JPS6068981A - 感熱印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は熱によって発色し、光によって発色不能となる
感熱記録層を設けた記録媒体を用いて印刷するための感
熱印刷装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、記録媒体を収容するホッパー（１）は第１図（、
）、（ｂ）に示すように加工性や操作性に優れた金属製
才たはアクリル等の合成４７ｉ１脂製のものが一般的（
２） に用いられ、しかも筐体樹の前面を被覆する開閉自在の
蓋体（３）には筐体（２）内に収容される記録媒体（図
示しない）を見易くするため、のぞき窓（４ａ）。

（４ｂ）が設けられており、また筐体（２）と蓋体（３
）との間には隙間（５）を有するなど密封性に重点をお
くものではなかった。このようなホッパー（１）を利用
して感〃（用記録媒体を収容する場合には外光を遮断す
る必要があるため、あらかじめホッパー（１）内に感熱
用配録媒体（図示しない）を収容し、その記録媒体ごと
ホッパー（１１ｔアルミニウム製パック等（図示しない
）で被団して保存する必要があった。

寸だ、一度使用したホッパー（１）を回収して再利用す
るｉξ′ｉ合にはホッパーを現地で回収して感熱用記録
媒体の納入メーカーに返却する。納入メーカーは新たな
感熱用記録媒体を上記ホッパー（１）内に収容し、アル
ミニウム製パック等で被覆した後、ユーザーに納入する
という手筈を踏まねばならず、そのため多大の時間と費
用がかかるものであった。

これに対して、上記ホッパーを廃棄することはホッパー
の価格が高価である上、ポツパーの材質面から廃棄用の
処理を必要とするため、この場合も結局費用がかかつて
しまうというものであった。

す々わち、いずれの場合もホッパーの処理には困難な問
題を有している。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、ホッパ
ーとしての機能を低下させることなく遮光し得、しかも
安価にして、かつ運用上の問題を解消することができる
ホッパーを使用した感熱印刷装置を提供することを目的
とする。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するためにホッパーおよびホッ
パー内に収容さハた感〃（用記録媒体の押え部材を紙製
とすることによシ使用済ホッパーの廃棄を容易にし、さ
らにポツパーの外部より記録媒体に押圧力を伺与する重
錘を追加することによって記録媒体の取出しを安定化さ
せることができるようにしたことを特徴とするものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を第２図乃至第９図に示す一実施例にもと
づいて説明する。第２図は感熱印刷装置における記録媒
体の搬送機構を説明するための概略的正面図である。第
２図に示す記録媒体の搬送１１１Ｍは熱によって発色し
、光によって発色不能となる。感熱記録層が設けられた
感熱用記録媒体囚をホッパー（１，１内に収容し、取出
し指令で矢印ｘ−ｘ’方向にｐ口（ＩＩＩするピッカー
（ｌｌａ）および１枳出しローラ（１ｌｂ）とを備えた
取出し機構０１）により上記感熱用記録媒体囚が１枚ず
つ取シ出されるホッパ一部（Ｉ２と、このホッパ一部（
１２１から取り出された上記感熱用記録媒体（Ａ）に印
刷すべき情報を熱により発色させて記録する記録部（１
３１と、この記録部（１３１により情報が記録された上
記感熱用記録媒体（Ａ）を受入れ、たとえば露光ランプ
（１４ａ）・・・にて照射することにより発色不能の状
態に定着する定沼部（［４１と、この定Ａ部ｕａから送
られてきた感熱用記録媒体囚の裏面１１１１に設けられ
て磁気情報を１！１込む書込みヘッド（１５ｇ）および
書込まれた磁気情報を読取りチェックする読取りヘッド
（１，５ｂ）からなる磁気記録部（１５１と、この磁気
記録部ＯＳで磁気情報が記録された感熱用記録媒体（４
）を図示しない排出部へ搬送する搬送部Ｏｅとから構成
されている。

ところで、上記感熱用記録媒体（Ｎはジアゾ系による発
色方法を用いているため高温度、高湿度における保存性
は余シ良くないのが実態である。そこで、長期間の保存
性を確保する１つの方法として外気と感熱用記録媒体（
Ｎとの曲に湿気の交流をなくすことが考えられ、従来は
感熱用記録媒体（蜀のみをアルミニウム製パック（図示
しない）で密封したり、あるいは感熱用記録媒体囚を第
１図（ａ）。

（ｂ）に示すホッパー（１）内に収容したまま、そのホ
゛ツバ−（１）全体をアルミニウム製パックで密封する
ようにしていた。

しかし、これらの方法はいずれの場合も感熱用記録媒体
囚をホッパー（１）内に収容する際、感熱用記録媒体囚
が一度外光にさらされるため感熱用記録媒体囚は光によ
って発色不能となる、いわゆる定着効果を惹きおこし、
加熱によって発色させるときに印字濃度を低下させると
いう問題がある。

そこで、本発明は第３図乃至第９図に示すようなポツパ
ーを用いることによシ上記問題を解消しようとするもの
である。図中、（２１）は多数枚の感熱用記録媒体（Ａ
）を収容する紙製のホッパーで、このホッパーＣ！υの
前面（２１ａ）下部より上記感熱用記録媒体囚（第４図
参照）が取シ出される取出し口ｅ２）は第４図に示すよ
うに感熱用記録媒体囚の幅寸法に対して僅か長い幅寸法
Ｏ１Ｏと、感熱用記録媒体（５）２枚分の厚さよりも僅
か高い高さ寸法（Ｙ）とで形成され、取出し時に感熱用
記録媒体囚がポツパーＣ１１ｌ内で詰ることなく円滑に
通過し得るようにホッパーレＤの内面を例えばポリエス
テルでコーティングするなど２次処理が行なわれている
。また、上記ホッパー（２１）の上面（２１ｂ）には中
央部に透孔ｃ！３）が設けられていて、ホッパー（２＋
）の上方からたとえばスライド機構により上下動可能な
重錘（図示しない）を上記透孔Ｃり内に挿入し、後述す
る押え部材Ｃ２４）を介して上記感熱用記録媒体（４）
に押圧力を付与することによシ感熱用記録媒体（Ａ）は
ホッパーのＤ内に詰ったりすることなく、取出し口（２
２１よ９１枚ずつ取り出すことができるように構成され
ている。

なお、上記ボケツ）ＣＩ！ｌ）の底面（２１ｄ）には装
置内に設けられた取出しローラ（ｌｌｂ）と係合する第
１の切欠き部Ｃ３１）、および後端部と背面（２１ｄ）
とに跨がってピッカー（ｌｌａ）と係合可能な第２の切
欠部（３４が設けられている。

つぎに、第７図に示すように上記ホッパーシリ内に収容
された感熱用記録媒体囚を押圧する押え部材ｅ４）は紙
製とし、しかもこの押え部材Ｉ２４１はホッパー（２１
）内で円滑に上下動し得、かつ押え部材（２４）と感熱
用記録媒体（４）との接触摩擦を小さくするような材質
が用いられている。さらに、上記押え部材Ｃ２４）の外
形寸法はポツパー（２１１内の内１１１１寸法とほぼ同
等に形成されるとともにその高さくｈ）はホッパー〇〇
が傾斜した場合でも第７図に示す底面（２４ｄ）が感熱
用記録媒体囚の而と肖接し得るように設定されている。

まだ、上記押え部材（２４）に用いられる紙製の強度は
第７図に示す上面（２４ｂ）に外力が加わった場合に上
面（２４ｂ）の変形による力の損失、および側面（２４
ｃ）、（２４ｃ’）の変形による力の損失を余り受ける
ことなく、上面（ｚ４ｂ）　（ｐＩＩに加わった力を底
面（２４ｄ）に比較的均等の圧力として伝達し得るよう
に形成されている。

さらに、上記押え部材（財）の側面（２４ｃ　）、（２
４ｃ’）にはそれぞれ凹部（２つが形成され、ホッパー
ｃ２Ｄ内の感熱用記録媒体（５）が空になったとき、記
録媒体（Ａｔの表面に設けられている感熱記録層に押え
部材Ｃ２４１の底面（２４ｄ）側から光を当てることな
く記録媒体囚のエンド検知が行なえるようになっている
。すなわち、ポツパー（２１）内に収容されている感熱
用記録媒体囚が空になると、第９図に示すように装置内
に支持された上下動自在のエンド検知用ピン（軸が上記
押え部材０４）の凹部（２ツに係合して押し下げられ、
上記ピン（イ）の下部に設けられたマイクロスイッチ苅
がオンしてエンド検知信号を発するように構成されてい
る。

また、上記ホッパーシυの取出し口（肋側には装置内に
取伺けられて揺動自在に上下動する遮光部材（至）が近
接して配置されてお′シ、上記ホッパー〇〇を装置内の
所定位置にセットする際、たとえ取出し口（ハ）側に傾
斜させた場合でも、あらかじめ上記遮光部材Ｑ８１が上
昇位価にあって待機しているだめ、取出し口（２２１は
遮光部材（２８）と係合してホッパー（２］）内に収容
されている感熱用記録媒体（Ａ）をホッパ（２υの外部
へ放出しガいようにし、上記ホッパ−（２＋１を所定位
置−にセットすることによりホッパξ−（２υの自重で
上記遮光部材（２８）は上方に移動し、取出し口（２２
１が開口状態となるようにしである。

さらに、第６図に示すように上記ホッパー（２＋）の−
側面（２１ｃ）には［右側に入れて下さい」というラベ
ル（ハ）、まだは第８図（ｃ）に示すような印刷がほど
こされる一方、他側面（２ｘ６）には「左側に入れて下
さい」というラベル（２９’）　（図示は省略しである
）または第８図（ａ）に示すような印刷がほどこされて
いて、ホッパξ−（２υを装置内にセットする際の誤装
着を防止するようになっている。なお、第３図（ｂ）に
示す翰は上記ホッパー（２Ｉ）に被覆し、保存しておく
ための保存用カバーである。

つぎに、上記構成にもとづくホッパ一部の作用について
説明する。いま、ホッパー（２１）内には感熱用記録媒
体囚が収容されており、保存用カバーｃｌ（Ｉｌにより
上Ｂ己ホ゛ンパー（２１）はネ虐４叉速されているもの
とする。寸ず、上記ホッパー（２］）を保存用カバー（
３０）から開封して取り出し、装置σ内の所定位置にセ
ットすることによυ、あらかじめ下降位置（実線で示す
）にある遮光部材１２樟はホッパー（２］）に自重によ
って一点会１１線で示す位置まで」二昇し、取出し口１
２２）は開口状態となる。このようにして、上記ホッパ
ー（２０がセットされると、ホッパー（２１ｉ内に収容
された感熱用記録媒体囚の最前部はホッパー（２１１の
底面（２１ｄ）に切欠された第１の切欠き部Ｃ’ｌｌＪ
を介して取出しローラ（ｌｌｂ）上に当接するとともに
後端δ１ｔは同じくホッパー（＋！Ｄの底面（２１ｄ）
に切欠された第２の切欠き部４１２１を介して回動可能
なピッカー（ｌｌａ）上に支持される。このとき、ホッ
パー（２１）の上面（２１ｂ）に穿設されている透孔（
ハ）から入る光はホッパー（２０の内押１寸法とほぼ同
等に形成された押え部材（至）によシ感熱用記録媒体（
４）への入党が遮ぎられる。

つぎに、上記ホッパー（２１）の上方に設置されている
スライド機構（図示しない）によシ重錘を下降させ、上
記透孔（２３１から挿入すると、感熱用記録媒体（４）
には押え部材（至）を介して所定の押圧力が付与される
。一方、取出し口（２ｚは上記記録媒体（Ａ）の取出し
が行なえるように開口状態で取出しを待機する。

そこで、取出し指令により上記ピッカー（ｌｌａ）が反
時計方向に回動して感熱用記録媒体囚の端縁をけり出し
、取出しローラ（ｌｌｂ）が反時計方向に回転すると、
上記押え部材（２）と小さい摩擦力で接触している感熱
用記録媒体囚はホッパー圓内に詰ったシすることなく円
滑に押し出され、取出し口Ｃ２２）から１枚ずつ取シ出
すことができるものである。

なお、取出し時に樟数枚の感熱用記録媒体（４）が押し
出された場合でも複数枚取出し防止手段を上記取出し口
（２２１の送出側に設置することによ９１枚ずつ分離し
て取り出すことが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によればポツパーを使い捨て
形式の紙紹とし、かつ収容された感熱記録媒体を押圧す
る押え部材も紙製として遮光し得るとともに上記押え部
材による不足分の押圧力は外部よシ荷重を加えて所定圧
力が得られ、また上記ホッパーの内面および押え部材の
外面は摩擦係数が小さくなるよう二次処理を行なうよう
にしたため感熱記録媒体に詰ることなく取出し口より円
滑に取シ出すことができる。

さらに、アルミニウム製パック等にて感熱記録媒体が収
容されたホッパーを密封しておくことによシ長期間にわ
たる保存も確保しイυるとともに使用済のホッパーは押
え部材が収納された状態のまま廃棄することができるな
どの優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は従来のホッパーを示す正面図お
よび平面図、第２図は感熱印刷装置における記録媒体の
搬送機構を説明するための概略的正面図、第３図（、）
、（ｂ）は本発明の一実施例を示すもので、（ａ）Ｉｄ
、　ホッパーの斜視図、（ｂ）はホッパーにアルミニウ
ム製パックを被覆した状態を示す斜視図、第４図（、）
〜（ｄ’）はホッパーの形状を示すもので、（、）は平
面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は底面図、（ｄ）は背面
図、第５図はホッパーの前面に設けられた取出し口の寸
法を示す説明図、第６図（ａ）、（ｂ）はホッパーの装
着前および装着後における遮光部材の位置関係を示す正
面図および右側面図、第７図は押え部材を示す斜視図、
第８図（、）〜（ｃ）はホッパーを装置内にセットする
位置が印刷されたもので、（ａ）は左側面図、（ｂ）は
正面図、（ｃ）はその右側面図、第９図はホッパー内の
感熱用記録媒体がなくなったことを検出するだめの検知
手段を示す斜視図である。 Ａ・・・感熱用記録媒体　２１・・・ポツパー２２・・
・取出し口　２３・・・透　孔２４・・・押え部材　２
５・・・四　部２８・・・遮光部材　３０・・・アルミ
ニウム製パック（密封部材）代理人　弁理士　井　上　
−男 第　１　図 第　３　図 第　５　図 第　６　図 第７図 第　８　図 ２？

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱によって発色し、光によって発色不能となる感
   熱記録層を設けた記録媒体がポツパー内に収容され、堆
   出し機構によシ１枚ずつ取り出すホッパ一部と、このホ
   ッパ一部から取シ出された上記記録媒体上の感熱記録層
   を発色させて得た画素の組合わせにより画像を形成する
   感熱印刷部と、この感熱印刷部により画像が形成された
   上記記録媒体に光を照射することによって非画像部の二
   次発色を防止する定着部とを有する感熱印刷装置におい
   て、上記ホッパーは紙製であることを特徴とする感熱印
   刷装置。
2. （２）　ホッパー内に収容された記録媒体の取出し口は
   記録媒体２枚分の厚さよりも大きく開口したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の感熱印刷装置。
3. （３）　ホッパー内には収容された記録媒体を押圧する
   とともにホッパーの内側寸法と？７！、？Ｙ同等に形成
   されて外部からの光を遮ぎる押え部材を有することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の感熱印刷装置。
4. （４）押え部桐は材質を紙製としたことを特徴とする特
   許請求の範囲第３項記載の感熱印刷装置。
5. （５）　ホッパーの内面は摩擦係数が小さくなるように
   二次処理を行なったこと′ｆ、特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の感熱印刷装置。
6. （６）押え部材には記録媒体に当接する側に切欠きを設
   け、ホッパ一部には記録媒体の残量検知器を設け、この
   残量検知器を上記押え部材の切欠きに対向すべく配置構
   成してなることを特徴とする特許請求の範囲第３項記載
   の感熱印刷装置。