JPS6072338A

JPS6072338A - 車両監視システムにおける地区情報の記憶更新方式

Info

Publication number: JPS6072338A
Application number: JP58179152A
Authority: JP
Inventors: Takashi Hirao; 平尾　昂
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1983-09-29
Filing date: 1983-09-29
Publication date: 1985-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本些明は車両監視システム（ＡＶＭシステム）における
地区情報の記憶更新方式に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

二股に、人のれ来の激しい繁華街または駅周辺には当然
タクシ利用客も多く、比較的安定した収益を上げること
ができるということで、そのような地区に安易に空車タ
クシが集中し、長時間列を成して客待ちする傾向があっ
た。

このように成る地区に客待ちの空車タクシが集中するこ
とにより、必然的に曲地区で走行中の空車タクシが極め
て少なくなり、配車センタからその地区の利用客に対し
て適切な配車ができなくなるという事態が頻繁に起き、
利用客に対するサービスが低下するとともに、収益が激
減するという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、特定地区に
空車が異常に集中する現象を未然に防止し、もって利用
客に対するサービスの向上および増収を図ることができ
る車両監視システムにおける地区ｉ？ｆ報の記憶更新方
式を提供することを目的とする。

〔発明の概夛〕

この発明では、同一地区での空車滞留時間が予に返送す
るための地区情報を記憶する記憶部に、その超過後から
他地区の地区情報を抽出するまで自動的に地区不明情報
ｆ：、記憶させ、もって空車車両が同一地区で長時間滞
留することを防止し、各地区における空車車両の走行分
布の均一化を図ることにより上記目的を達成している。

〔発明の実施例〕

以下一本発明を添付図面？参照して詳細に説明する。

第１図は本発明が適用されるＡＶＭ分散送信方式の一般
的な系統図である。同図において、サインポスト送信局
ＩＡ〜１ｚは各地区別に設けられており・位置データ送
出部４〜６がらの位置データに基づき無線用送信部７〜
８より各地区別の地区情報データを発信している。

移動局（車上局）２は、サインポスト用受信部１０、移
動局用ＡｖＭ制御部１１、位置人カキ−１２、および移
動局用送受信部１３がら構成されている。サインポスト
用受信部１０はサインポスト送信局からの地区情報デー
タを受信し、このデータを移動局用ＡＶＭ制御部１１に
出力する。移動局用ＡＶＭ制御部１１ではデータが入力
する毎にデータを処理集計し、適宜の地区情報データを
記憶する。なお、この詳細については後述する。

基地局（配車センタ）３は、基地局用送受信部１４、基
地局用ＡＶＭ判一部１５、および操作卓１６から構成さ
れている。さて、操作卓１６から移動局の情報取得のだ
めの制御信号を送出すると、基地局用ＡＶＭ制御部１５
、基地局用送受信部１４、および移動局用送受信部１３
を介して移動局用ＡＶ１ｖｉ制御部１１に制御指示が与
えられる。移動局用ＡｖＭｔｔｉ’ｌ　両部１１は制御
指示が与えられると、直ちに記憶している地区情報デー
タを抽出し、これを車番等の諸情報とともに移動局用送
受信部１３より送出する。基地局用ＡｖＭ制御部１１は
上記移動局からのデータを基地局用送受信部１４を介し
て入力し、データ処理後、操作卓１６の表示部に地区毎
の車番および諸情報を六示さ１せる。

したがって、配車センタ３は利用客から配車要請がある
と、その利用客のいる地区の車両に対して配車指示を与
えることができる。

第２図は本発明に係る移動局用ＡＶＭ制御部１１の詳細
を示すブロック図であり、同図を参照しながら本発明方
式を具体的に説明する。

サインポスト用受信部１０で受信した地区情報データは
、入力端子１７を介してデータ検出部１８に加えられ、
ここで地区情報データの検出が行なわれる。そして、新
たな地区情報データが検出される毎に、第１段目のメモ
リ部１９、第２段目のメモリ部２０、・・・、第Ｎ段目
のメモリ部２１に記憶されているデータをそれぞれ１段
づつシフトし、最新の地区情報を第１段目のメモリ部１
９に格納する。なお、タイマ２２は、地区情報データが
時間Ｔ！を経過しても入力横用されないときには、メモ
リ部１９〜２１の内容を全て地区不明にする。

第１データ処理部２３は空車情報入力スイッチ３２がオ
ンのとき、周期ΔＴｏのクロック信号ＣＬＫ。

が入力する毎に、第３図のフローチャートに示すように
メモリ部１９〜，２１からＮ個の地区情報データ（′例
えば、データＡ、Ｂ、Ａ、・・・ｃ’）を入力し、各地
区情報料に積算し、積算値が最も大きい地区の地区情報
データを出力する。なお、積算値が最も大きい地区が同
一値で複数並んだ場合には、乱数処理によりそれらの地
区のうちの任意の１地区を抽出し、°その地区情報デー
タを出力する。

このようにして抽出した地区情報データは、ΔＴ。

毎にデータメモリ部２４および第２データ処理部２８に
送出される（第４図（ａ）参照）。データメモリ部２４
は、第１データ処理部２３から新しい地区情報データが
入力される毎に、記憶内容を新しいデータに更新する。

制御処理部２５は、配車センタからの情報取得のだめの
制御指示が指示入力端子３０から加わると、データメモ
リ部２４から記憶データを抽出し、このデータを空車、
車番等の諸データとともにデータ出力端子３１を介して
配車センタに返送する・一方、第２データ処理部２８は
、周期ΔＴ、のクロック信号ＣＬＫ、が加わる毎に、ｗ
ｃ１データ処理部図＜−）参照）を一定制脹時間Ｔｓ　
（第４図（ｂ）参照）の範囲で入力し、この間に入力し
た複数の地区情報データのデータ処理を行なう。このデ
ータ処理は第３図に示したフローチャートと同様に１複
数の地区情報データを各地区情報料に積算し、積算値が
最も大きい地区の地区情報データをめる。なお＼積算値
が最も大きい地区が同一値で複数並んだ場合には、乱数
処理にょシそれらの地区のうちの任意の１地区を抽出す
る。そして、このようにしてめた地区情報データが同一
地区を示すデータとして連続した場合には、クロック信
号ＣＬＫ。

を計数することにょシ同−地区空車滞留時間を積算し、
表示部２９にこの積算、した滞留時間を表示させる。

上記空車滞留時間の積算中に、異った地区情報データを
抽出するとその積算値をリセットし、新しい地区での空
車滞留時間を積算し始める。

同一地区空車滞留時間が制限時間Ｔ８を超過すると、そ
の時点から異った地区情報データを抽出するまで地区不
明を指示する信号をデータメモリ部２４およびキー人力
メモリ部２６に出力する。データメモリ部２４は、上記
信号を入力している間、第１データ処理部２３から入力
する地区情報データにかかわらず、その記憶内容を地区
不明情報に書き換える。

キー人力メモリ部２６は、上記１１号を入力している間
、位置人カキ−１２の操作による地区情報データの入力
が不能となる。もち論、空車滞留時間が制限時間Ｔｓ　
ｋ超過しない場合には、手動による地区情報データの入
力が可能となり、この場合、キー人力メモリ部２６はタ
イマ２７によって設定されている時間Ｔ４の間だけキー
人力した地区情報データを第１データ処理部２３に出力
する。また、第１データ処理部２３は、キー人力メモリ
部２６から地区情報データが加えられている場合には、
この地区情報データをメモリ部１９〜２１から入力した
地区情報データから抽出した地区情報データよりも援先
させる。

なお、本実施例ではメモリ部１９〜２１に蓄えた複数の
地区情報からその代表地区を示す地区情報を第１データ
処一部２３および第２データ処理部２８でデータ処理し
て抽出するようにしたが、単に％最新の地区情報をその
まま地区情報として扱うようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、同一地区に長時間
空車滞留すると地区不明となり、配車センタからの配車
指示がなくなり売り上げが減少するため、必然的に異な
る地区を一定時間以上走行しなければならない。その結
果、各地区におけるタクシの走行分布が均一化されるた
め、特定地区に配車が異常に集中するような現象がなく
なり、特定地区以外の利用客に対するサービスが向上す
るとともに、増収も図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される車両監視（ＡＶＭ　）分散
送信方式の一般的な系統図、第２図は本発明に係る移動
局用車両監視（ＡＶＭ　）制御部の詳細を示すグロック
図、第３図は第２図の第１データ処皿部のデータ処理を
説明するために用いたフローチャート、第４図（ａ）お
よび（ｂ）はそれぞれ第２図の第１データ処理部および
第２データ処理部の処理タイミングを説明するために用
いたタイミングチャートである。 ■Ａ〜１ｚ・・・サインポスト送信局、２・・・移動局
（車上局）、３・・・基地局（耐用センタ）、１１・・
・移動局用ＡＶＭ制御部、１２・・・位置入カキ−１１
８・・・データ検出部、１９〜２１甲メモリ部、２３・
・・第１データ処理部、２４・・・データ処理部、２５
・・・制御処理部、２６・・・キー人力メモリ部、２８
・・・第２データ処理部、２９・・・表示部。代理人弁理士　則近憲佑（（１か協）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　配車センタから情報取得のための制御指示が与
えられると、車上局がサインポスト送信局から受けた地
区情報に基づいて地区情報記憶部に記憶した記憶内容を
返送する車両監視システムにおいて、空車車両が同一地
区の地区情報を抽出している間、空車滞留時間を積ｎ、
シ、前記空車滞留時間の積算中に他地区の地区情報を抽
出すると、空車滞留時間を改めて最初から積算し、上記
積算した空車滞留時間が予め指定された制限時間を超過
すると、その超過後から他地区の地区情報を抽出するま
で前記地区情報記憶部の記憶内容を地区不明情報に更新
するようにしたことを特徴とする車両監視システムにお
ける地区情報の記憶更新方式。
（２）　抽出した地区情報は、サインポスト送信局から
地区情報を受信するごとに蓄えた最新の複数の地区情報
をデータ処理して得た代表地区を示す地区情報である特
許請求の範囲第（１）項記載の車両監視システムにおけ
る地区情報の記憶更新方式。
（３）　抽出した地区情報は、サインポスト送信局から
受信した最新の地区情報である特許請求の範囲第（１）
項記載の車両監視システムにおける地区情報の記憶更新
方式。
（４）積算した空車滞留時間は、車載の表示部に表示さ
れる特許請求の範囲第（１）項記載の車両監視システム
における地区情報の記憶更新方式。
（５）地区情報記憶部が地区不明情報を記憶している間
、手動による地区情報の入力が阻止される特許請求の範
囲第（１）項記載の車両監視システムにおける地区情報
の記憶更新方式。