JPS606919A - 防眩装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、乗用車、トラックなどの車輌による夜間走行
中に対向車のヘッドライトの直射により運転車が眩しく
なることを防止するための防眩装置に関するものである
。

従来より車輛による夜間走行時に対向車がある場合には
、双方の運転者がヘッドライトの光軸を下向き、いわゆ
るロービームに切替えて相手車輛の運転者が眩しくなら
ないように配慮することによって互いに安全運転を心が
けている。

しかしこの方法では、常に相手車輛側の運転者の操作如
何によって防眩が達せられるか否かが定まり、相手車輛
の運転者が何らかの理由によってこの切替え操作を行わ
ない時あるいは怠った時には防眩対策は何ら施されない
ままとなるという大きな欠点があった。

この発明は、上述の如き相手依存という不安定な情況を
完全に排除した安全走行を確保する装置についての検討
の結果完成されたもので、電界を調節することにより光
線透過率を変化させることのできる板状物質を運転者の
視界をはｙ覆う位置に設置し、別に設置した対向車のヘ
ッドライト光を検出するセンサととのセンサの出力に応
じて′電界調節用信号を発信する発信器と発信された信
号を受信して電界を調節する装置とを組合せて対向車の
ヘッドライト光の一部を遮光することを特徴とする自動
車用防眩装置に関するものである。

以下図面を用いて本発明を説明する。

第１図は、本発明の一実施例を運転席周辺について示し
た側面図であり、図中１は運転者、２はフロントガラス
、３はこのフロントガラスの少くとも一部に取りつけら
れた液晶板、４は対向車のヘッドライト光検出用センサ
で、このセンサの構成は第２図に例示したよう罠集光用
レンズ５とフォトダイオード６およびこれらを収納する
蓮光性外筐７よりなっており、例えば運転席ダツシュボ
ード上に前方に向けて取りつけられている。

このように配備された防眩装置を作動状態において対向
車のヘッドライト光がセンサ４に入射すると、フォトダ
イオード６から微少電流が出力され１図示していない制
御器および電界調節用信号発信器で処理・発信された出
力信号を液晶板に印加しその出力信号に応じて液晶板透
過光を調節するべく液晶が変態転移を起すのである。

なお、このような動作は、ヘッドライトの点灯スイッチ
と連動させておけば、昼間は不用意に作動することはな
い。貰たこの実施例では、液晶板を使用したが、電界を
加えることにより光の透過率が変化するものであれば良
く、エレクトロクロミックセルを用いても同様な効果が
得られる。

更に、この防眩用板状物質は、フロントガラスのみなら
ず例えば透光天井に取りつけることができることはいう
までもない。

このような機能を行う本発明の防眩袋ｆｉ￥を車輛に装
備すれば、運転者は対向車のライトの操作に依存するこ
となく眩しさを防止することができ、運転者の疲労防止
や安全運転が可能であるという大きな効果を享受するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す部分側面図、第２図は
センサ部分の断面図である。 ６・・・液晶板、４・・・センサ、５・・・レンズ、６
・・・フォトダイオード。 代理人　大岩増雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電界を調節することにより光線透過率を変化させること
   のできる板状物質を運転者の視界をはｙ覆う位置に設置
   し、別に設置した対向車のヘッドライト光を検出するセ
   ンサとこのセンサの出力に応じて電界調節用信号を発信
   する発信器と発信された信号を受信して電界を調節する
   装置とを組合せて対向車のヘッドライト光の一部ヲ遮光
   することを特徴とする自動車用防眩装置。