JPS6071521A - 結晶性アルミノシリケ−ト - Google Patents
結晶性アルミノシリケ−トInfo
- Publication number
- JPS6071521A JPS6071521A JP17824883A JP17824883A JPS6071521A JP S6071521 A JPS6071521 A JP S6071521A JP 17824883 A JP17824883 A JP 17824883A JP 17824883 A JP17824883 A JP 17824883A JP S6071521 A JPS6071521 A JP S6071521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- crystalline aluminosilicate
- material mixture
- ray diffraction
- starting material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な結晶性アルミノシリケートに関する。特
に本発明は特定な原料組成を用いることによって合成さ
れた新規なアルミノシリケートに関する。
に本発明は特定な原料組成を用いることによって合成さ
れた新規なアルミノシリケートに関する。
結晶性アルミノシリケートは天然のものや合成されたも
のが数多く知られている。これらの結晶性アルミノシリ
ケートは主として5i04及びAgo4の三次元網目構
造を有し、5IO4とAe○4は酸素原子を介して交す
結合した四面体の配列構造を有している。このような結
晶性アルミノシリケートは多数の立体構造をなす細孔を
有しており、モレキュラーシーゾとして吸着剤や炭化水
素やガスの分離に用いられているが、最近特異な構造を
有すルセオライ’) ZSM−5(米国特許第3,70
2,866号)で代表される種々のZSM系等の結晶性
アルミノシリケートが開発されてから、例えば炭化水素
のクラツキン、l/、ハイドロクラッキング、異性化等
の炭化水素の転換用触媒として広く用いられるようにな
り、ますますこの方面の研究開発が行われるようになっ
てきている。
のが数多く知られている。これらの結晶性アルミノシリ
ケートは主として5i04及びAgo4の三次元網目構
造を有し、5IO4とAe○4は酸素原子を介して交す
結合した四面体の配列構造を有している。このような結
晶性アルミノシリケートは多数の立体構造をなす細孔を
有しており、モレキュラーシーゾとして吸着剤や炭化水
素やガスの分離に用いられているが、最近特異な構造を
有すルセオライ’) ZSM−5(米国特許第3,70
2,866号)で代表される種々のZSM系等の結晶性
アルミノシリケートが開発されてから、例えば炭化水素
のクラツキン、l/、ハイドロクラッキング、異性化等
の炭化水素の転換用触媒として広く用いられるようにな
り、ますますこの方面の研究開発が行われるようになっ
てきている。
ZSM−5はアルミナ、シリカ、アルカリ金属酸化物、
テトラアルキルアンモニウム化合物及び水よりなり 5i02/AJ 20g 5〜1000H20/5i0
2 0.7〜3000 M/5i020.3〜3.0 R/5i02 0.01〜2.0 (但しMはアルカリ金属イオン、Rは2〜5個の炭素原
子を含むアルキル基を有するテトラアルキルアンモニラ
カチオンである) の範囲の組成を有する反応混合物を約38℃〜200℃
の温度でゼオライト結晶が生成するまで保つことによっ
て製造される。
テトラアルキルアンモニウム化合物及び水よりなり 5i02/AJ 20g 5〜1000H20/5i0
2 0.7〜3000 M/5i020.3〜3.0 R/5i02 0.01〜2.0 (但しMはアルカリ金属イオン、Rは2〜5個の炭素原
子を含むアルキル基を有するテトラアルキルアンモニラ
カチオンである) の範囲の組成を有する反応混合物を約38℃〜200℃
の温度でゼオライト結晶が生成するまで保つことによっ
て製造される。
このような結晶性アルミノシリケートは次の式0式%:
20 に−で、Mはアルカリ金属を表わし、Xは少くとも5、
yはθ〜40の数・である) の酸化物組成であるとされている。
20 に−で、Mはアルカリ金属を表わし、Xは少くとも5、
yはθ〜40の数・である) の酸化物組成であるとされている。
また、 ZSM−5は粉末X線回折・ぐターンとして次
の第1表に示される特徴ある構造を有している。
の第1表に示される特徴ある構造を有している。
ZSM−5ゼオライトをはじめとするこれら公知の結晶
性アルミノシリケートは主としてアルミナ源、シリカ源
、アルカリ金属塩、有機窒素含有カチオン源、水等の夫
々特定組成の原料混合物を水熱合成条件下に保持するこ
とによって製造している。
性アルミノシリケートは主としてアルミナ源、シリカ源
、アルカリ金属塩、有機窒素含有カチオン源、水等の夫
々特定組成の原料混合物を水熱合成条件下に保持するこ
とによって製造している。
本発明者等はZSM、5等の公知の結晶性アルミノシリ
ケートを改良すべくその原料混合物組成等について種々
検討を重ねた結果、アルカリ金属としてルビジウムを用
い、アルカリ金属塩の添加量を従来より多くした特定組
成の原料混合物を用いることにより、従来知られている
結晶性アルミノシリケートとは異なるX線回折パターン
を有する新規な結晶性アルミノシリケートを得ることに
成功し、本発明を達成した。
ケートを改良すべくその原料混合物組成等について種々
検討を重ねた結果、アルカリ金属としてルビジウムを用
い、アルカリ金属塩の添加量を従来より多くした特定組
成の原料混合物を用いることにより、従来知られている
結晶性アルミノシリケートとは異なるX線回折パターン
を有する新規な結晶性アルミノシリケートを得ることに
成功し、本発明を達成した。
すなわち、本発明は、シリカ源、アルぐす源、アルカリ
金属塩及び第四級アルキルアンモニウム塩からなり、次
の組成 aM20:AJ203 : bsi02 : CR20
(ただし1Mはルビジウム、aは4.5より大、bは1
5より大、Cは0より大の数である)を有する水性原料
混合物を水熱合成条件下に保持することによって生成さ
れた結晶性アルミノシリケートであって、500℃の焼
成物が次の第2表に示すX線回折パターンを有すること
を特徴とする結晶性アルミノシリケートである。
金属塩及び第四級アルキルアンモニウム塩からなり、次
の組成 aM20:AJ203 : bsi02 : CR20
(ただし1Mはルビジウム、aは4.5より大、bは1
5より大、Cは0より大の数である)を有する水性原料
混合物を水熱合成条件下に保持することによって生成さ
れた結晶性アルミノシリケートであって、500℃の焼
成物が次の第2表に示すX線回折パターンを有すること
を特徴とする結晶性アルミノシリケートである。
本発明では原料組成物のアルカリ金属塩としてカリウム
を用い、上記の如き特定な原料組成とすることによって
第2表に示すような特異なX線回折パターンを有する新
規な結晶性アルミノシリケートが得られるが、アルカリ
金属としてナトリウムやリチウムを用いた場合には上記
の如き原料組成であってもZSM−5ゼオライト等の公
知の結晶性アルミノシリケートに類似のものしか得られ
ない。
を用い、上記の如き特定な原料組成とすることによって
第2表に示すような特異なX線回折パターンを有する新
規な結晶性アルミノシリケートが得られるが、アルカリ
金属としてナトリウムやリチウムを用いた場合には上記
の如き原料組成であってもZSM−5ゼオライト等の公
知の結晶性アルミノシリケートに類似のものしか得られ
ない。
本発明で用いる他の原料成分は、ZSM−5等の公知の
結晶性アルミノシリケートを製造する場合と同様な原料
が用いられる。
結晶性アルミノシリケートを製造する場合と同様な原料
が用いられる。
すなわち、原料組成物中のシリカ源は、粉末状シリカ、
コロイド状シリカ、水ガラス、シリカゲル、や市販の沈
降性シリカの水性分散液等が用いられる。
コロイド状シリカ、水ガラス、シリカゲル、や市販の沈
降性シリカの水性分散液等が用いられる。
アルミナ源としては、アルカリ金属又はアルカリ土類金
属のアルミン酸塩、アルミナ、重晶石、水溶性アルミニ
ウム塩、カオリナイト、アタパルジャイト、イライト、
ノ・ロサイト等が用いられる。
属のアルミン酸塩、アルミナ、重晶石、水溶性アルミニ
ウム塩、カオリナイト、アタパルジャイト、イライト、
ノ・ロサイト等が用いられる。
また、第四級アルキルアンモニウムカチオンは目的とす
る結晶の成長を促進し1モルデナイト等の結晶が混入す
るのを防止するために用いられ。
る結晶の成長を促進し1モルデナイト等の結晶が混入す
るのを防止するために用いられ。
テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム
、テトラプロピルアンモニウム、テトラブチルアンモニ
ウム等があり、これらは臭化物、塩化物等のノ・ロゲン
化物や、水酸化物または硫酸塩として加えられる。これ
らの中で、テトラメチルアンモニウム塩が特に好ましい
。
、テトラプロピルアンモニウム、テトラブチルアンモニ
ウム等があり、これらは臭化物、塩化物等のノ・ロゲン
化物や、水酸化物または硫酸塩として加えられる。これ
らの中で、テトラメチルアンモニウム塩が特に好ましい
。
ルビジウム塩とし文はルビジウムの水酸化物。
ハロゲン化物、硫酸塩、塩酸塩等が用いられるが、水酸
化物が特に好ましい。
化物が特に好ましい。
結晶化は、前記の組成を有する水性原料混合物を、水熱
合成条件下、すなわち通常100℃〜250℃の温度で
4時〜500時間自己圧力下に保持することによって行
われる。
合成条件下、すなわち通常100℃〜250℃の温度で
4時〜500時間自己圧力下に保持することによって行
われる。
本発明の結晶性ゼオライトはZSM−5ゼオライト等と
同様に、炭化水素の転換用触媒等や、吸着剤等として用
いられる。
同様に、炭化水素の転換用触媒等や、吸着剤等として用
いられる。
次に本発明の結晶性シリケートを製造する場合の実施例
を示す。
を示す。
実施例
0.94モルの水酸化ルビジウムを150ccの蒸留水
に溶解し、これに9.639のけい素(Si )を加え
て水浴中60〜80℃に約12時間保持すると大部分の
けい素が溶解し、少量(約0.01g)の沈澱物が生じ
たので、これをろ過して除くことによってけい酸ルビジ
ウムの水溶液を得た。
に溶解し、これに9.639のけい素(Si )を加え
て水浴中60〜80℃に約12時間保持すると大部分の
けい素が溶解し、少量(約0.01g)の沈澱物が生じ
たので、これをろ過して除くことによってけい酸ルビジ
ウムの水溶液を得た。
この溶液に4.8gのNaAlO2を加東、水浴中で6
0℃に約1時間保持した。この操作によりNaAlO2
は溶解したが、白色のコロイド状物が一部生じた。
0℃に約1時間保持した。この操作によりNaAlO2
は溶解したが、白色のコロイド状物が一部生じた。
次いで、この溶液を4812gのコロイド状シリカ、ス
ノーテックス30(商品名、日照化学工業(社)製)を
343.8ccの蒸留水で希釈した溶液をミキサー中で
混合し、さらにこれに塩化アルミ−1ムg液(A6Cg
3 37.5g、 H2O325,9)を加えて水性ゲ
ルを得た。
ノーテックス30(商品名、日照化学工業(社)製)を
343.8ccの蒸留水で希釈した溶液をミキサー中で
混合し、さらにこれに塩化アルミ−1ムg液(A6Cg
3 37.5g、 H2O325,9)を加えて水性ゲ
ルを得た。
上記のようにして得られた水性ゲルを水浴中で100℃
に0.5時間保持した後に減圧ろ過し、約1.000g
の含水ケーキを得た。
に0.5時間保持した後に減圧ろ過し、約1.000g
の含水ケーキを得た。
次に、このようにして得られた含水ケーキ100gに水
酸化テトラメチルアンモニウムの10%水溶液17.5
.!i’と、必要により0.05モルの水酸化ルビジウ
ムを約3Qccの蒸留水に溶解した溶液を加えて水性原
料混合物を得た。
酸化テトラメチルアンモニウムの10%水溶液17.5
.!i’と、必要により0.05モルの水酸化ルビジウ
ムを約3Qccの蒸留水に溶解した溶液を加えて水性原
料混合物を得た。
このようにして得た原料混合物を結晶生成条件として1
80℃の温度で約3日の間自己圧下に保持して本発明の
結晶性アルミノシリケートを得た。
80℃の温度で約3日の間自己圧下に保持して本発明の
結晶性アルミノシリケートを得た。
得られた結晶性アルミノシリケートは、その500℃で
の焼成物が第3表に示すようなX線回折パターンを有し
ていた。
の焼成物が第3表に示すようなX線回折パターンを有し
ていた。
第3表
Claims (2)
- (1)シリカ源、アルミナ源、アルカリ金属塩、及び第
四級アルキルアンモニウム塩からなり、次の組成 aM20:A/203 :bS102 :cR20(た
だし、Mはルビジウム、aは4.5より大、bは15よ
り大、CはOより大の数である)を有する水性混合物を
水熱合成条件下に保持することによって生成された結晶
性アルミノシリケートであって、500℃の焼成物が次
の表に示すX線回折パターンを有することを特徴とする
結晶性アルミノシリケート。 - (2)第四級アルキルアンモニウム塩がテトラメチルア
ンモニウム塩である特許請求の範囲舘(1)項に記載の
結晶性アルミノシリケート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17824883A JPS6071521A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 結晶性アルミノシリケ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17824883A JPS6071521A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 結晶性アルミノシリケ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071521A true JPS6071521A (ja) | 1985-04-23 |
JPH0321483B2 JPH0321483B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16045172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17824883A Granted JPS6071521A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 結晶性アルミノシリケ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071521A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324976A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Tosoh Corp | 新規構造ゼオライトおよびその合成方法 |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP17824883A patent/JPS6071521A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324976A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Tosoh Corp | 新規構造ゼオライトおよびその合成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321483B2 (ja) | 1991-03-22 |
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