JPS607384Y2 - 制水扉の取付装置 - Google Patents
制水扉の取付装置Info
- Publication number
- JPS607384Y2 JPS607384Y2 JP3122781U JP3122781U JPS607384Y2 JP S607384 Y2 JPS607384 Y2 JP S607384Y2 JP 3122781 U JP3122781 U JP 3122781U JP 3122781 U JP3122781 U JP 3122781U JP S607384 Y2 JPS607384 Y2 JP S607384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- water control
- control door
- mounting
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は制水扉の取付装置に関するものである。
従来のこの種装置として、例えば特公昭54−4382
咥公報に開示されているものが知られているが、このも
のは制水扉のコンクリート壁側への移動を拘束するカラ
ーの固定作業が困難であり、またボルトを固定するため
の基礎コンクリートの充填と、制水扉をボルトに取付け
た後、基礎コンクリート面と制水扉との隙間を埋めるモ
ルタルの充填という2度の充填作業が必要であり、この
取付けに時間を要する等の欠点があった。
咥公報に開示されているものが知られているが、このも
のは制水扉のコンクリート壁側への移動を拘束するカラ
ーの固定作業が困難であり、またボルトを固定するため
の基礎コンクリートの充填と、制水扉をボルトに取付け
た後、基礎コンクリート面と制水扉との隙間を埋めるモ
ルタルの充填という2度の充填作業が必要であり、この
取付けに時間を要する等の欠点があった。
この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除することが
できる制水扉の取付装置を提供することを目的とする。
できる制水扉の取付装置を提供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例を参照してこの考案を説明する
。
。
第1,2図において1は下方に呑口2を有する弁棒、3
は弁体で、これらはともに四角形であり、弁体3は弁棒
4を介して弁棒1の両側に形成したガイド溝に沿って案
内されて昇降するようになっている。
は弁体で、これらはともに四角形であり、弁体3は弁棒
4を介して弁棒1の両側に形成したガイド溝に沿って案
内されて昇降するようになっている。
5は弁棒1の両側に適宜の間隔をおいて穿設した取付穴
である。
である。
第3,4図において6はフレームで、1対のチャンネル
形の側部材7,7′と、これを連結する連結部材8とか
らなっている。
形の側部材7,7′と、これを連結する連結部材8とか
らなっている。
側部材7,7′には弁棒1に設けた取付穴5と同一間隔
のばか穴9が穿設され、またこのばか穴9と同心にナツ
ト10が溶接固定されている。
のばか穴9が穿設され、またこのばか穴9と同心にナツ
ト10が溶接固定されている。
ナツト10には、中間につば11を固定し、かつ後端部
に回動部12を形成したボルト13の先端部が進退自在
に螺着されている。
に回動部12を形成したボルト13の先端部が進退自在
に螺着されている。
14は鉄筋で、コンクリート壁15に設けた四角形の凹
部16の後壁面17に、1部を該コンクリート壁15に
埋設して配設されている。
部16の後壁面17に、1部を該コンクリート壁15に
埋設して配設されている。
次に制水扉の取付手順を説明すると、まず第4.5図に
示すように側部材7,7′を鉄筋14に溶接してフレー
ム6を凹部16の後壁面17に固定する。
示すように側部材7,7′を鉄筋14に溶接してフレー
ム6を凹部16の後壁面17に固定する。
次いで側部材7,7′のナツト10にボルト13の先端
部を螺合して取付け、その抜弁枠1の取付穴5をボルト
13に芯合せして挿通し、その取付面18をつば11で
支承する。
部を螺合して取付け、その抜弁枠1の取付穴5をボルト
13に芯合せして挿通し、その取付面18をつば11で
支承する。
そしてボルト13の回動部12を適宜の回動部材(図示
せず)で回動することにより、つば11をナツト10に
対して相対的に進退させて制水扉のコンクリート壁15
に対する前後位置を調整し、調整後その上からボルト1
9を螺合して緊締する。
せず)で回動することにより、つば11をナツト10に
対して相対的に進退させて制水扉のコンクリート壁15
に対する前後位置を調整し、調整後その上からボルト1
9を螺合して緊締する。
この際、ナツト10と後壁面17の間にはチャンネル形
の側部材7,7′によって所望の奥行きが形威されてい
るため、つば11の進退調整が極めて容易である。
の側部材7,7′によって所望の奥行きが形威されてい
るため、つば11の進退調整が極めて容易である。
そして最後に、コンクリート壁15と弁棒1との隙間に
充填材料20を充填し、その乾燥固化をまって取付を完
了する。
充填材料20を充填し、その乾燥固化をまって取付を完
了する。
この充填材料としてはモルタルやコンクリート等が適宜
選択される。
選択される。
なお、前記ボルト13の取付は順としては前記とは逆に
まずボルト13の後端部を弁棒1の取付穴5に挿通し、
ナツト19で仮締めしてから先端部を側部材7,7′の
ボルト10に螺合して取付けてもよい。
まずボルト13の後端部を弁棒1の取付穴5に挿通し、
ナツト19で仮締めしてから先端部を側部材7,7′の
ボルト10に螺合して取付けてもよい。
上記の場合、側部材7,7′やボルト13の形状、配置
等は任意に変更することができるものであることは言う
迄もなく、第6〜9図はそれらの例を示しくいずれも一
側のみ図示)、第6図は側部材7aを板厚に形威し、ま
たつば11の代りにナツトllaを溶接固定したもの、
第7図はチャンネル形の側部材7bを前記とは逆向きに
配置し、その両立上り片に奥行きをもって固定した縦向
片21に、ボルト13を直接螺着するねじ穴22を穿設
したもの、第8図はV形の側部材7cを鋭角側が前面と
なるように配置し、その両対向片に奥行きをもって固定
した縦向片23に、ボルト13を直接螺着するねじ穴2
4を穿設したもの、第9図は側部材7dを巾広で、かつ
板厚に形威し、これを鉄筋14を介さずボルト25によ
り直接後壁面17に固定するとともに、ボルト13を直
接螺着するねじ穴26を穿設したものである。
等は任意に変更することができるものであることは言う
迄もなく、第6〜9図はそれらの例を示しくいずれも一
側のみ図示)、第6図は側部材7aを板厚に形威し、ま
たつば11の代りにナツトllaを溶接固定したもの、
第7図はチャンネル形の側部材7bを前記とは逆向きに
配置し、その両立上り片に奥行きをもって固定した縦向
片21に、ボルト13を直接螺着するねじ穴22を穿設
したもの、第8図はV形の側部材7cを鋭角側が前面と
なるように配置し、その両対向片に奥行きをもって固定
した縦向片23に、ボルト13を直接螺着するねじ穴2
4を穿設したもの、第9図は側部材7dを巾広で、かつ
板厚に形威し、これを鉄筋14を介さずボルト25によ
り直接後壁面17に固定するとともに、ボルト13を直
接螺着するねじ穴26を穿設したものである。
尚、上記実施例ではボルト13の後端後に回動部12を
形威し、この回動部を回動することによってつば11
(ナツト11a)を進退するようにしたものを示したが
、これに限定するものでなく、他にボルト13さえ回動
できてつば11 (ナツト11a)が進退自在となれば
このような回動部12を省略することができることは勿
論である。
形威し、この回動部を回動することによってつば11
(ナツト11a)を進退するようにしたものを示したが
、これに限定するものでなく、他にボルト13さえ回動
できてつば11 (ナツト11a)が進退自在となれば
このような回動部12を省略することができることは勿
論である。
この考案は上記のように構成したので、ボルトの中間に
固定した膨大部の進退を調整して制水扉のコンクリート
壁に対する前後位置(間隙)の調整を的確に行なうこと
ができ、また充填作業が1度ですみ、従来のように2度
の充填作業が不要となるから作業時間を大巾に短縮でき
、しかも経済的である。
固定した膨大部の進退を調整して制水扉のコンクリート
壁に対する前後位置(間隙)の調整を的確に行なうこと
ができ、また充填作業が1度ですみ、従来のように2度
の充填作業が不要となるから作業時間を大巾に短縮でき
、しかも経済的である。
さらに制水扉をコンクリート壁に直接取付けず、1対の
側部材を介して行なっているため弁棒の取付穴とボルト
の芯合わせが喰い違うことなく正確に行なうことができ
る等の優れた効果を有するものである。
側部材を介して行なっているため弁棒の取付穴とボルト
の芯合わせが喰い違うことなく正確に行なうことができ
る等の優れた効果を有するものである。
第1図はこの考案による制水扉の1実施例を示す正面図
、第2図は第1図■−■線に沿う縦断側面図、第3図は
制水扉を据付けるコンクリート壁にフレームを固定した
正面図、第4図は第3図■−■線に沿う横断平面図、第
5図は制水扉の取付手順を示す要部拡大図、第6〜9図
は側部材及びボルトの他の変形例を示す拡大図である。 1・・・・・・弁棒、3・・・・・・弁体、5・・・・
・・取付穴、7゜7′・・・・・・側部材、9・・・・
・・ばか穴、10・・・・・・ナツト、11・・・・・
・つば、13・・・・・・ボルト、15・・・・・・コ
ンクリート壁、19・・・・・・ナツト、20・・・・
・・充填材料。
、第2図は第1図■−■線に沿う縦断側面図、第3図は
制水扉を据付けるコンクリート壁にフレームを固定した
正面図、第4図は第3図■−■線に沿う横断平面図、第
5図は制水扉の取付手順を示す要部拡大図、第6〜9図
は側部材及びボルトの他の変形例を示す拡大図である。 1・・・・・・弁棒、3・・・・・・弁体、5・・・・
・・取付穴、7゜7′・・・・・・側部材、9・・・・
・・ばか穴、10・・・・・・ナツト、11・・・・・
・つば、13・・・・・・ボルト、15・・・・・・コ
ンクリート壁、19・・・・・・ナツト、20・・・・
・・充填材料。
Claims (1)
- 両側に適宜の間隔をおいて取付穴を穿設した弁棒と、こ
の弁棒の前面に沿って昇降する弁体とを具えた制水扉に
おいて、前記制水扉を据付けるコンクリート壁の前面に
所望の間隔をおいて所望の奥行きを有する縦向きの1対
の側部材を固定し、この側部材に前記取付穴と同一間隔
をおいて取付孔を穿設し、この取付孔に中間に膨大部を
形成したボルトを進退自在に取付け、このボルトは前記
弁棒の取付穴を挿通してその取付面を前記膨大部で支承
し、前記弁棒の前面に突出する部分にナツトを螺着して
弁棒を固定するようになっており、さらに前記弁棒とコ
ンクリート壁との隙間に充填材料を充填したことを特徴
とする制水扉の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122781U JPS607384Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | 制水扉の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122781U JPS607384Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | 制水扉の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147330U JPS57147330U (ja) | 1982-09-16 |
JPS607384Y2 true JPS607384Y2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=29828679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3122781U Expired JPS607384Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | 制水扉の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607384Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-06 JP JP3122781U patent/JPS607384Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57147330U (ja) | 1982-09-16 |
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