JPS6070138A - 合金の製造方法 - Google Patents
合金の製造方法Info
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- JPS6070138A JPS6070138A JP17753283A JP17753283A JPS6070138A JP S6070138 A JPS6070138 A JP S6070138A JP 17753283 A JP17753283 A JP 17753283A JP 17753283 A JP17753283 A JP 17753283A JP S6070138 A JPS6070138 A JP S6070138A
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- metal
- alloy
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- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、合金に係り、更に詳細には合金の製造方法に
係る。
係る。
従来技術
本願発明者らは、合金元素の溶湯に他の合金元素の溶湯
又は粉末を添加して混合する方法や焼結法による従来の
合金の製造方法に於ける種々の問題点に鑑み、本願出願
人と同一の出願人の出願に係る特願昭58−13818
0@に於て、第一の金属と該第−の金属よりも低い融点
を有する第二の金属とよりなる合金の製造方法にして、
前記第一の金属よりなる多孔質体を形成し、該多孔質体
を鋳型内に配置し、該鋳型内に前記第二の金属の溶湯を
注湯し、前記溶湯を前記多孔質体内に浸透させることに
より前記第一の金属と前記第二の金属とを合金化させ、
前記多孔質体の領域に前記第二の金属が単独では実質的
に存在しない合金を形成することを特徴とする合金の製
造方法を提案した。
又は粉末を添加して混合する方法や焼結法による従来の
合金の製造方法に於ける種々の問題点に鑑み、本願出願
人と同一の出願人の出願に係る特願昭58−13818
0@に於て、第一の金属と該第−の金属よりも低い融点
を有する第二の金属とよりなる合金の製造方法にして、
前記第一の金属よりなる多孔質体を形成し、該多孔質体
を鋳型内に配置し、該鋳型内に前記第二の金属の溶湯を
注湯し、前記溶湯を前記多孔質体内に浸透させることに
より前記第一の金属と前記第二の金属とを合金化させ、
前記多孔質体の領域に前記第二の金属が単独では実質的
に存在しない合金を形成することを特徴とする合金の製
造方法を提案した。
この先の提案に係る合金の製造方法に於ては、所定の均
一な組成及び組織の合金を能率よく製造するためには、
多孔質体を鋳型内に配置し該鋳型内に第二の金属の溶湯
を注湯する過程に於ても多孔質体が所定の形状及び!!
!度を紺持し1qるよう多孔質体を形成し、また第二の
金属の溶湯を多孔質体内に強制的に浸透させることが望
ましく、従って従来より一般に、第一の金属の粉末等を
圧縮成形してその圧縮成形体を多孔質体として使用し、
また第二の金属の溶湯を5 ’O’O〜1 ’O’O’
OKQ/♂程度の圧力にて加圧することが行われている
。
一な組成及び組織の合金を能率よく製造するためには、
多孔質体を鋳型内に配置し該鋳型内に第二の金属の溶湯
を注湯する過程に於ても多孔質体が所定の形状及び!!
!度を紺持し1qるよう多孔質体を形成し、また第二の
金属の溶湯を多孔質体内に強制的に浸透させることが望
ましく、従って従来より一般に、第一の金属の粉末等を
圧縮成形してその圧縮成形体を多孔質体として使用し、
また第二の金属の溶湯を5 ’O’O〜1 ’O’O’
OKQ/♂程度の圧力にて加圧することが行われている
。
しかしかかる従来の合金の製造方法に於ては、圧縮成形
体が所定の強度を有しその内部が所望の密度となるよう
な圧力にて粉末等を圧縮成形すると、圧縮成形体の表面
層の密度、特に圧縮方向に垂直な表面の密度が非常に高
くなり、そのため圧縮成形体内に第二の金属の溶湯を迅
速に且良好に浸透させることが困難になり、第二の金属
の溶湯が加圧されることにより溶湯が圧縮成形体の比較
的強度の弱い部分より優先的に侵入せしめられ、そのた
め製造された合金に割れやマクロ偏析が生じたりするこ
とがあるという問題がある。また上述の如き問題の発生
を回避すべく圧縮成形時に於ける加圧力を低減すると、
圧縮成形体の強度及び圧縮成形体内部の密度が所望の値
にならず、そのため所定の均一な組成及び組織の合金を
製造することが困難であるという問題がある。
体が所定の強度を有しその内部が所望の密度となるよう
な圧力にて粉末等を圧縮成形すると、圧縮成形体の表面
層の密度、特に圧縮方向に垂直な表面の密度が非常に高
くなり、そのため圧縮成形体内に第二の金属の溶湯を迅
速に且良好に浸透させることが困難になり、第二の金属
の溶湯が加圧されることにより溶湯が圧縮成形体の比較
的強度の弱い部分より優先的に侵入せしめられ、そのた
め製造された合金に割れやマクロ偏析が生じたりするこ
とがあるという問題がある。また上述の如き問題の発生
を回避すべく圧縮成形時に於ける加圧力を低減すると、
圧縮成形体の強度及び圧縮成形体内部の密度が所望の値
にならず、そのため所定の均一な組成及び組織の合金を
製造することが困難であるという問題がある。
発明の目的
本発明は、多孔質体として圧縮成形体が使用され第二の
金属の溶湯が加圧される先の提案に係る合金の製造方法
に於ける上述の如き問題に鑑み、かかる問題が生じるこ
とがないよう改善された合金の製造方法を提供すること
を目的としている。
金属の溶湯が加圧される先の提案に係る合金の製造方法
に於ける上述の如き問題に鑑み、かかる問題が生じるこ
とがないよう改善された合金の製造方法を提供すること
を目的としている。
発明の構成
かかる目的は、本発明によれば、第一の金属と該第−の
金属よりも低い融点を有する第二の金属とよりなる合金
の製造方法にして、前記第一の金属の粉末、切粉、短S
aW、又はこれらの混合物を圧縮成形し、圧縮成形体の
表面層を腐食液にて腐食し、該圧縮成形体を鋳型内に配
置し、該鋳型内に前記第二の金属の溶湯を注渇し、前記
溶湯を前記圧縮成形体内に浸透させることにより前記第
一の金属と前記第二の金属とを合金化させる合金の製造
方法によって達成される。
金属よりも低い融点を有する第二の金属とよりなる合金
の製造方法にして、前記第一の金属の粉末、切粉、短S
aW、又はこれらの混合物を圧縮成形し、圧縮成形体の
表面層を腐食液にて腐食し、該圧縮成形体を鋳型内に配
置し、該鋳型内に前記第二の金属の溶湯を注渇し、前記
溶湯を前記圧縮成形体内に浸透させることにより前記第
一の金属と前記第二の金属とを合金化させる合金の製造
方法によって達成される。
発明の作用及び効果
本発明によれば、圧縮成形体を鋳型内に配置するに先立
ち、圧縮成形体の高密度の表面層が腐食液により腐食さ
れ、これにより表面層の密度が低減され又は表面層が除
去されるので、第二の金属の溶湯を圧縮成形体内に良好
に且均−に浸透させることができ、これにより第二の金
属の溶湯が加圧される場合にも割れやマクロ偏析のない
均一な組成及び組織の合金を製造することができる。
ち、圧縮成形体の高密度の表面層が腐食液により腐食さ
れ、これにより表面層の密度が低減され又は表面層が除
去されるので、第二の金属の溶湯を圧縮成形体内に良好
に且均−に浸透させることができ、これにより第二の金
属の溶湯が加圧される場合にも割れやマクロ偏析のない
均一な組成及び組織の合金を製造することができる。
尚、本発明による合金の製造方法に於ては、圧縮成形体
の表面層を腐食するために使用される腐食液、即ち酸又
はアルカリは、圧縮成形体を構成する第一の金属の種類
に応じて適宜に選定されてよく、また圧縮成形体の表面
層を腐食液にて腐食することは、圧縮成形体全体を腐食
液中に浸漬することにより行われてよいが、圧縮成形体
の高密度の表面層の厚さに応じて、圧縮成形体の表面層
、特に圧縮成形時に於ける圧縮方向に垂直な表面の部分
のみを腐食液中に浸漬することや、圧縮成形体の表面に
腐食液を塗布などの手段にて含浸させることにより行わ
れてもよい。更に、本発明による合金の製造方法に於け
る第−及び第二の金属は単一の金属元素又は合金のいず
れ赤であってもよ5− い。
の表面層を腐食するために使用される腐食液、即ち酸又
はアルカリは、圧縮成形体を構成する第一の金属の種類
に応じて適宜に選定されてよく、また圧縮成形体の表面
層を腐食液にて腐食することは、圧縮成形体全体を腐食
液中に浸漬することにより行われてよいが、圧縮成形体
の高密度の表面層の厚さに応じて、圧縮成形体の表面層
、特に圧縮成形時に於ける圧縮方向に垂直な表面の部分
のみを腐食液中に浸漬することや、圧縮成形体の表面に
腐食液を塗布などの手段にて含浸させることにより行わ
れてもよい。更に、本発明による合金の製造方法に於け
る第−及び第二の金属は単一の金属元素又は合金のいず
れ赤であってもよ5− い。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
11九1
先ず第1図に示されている如く、円筒状の孔1を有する
型本体2と、孔1に嵌合するアッパバンチ3及びロアパ
ンチ4とよりなる圧縮成形型を用意した。次いで第1図
に示されている如く型本体2とロアパンチ4とにより郭
定される円筒状の窪み内に平均粒径が2μmである13
.6oの純コバルトの粉末を充填し、孔1にアッパパン
チ3を嵌合させ、図には示されていないプレス装置によ
リアツバパンチ3とロアパンチ4とを互に近付く方向へ
押圧することにより、純コバルトの粉末を3 ’0 ’
O’Oka/♂の圧力にて圧縮し、これによりかさ密度
が4.45(1/CCである直径18wm、長さ121
11111の円柱状の圧縮成形体5を形成した。次いで
第2図に示されている如く251の蒸溜水と5Qmlの
塩酸と251の硫酸とよりなる腐食液6中に圧縮成形体
5を5分間浸漬することにより腐食6− した。次いで圧縮成形体5を乾燥させた後、図には示さ
れていないがアルゴン雰囲気中にて圧縮成形体5を6
’O’O℃に予熱し、しかる後第3図に示されている如
く圧縮成形体5を25 ’O℃の鋳型γ内に配置し、該
鋳型内に25’OCC,湯温8 ’O’0℃の純アルミ
ニウムの溶湯8(純度99.7%)を注湯し、該溶湯を
プランジャ9により5 ’O’Okq/iの圧力にて加
圧し、その加圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持し
た。溶湯が完全に凝固した後、ノックアウトビン10に
よって鋳型内より凝固体を取り出した。
型本体2と、孔1に嵌合するアッパバンチ3及びロアパ
ンチ4とよりなる圧縮成形型を用意した。次いで第1図
に示されている如く型本体2とロアパンチ4とにより郭
定される円筒状の窪み内に平均粒径が2μmである13
.6oの純コバルトの粉末を充填し、孔1にアッパパン
チ3を嵌合させ、図には示されていないプレス装置によ
リアツバパンチ3とロアパンチ4とを互に近付く方向へ
押圧することにより、純コバルトの粉末を3 ’0 ’
O’Oka/♂の圧力にて圧縮し、これによりかさ密度
が4.45(1/CCである直径18wm、長さ121
11111の円柱状の圧縮成形体5を形成した。次いで
第2図に示されている如く251の蒸溜水と5Qmlの
塩酸と251の硫酸とよりなる腐食液6中に圧縮成形体
5を5分間浸漬することにより腐食6− した。次いで圧縮成形体5を乾燥させた後、図には示さ
れていないがアルゴン雰囲気中にて圧縮成形体5を6
’O’O℃に予熱し、しかる後第3図に示されている如
く圧縮成形体5を25 ’O℃の鋳型γ内に配置し、該
鋳型内に25’OCC,湯温8 ’O’0℃の純アルミ
ニウムの溶湯8(純度99.7%)を注湯し、該溶湯を
プランジャ9により5 ’O’Okq/iの圧力にて加
圧し、その加圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持し
た。溶湯が完全に凝固した後、ノックアウトビン10に
よって鋳型内より凝固体を取り出した。
第4図は上述の如く製造されたCo−Al合金の断面(
元の圧縮成形体の端面より5mmであり円筒状側面より
2111111の部分を中心とする断面)を100倍に
て示す光学顕微鏡写真である。また第5図は圧縮成形体
に対し腐食が行われなかった点を除き上述の実施例1と
同一の要領及び同一の条件にて製造された比較例として
のQo−A1合金の断面を1 ’O’O倍にて示す光学
顕微鏡写真である。
元の圧縮成形体の端面より5mmであり円筒状側面より
2111111の部分を中心とする断面)を100倍に
て示す光学顕微鏡写真である。また第5図は圧縮成形体
に対し腐食が行われなかった点を除き上述の実施例1と
同一の要領及び同一の条件にて製造された比較例として
のQo−A1合金の断面を1 ’O’O倍にて示す光学
顕微鏡写真である。
これら第4図及び第5図より、比較例に於けるC0−A
1合金に於ては、圧縮成形体の比較的強度の弱い部分よ
り純アルミニウムの溶湯が優先的に侵入することに起因
して発生したものと推測されるA1リッチのマクロ偏析
(第5図に於て帯状の白っぽい部分)が発生しているの
に対し、上述の実施例1に於て製造されたCo−Al合
金に於てはマクロ偏析は発生しておらず、この合金は均
一な組織を有するものであることが解る。尚この実施例
1に於て製造されたCo−Al合金のマクロの組成はC
o−23,4%Δ1であった。
1合金に於ては、圧縮成形体の比較的強度の弱い部分よ
り純アルミニウムの溶湯が優先的に侵入することに起因
して発生したものと推測されるA1リッチのマクロ偏析
(第5図に於て帯状の白っぽい部分)が発生しているの
に対し、上述の実施例1に於て製造されたCo−Al合
金に於てはマクロ偏析は発生しておらず、この合金は均
一な組織を有するものであることが解る。尚この実施例
1に於て製造されたCo−Al合金のマクロの組成はC
o−23,4%Δ1であった。
11九り
先ず上述の実施例1の場合と同一の要領にて平均粒径が
2μmである13.2(]の純クりムの粉末をかさ密度
4.31o/ccにて直径18mm1高さ121111
11の円柱状の圧縮成形体に形成した。次いで3’Om
lの塩酸と151の硝酸と3’□n+lのフッ酸とより
なる腐食液を圧縮成形体の表面に刷毛にて十分塗布した
。次いでかくして処理された圧縮成形体をアルゴンガス
雰囲気中にて6 ’O’O℃に予熱し、しかる後圧縮成
形体を250℃の鋳型内に配置し、該鋳型内に25’O
(、C1渇温800℃の純アルミニウムの溶湯を注湯し
、該溶湯を5 ’O’Okg/−の圧力にて加圧し、そ
の加圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持した。溶湯
が完全に凝固した後、ノックアウトピンによって鋳型内
より凝固体を取り出した。
2μmである13.2(]の純クりムの粉末をかさ密度
4.31o/ccにて直径18mm1高さ121111
11の円柱状の圧縮成形体に形成した。次いで3’Om
lの塩酸と151の硝酸と3’□n+lのフッ酸とより
なる腐食液を圧縮成形体の表面に刷毛にて十分塗布した
。次いでかくして処理された圧縮成形体をアルゴンガス
雰囲気中にて6 ’O’O℃に予熱し、しかる後圧縮成
形体を250℃の鋳型内に配置し、該鋳型内に25’O
(、C1渇温800℃の純アルミニウムの溶湯を注湯し
、該溶湯を5 ’O’Okg/−の圧力にて加圧し、そ
の加圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持した。溶湯
が完全に凝固した後、ノックアウトピンによって鋳型内
より凝固体を取り出した。
第6図は上述の如く製造された0r−A1合金を含む凝
固体の中央断面を2倍にて示す実体写真である。また第
7図は腐食液の塗布による圧i成形体表面層の腐食が行
われなかった点を除き上述の実施例2と同一の要領及び
同一の条件にて1mされた比較例としての0r−A1合
金を含む凝固体の中央断面を2倍にて示す実体写真であ
る。尚これら第6図及び第7図に於て、aはCr−A1
合金の部分を、bはクロムがアルミニウムの溶湯中に拡
散することによって形成されたA1リッチのCr−Al
合金の部分を、Cは実質的にアルミニウムのみよりなる
部分をそれぞれ示している。
固体の中央断面を2倍にて示す実体写真である。また第
7図は腐食液の塗布による圧i成形体表面層の腐食が行
われなかった点を除き上述の実施例2と同一の要領及び
同一の条件にて1mされた比較例としての0r−A1合
金を含む凝固体の中央断面を2倍にて示す実体写真であ
る。尚これら第6図及び第7図に於て、aはCr−A1
合金の部分を、bはクロムがアルミニウムの溶湯中に拡
散することによって形成されたA1リッチのCr−Al
合金の部分を、Cは実質的にアルミニウムのみよりなる
部分をそれぞれ示している。
これら第6図及び第7図より、比較例の合金に於てはア
ルミニウム溶湯の浸透不良部分d及び割−〇− れ(第7図に於て白い線状をなす部分)が発生している
のに対し、実施例20合金に於ては溶湯の含浸不良部や
割れ等が発生しておらず、この合金は均一な組織を有す
るものであることが解る。尚この実施例2に於て製造さ
れたCr−Al合金のマクロの組成はCr−2’O,’
O%A1であった。
ルミニウム溶湯の浸透不良部分d及び割−〇− れ(第7図に於て白い線状をなす部分)が発生している
のに対し、実施例20合金に於ては溶湯の含浸不良部や
割れ等が発生しておらず、この合金は均一な組織を有す
るものであることが解る。尚この実施例2に於て製造さ
れたCr−Al合金のマクロの組成はCr−2’O,’
O%A1であった。
実施例3
先ず上述の実施例1の場合と同一の要領にて平均粒径が
40μmである14.8(lの純マンガン粉末をかさ密
度4.84g100にて直径18mm、畏さ12III
I11の円柱状の圧縮成形体に形成した。次いで101
のフッ酸と9’Omlの蒸溜水とよりなる腐食液中に圧
縮成形体の円形の端面の表面@(厚さ約3mn+)をそ
れぞれ5分間浸漬することにより腐食した。次いでその
圧縮成形体をアルゴンガス雰囲気中にて500℃に予熱
した後、圧縮成形体を250℃の鋳型内に配置し、該鋳
型内に25 ’000%湖温750℃のアルミニウム合
金LI Is規格AC4C)の溶湯を注渇し、該溶湯を
プランジャにより5 ’O’OkM−の圧力にて加圧し
、その加10− 圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持した。溶湯が完
全に凝固した後プランジャによって鋳型内より凝固体を
取り出した。
40μmである14.8(lの純マンガン粉末をかさ密
度4.84g100にて直径18mm、畏さ12III
I11の円柱状の圧縮成形体に形成した。次いで101
のフッ酸と9’Omlの蒸溜水とよりなる腐食液中に圧
縮成形体の円形の端面の表面@(厚さ約3mn+)をそ
れぞれ5分間浸漬することにより腐食した。次いでその
圧縮成形体をアルゴンガス雰囲気中にて500℃に予熱
した後、圧縮成形体を250℃の鋳型内に配置し、該鋳
型内に25 ’000%湖温750℃のアルミニウム合
金LI Is規格AC4C)の溶湯を注渇し、該溶湯を
プランジャにより5 ’O’OkM−の圧力にて加圧し
、その加10− 圧状態を溶湯が完全に凝固するまで保持した。溶湯が完
全に凝固した後プランジャによって鋳型内より凝固体を
取り出した。
第8図は上述の如く製造されたMn−Al合金を含む凝
固体の中央断面を2倍にて示す実体写真である。また第
9図は圧縮成形体の端面が腐食されなかった点を除き上
述の実施例3の場合と同一の要領及び同一の条件にて製
造された比較例としてのMn−Al合金を含む凝固体の
中央断面を2倍にて示す実体写真である。尚これら第8
図及び第9図に於て、aはMn−Al合金の部分を、l
)はマンガンがアルミニウムの溶湯中に拡散することに
よって形成されたAI リッチのMn−Al合金の部分
を、Cは実質的にアルミニウムのみよりなる部分をそれ
ぞれ示している。
固体の中央断面を2倍にて示す実体写真である。また第
9図は圧縮成形体の端面が腐食されなかった点を除き上
述の実施例3の場合と同一の要領及び同一の条件にて製
造された比較例としてのMn−Al合金を含む凝固体の
中央断面を2倍にて示す実体写真である。尚これら第8
図及び第9図に於て、aはMn−Al合金の部分を、l
)はマンガンがアルミニウムの溶湯中に拡散することに
よって形成されたAI リッチのMn−Al合金の部分
を、Cは実質的にアルミニウムのみよりなる部分をそれ
ぞれ示している。
これら第8図及び第9図より、比較例の合金に於ては多
数の割れ(第9図に於て白っぽい線状をなす部分)が発
生しているのに対し、実施例3の合金に於ては割れが発
生しておらず、この合金は均一なffi織を有している
ことが解る。尚上述の実施例3に於て製造されたMn−
Al合金のマクロの組成はMn−16,4%AIであっ
た。
数の割れ(第9図に於て白っぽい線状をなす部分)が発
生しているのに対し、実施例3の合金に於ては割れが発
生しておらず、この合金は均一なffi織を有している
ことが解る。尚上述の実施例3に於て製造されたMn−
Al合金のマクロの組成はMn−16,4%AIであっ
た。
実施例4
上述の実施例1の場合と同一の要領にて平均粒径が40
μmである4、2gの純アルミニウム粉末をかさ密度1
.35(1/CCにて直径1811高さ12■の円柱状
の圧縮成形体に形成した。次いで1’O’Om+の蒸溜
水に2 ’Ogの水酸化ナトリウムが溶解された水酸化
ナトリウム溶液を6 ’O’O℃に加熱し、該溶液中に
上述の如く形成された圧縮成形体を7分間浸漬すること
により腐食した。次いでかくして処理された圧縮成形体
をアルゴンガス雰囲気中にて500℃に予熱し、しかる
後圧縮成形体を200℃の鋳型内に配置し、該鋳型内に
25’Qcc、温湿5 ’0 ’O℃の純亜鉛溶湯を注
渇し、該溶湯を1 ’0 ’O’Oko/ [111’
の圧力にて加圧し、その加圧状態を溶湯が完全に凝固す
るまで保持した。溶湯が完全に凝固した後、ノックアウ
トピンによって鋳型内より凝固体を取り出した。
μmである4、2gの純アルミニウム粉末をかさ密度1
.35(1/CCにて直径1811高さ12■の円柱状
の圧縮成形体に形成した。次いで1’O’Om+の蒸溜
水に2 ’Ogの水酸化ナトリウムが溶解された水酸化
ナトリウム溶液を6 ’O’O℃に加熱し、該溶液中に
上述の如く形成された圧縮成形体を7分間浸漬すること
により腐食した。次いでかくして処理された圧縮成形体
をアルゴンガス雰囲気中にて500℃に予熱し、しかる
後圧縮成形体を200℃の鋳型内に配置し、該鋳型内に
25’Qcc、温湿5 ’0 ’O℃の純亜鉛溶湯を注
渇し、該溶湯を1 ’0 ’O’Oko/ [111’
の圧力にて加圧し、その加圧状態を溶湯が完全に凝固す
るまで保持した。溶湯が完全に凝固した後、ノックアウ
トピンによって鋳型内より凝固体を取り出した。
また比較の目的で、圧縮成形体が水酸化ナトリウム水溶
液にて腐食されなかった点を除き上)本の実施例4の場
合と同一の要領及び同一の条件にて製造されたAI −
、Zn合金を含む凝固体を形成した。これらの凝固体を
その中央断面にて切断し、それらの断面を光学顕微鏡に
て観察したところ、比較例の合金に於ては多数の割れが
発生していICのに対し、上述の実施例に於て形成され
た凝固体の合金部分には割れが発生しておらず、この合
金は均一な組織を有していることが認められた。尚この
実施例4に於て製造されたAI −、zn合金のマクロ
の組成はZn−27,8%△1であった。
液にて腐食されなかった点を除き上)本の実施例4の場
合と同一の要領及び同一の条件にて製造されたAI −
、Zn合金を含む凝固体を形成した。これらの凝固体を
その中央断面にて切断し、それらの断面を光学顕微鏡に
て観察したところ、比較例の合金に於ては多数の割れが
発生していICのに対し、上述の実施例に於て形成され
た凝固体の合金部分には割れが発生しておらず、この合
金は均一な組織を有していることが認められた。尚この
実施例4に於て製造されたAI −、zn合金のマクロ
の組成はZn−27,8%△1であった。
以上に於ては本発明をいくつかの実施例について詳細に
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の節囲内にて種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の節囲内にて種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。
第1図は圧縮成形型を示す縦断面図、第2図は圧縮成形
体が腐食液中に浸漬された状態を示ず溶固、第3図は合
金化工程を示す溶固、第4図及び13− 第5図はそれぞれ実施例1及びその比較例に於て製造さ
れたCo−Al合金の断面を1 ’O’O倍にて示す光
学顕微鏡写真、第6図及び第7図はそれぞれ実施例2及
びその比較例に於て形成されたQr−A1合金を含む凝
固体の中央断面を2倍にて示す実体写真、第8図及び第
9図はそれぞれ実施例3及びその比較例に於て形成され
たMn−Al合金を含む凝固体の中央断面を2倍にて示
す実体写真である。 1・・・孔、2・・・型本体、3・・・アッパパンチ、
4・・・ロアパンチ、5・・・圧縮成形体、6・・・腐
食液、7・・・鋳型、8・・・溶湯、9・・・プランジ
ャ、10・・・ノックアウトビン 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 代 理 人 弁理士 明石 昌毅 14− 第 1 図 第3図 第4図 (XI○0) 第5図 (X 100) 第 6 図 第 7 図
体が腐食液中に浸漬された状態を示ず溶固、第3図は合
金化工程を示す溶固、第4図及び13− 第5図はそれぞれ実施例1及びその比較例に於て製造さ
れたCo−Al合金の断面を1 ’O’O倍にて示す光
学顕微鏡写真、第6図及び第7図はそれぞれ実施例2及
びその比較例に於て形成されたQr−A1合金を含む凝
固体の中央断面を2倍にて示す実体写真、第8図及び第
9図はそれぞれ実施例3及びその比較例に於て形成され
たMn−Al合金を含む凝固体の中央断面を2倍にて示
す実体写真である。 1・・・孔、2・・・型本体、3・・・アッパパンチ、
4・・・ロアパンチ、5・・・圧縮成形体、6・・・腐
食液、7・・・鋳型、8・・・溶湯、9・・・プランジ
ャ、10・・・ノックアウトビン 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 代 理 人 弁理士 明石 昌毅 14− 第 1 図 第3図 第4図 (XI○0) 第5図 (X 100) 第 6 図 第 7 図
Claims (1)
- 第一の金属と該第−の金属よりも低い融点を有する第二
の金属とよりなる合金の製造方法にして、前記第一の金
属の粉末、切粉、短繊維、又はこれらの混合物を圧縮成
形し、圧縮成形体の表面層を腐食液にて腐食し、該圧縮
成形体を鋳型内に配置し、該鋳型内に前記第二の金属の
溶湯を注湯し、前記溶湯を前記圧縮成形体内に浸透させ
ることにより前記第一の金属と前記第二の金属とを合金
化させる合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17753283A JPS6070138A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17753283A JPS6070138A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 合金の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6070138A true JPS6070138A (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=16032572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17753283A Pending JPS6070138A (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 合金の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6070138A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150459A (ja) * | 1987-12-08 | 1989-06-13 | Mazda Motor Corp | 繊維強化複合部材の製造方法 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP17753283A patent/JPS6070138A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01150459A (ja) * | 1987-12-08 | 1989-06-13 | Mazda Motor Corp | 繊維強化複合部材の製造方法 |
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