JPS606956B2 - 結晶アセトアミド−ペニシラン酸の製法 - Google Patents

結晶アセトアミド−ペニシラン酸の製法

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JPS606956B2
JPS606956B2 JP49040042A JP4004274A JPS606956B2 JP S606956 B2 JPS606956 B2 JP S606956B2 JP 49040042 A JP49040042 A JP 49040042A JP 4004274 A JP4004274 A JP 4004274A JP S606956 B2 JPS606956 B2 JP S606956B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薬剤及び飼料添加剤として有用な遊離の結晶
状態で末だに知られていないべニシラン酸の製法に関す
る。
特に本発明は、人間の医薬及び獣医薬における薬剤とし
て、家禽、痛乳類及び魚の治療剤として、飼料添加剤と
して、動物の生長促進剤として、とりわけ腸内菌科(E
n企てo舷cterjaceae)、プソィドモナス(
PseudomoMs)に属するバクテリア及びェ−ロ
モナス(Aeromo順s)に属するバクテリア科のバ
クテリアによって引き起される感染病における抗菌剤と
して有用な新規結晶べニシラン酸の製法に関する。
これらは経口的に及び非経口的に投与することができる
。ァムビシリン〔米国特許第2班5648号明細書の如
き抗菌剤がグラム陽‘性及びグラム陰性バクテリアによ
って引き起される病気の治療に非常に効果的であること
は公知である。
しかしながら、それらは例えばクレプシェラ(K1eb
siella)ーェーロバクター(Aero協cter
)又はブロテウス(Proteus)のィント−ル陽性
株の群からのバクテリアによる病気を治療せしめること
ができない。カルベニシリン〔米国特許第314267
3号及び第3282926号明細書〕がクレプシェラー
ェロバクター群のバクテリアによる病気の人間に対して
効果的であることは知られているが、注入によってのみ
達成される如き連続的高投与量で投与しなければならな
い。6一(Q−ピユーレイド)ーアセトアミド−べニシ
ラン酸は米国特許第乳831機号明細書及び独自公開特
許第195992ぴ号公報から公知であるが、これらの
6一(Qービユーレイド)ーアセトアミド−べニシラン
酸はピューレイド基の5一位の窒素原子にアシル基を含
有しない。
それに対して本発明は、メチル基が基B及びアシルービ
ューレィド基によって置換され、そのアシル基のカルボ
ニル官能基が−S02−基で置換されていてもよいメチ
ルベニシランに関するものである:(=Eは=○、=S
又は=N−) 本発明によれば、一般式 〔上式中、Aは基 であり、 Xは−SQ−基であり、 Yは−CO−基であり、 又は (Gは水素原子又は炭素数1〜5の直鏡もしくは分岐鎖
アルキル)であり、R,は炭素数1〜6の低級アルキル
基又は基−NHRであり、Rは炭素数1〜5の直鎖又は
分岐鎖ァルキル基であり、Zは−CO−基であり、そし
て C※はR−又はS−配置のいずれであってもよい不斉(
chiraliツ)中心を示す〕を有し且つ光学的に純
粋か又はC※に基づくジアステレオマー混合物のいずれ
であってもよい遊離の結晶べニシラン酸である化合物が
提供される。
本発明は、水中において一般式〔上式中、B及びC※は
上述と同義である〕の化合物を一般式A−Z−VV
m 〔上式中、A及びZは上述と同義であり、そしてWはハ
ロゲン、である〕 の化合物とpHI〜9及び温度0〜十50qoで反応さ
せ、必要に応じpHを1〜5の範囲の値に調節して所望
のべニシラン酸を沈殿せしめることを特徴とする一般式
1の遊離の結晶べニシラン酸の製法に関する。
この方法によれば、一般式1で定義されるべニシラン酸
は遊離の(即ち塩としてではない)結晶で得られ、有機
溶媒で汚されていない。
ペニシリン化学から公知の如く、Q−置換Q−アミノメ
チルベニシリン例えばアムピシリンは、不活性な有機溶
媒例えばクロロホルムもしくはメチレンクロリド中又は
水及び不活性な有機溶媒例えばテトラヒドロフランもし
くはジメチルホルムアミドの混合物中においてアシルカ
ルバモイル化剤例えばペンゾィルィソシアネ−ト又はN
−ペンゾイルーNーメチル−カルバモイルクロリドと反
応させることができる。
カルバモィル化剤の溶解度を良好にするために及び水に
よるカルバモィル化剤の加水分解を抑制するために有機
溶媒を添加した。この反応混合物を処理する前に、有機
溶媒を穏やかな条件下に除去しなければならず、そのよ
うな除去は定量的に行なうことが困難である。反応中に
製造されるアシルウレィドベニシIJン又はアシルビュ
ーレィドベニシリン中の多くのアミド結合の結果として
、有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン、酢酸エチル、
メチレンクロリド又はジメチルホルムアミドは強く保持
され、それ故に通常の方法によればそのような溶媒を含
まないペニシリンを製造することは困難である。処理に
続いて更に苛鞍な条件、例えば高温下に更に乾燥して溶
媒残澄を除去するから、敏感なべニシラン酸核の分解度
が増加する。更にカルバモィル化反応中に製造されるペ
ニシリンが溶液を酸性にし、遊離のべニシラン酸を有機
溶媒例えば酢酸エチルで抽出することによって分離しう
ろことは公知である。この溶解したべニシラン酸は、そ
の溶液中で起こる分解を避けるために2ーェチルヘキサ
ン酸ナトリウムの如き沈殿剤を用いることにより、でき
る限り迅速にナトリウム塩として有機溶媒から沈殿させ
ねばならない。驚くことに本発明の方法によれば、水に
殆んど溶解しない又は水に不溶な式mの化合物を用いた
としてもべニシラン酸が高収率で得られる。
それ故に本発明によるペニシリン及び本方法は当分野の
技術を豊富化するものである。例えば1ークロルカルボ
ニルー2−オキソー3−〆シルーイミダゾリジン及びア
ムピシリンを出発物質として用いる場合、反応の過程は
次の方程式によって表わすことができる:本発明におい
て出発物質として用いる一般式ロの化合物はすでに公知
であり;側鎖の非対称性中心(C※)における形に関し
て言えば、それらはD−=R−配置又はL−=S−配置
であってよい。
それらは独国特許第1156078号、米国特許第33
42677号、第3157640号、第2班5648号
、第3140282号及び第3144445号、南ア国
特許第斑/P290号、ベルギー国特許第737451
号、及びJ.Chem.S比.【q、1971,192
0及びJ.med.Chem.,14,117(197
1)に記載されている。一般式0の化合物のすべての結
晶形及び塩は、本反応の出発物質として用いるのに適当
である。本方法の出発物質として用いられる一般式mの
化合物は、従来公知でないが、Wが水素である場合不活
性な有機溶媒例えばクロロホルムもしくはテトラヒドロ
フラン中又は水及び有機溶媒例えばクロロホルムの混合
物中において随時塩基の存在下に対応する一般式A−日
(Aは上述と同義)を炭酸シハライドW−CO−Wと0
〜100℃の温度で反応させ、この結果の一般式mの化
合物を炉過、抽出又は溶媒の蒸発によって分離すること
により製造することができる。
一般式A−日の化合物の代りに、この化合物をシリル化
剤例えばトリメチルクロルシラン又はへキサメチルジシ
ランでシリル化することによって製造しうる一般式A−
Si(R)3(Rは前述と同義)の化合物を反応に用い
ることも可能である。
一般式A一日の化合物は一般式〔上式中、Q及びYは前
述と同義である〕の化合物を一般式 R,一X−W 又は R,一X−○−X−R,〔上式中
、R,,X及びWは前述と同義である〕の化合物と不活
性な有機溶媒中において随時塩基の存在下に0〜10ぴ
○の温度で反応させることによって製造することができ
る。
一般式の化合物の代りに、一般式 の化合物からシリル化剤例えばトリメチルクロルシラン
又はへキサメチルジシランによって製造しうる一般式又
は D−QーアミノーQ−(1,4ーシクロヘキサジエン一
1−イル)−メチルペニシリン、〔上式中、R,Q及び
Yは前述と同義である〕の化合物を反応で用いることも
可能である。
一般式ロの化合物における6−アミノベニシラン酸核の
非対称性中心の形は、例えば発酵によってペニシリンG
から製造されてきた6−ァミノベニシラン酸の対応する
非対称性中心のそれと同一であるべきである。次のもの
は本方法で使用しうる一般式ロの化合物の例として挙げ
ることができる:D一Q−アミノ−ペンジルベニシリン
、 D一o−アミノ−p−ヒドロキシ−ペンジルベニシリン
、本方法で使用しうる一般式mの化合物の例としては、
次のものを挙げることができる:1ークロルカルボニル
ー2−オキソ−3ーメシルーイミダゾリジン、1ークロ
ルカルボニルー2ーオキソー3ーメシルー1,3−ジア
サシクロヘキサン、1ークロルカルボニルー2−オキソ
ー3ーメチルアミノカルボニルーイミダゾリジン、本発
明による反応は、単独の溶媒又は懸濁剤としての水中で
行なわれる。
この反応は、pHI〜9、好ましくはpH5〜8又は餌
1.5〜3.0で行なうことができる。
この風値は塩基又は酸結合剤の添加によって望ましく維
持することができる。この目的に対しては、無機塩基例
えばアルカリ金属水酸化物及びアルカリ士類金属水酸化
物、又は無機酸結合剤例えばアルカリ士類金属酸化物、
アルカリ士類金属炭酸塩もしくは緩衝剤混合物、又は有
機塩基例えばトリェチルアミン及びNーメチルピベリジ
ン、又は立体障害された第二アミン例えばジイソプロピ
ルアミンを用いることができる。用いる塩基又は酸結合
剤の量は、期待するpH値の維持によって決定される。
反応温度は、実質的な範囲に亘つて変化させうる。一般
に、反応は0〜50℃、好ましくは0〜20℃で行なわ
れる。反応は常圧下で行なわれるが、加圧又は減圧下で
行なうことができる。一般には常圧を使用する。本方法
を行なう場合、反応物は互いに等モル量で反応せしめう
る。
しかしながら、収率を増加させるために2つの反応物の
一方を過剰量で用いることが得策である。例えば一般式
0の反応物を0.1〜0.3モル当量過剰に用いること
ができ、このとき一般式mの反応物の水中での分解が少
なくなる。この過剰量の一般式nの反応物は、その水性
酸中への良好な溶解性に基づいて反応混合物の処理中に
容易に除去できる。しかしながら一方一般式mの反応物
を例えば0.1〜1.0モル当量の過剰量で用いること
もでき、有利である。これは一般式0の反応物の良好な
利用を与え、水中での副反応として起こる一般式mの反
応物の加水分解を補償する。過剰量で添加される一般式
瓜の化合物は水中において容易に除去しうる中性のアシ
ル−尿素又はァシルーチオ尿素に転換されるから、ペニ
シリンの純度はこの過剰量によって殆んど影響されない
。反応混合物は、pHを1〜5、好ましくは1〜4の値
に調節することによって調節する;これは無機酸(例え
ば塩酸、硫酸又は燐酸)、又は容易に水に溶解する酸(
例えば袴酸又はくえん酸)を添加することによって行な
うことができ、このとき本発明による一般式1のべニシ
ラン酸は水性相から晶出し、続いてこれを炉別し、乾燥
する。
本発明のべニシラン酸は、ペニシリン化学の通常の方法
に従って薬理学的に許容しうる無毒性の塩に転換しうる
。薬理学的に許容しうる無毒性の塩には、その酸カルボ
キシル基の塩、例えばナトリウム、カリウム、マグネシ
ウム、カルシウム、アルミニウム及びアンモニウム塩、
及びアミン例えばジ及びトリ低級アルキルアミン、フロ
カィン(Procain)、ジベンジルアミン、N,N
′−ジベンジルエチレンジアミン、Nーベンジルー8ー
フエニルーエチルアミン、N−メチル−及びN−エチル
ーモルフオリソ、1ーエフエナミン、デヒドロアビエチ
ルアミン、N,N′ーピスーデヒドロアピエチルエチレ
ンジアミン、N−低級アルキル(C,〜C6)ピベリジ
ン及びペニシリンの塩の生成に用いられてきた他のァミ
ンを含む無毒性置換アンモニウム塩が包含される。
本発明の遊離の綾晶べニシラン酸は、無水の状態でも得
られるけれど、好ましくは一水和物の形である。
好適な基Bは、フェニル、pーヒドロキシフェニル、及
び1,4ーシクロヘキサジェン−1−ィル基である。
不斉中心C※は、好ましくはR−=D−配置である。
好適な基Aは、一般式 のものである。
次のものは、それぞれ本発明による新規なべニシラン酸
の好適な例として挙げることができる:結晶D−Q−〔
(2−オキソー3ーメシルーイミダゾリジンー1ーイル
)ーカルボニルアミノ〕フエニルーアセトアミドーベニ
シラン酸 」 結晶D−Q−〔(2−オキソー3−メシルーイ *ミダ
ゾIJジンー1−イル)−力ルボニルアゼタミノ〕−フ
エニルーアセトアミドーベニシラソ酸の−水和物 結晶D−Q−〔(2−オキソー3ーメシルーィミダゾリ
ジンー1ーイル)−カルボニルアミノ〕−pーヒドロキ
シーフエニルーアセトアミドーベニシラン酸 結晶D−は一〔(2−オキソー3−メシルーイミダゾリ
ジンー1ーイル)ーカルボニルアミノ〕一Q−(1,4
ーシクロヘキサジエンー1−イル)ーアセトアミド−べ
ニシラン酸 結晶D−Q−〔(2ーオキソー3ーメチルアミノスルホ
ニル−イミダゾリジンー1ーイル)ーカルボニルアミノ
〕ーフエニルアセトアミドーベニシラン酸 新規な活性化合物は、強力な抗菌活性を示す。
それらは、適当な投与量の新規なべニシリンによって阻
止されるバクテリアによって引き起こされるすべての病
気の処置及び予防に対する人間の医薬及び獣医薬の薬剤
に用いることができる。次のものは、それぞれ本発明の
新規な活性化合物によって特に効果的に阻止されるバク
テリアとして言及することができる:E.コリ(col
i)14;E.コリCI65;ブロテウス・ブルガリス
(Prote雌uの鰍lis)1017;クレブシエラ
(K1ebsiella)KIO;クレブシエラ63:
サルモネラ(Salmonellasp.):シゲラ(
Shigellasp.);エンテロバクター(Ent
erobactor);セラチア(Serratias
p.);ブロテウス、インドール陰性菌;バストイレラ
・プソィトツバークロシス(Pasteurellap
se仇dot肋eてculosis):ブルセラ(Bm
cellasp.);へモフイルス・インフルエンザ工
(Haemophilusinfl肥nzae);ボー
デテフ ・ フ ロ ン チ ゼ プ チ カ(Bor
detellabroMhiseptiea );バ
ク テ ロ イ デ ス(敗cteroidessp.
);スタフイロコツカス・アウレウス(SねphyIM
比cusame順)133;ネイセリア・カタルラリス
(Neissenacatanhalissp.);デ
イプロコツカス・ニユウモニアエ(Diplococc
瓜pneu−momaesp.);ストレプトコ ツ
カス・ピオゲネス(Streptococcuspyo
genes )W;ヱ ン テ ロ コ ツ カ ス(
Enterococc雌 sp.);ラクトバシルス(
玖ctobacill瓜sp.);コリネバクテリウム
・ジフテリア工・グラビス(Coひnebacteri
umdiphtriae群avis);コリネバクテリ
ウム・ピオゲネスM;クロストリジウム・ボツリニウム
(CIostrjdimmbotulinjum);ク
ロストリジウム・テタニ(teねni);ボレーJア(
則rreliasp);プソイドモナス・アエルギノサ
(PseMomonasaemgnosasp.);ア
エロモナス.ヒドロフイラ(Aeromo船s hyd
てophilasp.)。
上述の如く、本発明の化合物は人間及び獣医薬及び動物
の飼育に用いることができる。本発明の化合物は活性成
分として固体もしくは液化ガス稀釈剤と混合して、又は
界面活性剤が存在する場合を除いて分子量200以下(
好ましくは350以下)の溶媒以外の液体稀釈剤と混合
して含有させて医薬組成物にすることができる。
更に、本発明の化合物は活性成分として滅菌又は等張水
性懸濁液の形で含有させて医薬組成物にすることができ
る。
更に本発明の化合物は単独で又は稀釈剤と混合して含有
させて投薬量単位の薬剤にすることができる。
更に本発明の化合物は単独で又は稀釈剤と混合して含有
させて錠剤(甘味入り錠剤及び頚粒剤)、糠衣錠、カプ
セル、丸薬、アンプル又は坐薬の形の薬剤にすることが
できる。
勿論本発明による投薬量単位形のいずれの医薬組成物又
は薬剤においても一般式1の活性化合物は結晶状態で存
在しなければならないことを理解すべきである。
それ故に活性化合物に対する溶媒はいずれでも存在させ
てはならない。本明細書において“薬剤”とは、薬の投
与に適している物理的に区別しうる凝集した有形部分を
意味する。
“投薬量単位形の薬剤”とは、本発明の化合物を1日の
薬用量で又は多数日(4倍まで)の薬用量で又は分割(
1/40)薬用量で含有する薬剤投与に適当な物理的に
区別しうる凝集した有形部分を意味する。薬剤が1日の
薬用量又は例えばその1/2,1/3もしくは1/4を
含有しているかどうかは、それぞれ1日に1回、又は例
えば2回、3回もしくは4回で薬剤を投与すべきかに依
存するであろう。医薬組成物は、例えば軟こう、ゲル、
ペースト、クリーム、スプレー(ェーロゾルを含む)、
ローション、非水性稀釈剤を用いる懸濁液及び乳化液、
シロップ、額粒又は粉末の形をしていてもよい。
錠剤、糠衣錠、カプセル及び丸薬に成形するのに適当な
医薬組成物(例えば粉末)に用いうる稀釈剤は、次のも
のを含む:‘a)増量剤及び充填剤、例えば澱粉、砂糖
、マンニトール及び珪酸;{b}結合剤、例えばカルボ
キシメチルセルロース及び他のセルロース誘導体、アル
ギン酸塩、ゼラチン及びポリビニルピロリドン;‘c}
湿潤剤、例えばグリセロール;‘dー崩壊剤、例えば寒
天、炭酸カルシウム及び炭酸水素ナトリウム;‘e’溶
解遅延剤、例えばパラフィン;…吸収促進剤、例えば第
4アンモニウム化合物;(g)界面活性剤、例えばセチ
ルアルコール、グリセロールモノステアレート;(h)
吸収担体、例えばカオリン及びペントナイト:(i)滑
沢剤、例えば猪石、カルシウム及びステアリン酸マグネ
シウム及び固体ポリエチレングリコール。
医薬組成物から生成される錠剤、糖衣錠、カプセル及び
丸薬は、不透明剤を含む通常のコーティング、包衣物及
び保護マトリックスを含有していてもよい。
それらは、活性成分を一度に又は好ましくはできれば長
期間に亘つて腸管形の特別な部分で放出するような構造
であってもよい。コープィング、包衣物及び保護マトリ
ックスは例えば重合体基質またはワックスから製造する
ことができる。成分は、上述の稀釈剤の1つ又はいくつ
かと一緒のミクロカプセル形になっていてもよい。
坐薬に成形するのに適当な医薬組成物に用いうる稀釈剤
は、例えば普通水瀞性又は水に不溶性の稀釈剤、例えば
ポリエチレングリコール、及び脂肪(例えばャシ油及び
C,6アルコールとC,6脂肪酸とのェステルの如き高
級ェステル)又はこれらの稀釈剤の混合物である。軟こ
う、ペースト、クリーム及びゲルである医薬組成物は、
例えば通常の稀釈剤、例えば動物及び植物脂、ワックス
、パラフィン、殿粉、トラガカント、セルロース誘導体
、ポリエチレングリコール、シリコン、ベントナィト、
蓮酸、滑石及び酸化亜塩又はこれらの基質の混合物を含
有することができる。
粉末及びスプレーである薬理学的組成物は、例えば普通
の稀釈剤、例えばラクトース、滑石、珪酸、水酸化アル
ミニウム、珪酸カルシウム、及びボリアミド粉末又はこ
れらの基質の混合物を含有しうる。
ェーロゾルスプレーは、例えば普通の噴射基剤例えばク
ロルフルオル炭化水素を含有してよい。 ・
非経口投与の場合には、懸濁液は滅菌及び適当には血液
等張物であるべきである。
懸濁液である医薬組成物は、普通の稀釈剤、例えば液体
稀釈剤、例えばエチルアルコール、プロピレングリコー
ル、界面活性剤(例えばェトキシル化イソステアリルア
ルコール、ポリエチレンソルビット及びソルビタンヱス
テル、徴結晶セルロース、アルミニウムメタヒドロキシ
ド、ベントナィト、寒天、トラガカント及びそれらの混
合物を含有することができる。
すべての医薬組成物は、着色剤及び保存剤並びに香料及
び風味剤(例えばハッカ油及びユーカリ油)及び甘味剤
(例えばサッカリン)を含有していてもよい。
医薬組成物は、全組成物の重量当り好ましくは0.1〜
99.5、更に好ましくは0.5〜95重量%の活性成
分を含有する。
医薬組成物及び薬剤は、本発明の化合物に加えて他の薬
理学的に活性な化合物も含有することができる。
それらは、本発明の化合物を複数種で含有していてもよ
い。薬剤の稀釈剤は、医薬組成物に関して上述したもの
のいずれであってもよい。
そのような薬剤は単独の稀釈剤として200以下の分子
量の溶媒(水を除く)を含有しうる。薬剤を構成する区
別しうる凝集した有形部分(薬用量単位形又はその他の
いずれか)は、例えば次のもの、即ち錠剤(甘味混入剤
及び額粒剤)、丸薬、糠衣錠、カプセル、坐薬及びアン
プルのいずれであってもよい。
これらの形のいくつかは、活性成分の放出が遅延される
ように製造することができる。カプセルの如きあるもの
は、薬剤の部分を物理的に区別せしめ且つ密着せしめる
保護包衣物を含む。薬剤の投与に好適な一日の薬用量は
活性成分25×1ぴ〜1×1びUである。
(ペニシリン1モルは通常5.9514×1ぴ単位(U
)に相当)。上述の医薬組成物及び薬剤の製造は、いず
れか公知の方法に従い、例えば活性成分を稀釈剤と混合
して医薬組成物(例えば顎粒体)を製造し、次いでこの
組成物を薬剤(例えば錠剤)に成形することによって行
なわれる。本発明の化合物は動物に単独で又は稀釈剤と
混合して又は薬剤の形で投与して人間及び人間以外の動
物の上述した病気を処置(予防、軽減及び治療を含む)
することができる。
これらの活性化合物は、経口的に、非経口的に(例えば
静脈内及び皮下注射)、直腸に又は局所的に、好ましく
は非経口的に、経口的に又は局所的に投与することがで
きる。
それ故に好適な医薬組成物及び薬剤は、局所的、経口的
、及び非経口的投与に適するもの、例えば軟こう、錠剤
、及び注射しうる(即ち等張圧及び殺菌の)懸濁液であ
る。一般に効果的な結果を得るためには、体重当り25
,000〜1,000,000U/k9の量を1日につ
き投与することが有利であると判明した。
それにも拘らずこれらの薬用割合から逸脱することも時
に必要であり、特に処置すべき人間又は動物の性質及び
体重、処置に対する個々の反応、活性成分を投与する組
成物の種類及び投与方法、及び病気の進行度又は投与間
隔と関連してそうすることが必要である。即ちある場合
には上述の投与割合以下で十分であり、他の場合には望
ましい結果を得るために上述の上限量以上でなければな
らない。多量を投与する場合には、一日に亘りこれらを
いくつかの分割投与用に分割することが得策である。本
発明の活性化合物は、例えば餌の有効率及び生長を促進
するための動物用の飼料添加剤として用いてもよい。こ
の目的に対しては、好ましくは上述に範囲内の薬用割合
を与えるのに十分な量で活性化合物を動物の飼料と混合
する。それらは直接的混合により、又は使用直前に適当
な割合で飼料と混合される濃厚物を製造するために消化
しうるが必ずしも栄養がなくてもよい稀釈剤もしくは担
体と混合することにより飼料に混入することができる。
即ち、動物の飼料及び本発明の活性化合物からなる薬剤
入り飼料とすることができる。この目的に適当な動物の
飼料の例は、生牧草、油かす、穀物、大豆肉及び魚肉で
ある。一般に勿論これらは単独で用いられないが、その
ような成分多数から飼料の残り部分を作り上げることが
できる。対象となる動物は、例えば牛、野牛、屠牛、羊
、豚又は家きんであってよい。
次の実施例により本発明の化合物の製造例を示す。
実施例 1 アムピシリン3水和物204重量部を水300彼容量部
中に懸濁させ、外部から冷却し且つ氷塊を添加しながら
州NaOH で−=8.5にした。
この間にァムピシリンは大部分が溶解した。次いで燈拝
しながら15分間に亘り1ークロルカルボニルー2ーオ
キソー3ーメシルーィミダゾリジン12箱重量部をその
まま一部ずつ添加し、同時に水酸化ナトリウム溶液を添
加して舟7〜8に維持し「続いてpHを7〜8に維持す
るために更なるNaOHの添加が必要なくなり且つ透明
な溶液が得られるまで混合物を約3時間燈拝した。次い
で激しく鷹拝しながら1時間に亘つてIN塩酸を通加す
ることにより混合物のpHを2.0に調節した。この間
にアセトアミドベニシラン酸が晶出した。この混合物を
氷冷しながら更に30分間燈拝し、生成物を炉過し且つ
再び水600戊容量部に懸濁させ、生成物を再び炉過し
、この工程をもう1度繰返した。このようにして得た結
晶ケークは依然多量の水を含んでいるが、これを金属シ
ート上に広げ、ファンを使用し、時に生成物をかきまぜ
及びそれを乳鉢中で粉砕することにより空気中で2独特
間乾燥させた。更に1幼時間真空乾燥室中においてP2
Qで乾燥した場合、生成物は顕著な更なる重量損失を示
さなかつた。収量:254重量部=D−Q−〔(2ーオ
キソ−3−メチルーイミダゾリジン−1−イル)ーカル
ボ※ニルアミ/〕一フエニルアセトアミド−べニシラン
酸1水和物結晶の理論量の90.5%。
8一ラクタム含量(ヨード滴定法):1水和物と表わし
て94%。
8ーラクタム含量(酵素法):1水和物と表わして10
0%。
この8一ラクタム含量は生成物を室温で2ケ月間貯蔵し
ても変化しなかった。
フィッシャー法による含水量:3.6%=1.1モ′レ
乾燥物質中のペニシリン含量(均一な主生成物):クレ
ィグ(Cねig)分布分析により97.5%。
計算値(水11モル含有): C45.1日4.卵12.SI1.5 分析値・ C44.3日4.4N12.1SII.5m吸収帯:3
700〜2800,3355,3320,3063,3
025,2978,2930,1770,1720,1
668,1517,1斑9,1354,1253,12
10,1168,1130,973及び764弧‐1(
KBす宏)。
NMRシグナル(CD300中):7=2.4一2.8
(斑),4.4(IH),4.5(班),5.7(IH
),6.0‐6.4(4H),6.7(粕),8.5(
汎)及び8.6胸(細)。
実施例 2 D−Qーアミノー1,4ーシクロヘキサジエニルー【1
1ーメチルベニシリン2.5重量部を水5筋容量都中に
懸濁させ、正確に必要な量のが水酸化ナトリウムを添加
することにより縄拝しながら溶解させた。
次いで1−クロルカルボニルー2ーオキソー3−メチル
スルホニルーイミダゾリジン(1.亀重量部)を導入し
、同時に州水酸化ナトリウム溶液を添加して混合物のp
Hを7に維持した。この反応混合物が最早吏なる水酸化
ナトリウム溶液を消費しなくなったとき、IN塩酸でゆ
っくりと(30分間)pH2まで酸性にした。このとき
遊離の酸として沈殿するD−ば−〔(2ーオキソー3ー
メチルスルホニルーイミダゾリジン−1−イル)ーカル
ボニルアミノ〕一1,4ーシクロヘキサンジェニルー1
ーメチルベニシリンを炉別し、水洗し、空気(空気流)
中又はデシケーター中で乾燥した。このペニシリンは、
顕微鏡によると結晶形(針状)であるように見えた。収
量:2.5重量%(理論量の65%)。
B−ラクタム含量:92.3%。
ペニシリンは1水和物の形であった。
計算値 (モノ水和物として):C45.0日5.2N12.5
SII.4分析値 :C44.9日5.3
N12.4SII.2NMRシグナル:7=4.05(
IH),4.25(2H),4,4(が),4.95(
IH),5,6(IH),6.05(4H),6.65
(汎),7.25(凪)及び8.2‐8.郭血(組)。
町吸収帯(カルポニル域):1.780,1.735,
1.670及び1.530仇‐1(ヌジョール法)。実
施例 3実施例2に記載の方法に従い、D−Qーアミノ
−pーヒドロキシ−ペンジルベニシリン3水和物2.5
重量部を1ークロルカルボニル−2ーオキソー3ーメチ
ルスルホニルーイミダゾリジン1.3重量部と反応させ
ることにより、D−Q−〔(2ーオキソ−3−メチルー
スルホニルイミダゾリジン−1ーイル)−力ルボニルア
ミノ〕一pーヒドロキシ−ペンジルベニシリンを60%
の収率で得た。
このペニシリンは、顕微鏡によると結晶形(針状)で存
在す,るように見えた。8ーラクタム含量:94%。
このペニシリンは2水和物であった。
計算値 (2水和物として):C42.6日4.9NIl.8S
IO.8分析値 :C42.9日4.5N
Il.9SII.0NMRシグナル(CD30D中):
7=2.5〜2.8(斑),3.0〜3.3(2H),
4.3‐4.6(班),5.35(IH),5.9〜6
.3(岬),6.65(細)及び8.3‐8.6胸(細
)。
m吸収帯(カルボニル域):1.780,1.735,
1.670及び1.52&海‐1(ヌジョール法)。
実施例 4アムピシリン3水和物204重量部を氷水2
400客量部に懸濁させた。
次いで外部から冷却し且つ十分燈拝しながらトリェチル
アミン51重量部を0〜5℃の温度で添加するによって
アムベシリンの水溶性トリェチルアミン塩を容易に得た
。この溶液のpH値は約8.5であった。1ーク。
ルカルボニル−2−オキソー3−〆シルーィミダゾリジ
ン116部を30分間に亘り一部ずつ0〜5℃の温度で
導入した。トリェチルアミンを添加してpHを7〜8の
一定値に保った。この格を更に5時間0〜5℃及び軸7
〜8で燭拝した。次いで氷冷しながら稀塩酸(1:1)
で餌2に調節し、混合物を30分間燭拝した。次いで晶
出するべニシラン酸を遠心分離機で分離した。この結果
の湿った生成物を蒸留水5000容量部中に懸濁させ、
この懸濁液を室温で30分間櫨拝した。べニシラン酸を
再び遠心分離した。この工程を母液中に塩素イオンが検
出されなくなるまで繰返した。この生成物を20〜25
qoの空気流中で一定重量になるまで乾燥した。D一Q
一〔(2−オキソ−3ーメシルーイミダゾリジン−1−
イル)−力ルポニルアミノ〕ーフェニルーアセトアミド
ーベニシラン酸1水和物の収量:245〜255重量部
F理論量の87.5〜91%。
Bーラクタム含量(ヨード滴定法):91%6−ラクタ
ム含量(酵素法):90%。実施例 5 (式については実施例4参照) アムピシリン3水和物204重量部を氷水2400容量
部中に懸濁させ、次いで外部から冷却し且つ十分蝿拝し
ながら水酸化ナトリウム2の重量部を含有する10%水
酸化ナトリウム溶液を0〜5℃の温度で添加することに
よりナトリウム塩とした。
次いで1−クロルカルボニルー2ーオキソ−3ーメシル
ーィミダゾリジン11亀重量部を30分間に亘り一部ず
つ0〜十5℃で導入した。このpH値をトリェチルアミ
ンの添加によって7〜8に維持した。この混合物を更に
5時間0〜十5℃及びpH7〜8で擬伴した。次いで氷
冷しながら稀塩酸(1:1)で餌を2に調節し、混合物
を30分間損拝した。この結果晶出したべニシラン酸を
遠心分離した。次いで湿った生成物を蒸留水500彼容
量部に懸濁させ、この懸濁液を室温で30分間渡梓した
。再びべニシラン酸を遠D分離した。続いて母液中に塩
素イオンがなくなるまでこの工程を繰返した。この生成
物を20〜2ず0の空気流中で一定重量となるまで乾燥
した。D−Q−〔(2−オキソ−3ーメシルーイミダゾ
リジン−1ーイル)ーカルポニルアミノ〕ーフェニルー
アセトアミド−べニシラン酸1水和物の収量:235〜
25の重量部=理論量の84〜89.5%。
実施例 6(式に対しては実施例4参照) アムピシリン3水和物204重量部を氷水2400容量
部に懸濁させた。
次いで外部から冷却し及び十分燈拝しながらトリェチル
アミン51重量部を0〜十5℃で添加することにより水
に容易に溶解するアムピシリンのトリェチルアミン塩を
製造した。次いで1ークロルカルボニルー2−オキソ−
3ーメシルーイミダゾリジン11亀重量部を30分間に
亘り0〜十5℃の温度で一部ずつ導入した。この混合物
のpH値を10%水酸化ナトリウム溶液の添加により7
〜8の一定値に保つた。次いで氷冷しながら稀塩酸(1
:1)でpHを2に調節し、混合物を30分間燭拝した
。晶出したべニシラン酸を遠心分離した。この結果の湿
った生成物を蒸留水500咳容量部に懸濁させ、室温で
30分間燈拝した。再びべニシラン酸を遠心分離した。
続いて母液に塩素イオンが検出されなくなるまでこの工
程を繰返した。生成物を20〜25qoの空気流中で一
定重量になるまで乾燥した。D−Q一〔(2ーオキソ−
3−メシルーイミダゾリジンー1ーイル)ーカルボニル
アミノ〕ーフェニルーアセトアミド−べニシラン酸1水
和物の収量:230〜24の重量部=理論量の82〜8
5.5%。
実施例 7実施例1に記載の方法に従い、アムピシリン
3水和物4.0箱重量部を1ークロルカルボニルー2−
オキソー3−メチルアミノスルホニルーイミダゾリジン
2.42重量部と反応させることにより、D−Q一〔(
2ーオキソー3ーメチルアミノスルホニルーイミダゾリ
ジン一1−イル)ーカルボニルアミノ〕 −ペンジルベ
ニシIJンを遊離の酸として収率65%で得た。
NMRシグナル:7=2.3‐2.8(班):4.4(
IH);4.55(2H);5.85(IH);6.1
5(岬);7.25(紺):8.45(汎)及び8.5
脚(祖)(CD30D中)。
なお本発明の態様及び関連事項を要約すれば以下の通り
である:1 一般式 上式中、Aは基 であり、但し Xは−S02−又は一CO一基であり、 Yは一C〇一,一CS一, ,又は 基(Rは炭素数1〜5の 直鎖又は分岐鎖アルキル基である)であり、又は基(G
は水素原子又は炭素数1〜5の直鎖もしくは分岐鎖アル
キル)であり、R,は炭素数1〜6のアルキル基、炭素
数1〜6のアルケニル基、炭素数1〜7のシクロアルキ
ルもしくはシクロアルケニル基、随時置換されたフヱニ
ル基、一NQ,一NHR,一NR2もし〈は−NRアリ
ール基、炭素数1〜6のアルコキシ※もしくはシクロア
ルコキシ※基、又はアリールオキシ※、チェニル、ピリ
ジル、フリルもしくは水素※基(Rは上述と同義)であ
り、なおR,は×が−CO−基のとき※印の意味のみを
有し、Bは一般式 又は の基であり、但しR2,R3及びR4は水素、ハロゲン
、R一,R〇一,RS一,RS〇一,RS〇2・ニトロ
、ヒドロキシル、一NR2,一NHCOR又は一OCO
R基(Rは上述と同義)から選択される同一のもし〈は
異なる基であり、Zは−CO−又は一CS基であり、そ
してC※はR−又はS−配置のいずれかであってもよい
不斉中心である〕を有し且つ光学的に純粋か又はC※に
起因するジアステレオマー混合物のいずれかである遊離
の結晶アセトアミドーベニシラン酸である化合物。
2 上記1の化合物において、1水和物の化合物。
3 上記1又は2の化合物において、Bがフェニル基で
ある化合物。
4 上記1又は2の化合物において、B−がp−ヒドロ
キシフェニル基である化合物。
5 上記1又は2の化合物において、Bが1,4−シク
ロヘキサジェンー1ーイルである化合物。
6 C※がRコD−配置で存在する上記のいずれかの化
合物。
7 上記のいずれかの化合物において〜Aが基である化
合物。
8 上記1〜6のいずれかの化合物において、Aが基で
ある化合物。
9式 の結晶D−Q−〔(2−オキソー3−メシルーイミダゾ
リジンー1ーイル)ーカルボニルアミノ〕ーフェニル−
アセトアミド−べニシラン酸10式の結晶D−Q−〔(
2ーオキソー3ーメシルーイミダゾリジンー1ーイル)
ーカルボニルアミノ〕−pーヒドロキシーフエニルーア
セトアミド−べニシラン酸11式 の結晶D−Q−〔(2−オキソ−3ーメシル−イミダゾ
リジン−1ーイル)ーカルボニルアミノ〕−Q−(1,
4−シクロヘキサジエン−1ーイル)ーアセトアミド−
べニシラン酸12式 の結晶D−Q一〔(2−オキソー3−フェニルスルホニ
ルーイミダゾリジンー1ーイル)−カルボニルアミノ〕
ーフエニルーアセトアミドーベニシラン酸。
13 上記9〜12のもの以外の特に記述した上記1の
化合物。
14 有機溶媒の存在しない水中において、一般式上式
中、Bは一般式又は の基であり、但しR2,R3及びR4は水素、ハロゲン
、R一,RO一,RS一,RSO一,RS02,−ニト
ロ、ヒドロキシル、一NR2,一NBCOR又は−OC
OR基から選択される同一のもし〈は異なる基であり、
なおRは炭素数1〜5の直鏡又は分岐鎖アルキル基であ
り、そしてC※はR−又はS−配置のいずれであっても
よい不斉の中心である〕の化合物を一般式 A−Z−W m 〔上式中、Aは基 であり、但し ×は一SQ−又は−C0一基であり、 Yは一C〇一,一CS−, 又は 基(Rは上述と同義)であり、 Qは 又は 基(Gは水素原子又は炭 素数1〜5の直鎖もしくは分岐鎖アルキル)であり、R
,は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルケ
ニル基、炭素数1〜7のシクロアルキルもしくはシクロ
アルケニル基、随時置換されたフェニル基、一N比,一
NHR,一NR2もし〈は−NH アリール基、炭素数
1〜6のアルコキシ※もしくはシクロアルコキシ※基、
又はアリールオキシ※、チェニル、ピリジル、フリルも
しくは水素※基(Rは上述と同義)であり、なおR,は
×が一CO一基のとき※印の意味のみを有し、Zは−C
O−又は一CS基であり、そして−N− W‘まハロゲン、アジド又は l 低級アルNOキル
基(低級アルキルは炭素数1〜6の直鏡又は分岐鎖アル
キル基)である〕の化合物とpHI〜9及び温度0〜5
0qoで反応させ、必要に応じ班を範囲1〜5の値に調
節して所望のアセトアミドーベニシラン酸を沈殿せしめ
ることを特徴とする一般式〔上式中、A,B,Z及びC
※は上述と同義である〕を有し且つ光学的に純粋か又は
C※に起因するジアステレオマー混合物のいずれかであ
る遊離の結晶アセトアミド−べニシラン酸化合物の製法
15 上記14の方法において、反応をpH5〜8で行
なう方法。
16 上記15の方法において「反応をpH1.5〜3
.0で行なう方法。
17 上記14,15又は16の方法において「反応を
0〜2000の温度で行なう方法。
18 上記14〜17のいずれかの方法において、一般
式ロの化合物を0.1〜0.3モル当量過剰に用いる方
法。
19 上記14〜17のいずれかの方法において、一般
式mの化合物を0.1〜1.0モル当量過剰に用いる方
法。
20 上記14〜19のいずれかの方法において、水溶
性酸を添加して混合物の最終pH値を1〜4にすること
により、所望のアセトアミド−べニシラン酸を沈殿させ
る方法。
21 実施例のいずれかにおいて実質的に前述した如き
上記1の化合物の製造法。
22 上記14〜21のいずれかの方法で製造したとき
の上記1の化合物。
23 上記1〜12及び22による化合物を活性成分と
して、固体もしくは液化ガス稀釈剤と混合して又は界面
活性剤の存在を除いて分子量200以下の溶媒以外の液
体稀釈剤と混合して含有することを特徴とする医薬組成
物。
24 上記1〜12及び22による化合物を活性成分と
して、殺菌又は等張水溶液の形で含有することを特徴と
する医薬組成物。
25 上記23又は24の組成物において、該活性成分
を0.5〜95重量%含有することを特徴とする組成物
26 実質的に前述した如き上記23又は24の組成物
27 上記1〜12及び22のいずれかによる化合物を
単独で又は稀釈剤と混合して含有することを特徴とする
投薬量単位形の薬剤。
28 上記1〜12又は22による化合物を単独で又は
稀釈剤と混合して含有することを特徴とする錠剤、丸薬
、糖衣錠、カプセル、アンプル又は坐薬の形の薬剤。
29 実質的に前述した如き上記27又は28による薬
剤。
30 上記1〜12又は22のいずれかによる活性化合
物を単独でもし〈は稀釈剤と混合して又は上記27,2
8又は29による薬剤の形で動物に投与することを特徴
とする人間及び人間以外の動物のバクテリア感染病を撲
滅する方法。
31 上記30による方法において、該活性化合物を経
口的に非経口的に又は局所的に投与する方法。
32 上記31による方法において、前述した如く該活
性化合物を25,000〜1,000,000U/体重
k9/日の量で非経口的又は経口的に投与する方法。
33 上記30による方法において、該活性化合物を飼
料と混合して動物に投与する方法。
34 実質的に前述した如き上記30〜33のいずれか
による方法。
35 上記1〜12又は22のいずれかによる化合物及
び動物の飼料を含有することを特徴とする薬剤入り飼料
36 実質的に前述した如き薬剤入り飼料。
37 式 の結晶D−Q−〔(2ーオキソー3−メチルアミノスル
ホニルーイミダゾリジン−1ーイル)ーカルポニルアミ
ノ〕ーベンジルベニシリン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機溶媒の存在しない水中において、一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔上式中、Bはフエニル
    、ヒドロキシ置換フエニル又は1,4−シクロヘキサジ
    エン−1−イル基であり、そして C※はR−又はS−
    配置のいずれであってもよい不斉の中心である〕の化合
    物を一般式 A−Z−W III 〔上式中、Aは基 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、 Xは−SO_2−基であり、 Yは−CO−基であり、 Qは ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 基(Gは水素原子又は炭素数1〜5の直鎖もしくは分岐
    鎖アルキル)であり、 R_1は炭素数1〜6の低級ア
    ルキル基又は基−NHRであり、Rは炭素数1〜5の直
    鎖又は分岐鎖アルキル基であり、 Zは−CO−基であ
    り、そして Wはハロゲンである〕 の化合物とpH1〜9及び温度0〜50℃で反応させ、
    必要に応じpHを範囲1〜5の値に調節して所望のアセ
    トアミド−ペニシラン酸を沈殿せしめることを特徴とす
    る一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、A,B,Z及びC※は上述と同義である〕
    を有し且つ光学的に純粋か又はC※に起因するジアステ
    レオマー混合物のいずれかである遊離の結晶アセトアミ
    ド−ペニシラン酸化合物の製法。
JP49040042A 1973-04-14 1974-04-10 結晶アセトアミド−ペニシラン酸の製法 Expired JPS606956B2 (ja)

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