JPH06145816A - ベル型焼鈍炉のインナーカバー - Google Patents
ベル型焼鈍炉のインナーカバーInfo
- Publication number
- JPH06145816A JPH06145816A JP29596692A JP29596692A JPH06145816A JP H06145816 A JPH06145816 A JP H06145816A JP 29596692 A JP29596692 A JP 29596692A JP 29596692 A JP29596692 A JP 29596692A JP H06145816 A JPH06145816 A JP H06145816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cover
- annealing furnace
- heat insulating
- type annealing
- bell
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インナーカバーの高温になる筒状部とベースプ
レート近傍の下部との間の温度差による熱応力の発生を
防止し、変形やクラックの発生のないインナーカバーを
提供する。 【構成】インナーカバー14の下部14cの上端部分に
断熱部14bを設け、この断熱部14bを介して下部1
4cに接続させて筒状部14aを設け、高温になる筒状
部14aとこの筒状部14aに比べ低温になる下部14
cとの間を熱的に遮断した。
レート近傍の下部との間の温度差による熱応力の発生を
防止し、変形やクラックの発生のないインナーカバーを
提供する。 【構成】インナーカバー14の下部14cの上端部分に
断熱部14bを設け、この断熱部14bを介して下部1
4cに接続させて筒状部14aを設け、高温になる筒状
部14aとこの筒状部14aに比べ低温になる下部14
cとの間を熱的に遮断した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば薄鋼板のコイル
等の被処理物をバッチ式で焼鈍するベル型焼鈍炉のイン
ナーカバーに関する。
等の被処理物をバッチ式で焼鈍するベル型焼鈍炉のイン
ナーカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】薄鋼板のコイル等の被処理物をバッチ式
で熱処理する箱形熱処理炉、例えばバッチ焼鈍炉には、
ベースプレート上に載置された被処理物を覆い内部に雰
囲気ガスが充満されるインナーカバーと、このインナー
カバーを覆う炉本体とが備えられている。インナーカバ
ーは、頂部が閉じた筒状部とベースプレートに接触する
部分となる下部とを備えて構成されている。このインナ
ーカバーの下部には、このインナーカバーをベースプレ
ートに固定するためのフランジ部が形成されている。ま
た、炉本体には、インナーカバーを加熱するバーナ等の
加熱装置が設けられている。さらに、ベースプレートの
中央部には雰囲気ガスを循環させる循環ファンが設けら
れており、この循環ファンを作動させることによりイン
ナーカバー内部の温度分布が均一にされる。
で熱処理する箱形熱処理炉、例えばバッチ焼鈍炉には、
ベースプレート上に載置された被処理物を覆い内部に雰
囲気ガスが充満されるインナーカバーと、このインナー
カバーを覆う炉本体とが備えられている。インナーカバ
ーは、頂部が閉じた筒状部とベースプレートに接触する
部分となる下部とを備えて構成されている。このインナ
ーカバーの下部には、このインナーカバーをベースプレ
ートに固定するためのフランジ部が形成されている。ま
た、炉本体には、インナーカバーを加熱するバーナ等の
加熱装置が設けられている。さらに、ベースプレートの
中央部には雰囲気ガスを循環させる循環ファンが設けら
れており、この循環ファンを作動させることによりイン
ナーカバー内部の温度分布が均一にされる。
【0003】被処理物を熱処理する際には、通常は、イ
ンナーカバーの内部に例えば還元性ガスを供給すること
によりこの内部を還元性雰囲気にし、炉本体に設けられ
た加熱装置によりインナーカバーを加熱し、インナーカ
バー内部の被処理物を還元性ガス雰囲気中で間接的に加
熱する。また、上記のように循環ファンによりインナー
カバー内部の温度分布が均一にされるので、インナーカ
バー内のコイルは均一に加熱されることとなる。
ンナーカバーの内部に例えば還元性ガスを供給すること
によりこの内部を還元性雰囲気にし、炉本体に設けられ
た加熱装置によりインナーカバーを加熱し、インナーカ
バー内部の被処理物を還元性ガス雰囲気中で間接的に加
熱する。また、上記のように循環ファンによりインナー
カバー内部の温度分布が均一にされるので、インナーカ
バー内のコイルは均一に加熱されることとなる。
【0004】上記した熱処理の際には、インナーカバー
の筒状部は炉本体に設けられた加熱装置により加熱され
て高温になるが、インナーカバーの下部に形成されたフ
ランジ部はベースプレートに固定されて、しかも加熱さ
れないので温度は低い。このため、ベースプレート近傍
のインナーカバーの下部と、この下部より上の加熱され
て高温になる筒状部との間の温度差は大きくなる。この
結果、インナーカバーに熱応力が発生し、インナーカバ
ーが変形したり、クラックが生じたりする。
の筒状部は炉本体に設けられた加熱装置により加熱され
て高温になるが、インナーカバーの下部に形成されたフ
ランジ部はベースプレートに固定されて、しかも加熱さ
れないので温度は低い。このため、ベースプレート近傍
のインナーカバーの下部と、この下部より上の加熱され
て高温になる筒状部との間の温度差は大きくなる。この
結果、インナーカバーに熱応力が発生し、インナーカバ
ーが変形したり、クラックが生じたりする。
【0005】そこで、インナーカバーの材質を耐熱強度
に優れた材質に変更する、インナーカバーの板厚を厚く
する、熱応力が発生する箇所に補強板を取り付ける等の
対策が行われ、インナーカバーの変形、クラックの発生
を防止するための工夫がなされている。
に優れた材質に変更する、インナーカバーの板厚を厚く
する、熱応力が発生する箇所に補強板を取り付ける等の
対策が行われ、インナーカバーの変形、クラックの発生
を防止するための工夫がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
対策では、インナーカバーの高温になる筒状部とベース
プレート近傍の下部との間の温度差による熱応力の発生
を十分に抑えることができないので、インナーカバーに
変形やクラックが発生するという問題が解決できない。
対策では、インナーカバーの高温になる筒状部とベース
プレート近傍の下部との間の温度差による熱応力の発生
を十分に抑えることができないので、インナーカバーに
変形やクラックが発生するという問題が解決できない。
【0007】本発明は上記事情に鑑み、インナーカバー
の筒状部とベースプレート近傍の下部との間に生じる温
度差により発生する熱応力を小さくし、変形やクラック
の発生のないベル型焼鈍炉のインナーカバーを提供する
ことを目的とする。
の筒状部とベースプレート近傍の下部との間に生じる温
度差により発生する熱応力を小さくし、変形やクラック
の発生のないベル型焼鈍炉のインナーカバーを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のベル型焼鈍炉のインナーカバーは、このイン
ナーカバーを、外部加熱バーナ配設高さ位置より低い円
周に沿って上下に分割し、分割部に断熱材を介装したこ
とを特徴とするものである。ここで、断熱材の外周面に
エキスパンションプレートを設け、このエキスパンショ
ンプレートの上端部と下端部をそれぞれ分割された上下
のインナーカバーの部分に接続させることが好ましい。
の本発明のベル型焼鈍炉のインナーカバーは、このイン
ナーカバーを、外部加熱バーナ配設高さ位置より低い円
周に沿って上下に分割し、分割部に断熱材を介装したこ
とを特徴とするものである。ここで、断熱材の外周面に
エキスパンションプレートを設け、このエキスパンショ
ンプレートの上端部と下端部をそれぞれ分割された上下
のインナーカバーの部分に接続させることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明のベル型焼鈍炉のインナーカバーによれ
ば、分割されたインナーカバーの上部が外部加熱バーナ
で加熱され高温になり、一方インナーカバーの下部の温
度が上部の温度に比べて低くなる場合であっても、上部
と下部との間には断熱材が設けられており、この断熱材
により上部と下部が熱的に遮断されているのでインナー
カバーには熱応力がほとんど発生せず、インナーカバー
の変形、クラックの発生が防止される。
ば、分割されたインナーカバーの上部が外部加熱バーナ
で加熱され高温になり、一方インナーカバーの下部の温
度が上部の温度に比べて低くなる場合であっても、上部
と下部との間には断熱材が設けられており、この断熱材
により上部と下部が熱的に遮断されているのでインナー
カバーには熱応力がほとんど発生せず、インナーカバー
の変形、クラックの発生が防止される。
【0010】また、エキスパンションプレートを設けた
場合は、このエキスパンションプレートによってインナ
ーカバーの上部の熱膨張による伸びが吸収されると共
に、雰囲気ガスがシールされる。
場合は、このエキスパンションプレートによってインナ
ーカバーの上部の熱膨張による伸びが吸収されると共
に、雰囲気ガスがシールされる。
【0011】
【実施例】本発明のベル型焼鈍炉の一実施例を、図面を
参照して説明する。図1及び図2により本発明の実施例
を説明する。図1は本実施例のベル型焼鈍炉を示す垂直
断面図である。ベル型焼鈍炉10は、炉の底の部分にな
る炉底部12と、この炉底部12の上に配置されるイン
ナーカバー14と、このインナーカバー14を囲繞する
炉本体16とを備えて構成されている。
参照して説明する。図1及び図2により本発明の実施例
を説明する。図1は本実施例のベル型焼鈍炉を示す垂直
断面図である。ベル型焼鈍炉10は、炉の底の部分にな
る炉底部12と、この炉底部12の上に配置されるイン
ナーカバー14と、このインナーカバー14を囲繞する
炉本体16とを備えて構成されている。
【0012】炉底部12は工場床部分16に掘られたピ
ット18内に配置され、この炉底部12には、ピット1
8内に設置された架台20と、この架台20の上に取り
付けられたベースプレート22とが備えられている。こ
のベースプレート22の上面24は、ピット18の周囲
の床面26とほぼ同一レベルに合わせられている。ま
た、ベースプレート22の中央部には雰囲気ガスを循環
するための循環ファン28とこの循環ファン28を回転
させるモータ30が設置されている。また、インナーカ
バー14の内部に雰囲気ガスを供給するガス管32が炉
底部12に設けられている。
ット18内に配置され、この炉底部12には、ピット1
8内に設置された架台20と、この架台20の上に取り
付けられたベースプレート22とが備えられている。こ
のベースプレート22の上面24は、ピット18の周囲
の床面26とほぼ同一レベルに合わせられている。ま
た、ベースプレート22の中央部には雰囲気ガスを循環
するための循環ファン28とこの循環ファン28を回転
させるモータ30が設置されている。また、インナーカ
バー14の内部に雰囲気ガスを供給するガス管32が炉
底部12に設けられている。
【0013】炉本体16には、鋼材製の構造体16aと
この構造体16aの内面に貼り付けられた耐火材16b
とが備えられており、さらに、側面に複数のバーナ34
(図1では1つだけを示す。)と、上部の1ケ所ないし
数ケ所に煙突36が設けられている。耐火材16bとイ
ンナーカバー14とで囲まれる部分が燃焼室37とな
る。
この構造体16aの内面に貼り付けられた耐火材16b
とが備えられており、さらに、側面に複数のバーナ34
(図1では1つだけを示す。)と、上部の1ケ所ないし
数ケ所に煙突36が設けられている。耐火材16bとイ
ンナーカバー14とで囲まれる部分が燃焼室37とな
る。
【0014】インナーカバー14には、頂部の閉じた筒
状部14aと、この筒状部14aの下端に設けられた断
熱部14bと、この断熱部14bを介して筒状部14a
と接続された下部14cとが備えられており、このイン
ナーカバー14の内部にはコイル38が所定の段数積み
重ねられる。また、下部14cには半径方向に開いた円
弧状のフランジ14dが形成され、このフランジ14d
がベースプレート22の上面24に載置され、クランプ
装置40によりフランジ14dがベースプレート22に
取り付けられる。これによりインナーカバー14がベー
スプレート22に固定される。
状部14aと、この筒状部14aの下端に設けられた断
熱部14bと、この断熱部14bを介して筒状部14a
と接続された下部14cとが備えられており、このイン
ナーカバー14の内部にはコイル38が所定の段数積み
重ねられる。また、下部14cには半径方向に開いた円
弧状のフランジ14dが形成され、このフランジ14d
がベースプレート22の上面24に載置され、クランプ
装置40によりフランジ14dがベースプレート22に
取り付けられる。これによりインナーカバー14がベー
スプレート22に固定される。
【0015】図2を参照して、インナーカバー14の詳
細な構造について説明する。図2は図1のベル型焼鈍炉
の下端部Aを示す部分拡大断面図である。インナーカバ
ー14の断熱部14bは、断熱用レンガ14eとこの断
熱用レンガ14eの外周面に設けられたセラミックファ
イバー等の軟質断熱材14fとを備え、この軟質断熱材
14fの外周面には筒状部14aと下部14cとに接続
して取り付けられたエキスパンションプレート14gが
設けられている。このエキスパンションプレート14g
により、熱膨張によるインナーカバー14の伸びの吸収
と雰囲気ガスのシールが行われる。また、フランジ14
dには、ガス漏れ防止用のシールリング42を保護する
水冷ジャケット14hが形成されており、このためこの
フランジ14dの部分の温度は筒状部14aの温度に比
べて低くなる。
細な構造について説明する。図2は図1のベル型焼鈍炉
の下端部Aを示す部分拡大断面図である。インナーカバ
ー14の断熱部14bは、断熱用レンガ14eとこの断
熱用レンガ14eの外周面に設けられたセラミックファ
イバー等の軟質断熱材14fとを備え、この軟質断熱材
14fの外周面には筒状部14aと下部14cとに接続
して取り付けられたエキスパンションプレート14gが
設けられている。このエキスパンションプレート14g
により、熱膨張によるインナーカバー14の伸びの吸収
と雰囲気ガスのシールが行われる。また、フランジ14
dには、ガス漏れ防止用のシールリング42を保護する
水冷ジャケット14hが形成されており、このためこの
フランジ14dの部分の温度は筒状部14aの温度に比
べて低くなる。
【0016】上記したベル型焼鈍炉10を用いてコイル
38を焼鈍する際には、図1に示すように、ベースプレ
ート22上にコイル38を所定段数積み重ね、このコイ
ル38をインナーカバー14で覆い、さらにこのインナ
ーカバー14を炉本体16で覆い、インナーカバー14
の内部にガス管32を通して還元性雰囲気ガスを供給す
る。炉本体16に設けられたバーナ34によりインナー
カバー14が加熱され、これによりインナーカバー14
内部のコイル38が還元性ガス雰囲気中で間接的に加熱
される。なお、循環ファン28によりインナーカバー1
4内部の温度分布が均一にされるので、インナーカバー
14内のコイル38は均一に加熱されることとなる。
38を焼鈍する際には、図1に示すように、ベースプレ
ート22上にコイル38を所定段数積み重ね、このコイ
ル38をインナーカバー14で覆い、さらにこのインナ
ーカバー14を炉本体16で覆い、インナーカバー14
の内部にガス管32を通して還元性雰囲気ガスを供給す
る。炉本体16に設けられたバーナ34によりインナー
カバー14が加熱され、これによりインナーカバー14
内部のコイル38が還元性ガス雰囲気中で間接的に加熱
される。なお、循環ファン28によりインナーカバー1
4内部の温度分布が均一にされるので、インナーカバー
14内のコイル38は均一に加熱されることとなる。
【0017】上記の焼鈍の際には、インナーカバー14
の筒状部14aはバーナ34で加熱されるので高温にな
る。一方、下部14cはバーナ34で加熱されずしかも
ベースプレート22に接触しており、また水冷ジャケッ
ト14hも形成されているので、筒状部14aに比べ低
温となっている。従って、筒状部14aと下部14cと
の間の温度差は大きく、このため筒状部14aと下部1
4cとが直接接している場合は、インナーカバー14に
熱応力が生じこのインナーカバー14には変形、クラッ
ク等が発生する。しかし、本実施例のベル型焼鈍炉10
のインナーカバー14の筒状部14aと下部14cとの
間には断熱部14bが設けられているので、この断熱部
14bを介して筒状部14aと下部14cとが接するこ
とにより熱的な遮断が行われ熱応力がほとんど発生せ
ず、インナーカバー14の変形、クラック等の発生が防
止される。
の筒状部14aはバーナ34で加熱されるので高温にな
る。一方、下部14cはバーナ34で加熱されずしかも
ベースプレート22に接触しており、また水冷ジャケッ
ト14hも形成されているので、筒状部14aに比べ低
温となっている。従って、筒状部14aと下部14cと
の間の温度差は大きく、このため筒状部14aと下部1
4cとが直接接している場合は、インナーカバー14に
熱応力が生じこのインナーカバー14には変形、クラッ
ク等が発生する。しかし、本実施例のベル型焼鈍炉10
のインナーカバー14の筒状部14aと下部14cとの
間には断熱部14bが設けられているので、この断熱部
14bを介して筒状部14aと下部14cとが接するこ
とにより熱的な遮断が行われ熱応力がほとんど発生せ
ず、インナーカバー14の変形、クラック等の発生が防
止される。
【0018】
【発明の効果】上記のように本発明のベル型焼鈍炉のイ
ンナーカバーによれば、このインナーカバーを、外部加
熱バーナ配設高さ位置より低い円周に沿って上下に分割
し、分割部に断熱材を介装したので、分割されたインナ
ーカバーの上下の部分が熱的に遮断され、この結果イン
ナーカバーに熱応力がほとんど発生せず、インナーカバ
ーの変形、クラック発生を防止でき安定した焼鈍操業が
できる。また、インナーカバーの変形、クラック発生を
防止できるのでインナーカバーの寿命が大きく延び熱処
理コストが削減されるという効果もある。
ンナーカバーによれば、このインナーカバーを、外部加
熱バーナ配設高さ位置より低い円周に沿って上下に分割
し、分割部に断熱材を介装したので、分割されたインナ
ーカバーの上下の部分が熱的に遮断され、この結果イン
ナーカバーに熱応力がほとんど発生せず、インナーカバ
ーの変形、クラック発生を防止でき安定した焼鈍操業が
できる。また、インナーカバーの変形、クラック発生を
防止できるのでインナーカバーの寿命が大きく延び熱処
理コストが削減されるという効果もある。
【図1】本発明の一実施例のベル型焼鈍炉を示す垂直断
面図である。
面図である。
【図2】図1のベル型焼鈍炉の下端部を示す部分拡大断
面図である。
面図である。
10 ベル型焼鈍炉 14 インナーカバー 14a 筒状部 14b 断熱部 14c 下部 16 炉本体 22 ベースプレート 34 バーナ 38 コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 ベル型焼鈍炉のインナーカバーにおい
て、 前記インナーカバーを、外部加熱バーナ配設高さ位置よ
り低い円周に沿って上下に分割し、分割部に断熱材を介
装したことを特徴とするベル型焼鈍炉のインナーカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29596692A JPH06145816A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ベル型焼鈍炉のインナーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29596692A JPH06145816A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ベル型焼鈍炉のインナーカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06145816A true JPH06145816A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17827396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29596692A Withdrawn JPH06145816A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | ベル型焼鈍炉のインナーカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06145816A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101025724B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2011-04-04 | 에스엠메탈(주) | 소둔로용 로드플레이트의 받침플레이트 결합장치 |
KR101256519B1 (ko) * | 2010-12-27 | 2013-04-22 | 주식회사 포스코 | 소둔공정용 열처리장치 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP29596692A patent/JPH06145816A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101025724B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2011-04-04 | 에스엠메탈(주) | 소둔로용 로드플레이트의 받침플레이트 결합장치 |
KR101256519B1 (ko) * | 2010-12-27 | 2013-04-22 | 주식회사 포스코 | 소둔공정용 열처리장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |