JPS6075521A - 大型タンクの熱処理方法 - Google Patents
大型タンクの熱処理方法Info
- Publication number
- JPS6075521A JPS6075521A JP17919983A JP17919983A JPS6075521A JP S6075521 A JPS6075521 A JP S6075521A JP 17919983 A JP17919983 A JP 17919983A JP 17919983 A JP17919983 A JP 17919983A JP S6075521 A JPS6075521 A JP S6075521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- burner
- opening
- south pole
- heat treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/0068—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for particular articles not mentioned below
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
LPG液化ガス貯蔵タンクの様な、素単板を溶接して作
られる大型タンクは、建設後、構造材料の材質、板厚に
よっては溶接残留応力の除去等を目的とする全体熱処理
を行う必要、がある。
られる大型タンクは、建設後、構造材料の材質、板厚に
よっては溶接残留応力の除去等を目的とする全体熱処理
を行う必要、がある。
此の熱処理作業は、一般に次の様な方法で行われている
。即ち先づタンク外面を保温軒で覆い、次いでタンクの
底端(南極と呼ばれることがある)に設けられた南極開
口からバーナーを内部に挿入し、バーナーによる燃料の
燃焼熱を利用してタンクに熱効果を及ぼす、一方タンク
上端(北極と云う場合がある)開口からの排気は、適宜
これを抑えて、タンク内で熱気流の対流循環を促進し、
タンク上下方向で温度差が生じない様に努める。しかし
現実には燃焼ガスの熱気流による対流はタンクの上部に
集中し、タンクの下半部、特にタンクの南極付近はタン
クの北極付近と比べるとかなり温度が低く、上下方向の
温度差は解消できない事情であった。次に加熱状態を保
持し、保持状態から冷却する場合は、南極付近は急激に
温度が低下するため、規定の冷却速度を割り過速冷却に
なることが多々ある。
。即ち先づタンク外面を保温軒で覆い、次いでタンクの
底端(南極と呼ばれることがある)に設けられた南極開
口からバーナーを内部に挿入し、バーナーによる燃料の
燃焼熱を利用してタンクに熱効果を及ぼす、一方タンク
上端(北極と云う場合がある)開口からの排気は、適宜
これを抑えて、タンク内で熱気流の対流循環を促進し、
タンク上下方向で温度差が生じない様に努める。しかし
現実には燃焼ガスの熱気流による対流はタンクの上部に
集中し、タンクの下半部、特にタンクの南極付近はタン
クの北極付近と比べるとかなり温度が低く、上下方向の
温度差は解消できない事情であった。次に加熱状態を保
持し、保持状態から冷却する場合は、南極付近は急激に
温度が低下するため、規定の冷却速度を割り過速冷却に
なることが多々ある。
本発明は、前記の問題点を解消した新しい熱処理方法に
関するものであって、本発明では、バーナーを挿入する
南極開口を中心として、薄桶形状の構造物をタンクの下
方から南極底面に接合保持し、更に保温して、予備燃焼
室を形成し、その中に別のノく一ナーを挿入して(従っ
て、前出のタンク南極開口に挿入するバーナーを主バー
ナーと呼び、予備燃焼室に設けるバーナーを予備)(−
ナーと云うこととする)主バーナーによるタンク全体の
熱処理に合わせて、予備バーナーによる燃焼を行い、タ
ンク南極近傍の補助加熱を行うものである。
関するものであって、本発明では、バーナーを挿入する
南極開口を中心として、薄桶形状の構造物をタンクの下
方から南極底面に接合保持し、更に保温して、予備燃焼
室を形成し、その中に別のノく一ナーを挿入して(従っ
て、前出のタンク南極開口に挿入するバーナーを主バー
ナーと呼び、予備燃焼室に設けるバーナーを予備)(−
ナーと云うこととする)主バーナーによるタンク全体の
熱処理に合わせて、予備バーナーによる燃焼を行い、タ
ンク南極近傍の補助加熱を行うものである。
本発明を図面によって説明すると、第1図は本発明に属
しない従来の焼鈍方法を示すものであるがタンク1の北
極の開口1/の開口度合を制御しても、熱気流対流はタ
ンク上部に集中し、タンクの下半部、特に南極近傍のタ
ンク温度は、北極近傍に比べるとどうしても差のあるこ
とは避けられなかった。
しない従来の焼鈍方法を示すものであるがタンク1の北
極の開口1/の開口度合を制御しても、熱気流対流はタ
ンク上部に集中し、タンクの下半部、特に南極近傍のタ
ンク温度は、北極近傍に比べるとどうしても差のあるこ
とは避けられなかった。
本発明は第2図に示す様にタンク主体工事完了後、焼鈍
を行うに当って、先づ・保温行4でタンクの外面を覆い
、次いで主ノく−ナー2を取付ける予定の南極開口1”
を中心にして薄桶状の構造物5であって、その底面には
、市販開口1“と嵌合する穴を有するものを、タンク下
方から、タンク南極間に娶合固定して、予備燃焼室5′
を形成する。そしてそれを保温すると共に予備バーナー
3を取付けるものである。焼鈍作業は主バーナーを燃焼
させると共に、温度差の測定値を考慮の上、適宜、予備
バーナーも燃焼させて、所定の熱処理プログラムに従い
、保持温度に保持の後冷却に移るときは、第3図に示す
様に、主バーナ−2を取除き、主バーナ−2保持用金具
2′とマンホール内壁間に保温機4を詰めて、急激な温
度低下を防止するものとする。
を行うに当って、先づ・保温行4でタンクの外面を覆い
、次いで主ノく−ナー2を取付ける予定の南極開口1”
を中心にして薄桶状の構造物5であって、その底面には
、市販開口1“と嵌合する穴を有するものを、タンク下
方から、タンク南極間に娶合固定して、予備燃焼室5′
を形成する。そしてそれを保温すると共に予備バーナー
3を取付けるものである。焼鈍作業は主バーナーを燃焼
させると共に、温度差の測定値を考慮の上、適宜、予備
バーナーも燃焼させて、所定の熱処理プログラムに従い
、保持温度に保持の後冷却に移るときは、第3図に示す
様に、主バーナ−2を取除き、主バーナ−2保持用金具
2′とマンホール内壁間に保温機4を詰めて、急激な温
度低下を防止するものとする。
上記の様に、本発明で付設する予備燃焼室は、タンクの
熱処理の際のタンク旧下方向に於ける温度差を解消する
ことと、南極付近の冷却速度の安定を計ることが出来大
型タンクの主体工事終了後、完成引渡し迄の間の後処理
作業の合理化に大きく寄与する発明である。
熱処理の際のタンク旧下方向に於ける温度差を解消する
ことと、南極付近の冷却速度の安定を計ることが出来大
型タンクの主体工事終了後、完成引渡し迄の間の後処理
作業の合理化に大きく寄与する発明である。
第1−は大型タンクの1部断面を含む斜視図。第2図、
第3図は、タンク底端間口付近、即ち第1図で円印で示
す部分の拡大断面図。 図中の1・・・タンク、2・・・主ノ(−ナー、3・・
・補助バーナー、4・・・断熱1文、5・・・予備燃焼
室 代理人 三宅正夫他1名
第3図は、タンク底端間口付近、即ち第1図で円印で示
す部分の拡大断面図。 図中の1・・・タンク、2・・・主ノ(−ナー、3・・
・補助バーナー、4・・・断熱1文、5・・・予備燃焼
室 代理人 三宅正夫他1名
Claims (1)
- (1)大型タンクの底端開口からバーナーをタンク内部
へ挿入し、バーナーの燃焼熱で熱処理する方法に於て、
該バーナーの挿入口を中心に、予備燃焼室をタンク底面
に付設し、該予備燃焼室に別個のバーナーを挿入、燃焼
を行い、タンク底端開口付近を補助加熱することを特徴
とする大型タンクの熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17919983A JPS6075521A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 大型タンクの熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17919983A JPS6075521A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 大型タンクの熱処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075521A true JPS6075521A (ja) | 1985-04-27 |
JPH0116891B2 JPH0116891B2 (ja) | 1989-03-28 |
Family
ID=16061657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17919983A Granted JPS6075521A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 大型タンクの熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075521A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100441705C (zh) * | 2007-02-09 | 2008-12-10 | 武汉一冶钢结构有限责任公司 | 大型全压式lpg运输船储罐整体热处理的方法 |
CN113462879A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 上海梯杰易气体工程技术有限公司 | 超大型低温液化烃储罐内罐安装的现场焊后热处理工艺 |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP17919983A patent/JPS6075521A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100441705C (zh) * | 2007-02-09 | 2008-12-10 | 武汉一冶钢结构有限责任公司 | 大型全压式lpg运输船储罐整体热处理的方法 |
CN113462879A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 上海梯杰易气体工程技术有限公司 | 超大型低温液化烃储罐内罐安装的现场焊后热处理工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0116891B2 (ja) | 1989-03-28 |
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