JPS6071770A - 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤 - Google Patents

熱可塑性合成繊維用防汚処理剤

Info

Publication number
JPS6071770A
JPS6071770A JP17436283A JP17436283A JPS6071770A JP S6071770 A JPS6071770 A JP S6071770A JP 17436283 A JP17436283 A JP 17436283A JP 17436283 A JP17436283 A JP 17436283A JP S6071770 A JPS6071770 A JP S6071770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
antifouling
containing vinyl
acid alkyl
alkyl ester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17436283A
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 馬場
辻川 史朗
寺内 慧
孝 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
DIC Corp
Original Assignee
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd, Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Priority to JP17436283A priority Critical patent/JPS6071770A/ja
Publication of JPS6071770A publication Critical patent/JPS6071770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性合成繊維用の防汚処理剤に関し、就中
紡糸工程で付着せしめることが可能な耐久性に優れた防
汚処理剤に関する。
更に詳しくは平均分子1i1100以上の鉱物油と平均
分子量350〜1500の脂肪酸アルキルエステルを必
須成分とする油11すと、該油剤と柏餅性が良好でロッ
クウェル硬度Aθ〜90 (1)4i%%皮膜を形成で
きるパーフルオロアルキル基含有ビニル重合体エマルジ
ョンとより実質的になる処理剤を熱ij1塑性台成綾k
に句着ししめることによって、紡糸、延伸及びう禎陥工
程迄の生産性を阻害することなく糸質の向上に対して優
れた効果を発揮すると共に、棺練染色後の製品に対し〔
再I洗潮性と耐摩耗性を著しく改善された耐久性のある
撥水撥油性を付与する原糸用防汚処理剤に関するもので
ある。
合成繊維は親油性が強く汚れがつきやすいためにこの性
質を改良すべ〈従来種々の方法がなされて来た。たとえ
ば(1)親水性高分子による表面コーティングあるいは
親水性化合物のグラフトにより洗清等によって汚れをと
れ易くする方法(SR性) (2)繊維表面に表向自由エネルギーの低い物質を付着
させることにより繊維の表面自由エネルギーを低下させ
、撥水撥油性を向上させることにより積極的に汚れをつ
き難(する方法(SG性) 等があるが一般的には(2)の方法に比較して(1)の
方法は耐汚染性の付与効果が小さい。
(2)に於いて繊維の表面自由エネルギーを低下させる
手段としてたとえば繊維の表面にフッ素化合物を付着さ
せろ方法がとられており、このフッ素化合物は低い分子
間力を有し表面自由エネルギーが低いため他物寅の表面
に処理すると、撥水撥油性及び剥離性を付与し得ること
は周知の事実であり、パーフルオロアルキル化合物を原
料とするフッ素樹脂、フッ素ウレタン化合物等をカーペ
ット、防水衣料及び耐水圧を心太とする産業資材用途等
に対して主に後加工分野で使用されているのが現状であ
る。
そこで防汚効果を有するフッ素樹脂化合物を合成繊維の
紡糸工程で処理し工程合理化等をはかる試みがなされて
いるがその場合、潤滑性、帯電防止性、集束性等を付与
する目的で使用される油剤成分によってエマルジョンの
安定性を阻害されたり、フッ素樹脂加工剤の樹脂皮膜が
可塑化され皮膜強度が低下し、機械的摩擦や染色ヵロエ
に於ける洪水処理等により脱落しやす(なるため得られ
た製品の防汚性能の耐久性が不足する。又熱セツト工程
のゴデツトローラー等にフッ素位I脂成分が固着蓄積(
ガムアップ)し、毛羽、ラップ、糸切れ等のトラブルを
生じ生産性を阻害するのみならず糸質の低下要因となる
これらの問題点故に紡糸工程で処理されずに後加工分野
で処理されているのが現状であるが、フッ素樹脂化合物
による処理を原糸製造段階(製糸→捲縮加工)で行なっ
ても生産性を阻害することなく捲縮セット時の熱エネル
ギーを利用して耐久性の良い防汚性能を付与することが
出来たならば原油の値上りによるコストアップの環境の
中でカーペット等製品の生産に要する全エネルギーコス
トの低減、工程の合理化、省エネルギー等に役立つこと
が出来る。
本発明者らはか〜る問題を解決するために鋭意研究した
結果本発明に到達したものである。
すなわち本発明は平均分子量400以上の鉱物油と、平
均分子量350〜1500の脂肪酸アルキルエステルを
必須成分とする油剤CA)と、該油剤と相浴性があり、
ロックウェル硬度40〜90の乾燥皮膜を形成できるパ
ーフルオロアルキル基含有ビニル重合体エマルジョン(
B)とより実質的になる耐久性に優れた熱町塑性合成繊
維用防汚処理剤に関する。
本発明でパーフルオロアルキル基含有ビニル重合体エマ
ルジョンと併用する油剤は製糸、捲〜加工、タフト等の
諸工程の生殖性を低下させないために潤滑性、制電性、
集束性及びヒーター上での油剤の分解によるタール、発
煙、さらには染色性等の諸要求特性を満足しなけれはな
らない。
本発明に於ける油剤は平均分子量400以上、好吐しく
は420〜520の鉱物油と、平均分子量350〜15
00、好ましくは400〜1000の脂肪酸アルキルニ
スデルを必須成分とするもので、脂肪酸アルキルエステ
ルとしては、オクチルステアレート、ラウリルオレエー
ト等の一価エステル類、ジオクチルセバケート、ジオレ
イルアジペート等の二価エステル類、トリメチロールプ
ロパントリラウレート、ペンタエリスリトールテトラオ
レエート等の多価エステル類、あるいはジオレイルフタ
レート、ビスフェノールAジラウレート等の芳香族エス
テル額等の成分があり、なかでも二塩基酸アルキルエス
テルが有効であるがこれら脂肪酸アルキルエステル成分
は単独又は二種以上を併用することも出来る。
鉱物油の平均分子量が400未満の場合は製糸工程での
ヒーター上での発煙が極端に多くなり好ましくない。又
11W肪酸アルキルエステルの平均分子量が350未満
の場合は併用するパーフルオロアルキル基含有ビニル重
合体の樹脂皮膜の可塑化効果が大きくなるため成膜強度
ケ低下させ本発明の主たる目的である防汚効果の耐久性
能が得られない。
又工程での樹脂成分のガムアップの原因ともなるため適
当でない。−万平均分子量が1500以上の脂肪酸ニス
デルは耐熱性は良好なるも潤滑性能が不良となり、毛羽
、ラップ等が増加し生産性を低下させるため好ましくな
い。
パーフルオロアルキル基含有ビニル重合体エマルジョン
に併用する油剤中の鉱物油と脂肪酸アルキルエステルの
重量比は9/1〜515、好ましくは9/1〜7/3.
の範囲で、その合計が油剤(A)中の4oz量s以上で
あり、この比率範囲より脂肪酸アルキルエステルが多く
なれば併用するパーフルオロアルキル基含有ビニル重合
体の樹脂皮膜可塑化防止能が低下し可塑化を促進させる
ため好ましぐない。
本発明で鉱物油と脂肪酸アルキルエステルする油剤(A
)と併用するパーフルオロアルキル基含有ビニル重合体
エマルジョンCB)とは、炭素数4以上、好ましくは6
〜121ぶるパーフルオロアルキル基を有し一乾燥戊膜
のロックウェル硬度が40〜90で、好ましくは分子量
が約700〜約200,000であり前記油剤(A)と
の相醪性の良好なビニル重合体エマルジョンを相称する
ものであるが、当該重合体は分子中に10重5:4以上
のフッ素原子を含み,かつ防汚性を有していなければな
らな〜・。このようなパーフルオロアルキル基含有ビニ
ル重合体は、a)パーフルオロアルキル基含有ビニル単
量体50〜90車量係 b)炭化水素系ビニル単量体 5〜soNlsC)炭化
水素系非共役ジビニル単量体 0〜 5亜針係 d)官能基含有ビニル単量体 5〜1414i係とから
公知のl°合方法によって得ることが出来る。
本発明に用いるa)パーフルオロアルキル基含有ビニル
単緻体は,炭化水素の水系がフッ素原子に置換された炭
素数4以上、好ましくは6〜12のパーフルオロアルキ
ルと重合し得ろ不飽和二重結合を併せもつ化合物であれ
ばいずれでもよい。その−レリとして下記化合物h″−
挙げられる。
C7F□CH,OCOCH=CH。
Ct F u CON (Ct )Is ) CHt 
CH@ ococ ( CHs )=CHtC,F、?
 CHICM、0COCH=C)l。
Cs F u Cut o’eoc (CHs)=C1
1之CJIJOxN(CsHt)CHtCHtOCOC
)l=cH*Cs F r q S (J t N (
C)l s ) CHt CHx OCOCH−CH*
C,F、、SO,N(CtI(l)CHtCH,OCO
C(CM、)=CH。
CoF lo CH2CklxCH1OCOCM”’C
HtC,,F□CH* CHt CHz OCOCH=
CHtCt F r @ CHt CH@ OCOC(
CHB ) =CHtCsF+、(C)lx)nOcO
cH=e)11C,F、lIC0(JCB=CH* Cs F ly CHl CHCH@ ococ (C
H4)=C山OH (CF、)、CFO(CHt)sOcOcH=cH鵞C
!FバOCF、CF、)、OCF、CFtCON(CH
l)CHtCH,0COCH=CHICB F 1t 
S Ot N (C)l t CHt OCOCH=C
H* )IC,F、7SO,N(CI(、)(C)l、
)、、C00CH1CH=CHtCs F l ? S
 Ot N (Ct Hs ) CH* CH* OC
OCH=CHC00C4HtC@ F 17 S OH
NHC)l! CHt S Ot CH=CHt本発明
に用いるb)炭化水素系ビニル単量体は、フッ素原子で
置換されたアルキル基及び官能基のいずれをも含有しな
い通常の重合性ビニル化合物であればどのようなもので
もよい。その−例として下記化合物が挙げられる。
アクリル酸メチル、メタアクリル鹸メチル、アクリル酸
プロピル、メタアクリル酸プロピル、アクリル醒ブチル
、メタアクリル酸ブヂル、アクリル酸イソアミル、メタ
アクリル酸イソアミン、アクリル酸2−エチルヘキシノ
L、メタアクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酵オ
クチル、メタアクリル敵オクチル、アクリル酸オクタデ
シル、メタアクリル酸オクタデシル、アクリル酸ラウリ
ル、メタアクリル酸ラウリル、アクリル鹸セチル、メタ
アクリル酸セチル、アクリルHN、N−ジエチルアミノ
エチル、メタアクリル@N、Nジエヂルアミノエテル、
酢敏ビニル、グロビオン酸ビニル、カプリン酸ビニル、
ラウリン酸ビニル、ステアリン鍍ビニル、メチ1/ン、
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、弗化ビニル
、塩化ビニル、美化ビニル、弗化ビニリデン、墳化ビニ
リデン、ヘプタン酸アルリル、酸2アルリル、カプリン
酸アルリル、カプロン1アルリル、ビニルメチルケトン
、ビニルエチルケトン、1.6−ブタジェン、2−/’
ロロー11δ−ブタジェン、2.5−’?ジクロー1.
6−ブタジェン、イソプレン、本発明に用いろC)炭化
水素系非共役ンビニル単量体は、共役系を形成していな
い2個の重合可能なビニル基を含有している化合物であ
って、例として下記化合物か挙げられエチレングリコー
ルジアクlJL’−)、エチレングリコールジメタクリ
レート、プロピレングリコールジアクリレート、ジエチ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレート、ジビニルベンゼン、 ビニルアクリレート、 ジブロムネオペンチルグリコールジメタクリレート、本
発明に用いるd)官能基含有ビニル単量体は、繊維上の
乾燥皮膜の堅牢性を維持向上させるのにきわめて有効で
あり、公知の反応性単量体、好ましくは2種以上の単お
体の組み合せが適当である。その−例として下記化合物
が挙げられる。
アクリル酸、 メタクリル酸。
アクリルアミド、 メタクリルアミドー N−メチロールアクリルアミド− N−ブトキシメチルアクリルアミド、 ターイアセトンアクリルアミド、 メチロールダイアセトンアクリルアミド、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリ
レート、 ヒドロキシプロピルアクリレート。
3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
グリシジルメタクリレート、 本発明のパーフルオロアルキル基含有ビニル重合体エマ
ルジョン(B)は、鉱物油と脂肪酸アルキルエステルを
必須成分とする油剤(A)と相饅することが必須粂件で
あり、該油剤に対して安定分散−j−るように調製され
なければならない。さらに原糸への施用に除して、高温
時にても相互に分離、沈殿を生じることなく、作業安定
性が必要である。
そのため前述の各種型蓄体より、例えは乳化重合方法に
よって重合体を製造するにあたっては若干単量体組成に
よって生成エマルジョンの相饅安定性1作業安定性は異
なるが既存の繊維撥水撥油剤の場合よりも多匍の乳化剤
を用いるべきである。通當使用乳化剤の量は全単量体岱
の声量に対して5〜10%であることが好ましい。乳化
剤はノニオン系、アニオン系、カチオン系のいずれであ
ってもよいが、併用する当該油剤(A)と対立するイオ
ン系乳化剤は極力避けるか、相醪性を保つ限ル゛に留め
ることが好まし℃・。
又本発明のパーフルオロアルキル基含有ビニルW合体エ
マルジョンは重合体を調製した後、乳化分散剤と共にあ
るいは乳化分散剤なしで該油剤エマルジョンに均一分散
させることも出来る。
本発明のパーフルオロアルキル基含有ビニル重合体は、
最終の繊維製品が元弁汚染物質の圧着を防止出来る程度
の好ましい硬度−即ち乾燥皮膜のロックウェル硬度a(
1〜9゜の範囲となされるべきである。乾燥FX膜のロ
ックウェル硬度がAO以下の重合体では圧着汚染に対す
る抵抗性が劣り適当でない。
本発明の組成物に対して他の第三成分を追加的に配合す
ることは本発明の意図を逸脱しない限り可能であること
は云うまでもない。例えば防汚機能の向上のための%願
昭57−580.11号に記載の含フツ素ウレタン化合
物の他、含フッ素(ポリ)エステル化合物、含フッ素(
ポリ)エポキサイド化合物などがある。
さらに、密着性を高め防汚性成分の染色工程、稍織工程
等での脱落を防止する目的でアミノプラスト樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアジリニル化合物などがある。その
他柔軟平滑剤、染料、顔料、防炎AI1.gi電防止剤
、殺菌剤等当業者に周知な添加剤を配合することが出来
る。
本発明の組成物は鉱物油とflip肪醒アルキルエステ
ルを必須成夛と1−る油剤(A)と該油剤と相醒汀があ
りロックウェル硬度Aθ〜90の乾燥皮膜を形成出来る
パーフルオロアルキル基含有ビニル1合体エマルジョン
(13)とよりなり、その成分組成比が8/2〜2/8
よりなる。この組成比より油剤(Δ)の比率が大きくな
ると本発明の主たる目的である防汚性が充分発揮され″
す°好ましくない。またこの組成比よりビニル重合体エ
マルジョンCB)の比率が大きくなると熱セット工程プ
デットローラー等にフッ素使1打hV分が固着蓄積(ガ
ムアップ)し毛羽、糸切れ等のトラブルを生じ生産性を
阻害するのみならず先負の低下要因となるため適当でな
い。
本発明の組成物は前記油剤(A)とビニル重合体エマル
ジョンCB)より実質的になるがこれらの相浴性が良好
でなければならない。相酌性が不良の場合、紡糸工程で
処理する際オイリングローラ−表面やオイリングトレー
内部にスカムが堆積したり、オイリングバスに沈殿を生
じたり。
ノズルやポンプ詰りの原因となり作業性を低下させ糸質
を損ねるので充分留意する必要がある。
本発明で対象とする熱可塑性合成繊維とは、ポリアミド
、ポリエステル、ポリプロピレン等であり、その形状に
ついては特に限定しないかフィラメントから構成されて
いるカーペット用途などの原糸、あるいは織物、服地、
カーペット等製品に対して本発明による組成物を処理し
てもよい。
次に本発明について実施例をもとに更に説明するが本発
明はこれに限定されるものではない。
実施例中「部」、「係」はit基準であるものとする。
実施例 1 下記反応例1〜5によって本発明を構成するパーフルオ
ロアルキル基含有ビニル重合体を合成せしめ、(これら
の共N分体を各々共重合体B、−B、とする)乾燥皮膜
のロックウェル硬度を測定すると共に下記油剤処方例A
、との柏餅性試験として高温下に機械直な剪断力を加え
た時の凝集物発生量を比較反応例6〜8(これらの共重
合体を各々共重合体B6〜B、とする)の共重合体の場
合と比較した結果を表1に示した。
(反応例 1) 温度計、攪拌機、コンテンサー、窒素吹込管をセットし
たガラスM11四つ目フラスコに脱酸素した純水680
.!/。
アセトン120.9.n−ドデシルメルカプタン0.2
1アゾビスインブチルアミジン2塩酸塩0.1.9゜C
sF +7 S OIN (CHs ) CH1CH@
 QCQC(CHs )=CH11’l OI、メチル
メタクリレ−)2012−エチルへキシルメタクリレー
ト10.9.エチレンジメタクリレートAM、N−メチ
ロールアクリルアミド1o〃、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート1ol、グリシジルメタン1ルー)6.9
を仕込み、窒素気流下に攪拌することにより充分に乳化
分散させる。
その後、徐々に温度乞上げていき、ゆっくりかきまぜな
がら70Cで8時間共重合反応せしめる。共重合反応の
転化率は99.0%であった。この共重合ポリマーの1
00Cでの乾燥皮膜のロックウェル硬度は85であった
この共重合Y (B l )として表1に示した。
(反応例 2〜5) 反応例1と同様の共重合反応操作により表1に示す共重
合体(n、)〜(US)の共血会組成で共重合反応を行
った。
(比較反応例 6〜8) CaP’Ht S OxN (C5Ht) CLCHt
u coc (C11s )=CHt140、!I+、
2−エチルへキシルメタクリレート6o、!I1%N−
メチロールアクリルアミド10.Vからなる共重合ポリ
マーを上記反応例1と同□□□の共重合反応操作により
1ノ・録ル共重合体(B6)とした。
又同様に表1に示す共重合体(B、)〜(B8)の共M
ll成で共重合反応を行った@ (油剤A、糺成) (%) (相饅性試験法) 11ビーカーに共重合エマルジョン100g、油剤A。
の10%水浴液600I%純水600&’l(加え、ゆ
っくりかきまぜながら徐々に温度な上げていき90Cを
保つ。ホモミキザーを用いて3000rpmX20分間
のミキシング処理を行った後の凝集物発生量を測定した
表−1に示すとうり本発明を構成するパーフルオロアル
キル基含有ビニル共重合体B、〜B、に於いてはそれら
の乾燥皮膜のロックウェル硬度は各々85〜AOであり
油ハ’I AIとの凝集物発生量は1.8I以下で相m
性が良好であることがわかった。それに対して共重合体
B6〜B、に於いては乾燥皮膜のロックウェル硬度が2
2〜15と低く、油剤A。
との凝集物発生量が、102%以上と高くなり相酪性が
劣ることが明白であった。
実施例 2 実施例1に於ける共重合体B、を用いて、前記油剤A1
及び下記表2に示す油剤A、〜A、を併用し、15飴工
マルジヨン乞作成−紡糸オイリングローラーを使用して
5600デニールのポリアミド(6−ナイロン)未延伸
糸に糸条への上記処理剤付着量が約1.0%(M惜%)
になるように付与した後、6゜2倍に延伸し、スチーム
ジェットにより140〜180Cで捲縮加工を行った。
その際の紡糸、延伸、捲線加工工程での作業性、得られ
た嵩高糸の糸質を評価すると共に該糸を織物製品となし
防汚性を評価した結果を表6に示した。
尚上記評価は次の方法で行った。
〔撥水性〕
イングロビルアルコール/水の混合液(20/80容量
10の液滴を静かに試料表面に置いて、滴形状がなくな
る迄の時間(秒)を測定した。
〔撥油性〕
AATCC−118−1972法に準拠して、水平に広
げた試料の表面に下記標準液の液滴を静かに滴下し、6
分後の筒形状を観察し液滴を浸透しない最も高い判定を
めた。
〔汚れ率〕
ふみこみ後の試料に電気掃除機をかけた後、デジタル色
差計にて反射率を測定、下記により算出。
RO Ro : ふみ込み前の試料の反射率 R8= ふみ込み後の試料の反射率 〔染色条件〕 ナイロンカーペットタフト生機ヲ下記の祭件下で染色し
た。
染 料 藪 値 安 29/1 均染剤 サントンPLK 2%(out )〔染色方法
〕 この結果本発明の油剤A、〜A4/共重合体エマルジョ
ンB1併用により工程安定性、製品防汚性(汲水性、撥
油性)が良好であることが明らかであり、油剤A、〜A
?/共重合体エマルジョンB、の併用では工程上、特に
延伸時発悼、ガムアップ、毛羽糸切に問題があり本発明
の主たる目的の防汚性の耐久力が劣っていることがわか
った。
実施例 3 実施例1に於ける共M合体B2と実施例2に於ける油剤
AsY併用、その併用比率な変えて実施例2と同様の方
法で紡糸時に処理した。その際の紡糸、延伸、捲′IF
6;加工工程での作業性、及び糊・られた嵩高糸を織物
製品となし防汚性を評価した結果を表4に示した。
表 4 (注) BL/hs成分比が377及び7/3は本発明
に相当する、この結果本発明の油剤AIV/共重合体エ
マルジョンB、との成分組成比範囲内に於いては工程性
能及び製品性能ともに良好であるが、本発明の成分組成
比範囲より油11すの比率が多い場合、防汚性能が劣り
、共重合体エマルジョンの比率が多い場合、工程上問題
があることが明らかであった。
実施例 4 実施例1に於ける共重合体エマルジョンB、〜B、と油
剤AIヲ各々成分組成比にて 4/6で併用し、12%
エマルジョンを作成、ノズル給油しながら570デニー
ルのポリエステル未延伸糸に付与した後、68倍に延伸
した。その際上記処理剤が糸条に対し約0.8%となる
よう調整した。
該未延伸糸を200Cで仮撚加工ケ行なったのち織物製
品とした。その際の工程での作業性、製品の防汚性を評
価した結果を表5に示した。
この結果、共重合体エマルジョンの中で乾燥B!、Sの
ロックウェル硬度が40以−ドのB6〜B8を油ハ’I
AIと併用した場合エマルジョン安定性が不良のためオ
イリングタンクにスカムが発生し、給油ノズルに於ける
ノズル詰りか多発する結果となり均一付着せず延伸時に
毛羽、糸切が発生じた。
またこれらyal−処理した織物での防汚性能が光分で
ない。これに対し本発明処理剤AI/ B1−A、/ 
Bsに於いては工程上、性能上とも非電に良好な結果で
あった。
手続補正書(自発) 昭和59年 6月21 日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第174362号 2、発明の名称 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
8)大日本インキ化学工業株式会社代表者 用 村 茂
 邦 4、代理人 〒103 東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本
インキ化学工業株式会社内 電話 東京(03) 272−4511 (大代表)6
、?1を正の内容 (1) 明細書第27頁の表2の左下欄の「ジオクチル
スルホサクシネートUaJを「ジオクチルスルホナクシ
ネートNaJと訂正する。
(2)同第31頁第8行、第9行、第10行のr Te
l 1m Jを’ Te1lon」と訂正する。
(3)同第31頁第8行、第9行、第10行、第12行
の「o、utJを’o、w、f Jと叶・正する。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平均分子量400以上の鉱物油と平均分子量350
    〜1500の脂肪酸アルキルエステルとを必須成分とす
    る油剤(A)と、該油剤と柏餅性がありロックウェル硬
    度40〜90の乾燥皮膜を形成できるパーフルオロアル
    キル基含有ビニル重合体エマルジョンCB)とよりなる
    熱可塑性合成繊維用防汚処理剤。 2 油剤(A)の鉱物油と脂肪酸アルキルエステルの重
    量比が9/1〜515の範囲内でありその合計が油剤(
    A)中の4ON量係以上をしめる特許請求の範囲第一項
    記載の防汚処理剤。 3、脂肪酸アルキルエステルが二塩基酸アルキルエステ
    ルである特許請求の範囲第一項記載の防汚処理剤。 4、パーフルオロアルキル基含有ビニル重合体エマルジ
    ョンCB)が 11) バーフルオロアルキル基含有ビニル単普体50
    〜90重量% b)炭化水素系ビニル単量体 5〜30ii%C)炭化
    水素系非共役ジビニル単量体 0〜5重量係 d)官能基含有ビニル単量体 5〜15重i%からなる
    特許請求の範囲第一項記載の防汚処理剤。 5、油剤(A)とビニル重合体エマルジョン(B)との
    成分重量比が8/2〜2/8の範囲内である特許請求の
    範囲第一項記載の防汚処理剤。
JP17436283A 1983-09-22 1983-09-22 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤 Pending JPS6071770A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17436283A JPS6071770A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17436283A JPS6071770A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6071770A true JPS6071770A (ja) 1985-04-23

Family

ID=15977290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17436283A Pending JPS6071770A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6071770A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62273367A (ja) * 1986-05-22 1987-11-27 ユニチカ株式会社 防汚性養生シ−トの製造方法
JP2008249056A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Tlv Co Ltd 逆止弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218993A (en) * 1975-07-29 1977-02-12 Dainippon Ink & Chemicals Synthetic fiber oiling agent

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218993A (en) * 1975-07-29 1977-02-12 Dainippon Ink & Chemicals Synthetic fiber oiling agent

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62273367A (ja) * 1986-05-22 1987-11-27 ユニチカ株式会社 防汚性養生シ−トの製造方法
JP2008249056A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Tlv Co Ltd 逆止弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102149738B (zh) 拒水和拒油组合物
CA2702687C (en) Water- and oil-repellent
EP0984024B1 (en) Stain-repelling fluoropolymer emulsion
CA1338989C (en) Water and oil repellant
US7446145B2 (en) Water and oil repellent aqueous composition
EP0458356B1 (en) Fluorochemical composition for imparting antisoiling protection and lubricity to textile fibers
EP0609456B1 (en) Soil remover for dry cleaning
KR101635306B1 (ko) 불소 함유 중합체의 제조 방법
KR102507563B1 (ko) 발수 발유제 및 섬유 제품
CN101006149A (zh) 防水防油剂组合物
JP3744034B2 (ja) 夾雑物安定性に優れる水分散型撥水撥油剤組成物
KR20190126313A (ko) 발유제 조성물
CN114502605A (zh) 有机微粒
US6777059B2 (en) Treated poly(trimethylene terephthalate) carpets
JP3744035B2 (ja) 安定性に優れる水分散型撥水撥油剤組成物
WO2004069935A1 (ja) 仕上げ加工用水性分散液
JPH021795A (ja) 撥水撥油剤
CN112805434B (zh) 拒水拒油剂组合物、拒水拒油处理方法和拒水拒油性纤维
JP4608783B2 (ja) 水分散型フッ素系共重合体組成物
JPS6071770A (ja) 熱可塑性合成繊維用防汚処理剤
KR20050096185A (ko) 발수 발유제 수성 분산액 조성물
US3843579A (en) Water in oil fluoropolymer emulsion containing hydrocarbon or halogenated hydrocarbon solvent
WO2003062347A1 (fr) Dispersion aqueuse impermeabilisante eau et huile
JP3064388B2 (ja) 撥水撥油剤
JP7288209B2 (ja) スリップ防止効果のある撥水性有機微粒子