JPH0667704B2 - 車両の自動ライトコントロ−ル装置 - Google Patents

車両の自動ライトコントロ−ル装置

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JPH0667704B2
JPH0667704B2 JP61096364A JP9636486A JPH0667704B2 JP H0667704 B2 JPH0667704 B2 JP H0667704B2 JP 61096364 A JP61096364 A JP 61096364A JP 9636486 A JP9636486 A JP 9636486A JP H0667704 B2 JPH0667704 B2 JP H0667704B2
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JP
Japan
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vehicle
headlight
inter
beam state
speed
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JP61096364A
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JPS62253544A (ja
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俊樹 池田
健 村井
信之 高橋
誠 宇口
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両が走行している周囲の状態に応じて自動
的にヘッドライトのビーム状態をコントロールするよう
にした車両用自動ライトコントロール装置の改良に関す
るものである。
(従来の技術) 従来より、この種の車両用ライトコントロール装置とし
て、例えば特開昭58−97536号公報に開示されているよ
うに、前方を走行する先行車との車間距離を検出するレ
ーダー等よりなる車間距離センサを備え、その検出距離
が所定値以下であるときには自動的に車両のヘッドライ
トをハイビーム状態からロウビーム状態に切り換えるよ
うにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この従来のものでは、先行車との車間距離に
応じてヘッドライトのビーム状態を切り換えるため、低
速走行時でも走行車がないときには、ヘッドライトがロ
ウビーム状態に切り換えられずにハイビーム状態に保持
され、対向車の乗員に眩惑を与える虞れが生じる。この
ため、対向車が現れる都度、乗員が切換スイッチを操作
してヘッドライトをハイビーム状態からロウビーム状態
に切り換える必要があり、その操作が煩わしいという問
題があった。
そこで、本発明は、通常、高速走行時にはヘッドライト
を遠方まで照射可能なハイビーム状態にする方が視界確
保の観点から好ましく、かつハイビーム状態にしても例
えば高速道路の中央分離帯等によって対応車に対する眩
惑の影響が小さいことに着目してなされたものであり、
その目的とするところは、ヘッドライトのビーム状態を
基本的に常時ロウビーム状態とした上で、該ビーム状態
の切換条件として先行車との車間距離のみならず速度条
件をも加えるようにすることにより、対向車に対する眩
惑防止のためのヘッドライトのビーム切換操作の煩わし
さを解消しつつ、夜間高速走行時の安全性のより一層の
向上を図ろうとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、第1
図に示すように、車両の走行速度Vを検出する車速検出
手段10と、前方を走行する先行車との車間距離dを検出
する車間距離検出手段11とを設ける。さらに、これら両
検出手段10,11の出力を受け、車速Vが所定値V0以上で
かつ車間距離dが所定値d0以上であるときのみ、車両の
ヘッドライト1をロウビーム状態からハイビーム状態に
切り換えるよう制御する制御手段12を設ける構成とす
る。
(作用) この構成により、本発明では、車両の走行中、その走行
速度Vが車速検出手段10により、また先行車との車間距
離dが車間距離検出手段11によりそれぞれ検出され、ヘ
ッドライト1がロウビーム状態であっても、車速Vが所
定値V0以上でかつ車間距離dが所定値d0以上であると、
ヘッドライト1は上記ロウビーム状態から強制的にハイ
ビーム状態に切り換えられる。このヘッドライト1のビ
ーム切換えにより夜間の高速走行時に前方の視界を遠方
まで十分に確保でき、走行安全性を高めることができ
る。
また、こうして車速V及び車間距離dに応じて自動的に
ヘッドライト1のビーム状態が切換制御されるので、対
向車の出現等に応じたビーム切換操作の煩わしさを解消
できることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図は本発明を自動車に適用した実施例の全体構成を
示し、1は自動車の前方を照射するヘッドライトであっ
て、該ヘッドライト1は車体前方を遠くまで照らす走行
用のハイビームランプ2と、同近い範囲を照らすすれ違
い用のロウビームランプ3とからなり、これらのビーム
ランプ2,3は、該各ビームランプ2,3の点灯を切り換える
ためのビーム切換制御リレー4と、ヘッドライト1(ビ
ームランプ2,3)の点消灯を自動的に行う点消灯制御リ
レー5とを介してバッテリ電源に接続されている。尚、
上記ビーム切換制御リレー4は、例えば常時はロウビー
ムランプ3を点灯させ、制御信号の入力によりハイビー
ムランプ2を点灯させるように切換作動するものであ
る。
一方、6はイグニッションキースイッチ(図示せず)の
キーがキーシリンダに差し込まれたときにON状態になる
キーレススイッチ、7はオートライト制御を実行すると
きにON操作されるオートスイッチ、8は上記ヘッドライ
ト1を点消灯されるためにマニュアル操作されるライト
スイッチである。また、9は車外の照度Hを検出する受
光素子等からなる照度センサであって、この照度センサ
9は、図示しないフロントウインドガラスを透過する上
方からの光を入射させるように例えば車室前部のダッシ
ュパネル上に配置した取付台に上方に向けられて取り付
けられている。
さらに、10は自動車の走行速度Vを検出する車速検出手
段としての車速センサ、11は前方を走行する先行車との
車間距離dを検出する車間距離検出手段としての車間距
離センサであって、上記3種類のセンサ9〜11及びスイ
ッチ6〜8は、上記ヘッドライト1の点消灯及びそのビ
ーム状態の切換えを制御するための制御手段としてのマ
イクロコンピュータ12に接続されており、このマイクロ
コンピュータ12からの制御信号に基づいて点消灯制御リ
レー5及びビーム切換制御リレー4を作動させてヘッド
ライト1の点灯及びそのビーム切換えを行うようになさ
れている。
そして、上記マイクロコンピュータ12でヘッドライト1
のビーム切換えのために行われる信号処理の手順を第3
図により説明するに、まず、スタート後の最初のステッ
プS1において上記車速センサ10で検出された車速Vを入
力させ、次のステップS2で車間距離センサ11で検出され
た先行車両との車間距離dを入力させる。この後、ステ
ップS3において上記ライトスイッチ8によりヘッドライ
ト1がON状態にあるか否かを判定し、判定がヘッドライ
ト1のOFF状態によるNOであると、上記ステップS1〜S3
を繰り返す。
また、判定がヘッドライト1のON状態によるYESである
ときには、ステップS4に進んで上記ビーム切換制御リレ
ー4によりヘッドライト1がロウビーム状態にあるかど
うかを判定し、この判定がNOであるとステップS8に移行
してハイビームランプ2を点灯させてヘッドライト1を
ハイビーム状態にし、しかる後、ステップS1に戻る。
一方、上記ステップS4での判定がロウビーム状態による
YESであれば、ステップS5に進んで上記入力された車速
Vが所定の設定値V0(例えばV0=80km/h)以上である
か否かを判定する。この判定がV<V0のNOであるときに
は、ステップS7においてヘッドライト1をロウビーム状
態にする一方、判定がV≧V0のYESであるときには、ス
テップS6において今度は上記車間距離dが所定の設定値
d0(例えばd0=100m)以上にあるか否かを判定し、判定
がd<d0のNOであるときには、上記ステップS7に進んで
ヘッドライト1をロウビーム状態に保つ。また、YESで
あると、ステップS8に進んでヘッドライト1をハイビー
ム状態に切り換える。
よって、本実施例では、こうしたマイクロコンピュータ
12における制御手順のステップS1〜S8により、上記車速
センサ10及び車間距離センサ11の両出力を受け、車速V
が所定値V0以上でかつ車間距離dが所定値d0以上である
ときにのみ、ヘッドライト1をロウビーム状態からハイ
ビーム状態に切り換えるよう制御するように構成されて
いる。
したがって、上記実施例においては、夜間時、ヘッドラ
イト1を点灯した状態での車両の走行中、その車速Vが
車速センサ10によって検出され、同時に先行車との車間
距離dが車間距離センサ11によって検出され、これらの
値V,dはマイクロコンピュータ12において設定値V0,d0
比較される。そして、車速Vが設定値V0よりも低いと
き、或いは車間距離dが設定値d0よりも短いときには、
ヘッドライト1はロウビーム状態又はハイビーム状態の
いずれでも取り得るが、車速Vが設定値V0以上であり、
かつ車間距離dも設定値d0以上であると、そのときに初
めて、ヘッドライト1がロウビームポジションであって
も強制的にハイビーム状態に切り換えられる。このた
め、高速走行時にヘッドライト1の照射範囲を遠くまで
拡げて前方の視界を大きく確保でき、よって走行安全性
の向上を図ることができる。尚、この場合、高速走行時
には例えば道路の中央分離帯等によって対向車の眩惑に
対する影響が少ないので、さほど問題は生じない。
また、車速V及び車間距離dに応じて自動的にヘッドラ
イト1のビーム状態が切り換わるので、乗員が手動にて
ビーム切換操作をする手間が不要となり、その操作の煩
わしさを解消することができる。
さらに、先行車との車間距離dが設定値d0よりも短いと
きには、ヘッドライト1のハイビーム切換えは行われ
ず、ヘッドライト1はロウビーム状態に保持されるの
で、先行車に対する眩惑の防止をも図ることができる。
尚、上記実施例では、自動車に適用した場合を示した
が、本発明はその他の車両にも適用することができるの
はいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、車両走行時の車
速及び先行車との車間距離を検出し、該車速及び車間距
離が共に所定値以上であるときにのみ、ヘッドライトの
ビーム状態を強制的にロウビーム状態からハイビーム状
態に切り換えるようにしたことにより、対向車への眩惑
の影響の少ない高速走行時は自動的にハイビーム状態を
保ち得、よってヘッドライトのビーム切換操作の煩わし
さを解消しつつ、夜間高速走行時の安全性の向上を図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す構成図である。第2図及び
第3図は本発明の実施例を示し、第2図は自動ライトコ
ントロール装置の全体構成図、第3図はマイクロコンピ
ュータで行われる信号処理の手順を示すフローチャート
図である。 1……ヘッドライト、2……ハイビームランプ、3……
ロウビームランプ、10……車速センサ、11……車間距離
センサ、12……マイクロコンピュータ、V……車速、d
……車間距離。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇口 誠 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−97536(JP,A) 実開 昭62−127041(JP,U) 実公 昭51−20605(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両が走行する周囲の状態を判断して自動
    的にヘッドライトのビーム状態を切換制御するようにし
    た車両の自動ライトコントロール装置であって、車両の
    走行速度を検出する車速検出手段と、前方を走行する先
    行車との車間距離を検出する車間距離検出手段と、上記
    両検出手段の出力を受け、車速が所定値以上でかつ車間
    距離が所定値以上であるときにのみ、車両のヘッドライ
    トをロウビーム状態からハイビーム状態に切り換えるよ
    う制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする車
    両の自動ライトコントロール装置。
JP61096364A 1986-04-25 1986-04-25 車両の自動ライトコントロ−ル装置 Expired - Lifetime JPH0667704B2 (ja)

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JPS62253544A JPS62253544A (ja) 1987-11-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02136346A (ja) * 1988-11-15 1990-05-24 Omron Tateisi Electron Co 前照灯制御装置
JP6048199B2 (ja) 2012-03-22 2016-12-21 株式会社デンソー 車両用照明装置
JP6923583B2 (ja) * 2019-03-14 2021-08-18 株式会社小糸製作所 車両用前照灯および車両用前照灯の制御方法
CN114126130B (zh) * 2020-09-01 2024-03-26 常州星宇车灯股份有限公司 一种新型前照灯控制系统及控制方法

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JPS5897536A (ja) * 1981-12-04 1983-06-10 Toyota Motor Corp 車両用ヘツドランプビ−ム切換装置

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JPS62253544A (ja) 1987-11-05

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