JPS6072799A - 熱転写植毛アツプリケの工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は転写されるのに必要なだけの植毛用短繊維を使
用し、着色方法に多様性をもたせ着色剤の発色及び堅牢
度を著しく向上させ又転写不良品の発生をなくす様に開
発された熱転写植毛アップリケを提供する工法である。

従来の熱転写植毛アップリケの工法としては第（７）図
に示す様に、剥離性基材（８１に仮接着剤層（９）を設
け、更に仮接着剤層（９）に植毛用短繊維（１０）を植
設し必要に応じ着色し、更に植毛用短繊維（１０）面上
に、仮接着軸よりも強力な接着剤で接着剤層（１１）を
設は更に粉末状ホットメルト樹脂を散布固着させホット
メルト樹脂層（１２）を設け、その後転写対象（１３）
にホットメルト樹脂層（１２）を重ね合せ剥離性基材（
８）より加圧加熱すると、転写対象（＋３１　ｕ−に植
毛用短繊維（１０）が転写され植毛アップリケを形成す
る工法がある。

しかしこの従来のＴ法或いは植毛アップリケには次の様
な欠点があった。第１の欠点は、第（７１図に示す様に
その工法−Ｉ−又特に着色の必要］―植毛用短繊維（１
０）は接着剤層（１１）より広い範囲或いは全面に植設
されるので、不必要な植毛用短繊維を生じ、安価に商品
を提供できないという欠点である。

第２の欠点は、着色剤が植毛用短繊維間を侵入し仮接着
剤層に達し、植毛用短繊維の先端部が充分に着色されな
ければ転写しても不鮮明な図柄しかできず、植毛用短繊
維の長さに限界がある欠点である。第３の欠点は、着色
剤中に金、銀、その他等の極大粒子をもつ顔料類は使用
ができず、熱転写植毛アップリケに着色の」二での多様
な商品が提供できないという欠点である。

第４の欠点は、転写時に剥離性基材（８）上より所望の
図柄の位置確認ができず、その為転写位置間違い等発生
し、又転写後でないと商品として充分な品質を備えてｈ
るかどうかの確認ができないという欠点である。本発明
は−１−記の様な欠点を解消し熱転写植毛アップリケを
新工法で大骨に製造する目的である。

次に本発明を図面に従い詳細に説明すると、第１図に示
す様に第１工程で剥離性基村山に接着剤を所望の図柄に
設は接着剤層（２）を形成する。

接着剤としてはアクリル、ウレタン、酢酸ビニールその
他等の樹脂であり短繊維層（３）及びホットメルト樹脂
層（４１の両層に対して充分々接着力を有し、耐水、耐
ドライクリーニング等の適性があり、強靭で柔軟な皮膜
を形成するものが選ばれる。第２工程で静電気式、振動
式等の方式で植毛用短繊維を接着剤層（２１に植設する
。着色を必要とする場合、所望の図柄を所望の位置に印
捺するが、短繊維層（３１の最下部迄充分に着色する必
要はなく、その為、極太粒子を含む顔料を使用すること
ができる。又短繊維層の」二部露出部を中心に着色する
為２χ〜３″ｇという長い植毛用短繊維にも所望の図柄
の着色ができる。

次に、第２図第３図第４図に示す様に第３工程で別途に
紙、不織布、透明フィルム等の転写用基材（４）に弱接
着力接着剤又は熱溶融樹脂を塗布しフィルム層（５）を
形成し、第４工程で第２工程で植設した短繊維層（３）
面上に第３工程で形成したフィルム層（５）面を重ね、
加圧、加熱等で短繊維層（３）をフィルム層（５）に接
着保持させると共に剥離性基材（１）を接着剤層（２）
より引き剥がし接着剤層（２）を露出させる。この時の
フィルム層（５）は熱溶融樹脂が良く１５ミクロン程度
の塗布厚みで充分である。父日的によっては耐熱性透明
フィルムを転写用基材（４）として使用すれば、植毛ア
ップリケが裏面より透けて見え所望の図柄が完全に確認
できる。次に第５工程で露出した接着剤層（２１面上の
全面に粉末状ホントメルト樹脂を緊密に散布し固着させ
ホットメルト樹脂層（６１を形成する。粉末状ホットメ
ルト樹脂としては、ポリアミド、ナイロン、ポリエステ
ル。

ＥＶ４その他等を一種又は二種以上混入し、その粒子は
３０ミクロンから３５０ミクロンのものが多く使用され
る。次に第５図第６図に示す様に第６エ程でホラｌ−メ
ルト樹脂層（６）に転写対象（７）を重ね転写用基材（
４）より加圧、加熱しホットメルト樹脂が転写対象（７
）に融着し固着後転写用基材（４）を引き剥がすと所望
の図柄の植毛アップリケが転写対象（７）に形成される
。転写対象の形状、材質等により違いがあるが、接着条
件として約１００“Ｃ−ｌ５Ｏ’Ｃの温度にて、５秒〜
３０秒間軽く加圧しながら加熱する。

以上説明した様に本発明は転写されるのに必要なだけの
植毛用短繊維を使用し、着色剤も多様な材質のものが使
用でき、発色鮮明で耐水、耐ドライクリーニング、耐摩
擦等の堅牢度を著しく向上させ、転写時の作業性を良く
し製品としこの不良品発生を著しく減少させる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも継断面図であり第１図、第２図、第３図、
第４図、第５図及び第６図は本発明の工程を示し、第７
図は従来の工法の参考図である。 図面中（旧は剥離性基材、（２）は接着剤層、（３）は
短繊維層、（４）は転写用基材、（５）はフィルム層、
（６）はホットメルト樹脂層、（７）は転写対象、（８
）は剥離性基材、（９）は仮接着剤層、（１０）は植毛
用短繊維、（１１）は接着剤層、（１２）はホットメル
ト樹脂層、（１３）は転写対象である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第一１工程で、剥離性基材（１）に接着剤を所望の図柄
   に設は接着剤層（２）を形成し、第２工程で、植毛用短
   繊維を接着剤層（２）に植設し、必要に応じ着色し短繊
   維層（３）を形成する。第３工程で、別途に紙、不織布
   、透明フィルム等の転写用基材（４）に弱接着力接着剤
   又は熱溶融樹脂を塗布しフィルム層（５）を形成し第４
   工程で、第２工程で植設した短繊維層（３）面上に第３
   工程で形成したフィルム層（５）面を重ね、加圧加熱等
   で、短繊維層（３）をフィルム層（５）に接着保持させ
   ると共に剥離性基材（１）を接着剤層（２）より引き剥
   がし接着剤層（２）を露出させる。第５工程で、露出さ
   れた接着剤層（２）の全面に粉末状ホットメルト樹脂を
   緊密に散布し固着させホットメルト樹脂層（６）を形成
   し、次に第６エ程で、ホットメルト樹脂層（６）に転写
   対象（７）を重ね転写用基材（４）より加圧加熱しホッ
   トメルト樹脂が転写対象（７）に融着し、固着後、転写
   用基材（４）を引き剥がすと所望の図柄の植毛アップリ
   ケが転写対象（７）に形成されることを特徴とする熱転
   写植毛アップリケの工法。