JPS6073258A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は弁制御により圧縮機停止時に冷媒の流れを止め
る冷凍サイクルにおいて、圧縮機停止時に圧縮機前後の
圧力差を無くする冷凍サイクル装置に関するものである
。

〔発明の背景〕

従来の冷凍ザイクルを第１図により説明すると。

１は圧縮機、２は凝縮器、３はキャピラリ、４は蒸発器
、５は逆止弁、６は電磁弁である。この様な冷凍サイク
ルにおいて、運転中は電磁弁６は開き冷媒は実線矢印の
如く流れ冷却する。圧縮機停止時には電磁弁６は閉まり
、凝縮器２と蒸発器４間の冷媒移動をしゃ断し、よって
冷媒による熱交換を防ぎ冷却効率よくするものである。

また、逆止弁６を設けることにより、圧縮機Ｊ側から洩
れた高温高圧冷媒が蒸発器２側へ流れ込むのを防ぐもの
である。−１ユ記従来の冷凍サイクル装置ｆｔにおいて
は圧縮機ｌの停止時に、圧縮機１前後の圧力差がついた
ままになり、圧縮機］の始動ができない恐れがあった。

また電磁弁６の吸引時騒音や電磁コイルによる人力アッ
プ等の欠点を有していた。

なお、圧縮機１内部で吐出高圧側と吸込低圧側聞Ｉこ間
隙を設けて圧縮機１の内部洩れにより圧力ッくランスさ
せる方法もあるが、これは圧縮機１の圧縮効率を悪くす
るもので、圧縮１幾の性能向上に反するものである。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、圧縮機１の停止時に圧縮機１前後の圧
力差を無くし、且運転中も効率をよくした冷凍サイクル
装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は凝縮後に残ったガス冷媒は蒸発器内を流しても
冷凍能力としての効果がなく、運転中にバイパスしても
性能低下しない・１１に着目した。このバイパス回路を
使って圧縮１幾１の停止時に、圧縮機１前後の圧力差を
バランスさせ一目差圧弁を動作させるものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図により説明する。１（
ま圧縮機、２は凝縮器、３はキャピラリ、４は蒸発器、
５は逆止弁である。７はセパレータで、凝縮器２側配管
７ａ＝キヤビラＩＪ　３　（１１１１配管７ｂおよび圧
縮機１の吐出パイプや凝縮器２等の高温高圧側配管と密
着し熱交換させたバイパス用配管７Ｃの３個の配管を有
し、バイパス用配管７Ｃにはガス分のみを流すようセパ
レータ７と各配管の接続位置は工夫さｎている。８は差
圧弁でキャピラリ３側配管８ａ、凝縮器４側配管８ｂ、
および圧力感知用配管８ｃの３個の配管を有し、圧力感
知用配管８ｃの圧力と配管８ｂの圧力の差により差圧弁
８は作動し、配管３ａ−３ｂ間を開閉する。

上記冷凍ザイクル装置にて圧縮機１が運転中は実線矢印
の如＜　１−２−７ａ　−７−７ｂ　−３−８ａ　−８
−８ｂ　−４−５−−１の順に冷媒が循環し冷却理転を
行なうと共に、凝縮器２にて凝縮後更に残っているガス
冷媒はセパレータ７にて液冷媒と分割され、バイパス用
配管７Ｃを通って圧縮機１と逆止弁５間を介して圧縮機
１へ入る。この時のモリエル線図は第３図の９１］りな
る。バイパス用配管７Ｃに流れる冷媒はカス冷媒のみと
なるようセパレータ７およびキャピラリ３の抵抗、配管
７Ｃめ抵抗を選定する。したがってバイパス用配管７Ｃ
を流れる冷媒は冷却作用をしないカス冷媒のみで蒸発器
４の温度まで冷却する必要もなく、従来サイクルより、
蒸発器４温度まで冷却すルカスエンタルビ差分だけ蒸発
器４内を流れて冷却するエンタルピが増すという利点が
ある。即ち第３図にて破線が従来サイクル、実線が本発
明サイクルで本発明サイクルは△Ｅ分エンタルピが増加
する。

次に圧縮機１の停止時には圧縮機１が吸い込まないため
、圧縮機１と逆止弁５間の圧力はバイパス配管７Ｃを介
して圧力上昇し、従って差圧弁８の圧力感知用配管８Ｃ
も圧力上昇するため、差圧弁８は開→閉となり配管３ａ
−８ｂ間は閉止される。即ち７蒸発器４は逆止弁５と差
圧弁８間で封止され冷却低温状態を保つことができる。

一方、高圧側は２−７ａ−７−７ｃ間にて圧力バランス
し圧縮機】前後の差圧が無くなり圧縮機］が始動し易く
なる。

なお、セパレータの配管７ａおよび差圧弁の配管８ｂは
第２図では抵抗を図示しなかったが、夫々キャピラリを
使用して幾分の抵抗をつけても同様の効果を有する。

上記冷凍サイクルにおいて過負＼２状態や周囲温度が低
い場合５セパレータ７内に　冷媒が溜まりバイパス用配
管７Ｃ側へ液冷媒が流わることにより、冷媒循環景が減
少し冷却力が低下する恐れがあったが、本発明において
はバイパス用配管７Ｃの一部を凝縮器２と接触熱交換さ
せているので、上記熱交換部配管７Ｃは高温となってい
るので、ｌｉｋ　ｌ＜”ｉ媒は蒸発しカス状となるため
、配管７Ｃ内の抵抗が増加すると共にバイパス配管７Ｃ
内を通過する冷媒量は液とカスの体債比分により大幅に
減少し、冷却力は」１記過負荷状態をこおいても低下し
ないものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、圧縮機］、凝縮器２、キャピラリ３、
蒸発器４、逆止弁５を連結してなる冷凍サイクルζこお
いて、〆凝縮器２とキャピラリ３の間にセパレータ７を
設け、」１記セパレータ７のノくイパス用配管７Ｃを圧
縮機１と逆止弁５の間に接続すると共に、バイパス用配
管７Ｃの一部を高温高圧側配管と熱交換させたもので、
圧縮機１の運転時には不要なガス冷媒をバイパスするこ
とにより冷却効率アップを図ることができ、圧縮機１の
停止時には圧縮機ｌの冷媒もれなしに圧縮機１と逆止弁
５間の圧力を上昇させて差圧弁８を動作させて蒸発器４
への高温冷媒の流入を防止できると共に圧縮機１前後の
圧力バランスを図ることができる等の多大な効果を有す
るものである。更にバイパス配管７Ｃを高温配管と熱交
換しているので過負荷時等においても、液戻りが少なく
冷却力低下しない。また、七パレータ７はキャピラリ３
前のため冷却室外に設けることができ、露つきの恐れも
なく取付は等も容易で安価なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の２６凍サイクル装置の説明図、第２図は
本発明の一実施例を示す冷凍サイクル装置の説明図、第
３図は本発明を説明するモリエル線図である。 ■・・・圧縮機、２・・・凝縮器、３・・・キャピラリ
、４・・・蒸発器、５・・・逆止弁、６・・・電磁弁、
７・・・セパレータ、８・・・差圧弁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、圧縮機（１）、凝縮器（２）、キャピラリ（３）、
   蒸発器（４）、逆止弁（５）を連結してなる冷凍サイク
   ルにおいて、凝縮器（２）とキャピラ’Ｊ（３）の間に
   セパレータ　（７）を設け、上記セパレータ（７）のバ
   イパス用配管（７Ｃ）を圧縮機（１）と逆止弁（５）の
   間に接続すると共に、バイパス用配管（７Ｃ）の一部を
   高温高圧側配管と熱交換させたことを特徴とする冷凍サ
   イクル装置。 ２、　キャピラリ　（３）と蒸発器（４）間に差圧弁（
   ８）を設け、」二記差圧弁（８）の圧力感知用配管（８
   Ｃ）を圧縮機（１）と逆止弁（５）間に接続した特許請
   求の範囲第１項記載の冷凍サイクル装置。