JPS607631Y2 - ミキサ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、改良されたミキサに関するもねである。

一般に、野菜や果物でジュースを作るミキサでは、少量
の野菜や果物の固形物を破砕しようとすると、回転刃の
上で飛び跳ねて破砕されず、また、特に破砕することに
より粘性が生じる材料の場合、周囲の容器などに付着し
易く、従って細断される時間が非常に長くかかるという
欠点があった。

本考案は、上記従来例の欠点を解消するために、破砕す
る固形物の量によって中蓋の高さを調節し、少量の材料
でも、大量の材料と同様に破砕できるようにするととも
に、まわりの容器や中蓋に付着した材料を容易にかき落
とせるようにしたミキサを提供するものである。

以下、図面により実施例を詳細に説明する。

図は、本考案の１実施例を示したもので、１はミキサ本
体、２は容器、３は蓋であり、蓋３の中心にネジ孔４が
設けられ、このネジ孔４にネジ棒５が設けられている。

このネジ棒５の内端に中蓋６が設けられ、またネジ棒５
の外端にこのネジ棒５を回動する摘み７が設けられてい
る。

また、ネジ棒５に中心孔があり、この中心孔に挿通した
棒８の内端にかき落し部材９が、外端に回動把手１０が
それぞれ設けられている。

本実施例はこのように構成したので、摘み７を回動する
ことによって中蓋６の位置を調節することができ、宵量
の材料でも中蓋６を下げることによって、固形物が回転
刃の上で飛び跳ねるのを防止することができ、また、回
動把手１０を回すことによりかき落し部材９が回動して
、中蓋６の下面や容器２の内面に付着した材料をかき落
とすことができる。

以上説明したように、本考案によれば、上下に調節でき
る中蓋を設けるとともに、この中蓋の下面や周囲の容器
内面に付着した材料をかき落とす部材を設けたので、小
量の材料でも簡単に、効率よ＜、シかも均一に破砕する
ことができ、従って、少人数用のミキサとして非常に有
用性がある。

【図面の簡単な説明】

図は、本考案のｌ実施例のミキサの一部断面正面図であ
る。 １・・・・・・本体、２・・・・・・容器、３・・・・
・・蓋、４・・・・・・ネジ孔、５・・・・・・ネジ棒
、６・・・・・・中蓋、７・・・・・・摘み、８・・・
・・・棒、９・・・・・・かき落し部材、１０・・・・
・・回動把手。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 容器に設けた蓋と、この蓋の中心に設けたネジ孔と、こ
   のネジ孔に嵌合するネジ棒と、このネジ棒の内端に固定
   された中蓋と、前記ネジ棒の外端に設けられた摘みとを
   備え、前記ネジ棒の中心を貫通した軸の内端に材料かき
   落し部材を、外端に回動把手をそれぞれ設けたことを特
   徴とするミキサ。