JPS6077849A - 耐衝撃性合成樹脂びん - Google Patents
耐衝撃性合成樹脂びんInfo
- Publication number
- JPS6077849A JPS6077849A JP58183639A JP18363983A JPS6077849A JP S6077849 A JPS6077849 A JP S6077849A JP 58183639 A JP58183639 A JP 58183639A JP 18363983 A JP18363983 A JP 18363983A JP S6077849 A JPS6077849 A JP S6077849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- synthetic resin
- resin bottle
- bottle
- resistant synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はポリエチレンテレフタレート・ポリプロピレ
ンなどの熱可塑性樹脂を二軸配向して形成された耐衝撃
性合成樹脂びんに関するものである。
ンなどの熱可塑性樹脂を二軸配向して形成された耐衝撃
性合成樹脂びんに関するものである。
パリソンまたはプリフォームをブロー金型内に一17軸
方向に延伸するとともに、空気の吹込みをもって横方向
に伸展した二軸配向の合成樹脂びん(以下ぴんと称する
)は、プロー成形による合成樹脂びんよりも耐衝撃性が
すぐれているが、充分に伸展された胴部に比べて、底部
の強度が劣り、内容物を充填して落すと、底面がひび割
れする。
方向に延伸するとともに、空気の吹込みをもって横方向
に伸展した二軸配向の合成樹脂びん(以下ぴんと称する
)は、プロー成形による合成樹脂びんよりも耐衝撃性が
すぐれているが、充分に伸展された胴部に比べて、底部
の強度が劣り、内容物を充填して落すと、底面がひび割
れする。
このひび割れには2通シあって、その1つは底部に形成
した環状接地縁に沿って生ずるひび割れと、底面部中央
から環状接地縁に走るひび割れである。
した環状接地縁に沿って生ずるひび割れと、底面部中央
から環状接地縁に走るひび割れである。
環状接地縁に生ずるひび割れに付いては、既にその改良
がなされているが、底面部中央から縦に走るひび割れの
対策は今だ充分になされておらず、その改善が耐衝撃性
びんの1つの課題となっている。
がなされているが、底面部中央から縦に走るひび割れの
対策は今だ充分になされておらず、その改善が耐衝撃性
びんの1つの課題となっている。
この発明は上記耐衝撃性についての課題をきわめて簡単
な手段によって解決しようとするものである。
な手段によって解決しようとするものである。
周知のように、通常のストレッチブロー成形は、加熱状
態にあるパリソンまたはプリフォームの内底面中央にス
トレソクロツドの先端を当接して。
態にあるパリソンまたはプリフォームの内底面中央にス
トレソクロツドの先端を当接して。
パリソンまたはプリフォームを軸方向に延伸している。
このため底部中央が先に底型に接し、また底面部のブロ
ー比が胴部に比べて小さいなどのことから、エアプロー
を行って成形されたびんの底面部は、周囲の環状接地縁
から底面部中央にかけて肉厚を増し、腹面部中央が未延
伸の状態で残り易い。この未延伸状態及び延伸倍率の小
さな部分は、充分に伸展した胴部((比べて耐衝撃強度
が小さく、内容物を充填し密封して所要高さから落下す
ると、そのときの衝撃でひび割れを起こす。腹面部中央
から環状接地縁へ、更には底部上方へと走るひび割れは
底面部の未延伸または延伸倍率の不足から生ずるもので
ある。
ー比が胴部に比べて小さいなどのことから、エアプロー
を行って成形されたびんの底面部は、周囲の環状接地縁
から底面部中央にかけて肉厚を増し、腹面部中央が未延
伸の状態で残り易い。この未延伸状態及び延伸倍率の小
さな部分は、充分に伸展した胴部((比べて耐衝撃強度
が小さく、内容物を充填し密封して所要高さから落下す
ると、そのときの衝撃でひび割れを起こす。腹面部中央
から環状接地縁へ、更には底部上方へと走るひび割れは
底面部の未延伸または延伸倍率の不足から生ずるもので
ある。
このようなひび割れを防止するために、特別な手段を用
いて、底面部の延伸倍率を大きくすると、底面部が薄肉
化して内容物の荷重に耐えず、外方へ変形して環状接地
縁から飛出し、自立性を損うことがある。このため底面
部を充分に延伸して耐衝撃性を増した場合には、荷重変
形を防止する何等かの手段が必要となる。
いて、底面部の延伸倍率を大きくすると、底面部が薄肉
化して内容物の荷重に耐えず、外方へ変形して環状接地
縁から飛出し、自立性を損うことがある。このため底面
部を充分に延伸して耐衝撃性を増した場合には、荷重変
形を防止する何等かの手段が必要となる。
そこで本発明者は数多くの落下試験の結果、底面部が破
損したびんについて、そのひび割れの状態を調べたとこ
ろ、落下衝撃によって発生するひび割れのほとんどが、
底面中央またはその周辺から始まっていることを知った
。またこのような現象が生ずることは、びん底部の構造
から、落下時における衝撃応力が腹面部中央に集中し易
いこと、衝撃力と内容物の重量とによって腹面部中央に
大きな荷重が働くこと、腹面部中央の配向度が最も少な
く機械的強度に劣ることなどの相乗作用1でよるものと
考え、すべてが腹面部中央に原因があるとすれば、そこ
を何等かの手段によって強化するだけで、底面郡全体を
強化しなくとも、従来以上に耐衝撃性を向上させること
ができることを見出したのである。
損したびんについて、そのひび割れの状態を調べたとこ
ろ、落下衝撃によって発生するひび割れのほとんどが、
底面中央またはその周辺から始まっていることを知った
。またこのような現象が生ずることは、びん底部の構造
から、落下時における衝撃応力が腹面部中央に集中し易
いこと、衝撃力と内容物の重量とによって腹面部中央に
大きな荷重が働くこと、腹面部中央の配向度が最も少な
く機械的強度に劣ることなどの相乗作用1でよるものと
考え、すべてが腹面部中央に原因があるとすれば、そこ
を何等かの手段によって強化するだけで、底面郡全体を
強化しなくとも、従来以上に耐衝撃性を向上させること
ができることを見出したのである。
この発明の目的は、腹面部中央を部分的に伸展すること
によって、底面部の耐衝撃強度を増加し、また内容物の
荷重にも充分に耐える肉厚分布を有する合成樹脂びんを
提供することにある。
によって、底面部の耐衝撃強度を増加し、また内容物の
荷重にも充分に耐える肉厚分布を有する合成樹脂びんを
提供することにある。
かかる目的によるこの発明(は、底面部を内方へ厚肉に
四人して、底部に環状接地縁を形成した二軸配向の合成
樹脂びんにおいて、上記底面部の中央を更に内方へ伸展
して凹球面に形成してなることを特徴とするものである
。
四人して、底部に環状接地縁を形成した二軸配向の合成
樹脂びんにおいて、上記底面部の中央を更に内方へ伸展
して凹球面に形成してなることを特徴とするものである
。
以下この発明を図示の例によシ詳細に説明する。
図中1は二軸配向されたポリエチレンテレツクレートに
よる合成樹脂のびんである。2は充分に二軸配向された
胴部で、内方へ凹入した底面部3と一体形成され、かつ
底面部3の周囲は環状接地縁4となっている。
よる合成樹脂のびんである。2は充分に二軸配向された
胴部で、内方へ凹入した底面部3と一体形成され、かつ
底面部3の周囲は環状接地縁4となっている。
上記底面部3は環状接地縁4から中央になるに従って順
次厚肉に形成され、中央のみが更に内方へ伸展されて薄
肉の凹球面5に形成されている。
次厚肉に形成され、中央のみが更に内方へ伸展されて薄
肉の凹球面5に形成されている。
第1図に示す例は、底面部3をドーム状に形成し、その
ドーム状の頂点に当る腹面部中央を更に凹球面5に形成
した場合であるが、底面部3は平らであってもよく、%
((ドーム状に限定されるものではない。
ドーム状の頂点に当る腹面部中央を更に凹球面5に形成
した場合であるが、底面部3は平らであってもよく、%
((ドーム状に限定されるものではない。
次に上記びん1の成形例を説明すると、第3図に示すよ
うに、ブロー金型6の底型7の中央に球面状の凸部8を
突設して置く。この凸部8は高さH3朋、直径R20j
Im程度のものでよい。そしてこの凸部8の頂点に有底
ノくリン79の底部10を、有底バリンン内に挿入した
ストレッチロッド11により、軸方向に延伸して当接す
る。次に有底パリソン9のエアプローを行うと、底部1
0は凸部8によって本来の位置よりも3mailど上方
に位置していることから、第4図に示すように底部10
の周囲が折返されるように凸部80球側面へと伸び更に
伸展する。このため底型7により形成されたびん1の底
面部3よりも、凸部8によシ形成された凹球面5は薄肉
となシ配向度が大きくなって耐衝撃強度が増加する。
うに、ブロー金型6の底型7の中央に球面状の凸部8を
突設して置く。この凸部8は高さH3朋、直径R20j
Im程度のものでよい。そしてこの凸部8の頂点に有底
ノくリン79の底部10を、有底バリンン内に挿入した
ストレッチロッド11により、軸方向に延伸して当接す
る。次に有底パリソン9のエアプローを行うと、底部1
0は凸部8によって本来の位置よりも3mailど上方
に位置していることから、第4図に示すように底部10
の周囲が折返されるように凸部80球側面へと伸び更に
伸展する。このため底型7により形成されたびん1の底
面部3よりも、凸部8によシ形成された凹球面5は薄肉
となシ配向度が大きくなって耐衝撃強度が増加する。
この発明は上述のように、内方へ厚肉に門人して形成し
た底面部3の中央を、更に内方へ伸展して凹球面5に形
成し、その凹球面5により腹面部中央の配向度を増した
ことから、底面部の耐衝撃性が一段と向上し、底面部が
厚肉に形成されていてもひび割れが発生し難い。捷た薄
肉部分、)マ中央のみであるから、内容物の荷重にも副
え、変形により底面部が飛出すようなこともない。また
底型に所要の凸部を突設するだけで、凹球面を成形する
ことができるので、成形が%に複雑となるようなことも
なく、またびんの底面形状に関係なく応用できるので耐
衝撃性合成樹脂ぴんとしてきわめて有益なものである。
た底面部3の中央を、更に内方へ伸展して凹球面5に形
成し、その凹球面5により腹面部中央の配向度を増した
ことから、底面部の耐衝撃性が一段と向上し、底面部が
厚肉に形成されていてもひび割れが発生し難い。捷た薄
肉部分、)マ中央のみであるから、内容物の荷重にも副
え、変形により底面部が飛出すようなこともない。また
底型に所要の凸部を突設するだけで、凹球面を成形する
ことができるので、成形が%に複雑となるようなことも
なく、またびんの底面形状に関係なく応用できるので耐
衝撃性合成樹脂ぴんとしてきわめて有益なものである。
図面はこの発明に係る耐衝撃性合成樹脂びんの実施例を
示すもので、第1図は縦断正面図、第2図は底面図、第
3図は型閉時のブロー金型の縦断正面図、第4図はパリ
ノン底部の延伸状態を示す底型部分の縦断正面図である
。 190.び ん 2・・・胴 部 3・・・底面部 4・・・環状接地縁 5°゛凹球面 7・・底 型 8・・・凸 部 9・・有底パリノン 10・・・底 部 特許出願人 青 木 同 法 腺 第3図 第4図
示すもので、第1図は縦断正面図、第2図は底面図、第
3図は型閉時のブロー金型の縦断正面図、第4図はパリ
ノン底部の延伸状態を示す底型部分の縦断正面図である
。 190.び ん 2・・・胴 部 3・・・底面部 4・・・環状接地縁 5°゛凹球面 7・・底 型 8・・・凸 部 9・・有底パリノン 10・・・底 部 特許出願人 青 木 同 法 腺 第3図 第4図
Claims (1)
- 底面部を内方へ厚肉に四人して、底部に環状接地縁を形
成した二軸配向の合成樹脂びんにおいて、上記底面部の
中央を更に内方へ伸展して凹球面に形成してなることを
特徴とする耐衝撃性合成樹脂びん。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58183639A JPS6077849A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 耐衝撃性合成樹脂びん |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58183639A JPS6077849A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 耐衝撃性合成樹脂びん |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6077849A true JPS6077849A (ja) | 1985-05-02 |
Family
ID=16139298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58183639A Pending JPS6077849A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 耐衝撃性合成樹脂びん |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6077849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63203542A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-23 | 株式会社吉野工業所 | 壜体底壁構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472181A (en) * | 1977-11-10 | 1979-06-09 | Solvay | Hollow article made of directional thermoplastic substance |
JPS579514B2 (ja) * | 1974-04-08 | 1982-02-22 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP58183639A patent/JPS6077849A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS579514B2 (ja) * | 1974-04-08 | 1982-02-22 | ||
JPS5472181A (en) * | 1977-11-10 | 1979-06-09 | Solvay | Hollow article made of directional thermoplastic substance |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63203542A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-23 | 株式会社吉野工業所 | 壜体底壁構造 |
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