JPS6077649A - 渡り線付連結コイルの巻線装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は連続した複数のコイルを渡シ線を用いて巻くた
めの渡り線付連結コイルの巻線装置に関するものである
。

従来例の構成とその問題点 近年，オーディオ機器等に用いられる平面対向型モータ
のコストダウンを行なうために、モータの駆動コイルの
組立実装時における端末処理の工数削減を可能とする複
数のコイルを連続して巻いた渡り線付連結コイルの需要
が増大しており、そのために巻線装置の改良が望まれて
いる。

以下従来の渡シ線付連結コイルの巻線装置について説明
する。

第１図は従来の渡り線付連結コイルの巻線装置の要部分
解斜視図で、巻線装置の回転部分を示している。

第１図において、１はＡ−Ａ’線を回転の中心とした回
転シャフト２に回転を与える駆動部、３ａ，３ｂけ中心
線Ａ，−Ａ’を中心にして設けられたコイルボビン、４
ａ，４ｂはボビン押えで、ボビン押え４ａはボビン押え
４ｂとの間にコイルボビン３ａを、ボビン押え４ｂと回
転シャフト２との間にはコイルポピン３ｂを設けている
。５は中心線Ａ−ＡＩを中心として順に、コイルボビン
３ｂ、ボビン押え４ｂ、コイルボビン３ａ、ボビン押ｔ
４ａを貫キ、コイルボビン３ａ，３ｂ、ボビン押え４ａ
，４ｂを回転シャフト２と同一の中心線で回転するよう
に回転シャフト２に固定するためのロソクビン、６ａ，
６ｂはそれぞれコイルボヒン押え４ａ，４ｂに設けられ
た突起で、コイルを巻く際に線材をひづかけるフックの
役割をしている，， 以上のように構成された従来の渡９線付連結コイルの巻
線装置について、以下その動作について説明する。

すす、第１のコイルを巻くために線材の端末を突起６ａ
にひっかけて固定する。次に駆動部１により回転シャフ
ト２を回転させる。コイルボビン３ａ，ｓｂとボビン押
え４ａ，＋ｂとはロックピン５により回転シャフト２に
固定されており、回転シャフト２と同一の中心線Ａ−Ａ
／を中心として回転する。すると線材の端末は突起６ａ
に固定されているので、線材はコイルボビン３ａに巻き
取られていき第１のコイルを形成する。その形成に必要
なターン数だけ回転シャフト２を回転させた後、線材を
途中で切断することなしに突起６ｂにひっかけて固定し
再び回転シャフト２を回転させると、コイルポビン３ｂ
にも第２のコイルが形成される。

しかしながら、上記従来の構成では第１のコイルと第２
のコイルとが軸方向に位置がずれているために、第１の
コイルと第２のコイルを巻く際の線材の供給側の条件が
それぞれ異ってしまい、同質のコイルを形成するために
はコイルを巻く際にはそれぞれに最適条件を設定しなけ
ればならなかった。また、線材の張力や回転シャフト２
の回転時の遠心力等によって回転軸がたわむために、巻
き取り条件が非常に悪化していた。このように渡９線付
き連結コイルを巻く場合には、非常に工数がかかり、ま
た分留りも非常に悪化し、コスト的に非常に不利になる
という欠点を有していた。

特に精密な巻取条件を必要とする整列巻きの渡り線付き
連結コイルを巻く場合には、この傾向は顕著なものとな
っていた。

発明の目的 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、渡り線付連結
コイル，％に整列巻きの渡り線付連結コイルを巻く際の
工数を削減すると同時に、同質のコイルを形成させ分留
りを向上することができる渡υ線付連結コイルの巻線装
置を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達するため本発明の渡シ線付連結コイルの巻
線装置は、それぞれコイルボビンを装着可能な複数のコ
イル巻取面を有する回転ヘソドを回転７ヤフトの先端部
に回動可能に支持し、前記回転ヘッドを回動させること
により前記複数のコイル巻取面に装着したコイルボビン
の中心が前記回転シャフｌ・の中心と一致可能にした構
成となっている。

この構成により、すべてのコイル巻取り面は中心線を中
心に回転させると前記回転シャフトの回転軸の中心と直
交することとなり、おのおののコイル巻取り面は全く同
じ条件でコイルを巻くことができる。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第２図は本発明の一実施例の渡り線付連結コイルの巻線
装置の要部分解斜視図である。

第２図において、第１図と同一部材には同一番号を付し
説明を省略する。３は回転７ヤフト２の先端部分に回動
可能に取り付けられた回転ヘッドで、回転ンヤ７ト２の
回転軸の中心，ｌＡ−Ａ／に垂直なコイル巻取シ面３−
ａと、コイル巻取り面３ａとは回転ヘッド３の中心線Ｂ
−Ｂ’について線対称である第２のコイル巻取り面３ｂ
が設けられている。４はコイルボビン、５はボビン押え
、６はロノクビンで、コイル巻取り面３ａ，３ｂにはそ
ｈぞｈロノクピン６でコイルボビン４、ボビン押え６の
中心を貫いて回転へノド３に固定されており、回転ヘソ
ド３を回動させることにより前記棲数のコイル巻取面３
ａ，３ｂに装着したコイルボビン４の中心が回転／ヤフ
１・２の中心と一致可能にした構成となっている。７は
コイル巻取り面ｓａ，ｓｂ以外の面に設けられた突起で
ある。

以上のように構成された本実施例の渡り線付連結コイル
の巻線装置について以下その動作について説明する。

寸ず第１のコイルを巻くために線材の端末を突起了にひ
っかけて固定する。次に駆動部１により”回転シャフト
２を回転の中心である中心線Ａ−Ａ’を中心として回転
させる。コイル巻取り面３ａのコイルボビン４（ボビン
押え５とコイルｓ取り面３ａとの間にも設定されている
。）とボビン押え５とはロノクビン６によって回転ヘソ
ド３に固定されているため、回転シャフト２と同一の中
尼・線Ａ−Ａ／を中心として回転する。すると線材の端
末は突起７に固定されているので、線材はコイルボビン
４に巻き取られていきコイル巻取り面３ａにおいて第１
のコイルを形成する。コイルを形成するのに必要なター
ン数だけ回転シャフト２を回転させた後、線材を途中で
切断することなしに回転ヘソド３を中心線Ｂ−Ｂ’を中
心にコイル巻取り面３ａともう一方のコイル巻取り面３
ｂとがちょうど入れ替る位置まで回転させる。そして次
に中心線Ａ−Ａ’を中心として回転ヘソド３を回転させ
ると、第１のコイル形成時と同様にコイル巻取り面３ｂ
に取シ付けられたコイルボビン４に第２のコイルが形成
される。

以上のように本実施例によれば、回転一・ッド３を回動
させることによりコイル巻取り而３ａ，３ｂに装着した
コイルボビン４の中心がそれそれ回転シャフト２の中心
と一致させることができるので、コイル巻取り面３ａで
第１のコイルを巻く場合と、もう一方のコイル巻取り面
３ｂで第２のコイルを巻く場合とが全く同一となり、全
く同じ条件でコイルを形成することが可能となる。この
上゛うに渡り線付連結コイル特に整列巻きの渡り線付連
結コイルを巻く際の工数を削減すると同時に、同質のコ
イルを形成して分留りを向上させコストを低減させるこ
とができる。

尚，本実施例において回転へッド３に設けたコイル巻取
り面３ａ，３ｂの２面のみとしたが、これを３面，４面
といった任意の而を有ずる回］１ｖ、ヘノドを設けるこ
とにより、上記の面数に応じた渡り線付連結コイルを容
易に作成できることは言うまでもない。

発明の効果 以上のように本発明の渡り線付連結コイノレの巻線装置
によれば、回転ヘノドを回動させることによりコイル巻
取り面に装着したコイノレポビンの中心がそれぞれ回転
シャフトの中心と一致させることができるので、コイノ
レ巻取り面の全面において全く同じ条件でコイルを巻く
ことが可能となり、渡し線付連結コイル、特に整列巻き
の渡り線付連結コイルを巻く際の工数を削減すると同時
に、同質のコイルを形成して分留りを向上させコストを
低減することができその効果は犬なるもの力；ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の渡り線付連結コイノレの巻線装置の要部
分解斜視図、第２図は本発明の渡り線付連結コイルの巻
線装置の要部分解斜視図である。 ２・回転シャフト、３・・・・・・回転ヘノド、３ａ，
３ｂ・コイル巻取り面、４・・−コイノレボビン。 一２７６−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれコイルボビンを装着可能な複数のコイル巻取面
   を有する回転ヘッドを回転シャフトの先端部に回動可能
   に支持し、前記回転ヘッドを回動させることにより前記
   複数のコイル巻取面に装着したコイルボビンの中心が前
   記回転シャフトの中心と一致可能に構成した渡シ線付連
   結コイルの巻線装置。