JPS6075431A - エリスロマイシンの塩およびそれを有効成分とする抗生−免疫賦活剤 - Google Patents
エリスロマイシンの塩およびそれを有効成分とする抗生−免疫賦活剤Info
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- JPS6075431A JPS6075431A JP59164179A JP16417984A JPS6075431A JP S6075431 A JPS6075431 A JP S6075431A JP 59164179 A JP59164179 A JP 59164179A JP 16417984 A JP16417984 A JP 16417984A JP S6075431 A JPS6075431 A JP S6075431A
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- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
とイノシンをモル比にして5:1から1=5の間、好ま
しくは3:1から1:3の間の比率で含有することを特
徴とする抗生−免疫賦活剤に関する。より詳しくは、本
発明の製剤はエリスロマイシンとイノシンの酸性誘導体
のモル比が1:1または2:1であるような新規の塩ま
たは会合物を有効成分として含有しており、この中でエ
リスロマイシンはそのままもしくはたとえばプロピオン
酸、エチルコハク酸、ステアリン酸、その他類似の酸と
のエステルの形で、またイノシンはイノシン酸(ヒボキ
サンチン−リボシド−5リン酸)、イノシン−5一二リ
ン酸、イノシン−5−酸リン酸またはイノシン−5−@
酸(ヒボキサンチン−リボシド−5硫酸)の形で存在す
る。
しくは3:1から1:3の間の比率で含有することを特
徴とする抗生−免疫賦活剤に関する。より詳しくは、本
発明の製剤はエリスロマイシンとイノシンの酸性誘導体
のモル比が1:1または2:1であるような新規の塩ま
たは会合物を有効成分として含有しており、この中でエ
リスロマイシンはそのままもしくはたとえばプロピオン
酸、エチルコハク酸、ステアリン酸、その他類似の酸と
のエステルの形で、またイノシンはイノシン酸(ヒボキ
サンチン−リボシド−5リン酸)、イノシン−5一二リ
ン酸、イノシン−5−酸リン酸またはイノシン−5−@
酸(ヒボキサンチン−リボシド−5硫酸)の形で存在す
る。
また本発明は、イノシンの酸誘導体(5−リン酸、5−
ニリン酸、5−三リン酸、5=硫酸)と工りスロマイシ
ン(遊離または対応するエステルの形)のモル比1:1
または2:1の塩に関する。
ニリン酸、5−三リン酸、5=硫酸)と工りスロマイシ
ン(遊離または対応するエステルの形)のモル比1:1
または2:1の塩に関する。
本発明の抗生−免疫賦活剤は、有効成分として好ましく
はエリスロマイシンのプロピオン酸エステルとイノシン
酸のモル比2:1の塩、エリスロマイシンのジプロピオ
ン酸エステルとイノシン酸のモル比2:1の塩またはエ
リスロマイシンのエチルコハク酸エステルとイノシン酸
のモル比2:1の塩を含有している。
はエリスロマイシンのプロピオン酸エステルとイノシン
酸のモル比2:1の塩、エリスロマイシンのジプロピオ
ン酸エステルとイノシン酸のモル比2:1の塩またはエ
リスロマイシンのエチルコハク酸エステルとイノシン酸
のモル比2:1の塩を含有している。
本発明の製剤は強力な抗菌活性および免疫賦活活性を共
に有することが明らかにされている。
に有することが明らかにされている。
近年の抗生物質療法における研究で、抗生物質が血中に
高い濃度で存在するときもその個体の免疫防御能(貧食
能、NK細胞活性)は抗生物質投与前の状態と変わらな
いことが示されている。抗生物質をもはや血中に投与し
なくなると、貧食能およびNK細胞活性は顕著に上昇し
、非常に高い値に達する。
高い濃度で存在するときもその個体の免疫防御能(貧食
能、NK細胞活性)は抗生物質投与前の状態と変わらな
いことが示されている。抗生物質をもはや血中に投与し
なくなると、貧食能およびNK細胞活性は顕著に上昇し
、非常に高い値に達する。
本発明の製剤はエリスロマイシンと同じ抗菌活性レベル
および同じ急性毒性を有するが、エリスロマイシンとは
反対に中程度の貧食能およ3− びNK細胞活性の賦活作用を有し、これは本抗生物質が
血中に最高濃度存在するときにおいても発現される。ま
た抗生物質の血中m度が低下したのちも貧食能およびN
K細胞活性の上昇状態が持続する。
および同じ急性毒性を有するが、エリスロマイシンとは
反対に中程度の貧食能およ3− びNK細胞活性の賦活作用を有し、これは本抗生物質が
血中に最高濃度存在するときにおいても発現される。ま
た抗生物質の血中m度が低下したのちも貧食能およびN
K細胞活性の上昇状態が持続する。
したがって本発明の製剤は、免疫賦活活性をも有してい
るため抗生物質が必要とされる臨床例すべてに有効に適
用されうる。
るため抗生物質が必要とされる臨床例すべてに有効に適
用されうる。
つぎに実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
かる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
エリスロマイシンのプロピオン酸エステル790 (
0.1モル)とイノシン酸17.4g( 0.05モル
)を3001の純メタノール中に懸濁し、完全に溶解す
るまで加熱した。減圧下にメタノールを蒸発させ、えら
れた残渣を1501の無水アセトンで採取し、この懸濁
液を吸引濾過して160ml (80 ifで2回)の
無水アセトンで洗浄すると、弐[11で示されるエリス
ロマイシンのプ4 − ロピオン酸エステルとイノシン−5−リン酸のモル比2
:1の塩(以下、FFOOIと略す)の無色結晶91.
5(1 (収率:95%)がえられた。
0.1モル)とイノシン酸17.4g( 0.05モル
)を3001の純メタノール中に懸濁し、完全に溶解す
るまで加熱した。減圧下にメタノールを蒸発させ、えら
れた残渣を1501の無水アセトンで採取し、この懸濁
液を吸引濾過して160ml (80 ifで2回)の
無水アセトンで洗浄すると、弐[11で示されるエリス
ロマイシンのプ4 − ロピオン酸エステルとイノシン−5−リン酸のモル比2
:1の塩(以下、FFOOIと略す)の無色結晶91.
5(1 (収率:95%)がえられた。
[以下余白]
この物質は135℃で膨潤し、168〜174℃で溶解
するとともに分解した。
するとともに分解した。
元素分析値:C0oH工5N6036P〈分子謹IQ2
8.18として) 計算値(%) : C5[)、06 、l−18,10
、N 4.36.029.87 実測値(%) : C55,8、H8,16、N 4,
29.030,03 さらに分光分析および滴定分析により、構造(I)の正
当性を確認した。この方法に従って、エリスロマイシン
のプロピオン酸エステルとイノシン酸との等モルずつか
ら反応をはじめることにより、モル比1;1の塩が製造
できた。
8.18として) 計算値(%) : C5[)、06 、l−18,10
、N 4.36.029.87 実測値(%) : C55,8、H8,16、N 4,
29.030,03 さらに分光分析および滴定分析により、構造(I)の正
当性を確認した。この方法に従って、エリスロマイシン
のプロピオン酸エステルとイノシン酸との等モルずつか
ら反応をはじめることにより、モル比1;1の塩が製造
できた。
実施例2
テトラヒドロフラン6001にエリスロマイシンのエチ
ルコハク酸エステル842gを加えた溶液に、水200
1にイノシン−5−リン酸170(lを溶かした溶液を
加えた。この混合物を15〜20分攪拌し、その後溶媒
を減圧下に30〜35℃で蒸発させた。完全に乾燥させ
るとエリスロマイシンのエアー チルコハク酸エステルとイノシン−5−リン酸のモル比
2:1の塩(以下、l:Fo02と略す)1080gか
えられた。融点は140〜148℃で膨潤を伴った。E
α豐 −−61,4゜ 適当な反応物質を適当なモル比で使用し、叙上の方法と
同じ操作を行なうことにより、以下の塩がえられた。
ルコハク酸エステル842gを加えた溶液に、水200
1にイノシン−5−リン酸170(lを溶かした溶液を
加えた。この混合物を15〜20分攪拌し、その後溶媒
を減圧下に30〜35℃で蒸発させた。完全に乾燥させ
るとエリスロマイシンのエアー チルコハク酸エステルとイノシン−5−リン酸のモル比
2:1の塩(以下、l:Fo02と略す)1080gか
えられた。融点は140〜148℃で膨潤を伴った。E
α豐 −−61,4゜ 適当な反応物質を適当なモル比で使用し、叙上の方法と
同じ操作を行なうことにより、以下の塩がえられた。
エリスロマイシンのプロピオン酸エステル/イノシン−
5−二リン酸(モル比2:1):エリスロマイシンのプ
ロピオン酸エステル/イノシン−5−二リン酸(モル比
1:1);エリスロマイシンのプロピオン酸エステル/
イノシン−5−三リン酸(モル比2:1):エリスロマ
イシンのプロピオン酸エステル/イノシン−5−硫酸(
モル比2+1):エリスロマイシンのステアリン酸エス
テル/イノシン酸(モル比2:1): エリスロマイシンのステアリン酸エステル/イノシン−
5−二リン酸(モル比1:1>:エリスロマイシンのエ
チルコハク酸エステル8− /イノシン酸(モル比1:1); エリスロマイシン/イノシン酸(モル比1:1): エリスロマイシン/イノシン酸(モル比2:1); 以下の薬物学、毒性学的知見は、化合物FF001に関
するものであるが、これらは本発明に限定的な意味をも
たない。
5−二リン酸(モル比2:1):エリスロマイシンのプ
ロピオン酸エステル/イノシン−5−二リン酸(モル比
1:1);エリスロマイシンのプロピオン酸エステル/
イノシン−5−三リン酸(モル比2:1):エリスロマ
イシンのプロピオン酸エステル/イノシン−5−硫酸(
モル比2+1):エリスロマイシンのステアリン酸エス
テル/イノシン酸(モル比2:1): エリスロマイシンのステアリン酸エステル/イノシン−
5−二リン酸(モル比1:1>:エリスロマイシンのエ
チルコハク酸エステル8− /イノシン酸(モル比1:1); エリスロマイシン/イノシン酸(モル比1:1): エリスロマイシン/イノシン酸(モル比2:1); 以下の薬物学、毒性学的知見は、化合物FF001に関
するものであるが、これらは本発明に限定的な意味をも
たない。
前記の物質やエリスロマイシンやそのエステルとイノシ
ン酸やイノシンの誘導体との単純混合物のような塩を試
験することにより、定性的にはよく似た結果がえられる
一方、定量的には多少あるいは全く異なる結果がえられ
ることが何例かあった。
ン酸やイノシンの誘導体との単純混合物のような塩を試
験することにより、定性的にはよく似た結果がえられる
一方、定量的には多少あるいは全く異なる結果がえられ
ることが何例かあった。
[急性毒性試験]
急性毒性はラットおよびマウスにFF0OIを種々の用
量で経口投与することにより調べ、エリスロマイシン塩
基と比較した。ラットにおけるしD5o値はつぎのとお
りであった。
量で経口投与することにより調べ、エリスロマイシン塩
基と比較した。ラットにおけるしD5o値はつぎのとお
りであった。
エリスロマイシン塩基>60/kQ
F F 001> eg /kQ
[in vitro抗菌活性試験]
化合物FF0O1のin vitro抗菌活性をエリス
ロマイシンのプロピオン酸エステルの活性と比較して検
討し、最小増殖阻止濃度(M、1.C)で表記した。M
、1.0体は、S、ピロジェネス(pyrogenes
) 、S 、アウレウス(aureus)およびH,
インフルエンザエ(1nfluenzae)の3種の病
原菌株について調べ、結果を細菌浮遊液11あたりに含
まれる薬物のマイクログラム数(γ/ml)で示した。
ロマイシンのプロピオン酸エステルの活性と比較して検
討し、最小増殖阻止濃度(M、1.C)で表記した。M
、1.0体は、S、ピロジェネス(pyrogenes
) 、S 、アウレウス(aureus)およびH,
インフルエンザエ(1nfluenzae)の3種の病
原菌株について調べ、結果を細菌浮遊液11あたりに含
まれる薬物のマイクログラム数(γ/ml)で示した。
[以下余白]
第 1 表
(invivo抗菌活性試験)
雌雄両性のspraue−oaw+ey系ラット60匹
(1単位20匹を3単位使用)にL0100量の肺炎球
菌を感染させた。しD1oo量は10@C,F、U、で
決定し、気管カニユーレを介してラットに処理した。処
理された動物は3〜4日後に死亡した。観察期間は8日
間とした。FF 001および比較物質とし11− てのエリスロマイシンのプロピオン酸エステルは、それ
ぞれ20時間毎にエリスロマイシン塩基に換算して25
B/kgの投与量で経口投与した。
(1単位20匹を3単位使用)にL0100量の肺炎球
菌を感染させた。しD1oo量は10@C,F、U、で
決定し、気管カニユーレを介してラットに処理した。処
理された動物は3〜4日後に死亡した。観察期間は8日
間とした。FF 001および比較物質とし11− てのエリスロマイシンのプロピオン酸エステルは、それ
ぞれ20時間毎にエリスロマイシン塩基に換算して25
B/kgの投与量で経口投与した。
20匹からなる第1のグループはFF 001塩、第2
グループは比較物質で処理を行ない、第3グループは無
処理としたく対照群)。えられた結果を第2表に示す。
グループは比較物質で処理を行ない、第3グループは無
処理としたく対照群)。えられた結果を第2表に示す。
対照群に対する死亡率として表記されている。
第 2 表
死亡したまたは生存した動物はいずれも主要臓器づなわ
ち肺、肝臓、腎臓、心臓と脳の組織学的観察を行なった
。
ち肺、肝臓、腎臓、心臓と脳の組織学的観察を行なった
。
−12−
(1)第1群一対照群−100%死亡
動物に肺の赤色肝変、肝臓内出血、腎細管開始を認めた
。
。
(2)第2群−エリス口マイシン−5%死亡−1例死亡
動物に右帥のアテレクターゼと気管穿孔を認めた。その
他の動物については組織学的異常を認めなかった。
動物に右帥のアテレクターゼと気管穿孔を認めた。その
他の動物については組織学的異常を認めなかった。
(3)第3群−FF 001−0%死亡特記事項なし。
(実験スケジュール)
FF 001塩の活性はエリスロマイシンのプロピオン
酸エステルと比較した。
酸エステルと比較した。
(治験用量)
エリスロマイシンのプロピオン酸エステル(エリスロマ
イシン塩基として表記):2a1日。
イシン塩基として表記):2a1日。
FF 001の2.6280はエリスロマイシン塩基と
して2(11日、イノシンとして0.473a /日に
相当。
して2(11日、イノシンとして0.473a /日に
相当。
抗生−免疫賦活活性を慢性気管感染の患者に対する臨床
試験で調べた。免疫賦活活性は貧食活性およびNK細胞
活性をモニターして調べた。
試験で調べた。免疫賦活活性は貧食活性およびNK細胞
活性をモニターして調べた。
2ae貧食細胞湾遊液(106細胞/d)を滅菌試験間
中で10%AB血清人りゼラチン−ハンクス溶液に浮遊
させたSt Albus ATCC12228(106
菌体/rd) 2dと0.4AB血清に混ぜた。
中で10%AB血清人りゼラチン−ハンクス溶液に浮遊
させたSt Albus ATCC12228(106
菌体/rd) 2dと0.4AB血清に混ぜた。
その後混合物を振とう下37℃で培養した。10%AB
血清人りゼラチン−ハンクス溶液に浮遊させたSt A
lbus ATCC122282ml! (108菌体
/d)を別の滅菌試験間中で2.04 meのゼラチン
−ハンクス溶液に混ぜ、前記と同じ条件で培養した。
血清人りゼラチン−ハンクス溶液に浮遊させたSt A
lbus ATCC122282ml! (108菌体
/d)を別の滅菌試験間中で2.04 meのゼラチン
−ハンクス溶液に混ぜ、前記と同じ条件で培養した。
適当な時間間隔(θ〜30分、〜60分、〜90分)で
浮遊液0.5dをとり、あらかじめ4℃に冷却したゼラ
チン−ハンクス溶液1.5−に加え、貧食作用を停止さ
せた。
浮遊液0.5dをとり、あらかじめ4℃に冷却したゼラ
チン−ハンクス溶液1.5−に加え、貧食作用を停止さ
せた。
えられたサンプルを11Orpmで4分回遠心し、白血
球を完全に沈澱させた。これにより上層が細菌の浮遊液
となった(上清)。
球を完全に沈澱させた。これにより上層が細菌の浮遊液
となった(上清)。
この上清を滅菌生理食塩水(バクトーへモグルチネーシ
ョンソエレンセン緩衝液)で1:10の比率で希釈して
行き、最終希釈で少なくとも生菌が100〜1000#
II!含まれていることを確かめた。最高希釈の細菌浮
遊液3サンプルから上清0.11Id!をとり、それぞ
れを旧agnost+csensitive Te5t
Agar(Oxoid)の入ったプレートにピペット
で入れ、滅菌したへらですぐに全面に広げた。
ョンソエレンセン緩衝液)で1:10の比率で希釈して
行き、最終希釈で少なくとも生菌が100〜1000#
II!含まれていることを確かめた。最高希釈の細菌浮
遊液3サンプルから上清0.11Id!をとり、それぞ
れを旧agnost+csensitive Te5t
Agar(Oxoid)の入ったプレートにピペット
で入れ、滅菌したへらですぐに全面に広げた。
このプレートを37℃で24時間培養し、生じたコロニ
ーの数をコロニーカウンターで計算した。
ーの数をコロニーカウンターで計算した。
1d中の生菌物はプレート上に生じたコロニー数の平均
値(測定はデュプリケートで行なった)から計算し、コ
ロニーの数が500を超えないときは別の最高希釈の2
サンプルについて計算を行なった。
値(測定はデュプリケートで行なった)から計算し、コ
ロニーの数が500を超えないときは別の最高希釈の2
サンプルについて計算を行なった。
試験管から細菌浮遊液0.5mを採取する毎に、上記と
同一の操作を行なった。
同一の操作を行なった。
(計算)
時間の関数としてin VitrOで測定した、貧食能
を実験開始時の生菌数(NO)に対する生菌の減= 1
5 − 少率(%)として表記した。
を実験開始時の生菌数(NO)に対する生菌の減= 1
5 − 少率(%)として表記した。
o−Nt
F(t)= x100
O
ここでF(【)はt分後の貧食係数、Ntはt分後の生
菌数を示す。
菌数を示す。
この試験は、体循環しているリンパ球によるヒト腫瘍標
的細胞に562の非特異的障害の割合を測定するもので
ある。
的細胞に562の非特異的障害の割合を測定するもので
ある。
リンパ球はヘパリン添加血液とフィコールの生理食塩水
溶液またはハンクス溶液の1:1混合液を遠心分離する
ことによりえた。
溶液またはハンクス溶液の1:1混合液を遠心分離する
ことによりえた。
1000rl)130分の遠心によりフィコール層上に
白血球のバンドが生成された。
白血球のバンドが生成された。
これと同時にに562細胞を51Crで、培養メディウ
ム0.5d中に107個の細胞を含む浮遊液にラジオア
イソトープを添加する方法により標識した。37℃で4
5分間細胞を培養したのち、ハンクス溶液で3回洗浄し
た。その後、標識細胞を白−16− 血球とさまざまな混合比で37℃4時間培養し、上清中
に遊離した51C「を測定しその遊離率を篩用すること
によりその数値を白血球によるに562障害活性とした
。
ム0.5d中に107個の細胞を含む浮遊液にラジオア
イソトープを添加する方法により標識した。37℃で4
5分間細胞を培養したのち、ハンクス溶液で3回洗浄し
た。その後、標識細胞を白−16− 血球とさまざまな混合比で37℃4時間培養し、上清中
に遊離した51C「を測定しその遊離率を篩用すること
によりその数値を白血球によるに562障害活性とした
。
第3表に貧食能試験の結果を示す。
それぞれ20人の慢性気管支炎を有する入院患者からな
るグループ5群(年齢40才から54才)について、(
a)薬物投与時、および(b)投与後2.4.6.8.
24時間後について調べた。薬物投与群は、第1群エリ
スロマイシン;第2群イノシン:第3群エリスロマイシ
ンとイノシンの混合物;第4群FF 001 ;第5群
FF 002とした(1)、(3)、(4)および(5
)群においては、エリスロマイシン用量は常に1g、(
2)、(3)、(4)および(5)群におけるイノシン
量としては1B21!+をそれぞれ処理した。
るグループ5群(年齢40才から54才)について、(
a)薬物投与時、および(b)投与後2.4.6.8.
24時間後について調べた。薬物投与群は、第1群エリ
スロマイシン;第2群イノシン:第3群エリスロマイシ
ンとイノシンの混合物;第4群FF 001 ;第5群
FF 002とした(1)、(3)、(4)および(5
)群においては、エリスロマイシン用量は常に1g、(
2)、(3)、(4)および(5)群におけるイノシン
量としては1B21!+をそれぞれ処理した。
第3表に示す結果より、貧食能は第1表において8時間
後;第2群において2時間後;第3群において2時間後
および8時間後に増強されている。一方、本発明の化合
物を投与した第4群および第5群においては、2時間後
で上昇し、2時間から6時間後「プラトー(plate
au) Jどなり、8時間後に最終ピークを示した。
後;第2群において2時間後;第3群において2時間後
および8時間後に増強されている。一方、本発明の化合
物を投与した第4群および第5群においては、2時間後
で上昇し、2時間から6時間後「プラトー(plate
au) Jどなり、8時間後に最終ピークを示した。
同様の変動がNK試験でもえられた。その結果を第4表
に示す。患者のグループおよび薬物用量は貧食試験と同
じである。
に示す。患者のグループおよび薬物用量は貧食試験と同
じである。
19−
− 20 一
本発明はまた、治療を目的として前記製剤を用いること
に関連するあらゆる産業上の用途に関する。
に関連するあらゆる産業上の用途に関する。
本発明の最も基本的な事例としては、有効成分として前
記の量のエリスロマイシンやそのエステルとイノシンや
その酸誘導体との塩や単純混合物を含有する製剤処方が
あげられる。ここでいう製剤処方とはイノシンまたはそ
の酸性誘導体が前記のモル比をみたす限り1投薬単位あ
たり 100〜1000111(+のエリスロマイシン
(遊離の塩基に換算して)を含む。
記の量のエリスロマイシンやそのエステルとイノシンや
その酸誘導体との塩や単純混合物を含有する製剤処方が
あげられる。ここでいう製剤処方とはイノシンまたはそ
の酸性誘導体が前記のモル比をみたす限り1投薬単位あ
たり 100〜1000111(+のエリスロマイシン
(遊離の塩基に換算して)を含む。
その処方例をつぎに示すが、それらのみに限られない。
エリスロマイシン塩基に換算して50h+gに相当する
FF 001をeeo1g含有する大人用カプセル;エ
リスロマイシン塩基に換算して250mgに相当するF
F 001を3301B含有する小児用カプセル;エリ
スロマイシン塩基に換算して1gに相当するFF 00
1を13701(J含有する小包;FF 001を重量
%で3%含有する用時懸濁用の顆粒剤。
FF 001をeeo1g含有する大人用カプセル;エ
リスロマイシン塩基に換算して250mgに相当するF
F 001を3301B含有する小児用カプセル;エリ
スロマイシン塩基に換算して1gに相当するFF 00
1を13701(J含有する小包;FF 001を重量
%で3%含有する用時懸濁用の顆粒剤。
特許出願人 ビ・チ・ビ インズストリアキミカ エツ
セ・ピφア ほか1名 23−
セ・ピφア ほか1名 23−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エリスロマイシンまたはそのエステルとイノシンの
酸誘導体との塩。 2 エリスロマイシン対イノシンの酸誘導体のモル比が
1=1〜2:1である特許請求の範囲第1項記載の塩。 3 エリスロマイシンのプロピオン酸エステルとイノシ
ン酸との塩であって、該エステルとイノシン酸とのモル
比が2:1である特許請求の範囲第1項記載の塩。 4 エリスロマイシンのエチルコハク酸エステルとイノ
シン酸との塩であって、該エステルとイノシン酸とのモ
ル比が2=1である特許請求の範囲第1項記載の塩。 5 エリスロマイシンまたはそのエステルとイノシンの
酸誘導体との塩を有効成分とする抗生−免疫賦活剤。 6 エリスロマイシン対イノシンの酸誘導体のモル比が
1=1〜2:1である特許請求の範囲第5項記載の抗生
−免疫賦活剤。 7 塩がエリスロマイシンのプロピオン酸エステルとイ
ノシン酸との塩であって、該エステルとイノシン酸との
モル比が2=1である特許請求の範囲第5項記載の抗生
−免疫賦活剤。 8 塩がエリスロマイシンのエチルコハク酸エステルと
イノシン酸との塩であって、該エステルとイノシン酸と
のモル比が2:1である特許請求の範囲第5項記載の抗
生−免疫賦活剤。 9 (a)エリスロマイシンまたはそのエステルと+b
+イノシンまたはその酸誘導体との会合物であッテ(a
):(b)のモル比が5=1〜1:5である会合物を有
効成分とする抗生−免疫賦活剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT8322427A IT1206513B (it) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | Composizioni farmaceutiche adattivita'antibiotica-immunostimolante. |
IT22427A/83 | 1983-08-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075431A true JPS6075431A (ja) | 1985-04-27 |
Family
ID=11196162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59164179A Pending JPS6075431A (ja) | 1983-08-04 | 1984-08-03 | エリスロマイシンの塩およびそれを有効成分とする抗生−免疫賦活剤 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0139891A3 (ja) |
JP (1) | JPS6075431A (ja) |
AU (1) | AU3143184A (ja) |
DE (1) | DE139891T1 (ja) |
ES (1) | ES8505383A1 (ja) |
IT (1) | IT1206513B (ja) |
ZA (1) | ZA845997B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4808411A (en) * | 1987-06-05 | 1989-02-28 | Abbott Laboratories | Antibiotic-polymer compositions |
GB2327611B (en) * | 1994-10-26 | 1999-06-02 | Novartis Ag | Macrolide compositions |
EP1459760A1 (en) * | 1995-04-21 | 2004-09-22 | University Of South Florida | Immunopotentiating inosine monophosphate 5'-nucleotidase resistant derivatives and uses thereof |
CN112569251A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-03-30 | 中山大学 | 次黄嘌呤核苷酸在制备抗感染药物中的应用 |
-
1983
- 1983-08-04 IT IT8322427A patent/IT1206513B/it active
-
1984
- 1984-07-26 DE DE198484108867T patent/DE139891T1/de active Pending
- 1984-07-26 EP EP84108867A patent/EP0139891A3/en not_active Withdrawn
- 1984-08-02 AU AU31431/84A patent/AU3143184A/en not_active Abandoned
- 1984-08-02 ZA ZA845997A patent/ZA845997B/xx unknown
- 1984-08-03 ES ES534860A patent/ES8505383A1/es not_active Expired
- 1984-08-03 JP JP59164179A patent/JPS6075431A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
PRLIKL BIOKHIM MIKROBIOL=1983 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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DE139891T1 (de) | 1985-12-19 |
AU3143184A (en) | 1985-02-07 |
ES534860A0 (es) | 1985-06-01 |
EP0139891A3 (en) | 1985-06-05 |
IT1206513B (it) | 1989-04-27 |
ES8505383A1 (es) | 1985-06-01 |
EP0139891A2 (en) | 1985-05-08 |
IT8322427A0 (it) | 1983-08-04 |
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