JPS6069315A - コントロ−ルケ−ブル用導管 - Google Patents
コントロ−ルケ−ブル用導管Info
- Publication number
- JPS6069315A JPS6069315A JP17598383A JP17598383A JPS6069315A JP S6069315 A JPS6069315 A JP S6069315A JP 17598383 A JP17598383 A JP 17598383A JP 17598383 A JP17598383 A JP 17598383A JP S6069315 A JPS6069315 A JP S6069315A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- inner tube
- resin
- conduit
- outer circumference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/26—Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
管に関する。さらに詳しくは、自動車などにお参りる機
器操作用にとくに好適に採用されうるコンI一ロールケ
ーブル用導管に関する。
器操作用にとくに好適に採用されうるコンI一ロールケ
ーブル用導管に関する。
受Wb lil器をリモートコントロールする手段の一
つとしてコントロールケーブルが各秤分野で使用されて
いる。たとえば自動車やオートバイなどにおいては、ブ
レーキ、クラッチ、アクセル、スピードメータなどの操
作を行なうためにプッシュ−プルケーブル、プルケーブ
ル、回転ケーブルなどの各種のコントロールケーブルが
使用されている。このようなコントロールケーブルは一
般的に可撓性の導管と、該専管内に挿通された1本の金
属線または数本の金属索線を撚り合わせた内索とからな
り、内索の一端を引き操作、押し引き操作、回転操作ま
たはそれらの組み合わせ操作をすることにより、内索の
他端に取りつけられた受動機器をリモートコントロール
する機能を有するものである。
つとしてコントロールケーブルが各秤分野で使用されて
いる。たとえば自動車やオートバイなどにおいては、ブ
レーキ、クラッチ、アクセル、スピードメータなどの操
作を行なうためにプッシュ−プルケーブル、プルケーブ
ル、回転ケーブルなどの各種のコントロールケーブルが
使用されている。このようなコントロールケーブルは一
般的に可撓性の導管と、該専管内に挿通された1本の金
属線または数本の金属索線を撚り合わせた内索とからな
り、内索の一端を引き操作、押し引き操作、回転操作ま
たはそれらの組み合わせ操作をすることにより、内索の
他端に取りつけられた受動機器をリモートコントロール
する機能を有するものである。
かかるコントロールケーブルの導管は、配索作業が行な
いやすいように、また任怠の配索状Emをうるために可
撓性を有し、かつ内索に付与される張力、圧縮力などの
反力を支えるために長手方向の剛性を右することが要求
される。かかる要求を満足するものとして平鋼線または
丸綱線をコイル状に巻回した螺旋管に合成樹脂の被覆を
設けたものが一般的に使用されている。
いやすいように、また任怠の配索状Emをうるために可
撓性を有し、かつ内索に付与される張力、圧縮力などの
反力を支えるために長手方向の剛性を右することが要求
される。かかる要求を満足するものとして平鋼線または
丸綱線をコイル状に巻回した螺旋管に合成樹脂の被覆を
設けたものが一般的に使用されている。
しかしながら鋼製の螺旋管を導管として、採用したコン
トロールケーブルは、その内部に挿通されている内索を
摺動させるとき、とく、に急激に内索に張力または圧縮
力をかけるときに耳されすな金属音を発生する欠点があ
る。さらにこのものは騒音の発生源となるだけでなく、
たとえば一方の端部がエンジンルームに、他方の端部が
乗客室に配索されるばあいなどにおいて騒音や振動を伝
達しやすいという゛欠点がある。
トロールケーブルは、その内部に挿通されている内索を
摺動させるとき、とく、に急激に内索に張力または圧縮
力をかけるときに耳されすな金属音を発生する欠点があ
る。さらにこのものは騒音の発生源となるだけでなく、
たとえば一方の端部がエンジンルームに、他方の端部が
乗客室に配索されるばあいなどにおいて騒音や振動を伝
達しやすいという゛欠点がある。
かかる欠点を排除するため、および発錆の問題を根本的
に解決するため、またとくに自動車業界における部品の
軽量化の課題にこたえるべく、近時導管を合成樹脂で製
造することが試みられている。
に解決するため、またとくに自動車業界における部品の
軽量化の課題にこたえるべく、近時導管を合成樹脂で製
造することが試みられている。
ところが導管には前)ホのごと(可撓性と長手方向の剛
性という相反する2つの機能を同時に満たさなければな
らないという困難な課題が課せられており、そのような
課題を充分に満足する合成樹脂製の導管はいまだに提供
されていない。
性という相反する2つの機能を同時に満たさなければな
らないという困難な課題が課せられており、そのような
課題を充分に満足する合成樹脂製の導管はいまだに提供
されていない。
たとえば柔軟性を有する樹脂チューブと剛性を有する樹
脂チューブとを組み合わせてなる多層チューブは、適切
な可撓性を付与したばあいには軸方向の剛性が低く、い
わゆるストロークロス(所定の条件のもとで内索に張力
を付与するばあいの導管の縮みしろ)が111!!l螺
旋管の導管の2〜3倍に達する。また軸方向の剛性を高
めると可撓性を失なうため、配索作業が困難となる。し
かもとくに高温域における寸法安定性が低いため、適用
範囲が限定されるという欠点があり、実用的でない。
脂チューブとを組み合わせてなる多層チューブは、適切
な可撓性を付与したばあいには軸方向の剛性が低く、い
わゆるストロークロス(所定の条件のもとで内索に張力
を付与するばあいの導管の縮みしろ)が111!!l螺
旋管の導管の2〜3倍に達する。また軸方向の剛性を高
めると可撓性を失なうため、配索作業が困難となる。し
かもとくに高温域における寸法安定性が低いため、適用
範囲が限定されるという欠点があり、実用的でない。
そこで本発明者らは前記課題を満足しろる合成樹脂製の
導管を提供すべ(鋭意研究を重ねた結果、合成樹脂製の
可撓性を有する内管と、該内管の外周にたがいに密接す
るように螺旋巻ぎされてなる多数の、補強材を含有する
合成樹脂からつくられたシールド線と、該シールド線の
外周に被覆されてなる合成樹脂製の被覆層とからなるコ
ントロールケーブル用導管を採用するときは、可撓性お
よび軸方向の剛性を共に有する実用的な合成樹脂製の導
管を提供することができるというまったく新規な事実を
見出し、本発明を完成するにいたった。
導管を提供すべ(鋭意研究を重ねた結果、合成樹脂製の
可撓性を有する内管と、該内管の外周にたがいに密接す
るように螺旋巻ぎされてなる多数の、補強材を含有する
合成樹脂からつくられたシールド線と、該シールド線の
外周に被覆されてなる合成樹脂製の被覆層とからなるコ
ントロールケーブル用導管を採用するときは、可撓性お
よび軸方向の剛性を共に有する実用的な合成樹脂製の導
管を提供することができるというまったく新規な事実を
見出し、本発明を完成するにいたった。
つぎに図面を参照しながら本発明のコントロールケーブ
ル用導管を説明する。
ル用導管を説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本発明のコントロールケ
ーブル用導管の一実施例を示す一部切欠斜視図および横
断面図である。
ーブル用導管の一実施例を示す一部切欠斜視図および横
断面図である。
第1図および第2図において(1)は内管であり、内管
(1)の外周には多数の、補強材を含有する合成樹脂か
らつくられたシールド線(2]がたがいに密接するよう
に、かつ内管(1)の長手方向に沿って比較的長いピッ
チで螺旋巻きされている。シ。
(1)の外周には多数の、補強材を含有する合成樹脂か
らつくられたシールド線(2]がたがいに密接するよう
に、かつ内管(1)の長手方向に沿って比較的長いピッ
チで螺旋巻きされている。シ。
−ルド腺(2)の外周には合成樹脂製の被覆層(3)が
形成されている。
形成されている。
内管(1)はその内面(4)が直接内索(5)と摺接す
るものであるため、耐摩耗性が高く摩擦係数の小さいも
のが好ましい。さらに内管(1)には適度な柔軟性が必
要であるため、たとえばポリエチレンテレフタレー1〜
、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリ
エチレンなどの熱可塑性樹脂などからなるバイブ状成形
材が採用される。
るものであるため、耐摩耗性が高く摩擦係数の小さいも
のが好ましい。さらに内管(1)には適度な柔軟性が必
要であるため、たとえばポリエチレンテレフタレー1〜
、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリ
エチレンなどの熱可塑性樹脂などからなるバイブ状成形
材が採用される。
本発明におけるシールド線(2)に用いる合成樹脂とし
ては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ジアリル
フタレート樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミノビスマレイミド、ボ1
月〜リアジン樹脂、ポリビニルエステルなどの硬化性樹
脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフ
オン、ポリカーボネーI〜、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ボリアリレートボリ
デエニレンサルファイド、ポリイミド、ポリアミド、ポ
リアミドイミド、ボリサルフAン、ポリアセタール、ポ
リフェニレンオキサイドなどの熱可塑性樹脂があげられ
る。補強材と組み合せたばあいの曲げ弾性率、引張強度
、寸法安定性、耐クリープ性、耐疲労性、成形性などの
諸性質が平均してすぐれている点から、前記硬化性樹脂
のなかでは不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂およ
びウレタン樹脂が好ましく、熱可塑性樹脂のなかではポ
リエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフオン、
ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエチレンテレ
フタレート、ボリアリレート、ポリフェニレンサルファ
イドおよびポリイミドが好ましい。
ては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ジアリル
フタレート樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミノビスマレイミド、ボ1
月〜リアジン樹脂、ポリビニルエステルなどの硬化性樹
脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフ
オン、ポリカーボネーI〜、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ボリアリレートボリ
デエニレンサルファイド、ポリイミド、ポリアミド、ポ
リアミドイミド、ボリサルフAン、ポリアセタール、ポ
リフェニレンオキサイドなどの熱可塑性樹脂があげられ
る。補強材と組み合せたばあいの曲げ弾性率、引張強度
、寸法安定性、耐クリープ性、耐疲労性、成形性などの
諸性質が平均してすぐれている点から、前記硬化性樹脂
のなかでは不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂およ
びウレタン樹脂が好ましく、熱可塑性樹脂のなかではポ
リエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフオン、
ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエチレンテレ
フタレート、ボリアリレート、ポリフェニレンサルファ
イドおよびポリイミドが好ましい。
不飽和ポリエステル樹脂における不飽和ポリエステルと
しては、たとえば無水マレイン酸、フマル酸などの不飽
和多塩側りさらにはこれらとフタル酸、イソフタル酸な
どの飽和多塩基酸との混合物とエチレングリコール、プ
ロピレングリコールなどの多価アルコールとを縮重合し
たものがあげられ、架橋用モノマーとしてはスチレン、
ジアリルフタレートなどがあげられる。硬化剤としては
メチルエチルケトンパーオキサイド、ベンゾイルパーオ
キサイドなどがあげられる。その他ナフテン酸コバルト
、オクトエ酸コバルトなどの硬化促進剤などを適宜配合
エポキシ樹脂としては、たとえばビスフェノールへ−エ
ビクロロヒドリン樹脂、エポキシノボラック樹脂、脂環
式エポキシ樹脂などがあげられ、硬化剤としてはm−7
エニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジ
フ工二ルサルフオンなどのアミン類、メチルナジック酸
無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、無水フタル酸な
との酸無水物などがあげられる。
しては、たとえば無水マレイン酸、フマル酸などの不飽
和多塩側りさらにはこれらとフタル酸、イソフタル酸な
どの飽和多塩基酸との混合物とエチレングリコール、プ
ロピレングリコールなどの多価アルコールとを縮重合し
たものがあげられ、架橋用モノマーとしてはスチレン、
ジアリルフタレートなどがあげられる。硬化剤としては
メチルエチルケトンパーオキサイド、ベンゾイルパーオ
キサイドなどがあげられる。その他ナフテン酸コバルト
、オクトエ酸コバルトなどの硬化促進剤などを適宜配合
エポキシ樹脂としては、たとえばビスフェノールへ−エ
ビクロロヒドリン樹脂、エポキシノボラック樹脂、脂環
式エポキシ樹脂などがあげられ、硬化剤としてはm−7
エニレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジアミノジ
フ工二ルサルフオンなどのアミン類、メチルナジック酸
無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、無水フタル酸な
との酸無水物などがあげられる。
補強材としては、114M系のフィラー類またはその他
のフィラー類がそれぞれ単独で、または組み合わされて
使用される。
のフィラー類がそれぞれ単独で、または組み合わされて
使用される。
繊維系のフィラー類としては、ガラス繊維、炭素&i!
i紺、タングステン、繭などの金属繊組、石芙繊維、ホ
ウ素繊紐、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ、
酸化ベリリウム、炭化ホウ素、炭化ケイ素、チッ化ケイ
素、炭素、鉄などのウィスカーなどの無機a!帷、芳香
族ポリアミドm雑(アラミド[t)、ポリエチレンテレ
フタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維など
の有機繊維があげられる。補強効果が充分でかつ安価な
点から、ガラス繊維、炭素繊組および芳香族ポリアミド
繊維が好ましく用いられる。前記強化繊維は単独で使用
してもよく、2種以上を組合せて用いてもよい。好まし
い組合せとしては炭素tl帷と芳香族ポリアミド繊維と
の組合せ、炭素m維とガラス繊維との組合せなどがあげ
られる。
i紺、タングステン、繭などの金属繊組、石芙繊維、ホ
ウ素繊紐、アルミナ繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ、
酸化ベリリウム、炭化ホウ素、炭化ケイ素、チッ化ケイ
素、炭素、鉄などのウィスカーなどの無機a!帷、芳香
族ポリアミドm雑(アラミド[t)、ポリエチレンテレ
フタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維など
の有機繊維があげられる。補強効果が充分でかつ安価な
点から、ガラス繊維、炭素繊組および芳香族ポリアミド
繊維が好ましく用いられる。前記強化繊維は単独で使用
してもよく、2種以上を組合せて用いてもよい。好まし
い組合せとしては炭素tl帷と芳香族ポリアミド繊維と
の組合せ、炭素m維とガラス繊維との組合せなどがあげ
られる。
繊維系以外のフィラー類としては炭酸カルシウム、ケイ
ソウ土、シリカ粉末、炭素粉末、アルミ粉末、鉄粉末、
ガラス粉末、炭化ケイ素粉末などの無機材料またはプラ
スチック粉末などの有機材料などからなるものがあげら
れる。
ソウ土、シリカ粉末、炭素粉末、アルミ粉末、鉄粉末、
ガラス粉末、炭化ケイ素粉末などの無機材料またはプラ
スチック粉末などの有機材料などからなるものがあげら
れる。
本発明においては、シールド線(2)を構成する複合材
料中における補強材の含有率は60〜80%11%、以
下同じ)、なかんづ<75〜80%であるのが好ましい
。補強材の含有率が前記範囲未満では補強効果が充分で
ないため、目的とする剛性などが達成されがたく、一方
前記範卯を超えると各種物性値のバランスがくずれる。
料中における補強材の含有率は60〜80%11%、以
下同じ)、なかんづ<75〜80%であるのが好ましい
。補強材の含有率が前記範囲未満では補強効果が充分で
ないため、目的とする剛性などが達成されがたく、一方
前記範卯を超えると各種物性値のバランスがくずれる。
本発明におけるシールド線(2)は、前記補強材を含有
する合成樹脂から、たとえば引き抜ぎ成形などの方法で
線材に形成することにより製造される。
する合成樹脂から、たとえば引き抜ぎ成形などの方法で
線材に形成することにより製造される。
シールド線の(2)の太さおよび本数は、コントロール
ケーブルの直径などに応じて適宜選択しうるが、たとえ
ば内管(1)の直径の1/6〜1/3で13〜25本程
度が好ましい。
ケーブルの直径などに応じて適宜選択しうるが、たとえ
ば内管(1)の直径の1/6〜1/3で13〜25本程
度が好ましい。
被覆1iW +3)としては、たとえばボリアOピレン
、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂またはナイ
ロンなどのポリアミド系樹脂などを使用しうる。またコ
ントロールケーブルが使用される外部環境に応じて耐油
性、耐水性、耐候性を有する樹脂を採用しうるが、被覆
層(3)の外周にそのような特性を有する外層をコーテ
ィングしてもよい。
、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂またはナイ
ロンなどのポリアミド系樹脂などを使用しうる。またコ
ントロールケーブルが使用される外部環境に応じて耐油
性、耐水性、耐候性を有する樹脂を採用しうるが、被覆
層(3)の外周にそのような特性を有する外層をコーテ
ィングしてもよい。
なお内管(1)、シールドli1+2]および被覆層(
3)を索端部材を構成する樹脂と同系統の熱可塑性樹脂
から形成するときは、索端部材の導管との熱rJ&着が
容易であり、ざらに索端部材をインサート成形などの方
法で導管の端部に成形しうるという利点がある。
3)を索端部材を構成する樹脂と同系統の熱可塑性樹脂
から形成するときは、索端部材の導管との熱rJ&着が
容易であり、ざらに索端部材をインサート成形などの方
法で導管の端部に成形しうるという利点がある。
叙上のごとく構成される本発明の導管は、その全体が合
成樹脂からなるものであるため、内索との摺接に基づく
騒音の発生が低く、しかも外部からの騒音や振動を伝達
しにくい。さらに軽量であり、発錆の問題がないという
すぐれた効果を有する。
成樹脂からなるものであるため、内索との摺接に基づく
騒音の発生が低く、しかも外部からの騒音や振動を伝達
しにくい。さらに軽量であり、発錆の問題がないという
すぐれた効果を有する。
しかも本発明の導管においては、内管(1)と被覆層(
3)の間にそれ自体剛性が高いシールド線(2)が密に
整列されているため、導管全体の軸方向の剛性が高い。
3)の間にそれ自体剛性が高いシールド線(2)が密に
整列されているため、導管全体の軸方向の剛性が高い。
したがって前記ストロークロスがきわめて少ないという
顕著な効果を奏しうる。
顕著な効果を奏しうる。
また多数の細いシールド線(21が内管(1)の外周に
螺旋巻きされているため、導管を曲げたばあいにおける
各シールド線の内部応力(引っ張り応力と圧縮応力)が
平均化され、その変化量が小さい。したがって導管全体
の可撓性がきわめて大きい(曲げ剛性が低い)というす
ぐれた効果を有する。
螺旋巻きされているため、導管を曲げたばあいにおける
各シールド線の内部応力(引っ張り応力と圧縮応力)が
平均化され、その変化量が小さい。したがって導管全体
の可撓性がきわめて大きい(曲げ剛性が低い)というす
ぐれた効果を有する。
すなわち本発明の導管においては、剛性の高いシールド
線と可撓性の大ぎい内管および被覆層がそれぞれの特性
を有効に発揮しうるように組み合わせられており、かか
る構成によってはじめて合成樹脂製でありながら可撓性
と軸方向の剛性という相反する機能を共に満たしうる新
規な導管を提供しえたのである。
線と可撓性の大ぎい内管および被覆層がそれぞれの特性
を有効に発揮しうるように組み合わせられており、かか
る構成によってはじめて合成樹脂製でありながら可撓性
と軸方向の剛性という相反する機能を共に満たしうる新
規な導管を提供しえたのである。
つぎに実施例および比較例をあげて本発明の8笛の効果
を説明する。
を説明する。
実施例1
内管として内径3.8IIII01外径5.7n+mの
ポリブチレンテレフタレート樹脂の押出し成形チューブ
を採用した。シールド線として不飽和ポリエステル樹脂
30%、ガラス類t&1i4170%からなる直径1.
2mmのFRP引抜材を17本使用したく第2図参照)
。シールド線を内管上にピッチ13511111で螺旋
巻きしたものにポリプロピレン樹脂を押出し成形で被覆
することにより実施例1の導管をえた。
ポリブチレンテレフタレート樹脂の押出し成形チューブ
を採用した。シールド線として不飽和ポリエステル樹脂
30%、ガラス類t&1i4170%からなる直径1.
2mmのFRP引抜材を17本使用したく第2図参照)
。シールド線を内管上にピッチ13511111で螺旋
巻きしたものにポリプロピレン樹脂を押出し成形で被覆
することにより実施例1の導管をえた。
実施例2
シールド線(2)としてガラス粉末のフィラー10%お
よび炭素繊維を70%含有する不飽和ポリエステル樹脂
からなる引抜材を用いたほかは実施例1と同じものを用
いて実施例2とした。
よび炭素繊維を70%含有する不飽和ポリエステル樹脂
からなる引抜材を用いたほかは実施例1と同じものを用
いて実施例2とした。
比較例1
断面形状が一辺1.411IIIlのほぼ正方形の鋼線
を内径5,2n++++、外径8mll1のコイル状に
成形し、このものに厚さlll1mのポリプロピレン樹
脂被覆を設けて比較例1の導管をえた。
を内径5,2n++++、外径8mll1のコイル状に
成形し、このものに厚さlll1mのポリプロピレン樹
脂被覆を設けて比較例1の導管をえた。
比較例2
内径4mm、外径51IIIIlのポリオキシメチレン
樹脂管の外周に、外径5.8mg+の軟質塩化ビニル樹
脂層を設け、このものを内径5.8+1101.外径8
.6mmのポリオキシメチレン樹脂管の外側に外径が9
.7mg1となるように高密度ポリエチレンの被覆層を
設けたものと組み合わせることによりえた4層の樹脂管
を比較例2とした。実施例および比較例の諸性性の測定
結果を第1表に、測定効果に基づく判定を第2表にそれ
ぞれ示す。
樹脂管の外周に、外径5.8mg+の軟質塩化ビニル樹
脂層を設け、このものを内径5.8+1101.外径8
.6mmのポリオキシメチレン樹脂管の外側に外径が9
.7mg1となるように高密度ポリエチレンの被覆層を
設けたものと組み合わせることによりえた4層の樹脂管
を比較例2とした。実施例および比較例の諸性性の測定
結果を第1表に、測定効果に基づく判定を第2表にそれ
ぞれ示す。
第1表
なお第1表におけるストロークロスは、1000■の導
管を曲率半径200I11Il程度に曲げ、内索に50
kOの張力を付与したばあいの導管の縮み量であり、曲
げ剛性は長さ200IllIBの導管の−G1ftを支
持し、他端に69+++mの撓み囲を生ぜしめる荷重で
ある。
管を曲率半径200I11Il程度に曲げ、内索に50
kOの張力を付与したばあいの導管の縮み量であり、曲
げ剛性は長さ200IllIBの導管の−G1ftを支
持し、他端に69+++mの撓み囲を生ぜしめる荷重で
ある。
第2表
第1表からあきらかなように実施例は比較例1に比して
ぎわめで軽く、かつ騒音の点でも改善されている。また
比較例2に比してスト0−クロスおよび曲げ剛性が低減
されている。また第2表に示されるように実施例の導管
は種々の特性において欠点がない。
ぎわめで軽く、かつ騒音の点でも改善されている。また
比較例2に比してスト0−クロスおよび曲げ剛性が低減
されている。また第2表に示されるように実施例の導管
は種々の特性において欠点がない。
叙上のごとく本発明のコントロールケーブル用導管は軽
量で騒音を発生せず、しかもストロークロスよび曲げ剛
性が共に小さいというすぐれた効果を奏しうるちのであ
り、その実用価値はきわめて大である。
量で騒音を発生せず、しかもストロークロスよび曲げ剛
性が共に小さいというすぐれた効果を奏しうるちのであ
り、その実用価値はきわめて大である。
第1図および第2図はそれぞれ本発明のコントロールケ
ーブル用導管の一実施例を示す一部切欠斜視図および横
断面図である。 (図面の主要符号) (1):内管 (2):シールド線 (3):被覆層
ーブル用導管の一実施例を示す一部切欠斜視図および横
断面図である。 (図面の主要符号) (1):内管 (2):シールド線 (3):被覆層
Claims (1)
- 1 合成樹脂製の可撓性を有する内管と、該内管の外周
にたがいに密接するように螺旋巻きされてなる多数の、
補強材を含有す゛る合成樹脂からつくられたシールド線
と、該シールド線の外周に被覆されてなる合成樹脂製の
被覆Hとからなるコントロールケーブル用導管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17598383A JPS6069315A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | コントロ−ルケ−ブル用導管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17598383A JPS6069315A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | コントロ−ルケ−ブル用導管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069315A true JPS6069315A (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=16005644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17598383A Pending JPS6069315A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | コントロ−ルケ−ブル用導管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6069315A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998040554A1 (en) * | 1997-03-13 | 1998-09-17 | N.V. Bekaert S.A. | Push-pull steel cable with coating of polyethylene terephthalate |
EP0982505A3 (de) * | 1998-08-27 | 2001-01-10 | W.L. GORE & ASSOCIATES GmbH | Seilhülle für Bowdenzüge |
JP2007248012A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Paloma Ind Ltd | 屋外用給湯器 |
CN107110195A (zh) * | 2014-12-18 | 2017-08-29 | 康斯博格传动系统第公司 | 远程控制组件 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17598383A patent/JPS6069315A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998040554A1 (en) * | 1997-03-13 | 1998-09-17 | N.V. Bekaert S.A. | Push-pull steel cable with coating of polyethylene terephthalate |
EP0982505A3 (de) * | 1998-08-27 | 2001-01-10 | W.L. GORE & ASSOCIATES GmbH | Seilhülle für Bowdenzüge |
JP2007248012A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Paloma Ind Ltd | 屋外用給湯器 |
CN107110195A (zh) * | 2014-12-18 | 2017-08-29 | 康斯博格传动系统第公司 | 远程控制组件 |
CN107110195B (zh) * | 2014-12-18 | 2020-09-08 | 康斯博格传动系统第一公司 | 远程控制组件 |
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