JPS6070044A - 即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法 - Google Patents

即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法

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JPS6070044A
JPS6070044A JP58177615A JP17761583A JPS6070044A JP S6070044 A JPS6070044 A JP S6070044A JP 58177615 A JP58177615 A JP 58177615A JP 17761583 A JP17761583 A JP 17761583A JP S6070044 A JPS6070044 A JP S6070044A
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JP
Japan
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potatoes
water
air
cooled
potato
Prior art date
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Pending
Application number
JP58177615A
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English (en)
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Tatsugorou Matsuura
松浦 立五郎
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3〜4分程度の調理で食せるようになる馬鈴
薯の加工・保存方法に関するものであり、フレンチフラ
イドポテト、ポテトサラダ。
ベークドポテト、煮物等の調理に利用することが出来、
しかも生の馬鈴薯を使用して得られた前述のごとき調理
品と比較してその食味に殆ど遜色の無いものを調理する
ことの出来る即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法を
提供するものである。
馬鈴薯は、特に北海道量の男爵種やメイクイン種が品質
が高く、味が良いだめ、最も好まれているが、1年を通
じて収穫、供給されているわけでは々<、シかも、各種
の調理品とするのにその調理時間が長くかかることが欠
点とされていた。
このだめ、従来、即席可食可能な馬鈴薯としては、保形
性の関係から硬化油で揚げることによって可食化された
馬鈴薯を、冷凍・保存したものが利用されているが、こ
の冷凍馬鈴薯の調理は、この馬鈴薯の可食化工程が前記
のように油浴中での加熱で行われているので、油調する
以外の調理方法が無く、フレンチフライドポテトとじて
調理されるにとどまっており、一般の消費者のニーズを
満足するものではないのが現状である。□ 本発明は、馬鈴薯澱粉中のアミノペクチンをアルファ化
するだめの熱処理に先立って、予め、70〜75℃の温
水中で馬鈴薯を加熱し、これを急速冷却する工程を設け
、馬鈴薯澱粉中のアミローゼをアルファ化してアミノペ
クチンと分離させ、アルファ化したアミローゼを馬鈴薯
澱粉細胞の内側表面に移動させてアミローゼによる皮膜
を該所に形成することにより、馬鈴薯が本発明の加工・
保存の工程中及びその後の調理時に外圧によって簡単に
形崩れすることが無いようにすると共に、次いで、馬鈴
薯を97〜110℃の蒸気中で蒸し上げ、馬鈴薯澱粉中
のアミノペクチンを短時間内にアルファ化し、可食化処
理を完遂させ、更に、これを水冷または空冷で予備冷却
したのち風乾に処して馬鈴薯表面の水分を除去し、最後
に急速凍結することにより、生の馬鈴薯を調理する場合
と全く同様の多種類の調理品に調理し得る冷凍馬鈴薯を
提供し得だものである。
すなわち、本発明の即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存
方法は、 ■)皮剥きされた馬鈴薯を、必要に応じて厚さ4〜20
削程度に切断し、これを常温の水中に投入して、馬鈴薯
の表面や切断面に析出している遊離澱粉を洗い落した後
、70〜75℃に維持されている温水中に、馬鈴薯のサ
イズ等により、約3〜20分間程投入することによって
加熱し、馬鈴薯澱粉中のアミローゼだけをアルファ化し
、アミノペクチンがら分離させ、アルファ化したアミロ
ーゼを馬鈴薯澱粉細胞の内側表面に移動させ、このアミ
ローゼの皮膜を該箇所に形成する第1工程、2)前記第
1工程を光行後直ちに、前記得られた馬鈴薯を略20℃
以下に維持されている冷水中に採り、馬鈴薯の中心温度
が水温と略等しくなるまで急速冷却することによって、
前記第1工程で形成されたアミローゼの皮膜を固定する
と共に、馬鈴薯組織全体を強化させる第2工程、 3)前記第2工程で得られた、冷却されている馬鈴薯を
97℃〜110℃の蒸気中でや\固めに蒸し上げること
によって、馬鈴薯澱粉中のアミノペクチンをアルファ化
する第3工程、4)前記第3工程で蒸し上げられた馬鈴
薯を水冷もしくは空冷で予備冷却した後、冷風ないし、
次工程の急速凍結に悪影響を及ぼすことが無い程度の温
風で風乾し、表面の水分を除去することにより、馬鈴薯
組織を再強化すると共に、次工程の急速冷凍を完全なら
しめる第4工程、 5)前記第4工程で得られた馬鈴薯を急速凍結し、冷凍
・保存する第5工程 から成るものである。
本発明の即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法におい
ては、馬鈴薯澱粉中のアミノペクチンをアルファ化する
前記第3工程において、短時間内に完全にアルファ化を
達成させるために、97〜11.0℃の蒸気中で馬鈴薯
を蒸し上げる工程を採っているが、これは、第2工程で
得られる馬鈴薯が冷却処理後のものである関係から、生
の馬鈴薯を可食化する際の条件即ち潜水による煮沸より
も過激な熱処理条件を必要とするからである。従って本
発明方法においては、馬鈴薯澱粉中のアミノペクチンを
アルファ化する際の熱処理を過激な条件下で行い、短時
間内にアミノペクチンの完全なるアルファ化を達成し、
しかもこのアミノペクチンのアルファ化に先立って、ア
ルファ化されたアミローゼの皮膜を馬鈴薯澱粉細胞の内
側表面に形成し、これを固定する処理を行っているので
、この第3工程中に馬鈴薯が形崩れするようなことも無
く、可食化が完壁に行われる。尚、この第3工程におい
ては、馬鈴薯をやや固めに蒸し上げることが必要である
が、これは、冷凍後の馬鈴薯を調理した場合に、馬鈴薯
に好ましい歯ざわりを維持させるためである。
また、第4工程中の冷却処理は、次の急速凍結の予備処
理であるから、馬鈴薯が概ね常温にまで冷却されれば十
分である。この予備冷却処理によって、馬鈴薯の表面が
引き締められ、外圧によって馬鈴薯がたやすく破壊され
るのが防止されるようになるが、これはこの予備冷却処
理で、馬鈴薯の食味に影響しない程度の麦秋のものが馬
鈴薯表面に形成されるからである。
以上のような工程によって得られた本発明方法に基く冷
凍馬鈴薯は、例えば厚さ8咽に切断されている馬鈴薯は
、冷凍の寸ま電子レンジ用合成樹脂フィルムに包み、3
〜5分電子レンジに入れるだけで、生の馬鈴薯から調理
したものとその食味において遜色が無く、シかも、形崩
れの無いベークドポテトとなる。
また、170〜1.80℃の加熱油浴中で揚げるとフレ
ンチフライドポテトとなり、網焼・鉄板焼も、片面1.
5〜2分宛で両面焼きすることにより、寸た煮物は2〜
3分で、形崩れすること無く調理し得るものである。
因みに、北海道産男爵芋を使用し、馬鈴薯の切断の厚さ
、第1工程での加熱水による熱処理時間、第2工程たる
冷却処理時間、第3工程たる蒸し上げの熱処理時間、第
4工程中の予備冷却処理時間等を変え、次いで第5工程
の急速凍結による冷凍処理を施しだものを、電子レンジ
用合成樹脂フィルムにて完全に包み、電子レンジに入れ
、ベークドポテトに調理する際の調理時間及び得られた
ベークドポテトの外観を第1表に記す。尚、第4工程中
の予備冷却は水冷で行ったものである。
尚、関東周辺で産出されたトヨシロ種(北海道産の男爵
芋より澱粉含有率が2係程度低い)を使用する場合には
、前記北海道産の男爵芋に比較して、第1工程の熱処理
に約2倍の時間を要するが、電子レンジによる調理時間
は同じである。
本発明の即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法は以上
の通Qの構成から成るものであり、馬鈴薯澱粉中のアミ
ノペクチンをアルファ化するだめの熱処理に先立って、
馬鈴薯を70〜75℃の温水中で加熱し、とれを急速冷
却する工程を設け、馬鈴薯澱粉中のアミローゼをアルフ
ァ化すると共に、アミノペクチンと分離さ・せ、このア
ルファ化したアミローゼを馬鈴薯澱粉細胞の内側表面に
移動させてアミローゼによる皮膜を核所に形成すると共
に、馬鈴薯組織全体を強化する工程を設け、しかる後に
、前記処理を終了した馬鈴薯を97〜110℃の蒸気中
で蒸し上げ、馬鈴薯澱粉中のアミノペクチンをアルファ
化して馬鈴薯の可食化を完遂し、風乾による水分除去、
及び冷凍に移すものであるから、これらの処理工程中を
通して馬鈴薯が形崩れすることが無く、シかも冷凍保存
後の馬鈴薯はせいぜい3〜5分という短時間の熱処理で
調理し得るし、この調理の際に形崩れが生ずるようなこ
とも無く、復元され得ない固い部分が残るというような
ことも無い。
また、本発明方法による即席可食可能な馬鈴薯の加工・
保存方法においては、冷凍保存する前の馬鈴薯の可食化
処理の際に、馬鈴薯を油浴中で揚げるというような工程
を設けていないので、従来のこの種の冷凍馬鈴薯のよう
に、その調理方法がフレンチフライドポテトに調理しな
ければならないというように限定されることも無く、ポ
テトサラダ、ベークドポテト、煮物等、生の馬鈴薯を使
用して調理し得る調理品と同様に、各種広範囲の調理に
供することができるし、また、生の馬鈴薯を使用して得
られる前述の各種調理品と比較して、その食味に殆ど遜
色の無いものを調理することが出来る等の作用、効果を
奏する。
特許出願人 松 浦 立五部 代理人 市 川 理 吉 (外2名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 皮剥きされた馬鈴薯を水洗した後、70〜75℃に維持
    されている温水中で加熱する第1工程、前記第1工程に
    引き続いて、直ちに、前記工程に付された馬鈴薯を冷水
    中で冷却し、馬鈴薯の中心温度が冷水温と略同温度とな
    るまで急速に冷却する第2工程、前記冷却された馬鈴薯
    を、97〜110℃の蒸気中にてやや固めに蒸し上げる
    第3工程、前記蒸し上げられた馬鈴薯を予備冷却した後
    、これを冷風もしくは常温風に当て、表面の水分を除去
    する第4工程、前記第4工程を経た馬鈴薯を急速凍結し
    、冷凍・保存する第5工程からなることを特徴とする即
    席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法。
JP58177615A 1983-09-26 1983-09-26 即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法 Pending JPS6070044A (ja)

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JP58177615A JPS6070044A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法

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JPS6070044A true JPS6070044A (ja) 1985-04-20

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JP58177615A Pending JPS6070044A (ja) 1983-09-26 1983-09-26 即席可食可能な馬鈴薯の加工・保存方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100314492B1 (ko) * 1999-03-12 2001-11-15 양석기 깐감자의 제조방법
WO2007071111A1 (fr) * 2005-12-21 2007-06-28 Yi Chen Procede de fabrication de nouvel aliment sain instantanement comestible a base de pomme de terre et de taro
WO2007073613A1 (fr) * 2005-12-26 2007-07-05 Yi Chen Procede de preparation de nouveau biscuit sante
JP2011500083A (ja) * 2007-10-25 2011-01-06 エイチ.ジェイ.ハインツ カンパニー 磨り潰し可能なポテトの製造方法

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JPS5396346A (en) * 1977-02-01 1978-08-23 Komiya Reishiyoku Kk Production of instant boiled potato
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