   （５）よりも弾性的にされている特許請求の範囲第１項
   から第１４項までのいずれか１項記載の摩擦クラッチ。 １６　周方向でみて、保持舌片（６）が抑圧器（１）に
   対する接触範囲（６ａ）と半径方向で外側の端部との間
   の半径方向の延びの少な（とも部分範囲に亘ってその他
   の舌片（５，５ｂ）よりも狭幅にされている特許請求の
   範囲第１項から第１５項までのいずれか１項記載の摩擦
   クラッチ。 １７、保持舌片（６）が軸方向の弾性度を高めるために
   操作舌片（５、５ｂ　）よりも薄くされている特許請求
   の範囲第１項から第１６項までのいずれか１項記載の摩
   擦クラッチ。 １８、抑圧器（１）が皿ばね（４）の半径方向で内側の
   範囲に固定可能であり、前記皿ばねが半径方向で外側の
   範囲（７）で、内燃機関のクランク軸（１７）に固定可
   能なりラッチ支持板（９）に支持されていて、かつ半径
   方向で更に内側で軸方向に移動可能な加圧板（１１）を
   該加圧板とクラッチ支持板（９）に軸方向でしかも回動
   不能に固定可能な対応加圧板（１５）との間に設けられ
   るクラッチ板（１４）の方向に負荷している特許請求の
   範囲第１項から第１７項までのいずれか１項記載の摩擦
   クラッチ。