JPS6069856A - カセツトレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は前面に開放可能なフタを設けたカセットを用い
るカセットレコーダに関する。

従来例の構成とその問題点 近年、テープレコーダはノ・イファイ化、高密度記録化
の傾向にあり、カセットの開口部にフタをつけ、ホコリ
や指紋の付着を防止する必要性がでてきた。既にビデ才
力セントのように一方向にのみ再生走行させるものでは
実施されているが、オーディオ用としては簡単な構成で
、カセットの表裏両面のいずれを装着しても使用でき、
かつ安価に実現できるものでなくてはならない。そこで
本発明者は安価に構成できるフタつきカセットを提案し
たが、それに対応したカセットフタの開閉機構を有する
カセットレコーダを実現する必要がある。

発明の目的 本発明は表裏いずれの面でも使用でき、開閉の２位置を
とり得るようにしたフタつきのカセットに対応して、簡
単なフタの開閉機構を有するカセットレコーダを実現す
ることを目的とする。

発明の構成 本発明は主平面方向へ挿入されたカセットを保持し、そ
れを主平面方向とほぼ垂直方向へ移動させて装着するカ
セット装着装置を有し、カセット装着装置への移動動作
でカセットフタの開放を行ない、カセット排出時の主平
面方向への移動動作で、開放状態にあったカセットフタ
の閉鎖を行うように構成したものである。

実施例の説明 第１図はフタつきカセットの一実施例の閉状態を示す側
面図で、１はカセット上ハーフ、２はカセット下ハーフ
、３はカセット本体前面の開口部、４はカセットフタ、
５はカセットフタ回動支軸、６はカセットフタ前方側面
に設けたフタ開閉用突起、７はカセットフタ回動支軸５
の嵌合孔で、カセット」下ハーフ１、カセット下ハーフ
２の突合セ部に後方に向って先細となる略三角形状に形
成されている。８はカセット下ハーフ２と一体的に形成
されたばね掛は用ピン、９はカセットフタ回動支軸５に
その一端を掛けられたばねで常にカセットフタ４を後方
に附勢している。第２図はフタの開状態を示す側面図で
あり、第３図はカセットの内部を示す上面図で１０はカ
セット内に収納されたテープである。

このように構成されたカセットは、フタが開閉の各位置
で安定的に保持されるとともに、その動作途中ではクリ
ックアクションが利用でき歯切れのよい開閉の切換えが
できる。

第４図はこのようなカセットを用いる本発明によるカセ
ットレコーダの一実施例の側面図で、カセット挿入時を
示す。１１はカセットホルダで上昇位置にありこの位１
猷でカセットの挿入、排出ができる。１２はカセットホ
ルダ１１の回動支軸、１３はカセットホルダ１１を上昇
位置に移動させるばね、１４は軸受板、１６は挿入され
たカセットを下向きに附勢するばね、１６はカセットホ
ルダ内面に形成されだカセットフタ閉鎖用衝合部でその
奥後方にはカセットフタの開閉動作に必要な四部が設け
られている。１７はカセットホルダ１１のカセット挿入
口、１８はカセット下面支持部でカセットホルダ１１と
一体的にカセットホルダ１１の左右側壁を介して形成さ
れている。

１９はシャーシに立設されたカセットフタ開放兼カセッ
ト位置決め部材で、２０は挿入されたカセットの挿入時
の当接面、２１はカセットフタ開放用当接面、２２はカ
セットの装着後の前後位置規制用当接面、２３は同じく
装着後のカセットの高さ位置規制面、２４は装着された
カセット内のテープと係合しテープの供給及び巻取りを
行うリール台、２５はカセットの装着後の後方高さ位置
規制部材、２６は装着されたカセットを後方から前方に
向ってμｆ］勢するばね、２７はンヤーシである。

上記の実施例の構成では、カセット挿入口１７からカセ
ットの主平面方向に挿入された閉鎖状態のカセットはば
ね１５によってカセット下面支持部１８に沿って進み、
カセットフタ４がカセットフタ開放兼カセット位置決め
部材１９の当接面２０．２１近傍に達する。この状態か
−・らカセットホルダ１１をはね１３の力に抗して押し
下げ所定位置に装着する。第６図は装着状態を示す側面
図で、装着途上において当接面２１はカセットフタ４の
下縁と衝合し、カセットフタ４を時計方向に回動させカ
セット前面を開放する。

第６図はカセットホルダ１１が装着位置から上昇し、カ
セットの排出直前の状態を示す図で、カセットフタ４は
開放状態のまま上昇している。この状態からカセットを
取出すときは、開放状態にあるカセットフタ４の右縁が
カセットフタ閉鎖用衝合部１６と衝合し、カセ７）フタ
４は反時計方向に回動して閉じ、排出時には確実に閉鎖
状態になっている。尚、カセットフタ閉鎖用衝合部１６
はできる又カセット挿入口１了から奥深くに設けること
によって、挿入、排出途上のカセットのガタッキを少く
することができる。

以上は回動式カセットホルダによるカセットの装着装置
をもったカセットレコーダにつ層での説明であるが、以
前からカーステレオで又、最近はビデオレコーダ等でも
実施され始めたｂわゆるフロントローディング方式、或
はスロットイン方式のような主平面と平行な水平方向挿
入とその挿入方向と垂直方向への落下装着方式のカセッ
トレコーダ等にも全く同様に実施できるものである。

又、フタ開閉用突起６を利用して開閉するときはフタ４
の上下縁を利用することなく開閉でき、開閉のための衝
合部をカセットの移動経路の側面に設けてやノｔばよい
。

又、カセットホルダ１１の移動、カセットの挿入、排出
等の各々の動作は手動に限るものではなく、モータ、電
磁石或はばね等に貯えられた駆動力を利用しても本発明
を実施できるものである。

発明の効果 本発明は主平面方向ヘカセノｈを挿入保持し、保持した
カセットを主平面方向とほぼ垂直方向に装着するカセッ
ト装着装置を有し、カセット装着動作時に装着方向への
移動動作でカセットフタの開放を行い、排出時の主平面
方向への移動動作で、開放状態にあったカセットフタの
閉鎖を行うようにしたから、カセットの装着、排出の各
動作に応じて自動的にフタを開閉でき、非常に操作性が
良いと同時に開放状態のカセットの誤挿入を防止できる
とともに排出時は必ず閉鎖状態となって取出せるので、
カセットの取扱す時、或は保管時にテープ等の記録媒体
の露出を防止でき、ゴミやホコリ或は指紋等の耐着を防
止できる。又、開閉のための衝合部材も単に装着、排出
経路上に設けておくのみでよく、レバー等の可動部品を
必要としないので極めて構造が簡単で安価に実施でき、
確実な開閉動作の得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカセットレコーダに用いられるフタつ
きカセットの閉状態を示す側面図、第２図はフタの開状
態を示す側面図、第３図はカセットの内部を示す上面図
、第４図は本発明の一実施例でカセット挿入状態を示す
要部側面図、第５図は装着状評、の要部側面図、第６図
はカセットの排出直前の状態を示す要部側面図である。 ４・・−・・カセットフタ、１１　・・・・カセットホ
ルダ、１９−・・・カセットフタ開放兼カセット位置決
め部材、２７−・・・シャーシ。 代理人の氏名　弁理士　巾　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）主平面方向へ挿入されたカセｙトを保持し、保持
   したカセットを前記主平面とほぼ垂直方向へ移動させて
   装着するカセット装着装置と、カセット装着方向への移
   動動作時に衝合してカセットフタの開放を行なう開放部
   と、カセット排出時の主平面方向への移動動作に装着中
   開放状態にあっだカセットフタに衝合してカセットフタ
   の閉鎖を行う閉鎖部を設けたことを特徴とするカセット
   レコーダ。
2. （２）開放部をカセットの装着移動動作途上に設け、閉
   鎖部を排出移動動作途上に設けたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のカセットレコーダ。
3. （３）開放部の前縁に、装着されたカセットの前縁位置
   規制を行う位置規制部を設けたことを特徴とする特許請
   求の範囲第２項記載のカセットレコーダ。