JPS606867B2 - 線条体巻取トレ−の速度制御方法 - Google Patents

線条体巻取トレ−の速度制御方法

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JPS606867B2
JPS606867B2 JP14546379A JP14546379A JPS606867B2 JP S606867 B2 JPS606867 B2 JP S606867B2 JP 14546379 A JP14546379 A JP 14546379A JP 14546379 A JP14546379 A JP 14546379A JP S606867 B2 JPS606867 B2 JP S606867B2
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filament
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speed
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政一郎 関
松次郎 杉山
和彦 鳥井
和夫 大畑
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Fujikura Cable Works Ltd
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Fujikura Cable Works Ltd
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電線ケーブルなどの線条体を水平方向に渦巻
状に巻取るトレーの速度制御方法に関するものである。
周知のように、高電圧ケーブルコアなどの線条体の製造
工程においては、引取機などから定速で送られて来る線
条体をドラム等の巻胴に巻付けずに、水平なトレー上に
渦巻状に巻取ることが一般的に行なわれているが、この
巻取方式では例えばトレーの内側から外側へ向け順次巻
取って行く場合、トレー上の最外部に位置する巻付線条
体の周速がトレーに向って送られて来る線条体、すなわ
ちトレー外部における走行線条体の走行速度よりも遅け
れば、トレー上に新たに巻付けられる線条体とトレー上
の既巻付線条体との間に次第に隙間が生じて遂には巻付
不能を生じてしまい、一方前記巻付線条体の周速が走行
線条体の走行速度よりも遠ければトレー上に新たに巻付
けられるべき線条体が強制的に引張られ、そのため線条
体に過大な張力が作用したり、また綾条体が紙絶縁電力
ケーフルコア等の場合には絶縁紙にしわが生じたり、最
悪の場合には絶黍謙紙が切断されて製品不良を生じてし
まう等の事態を招き「また逆にトレーの外側から側へ向
けて順次線条体を巻取って行く場合、現に巻付けられつ
つある線条体の周速が走行線条体の走行速度よりも遠け
れば線条体が既巻付線条体の内側に収容されずに巻取不
能となりt一方現に巻付けらつつある線条体の周速が走
行速度よりも遅ければ既巻付線条体との間に隙間が生じ
て前述と同様に巻取木能を生じるおそれがあり、したが
って線条体を円滑に整列状態で巻取るためには、トレー
上の現に巻付けろれつつある線条体のひと巻の周速を走
行線条体の走行速度に一致させる必要がある。ところが
実際の巻取作業では巻進むに伴ってトレー上の巻付線条
体の巻付半径が変化するから、これに対応してトレーの
回転速度を変化させる必要がある。従来このようなトレ
ーの回転速度調節は作業者の手動操作によって行なわれ
ていたが「この調節にはノウハウ的要素が多く含まれる
ので熟練を要するとともに作業が長時間にわたる場合に
は作業者の疲労が大きい問題があった。上述のような問
題を解決するため「この発明の出願人は既に特豚昭51
−13811号において、トレー上の巻付線条体の周速
をトレー外部の走行線条体の走行速度に一致させるべく
、トレーの回転速度をトレー上の線条体の巻付半径の変
化に伴って自動的に変化させるように予めプログラム機
構により設定しておき、かつ予めプログラムに組込まれ
たトレー上の巻付線条体の周速と実際のトレー外部の走
行線条体の走行速度との誤差として、トレーに巻込まれ
る線条体の水平方向の榛み変動量を検出し、その棲み変
動量をトレーの回転制御装置にフィードバックしt こ
れにより前記誤差を零にすべく補正するようにした巻取
トレーの速度制御方式を提案している。
また最近に至りこの発明の発明者等は「前記提案の如く
トレーの回転速度を予めプログラムしておく代りに「ト
レー上に現に巻取られつつあるひと巻よりも1個前のひ
と巻の線条体の巻付半径を実際に検出し、その巻付半径
に線条体の直径分だけ増加(トレーの内側から外側へ向
って巻進まれている場合)もし〈は減少(トレーの外側
から内側へ向って巻進まれている場合)させた半径にお
けるトレーの周速をトレー外部における走行線条体の走
行速度に一致させるべくトレーの回転速度を制御し、か
つ前記提案と同様にトレーに巻込まれる線条体の水平方
向の榛み変動量を検出してその操み変動量によりトレー
の回転速度の誤差を補正するようにした巻取トレーの速
度制御方式を提案しており、これらの提案によればトレ
ーの回転速度を自動的に制御して線条体を円滑に整列状
態で巻取ることが可能となる。しかしながら前記各提案
の方式を実際に適用した場合、トレーに巻込まれる線条
体の水平方向の孫み量を正確に検出することは意外に困
難であって、前記各提案に記載されている榛み変動量検
出装置を用いた場合、実際には可成の誤差が生じてしま
う等の問題があることが明らとなった。その事情につい
て第1図を参照して説明すると、第1図は前述の各提案
の内、後者の提案の速度制御方式を実施している状態の
一例を示すものであって「例えば紙テープ巻工程などか
ら引取機8などの走行手段により送られて来た線条体3
は蓬み変動量検出装置4を経てトレー1上に巻取られる
。トレーーの上方には、該トレーー上に現に巻取られつ
つあるひと巻より1周前のひと巻の巻付半径を検出する
巻付半径検出装置9が設けられており「 この巻付半径
検出装置9により検出された半径に線条体3の直径分だ
け加算(線条体3がトレー1の内側から外方へ向って巻
進まれている場合)もし〈は減算(線条体3がトレー1
の外側から内側へ向って巻進まれている場合)した半径
「すなわち現に巻取られつつあるひと巻の線条体の巻付
半径に近似した半径におけるトレーーの周速がトレーー
の外部における線条体3の走行速度と一致するようにト
レーの回転速度が制御される。一方、前記榛み変動量検
出装置4は、線条体3かトレー1に巻付けられる前に水
平方向へ若干孫んだ状態で通過する位置に配設されたも
のであって、線条体3の走行方向に対し‘ま‘ま直交す
る方向へ移動可能な支持台10と、支持台上の支点11
を中心として水平面内で揺動自在な揺動腕12と「線条
体3を水平方向に挟むように揺動腕12の先端部に設け
られた回転自在な一対のローラー3,13と、前記揺動
腕12の揺動角度(目標とする基準角度からのずれ角度
)を検出する角度検出器14とを有する構成とされてい
る。前記支持台1川ま、トレー1上に巻付けられている
縦条体3の巻付半径が変化するたびごとにその変化に同
期して移動するものであり、例えば前記巻付半径検出器
4からの巻付半径の変化を表わす信号により動作せしめ
られるパルスモータ15に連結されたスクリュー軸竃6
の回転によって移動させられるように構成されている。
そして支持台1川ま、線条体3がトレー量の内側から外
側へ向って巻進まれている場合には巻付半径の増加に伴
って第1図の上方へ移動するよう、一方線条体3がトレ
ー1の外側から内側へ向って巻進まれている場合には巻
付半径の減少に伴って第1図の下方へ移動するように設
定されており、また支持台10の移動量は、巻付半径の
増加もしくは減少に伴なう線条体3のトレー1への進入
位置の変化量に相等しくなるように設定されている。し
たがってトレー1の線条体3の巻付半径が増加もしくは
減少するたびごとに揺動腕12の支点11が走行線条体
3の進入位置の変化量に相当する距離だけ移動すること
になるから、揺動腕12の角度は、巻付半径が変化して
も綾条体3の張力(操み量)が変動しない限り、換言す
ればトレー外部の走行線条体の走行速度とトレー1上の
巻付線条体の周速とがバランスしている限り変化しない
ことになる。そしてこのように走行線条体の走行速度と
トレーー上の巻付線条体の周速とがバランスしている場
合「前述のように揺動腕12が所定の基準角度を保って
いるから、角度度検出器14の出力はある基板レベルか
ら変化せず、したがってトレーーの回転速度を変化させ
ない。一方走行線条体の走行速度とトレーー上の巻付線
条体の周速とに差が生じてトレーーに巻込まれる線条体
の水平方向の操み量が変動すれば、それに伴って揺動腕
12が基準角度からずれ、そのずれ角度により角度検出
器14の出力が基準レベルから変化し、その変化量が零
となる方向へトレーーの回転速度を変化させ、最終的に
揺動腕12が基準角度の位置で安定するよう、換言すれ
ば巻付線条体の周速が走行線条体の走行速度と一致した
状態で安定するようにフィードバック制御する。上述の
ように前記提案の速度制御方式に使用されている榛み変
動量検出装置4は、揺動腕12の一定の基準角度からの
ずれ角度により梼み変動量を検出するものであるから、
巻付半径の変化に伴ってトレー1に対する線条体3の進
入位置が変化しても、携み量が変化しない限り揺動腕1
2が基準角度を保持している必要があり、そのためめに
前述の如く揺動腕12の支点11の位置を進入位置の変
化に伴って移動させるのであるが、実際には揺動腕12
の支点11の移動量すなわち支持台10の移動量を前述
の条件に正しく適合するように設定することはきわめて
困難である。
すなわち、例えば第2図に示すように揺動腕12の基準
角度をaなる値に定めた場合、巻付半径が小さい状態(
第2図の実線)から巻付半径が大きい状態(第2図の仮
想線)まで移行する間、揺動腕12の支点11の位置を
距離1だけ移動させなければならないが、この距離1は
トレーー上の巻付半径の変化量1′に依存するのみなら
ず、揺動腕12の支点11の移動方向の角度、榛み変動
量検出装置4とトレーーとの間の距離、揺動腕12の長
さ「糠条体3の走行方向に対し直交する方向における孫
み変動量検出装置4の位置等の条件が変わればそれに伴
って異なる値とする必要があり、しかも基準角度ひと距
離1とも相互に関連しているから、距離1を適切な値に
設定することは実際上極めて困難であり、そしてまた第
2図の仮想線で示すように揺動腕12の長さ方向に対し
線条体3の走行方向が斜行する状態が平常的に存在する
こととなり、この場合線条体3の榛み量変動により揺動
腕12に加わる力は揺動腕12の回転円周接線方向成分
のみならず揺動腕12の長さ方向の成分も含まれること
になるため、揺動腕12自体やその取付基端部に無理な
力が加わって耐久性を低下させるおそれがある。また前
述の操み変動量検出装置4では、角度検出器14や揺動
腕12等を備えた支持台10を直線移動させるため、そ
の案内支持や駆動のための構造が複雑かつ高価となる問
題もある。この発明は以上の問題を有効に解決するよう
にした線条体巻取トレーの速度制御方法を提供すること
を目的とするものである。
すなわち、前述の提案ではトレー1に進入する線条体が
トレー1上の巻付半径の変化に伴って線条体走行方向に
対し直交する方向へ位置変化することに注目して「揺動
腕12の基準角度を固定したままで揺動腕12の支点位
置を線条体の走行方向に対し直交する方向へ移動させて
いるのに対し、この発明の方法では巻付半径の変化に伴
なう線条体の進入角度の変化に着目し、榛み変動に伴つ
て揺動する揺動検出アームの回動角度の検出基準角度を
前記進入角度の変化に伴って変えるようにして「前述の
目的を達成するようにしたものである。
以下この発明の実施例につき図面を参照して詳細に説明
すると、第3図ないし第5図はこの発明の速度制御方法
を実施して綾条体をトレー上に巻取っている状態の一例
を示すものであって「トレー上に巻取られるべき電線ケ
ーブルなどの線条体8は、例えば紙テープ巻工程などか
ら引取機8等の走行手段により第3図の右方向へ送られ
てくるものとする。
前記引取機磯ま「通常は麓段変速型モータなどの速度調
整可能な回転駆動装置161こより駆動されるものであ
り「 またその回転駆動装置161こはその回転速度を
検出して回転速度に対応した出力「換言すれば線条体3
の走行速度に対応する出力の走行速度信号Saを発生す
るために検出器16が附設されている。前記引取機8の
前方(第3図右方)には水平円盤状の薮暦盤亀aの中央
に垂直な短円筒状の内筒部首bを形成するとともに戦瞳
盤竃aの外周部に同じく垂直な短円筒状の外筒部首cを
形成してなるトレー亀が配設されている。
このトレー官‘まも悪段変速型モー夕などの変速可能な
トレー駆動装置畳7により垂直な鯛線を中心として第3
図における時計方向へ回転せしめられるように構成され
ており、またトレー駆動装置亀す‘ま「その回転速度を
制御する駆動制御部亀乳こ前記検出器16からの走行速
度信号Saが可変抵抗器や可変増幅器等からなるトレー
径補償回路19を経て入力されるとともにへ後述する角
度検出器25,6からの榛み変動量検出信号Sbおよび
巻付半径検出信号Scが入力されて、これらの信号Sa
,Sb,Scにより制御されるように構成されている。
前記トレー蓬補償回路19は、トレー富の内筒部lbの
径に応じて、すなわちトレーIにおける最小巻付半蚤て
,の大きさに応じて前記走行速度信号Saのレベルを調
整して、トレー1の最小巻付半蓬けこおける周速が進入
して来る線条体3の走行速度に一致するように設定する
ためのものである。一方前記トレー1の上方には「その
トレー軍上に巻付けられた線条体3の各巻の内ト現に巻
付けられつつあるひと巻より1周前のひと巻の巻付半径
を検出する巻付半径検出装置9が配設されている。
この巻付半径検出装置9は「特に第4図に詳細に示され
るようにLトレー1の半径方向に移動可能な基台20と
、この基台28を前記方向へ移動可能に案内支持するた
めのガイド棒2!と、基台28を前記方向へ移動させる
べく函中心に回転可能なスクリュー鞄22ともこのスク
リュー軸22を回転させるためのパルスモータ23と、
スクリュー軸塞ぎの回転角度をギャ機構24を介して検
出する角度検出器2辱と「前記基台20‘こその移動方
向と平行な方向へ摺動可能に取付けられた槽動台26と
トこの摺動台26を基台281こ対し前記方向へ移動さ
せる油圧シリンダ等の図示しない駆動機構と「港動台2
鷺から垂下されかつトレー亀の半径方向線を含む垂直面
内で揺動可能となるよう摺動台261こ支点Pで支持さ
れた検出アーム2蚤と「この検出アーム2籍が垂直位置
(中立位置)から第4図の右方(トレー亀の中心から外
側へ向う方向)および左方(トレー1の中心へ向う方向
)へ揺動した状態を検出するべく検出アーム2韓の右側
および左側に設けられた1対の検出スイッチS,亨S2
と、前記トレー亀の線条体3の各巻の内「現に巻付けら
れつつあるひと巻より1周前のひと巻の線条体3の外周
面の上側に沿って転勤するよう検出アーム2区の先端(
下端)に回転自在に取付けられた線条体接触ローラ29
,29とを有する構成とされている。そして前記検出ス
イッチS,?S2は「前記パルスモ−夕23を駆動する
パルス発生回路30からパルスモータ23に至る信号系
路31に介挿されたゲート回路32を制御するためのゲ
ート制御部33に電気的に接続されている。このゲート
制御部33は「検出スイッチS,からの信号が入力され
た状態ではパルスモータ23が基台20を第4図の右方
向(すなわちトレー竃の中心から外方へ向う方向)に移
動させるような方向に回転させるべく、パルス発生回路
30からのパルスを選択的にパルスモータ23に入力さ
せるようにゲート回路32を制御し、一方検出スイッチ
S2からの信号が入力された状態ではパルスモータ23
が基台20を第4図の左方向(すなわちトレー亀の外方
から中心へ向う方向)に移動させるような方向に回転さ
せるべくパルス発生回路30からのパルスを選択的にパ
ルスモータ23に入力させるようにゲート回路32を制
御するものである。ここで上述のような巻付半径検出装
置Sの動作について説明すると〜平常時すなわち綾条体
接触ロ−ラ2g,29が接触している線条体3の巻付半
径が変化しない状態では検出アーム28が中立位置を保
持してその左右の検出スイッチS,,S2を動作させな
いからもゲート回路32が開かず、したがってパルスモ
}夕23にパルスが加わらないから「該パルスモー夕2
3は動作せず、基台28が移動しない。
一方線条体接触ローラ29,29が接触しているトレー
母上の線条体3の巻付半径が変化した時にはの変化に追
従して接触ローラ29,29がトレー量の半径方向に沿
って移動し、これにより検出アーム2韓が第4図の右方
または左方へ揺動して検出スイッチS,,S2のいずれ
か一方が動作し「その信号によりゲート回路32が選択
的に開放されてパルスモータ23にパルスが加わるので
「該パルスモータ23が動作してスクIJュー軸22が
回転し、基台28がトレー亀の半径方向に沿って移動す
る。ここで線条体3がトレーの内側から外側へ向って巻
進まれて、トレーi上の緑条体3の巻付半径が増加した
場合「検出アーム28が第4図の右方へ揺動して右側の
検出スイッチS,が動作するから、パルスモー夕23は
基台28を第4図の右方へ移動させるように動作し「基
台2Qの右方への移動に伴って検出アーム28が中立位
置へ向って復帰揺動し、検出アーム28が中立位置に至
れば検出スイッチS,の動作が停止して〜基台2Qの移
動が停止する。また線条体3がトレー1の外側から内側
へ向って巻進まれて、トレーー上の線条体3の巻付半径
が減少した錫合し検出アーム28が第4図の左方へ移動
して左側の検出スイッチS2が動作するからt前述の場
合とは基台20が第4図の左方へ移動して検出アーム2
8が中立位置へ向って復帰揺動し、検出アーム28が中
立位置に至れば検出スイッチS2の動作が停止して、基
台20の移動が停止する。したがって基台2川ま巻付半
径の変化に追従して「検出アーム28が常に垂直な中立
位置を保つように移動するから、基台20の移動距離は
綾条体3の巻付半径(ただし現に巻付けられつっある線
条体の1周前の巻付半径)の変化分に相等することにな
り、そしてその基台20の移動距離に対応するスクリュ
ー軸22の回転角度が角度検出器25により検出され、
その信号が巻付半径検出信号Scとして前記駆動制御部
181こ入力される。この駆動制御部亀机こおいては、
角度検出器25からの巻付半径検出信号Scに基づき、
現にトレー1‘こ巻付けろれつつある線条体3のひと巻
よりも1周前のひと巻の巻付半径に線条体3の直径分だ
け増加(トレー1の内側から外側へ向って巻進まれてい
る場合)もしくは減少(トレー1の外側から内側へ向っ
て巻進まれている場合)させた半径、すなわち現に巻付
けろれつつある糠条体3の巻付半径に近似した半径にお
けるトレー亀の周速がトレー1の外部の走行線条体3の
走行速度と一致するようにトレー母の回転速度を制御す
る。ここで前述の糠条体接触ローラ28,29「検出ア
ーム28、検出スイッチS,,S2も基台20等からな
る巻付半径検出装置9が実際に検出している巻付半径は
、前述のように現にトレー軍‘こ巻付けられつつある線
条体よりも1周前のひと巻の巻付半径であるから、駆動
制御部18において前記検出された巻付半径に線条体3
の直径分だけ加算もしくは減算した半径を算出しても良
いが、図示の装置では摺敷台26が基台2川こ対し移動
可能となっているから、摺動台26の位置を適切な位置
に設定することにより、角度検出器25の巻付半径検出
信号Scを、現に巻付けられつつある線条体よりも1周
前のひと巻の巻付半径に線条体3の直径分だけ増加もし
くは減少した値に対応するものとすることができる。す
なわち、角度検出器25が検出する基台20の基準位置
を第4図の仮想線Aで示すように基台28のほぼ中心位
置に定めておき、摺敷台26を、その検出アーム28の
支点位置Pが基準位置Aに対し糠条体3の直径分Dだけ
トレー1の内側(第4図の左方)に偏崎している位置B
と、基準位置Aに対し級条体3の直径分Dだけトレー1
の外側(第4図の右方)に偏橋している位置B′との間
を移動し得るように構成しおき、綾条体3がトレー1の
内側から外側へ向って巻進まれている状態では摺動台2
6をその検出アーム28の支点Pが位置Bに位置するよ
うに設定する一方、糠条体3がトレー1の外側から内側
へ向って巻進まれている状態では摺動台26をその検出
アーム28の支点Pが位置B′に位置するように設定す
れば良く、そのように設定すれば、例えば線条体3がト
レー亀の内側から外側へ向って巻進まれている場合には
「検出アーム28が基準位置Aよりも縁条体8の直径分
だけトレーーの内側の位置において現に巻付けられっつ
ある線条体のひと巻よりも1周前のひと巻の巻付半径を
検出していることになるから、角度検出器星6の出力は
「現に巻付けられつつある線条体のひと巻よりも1周前
のひと巻の巻付半径に線条体3の直径分だけ加算した半
径に相当する値となり、線条体3がトレー1の外側から
内側へ向って巻進まれている場合には角度検出器25の
出力は〜現に巻付けられつつある綾条体のひと巻よりも
1周前のひと巻の巻付半径に線条体3の直径分だけ減じ
た半径に相当する値となる。前述のようにしてトレー川
こ現に巻付けられっつある線条体のひと巻よりも1周前
のひと巻の巻付半径に線条体3の直径分だけ増加もしく
は減少させた半径におけるトレーIの周速をトレー富の
外部の走行線条体の走行速度に一致させることによって
、トレー軍の現に巻付けられつつあるひと巻の巻村半径
における周速がトレー竜の外部の走行線条体の走行速度
にほぼ一致することになる。
さらに図示の実施例において「縁条体3をトレー1‘こ
巻込む位置、すなわち糠条体3がトレー畳に巻取られる
前に水平方向へ榛んだ状態で通過する位置には「線条体
3の水平方向への榛み変動量を検出する操み変動量検出
装置亀が節談されている。この榛み変動量検出装置川ま
「線条体3の水平方向の榛み変動にしたかって回動する
よう、線条体3が通過する位置を通る垂直な軸線を中心
として揺動自在に構成されかつ前記軸線から糠条体3の
進行方向に延長された先端部に織条体3を両側から挟む
ローラ349 3亀および線条体3の下面側を受けるロ
ーラ35が形成された揺動検出アーム5と、この揺動検
出アーム5の揺動角度を検出するように揺動検出アーム
蚤の回転軸○位置に検出軸6aが取付けられた角度検出
器6(第韓図参照)と、この角度検出器6の本体鰭bを
前記検出軸6aと同一の鯛線を中f○として回転可能と
なるように支持する回転軸3寡および軸受枠37と、角
度検出器6をもギャ機構鶴舞を介して回転させるパルス
モー夕等の回転駆動装置ぎとを有する構成とされている
。そしてこの孫み変動量検出装置4の検出アーム5の回
動軸線位置近傍には、その轍線位置を常に前記線条体3
が通過するように線条体3を水平方向両側から挟んでそ
の走行位層を規制するガイドローラ3g,39が配設さ
れている。上述の榛み変動量検出装置4の回転駆動装置
例えばパルスモータ九こはt前述の巻付半径検出装置9
のパルスモー夕空3と同様に「パルス発生回路38から
のパルスがゲート回路32を経て供給される。
したがってトレー富上における巻付半径が増加もしくは
減少するたびごとにパルスモー夕をが駆動されて「角度
検出器6の本体6bが回敷し、その結果揺動検出アーム
5に対する検出基準位置が変化することになる。ここで
その検出基準位置の変化する方向すなわち角度検出器本
体6bの回転方向は、トレー川とおける巻付半径が増加
した場合には第3図の反騰計方向に設定しへ逆にトレー
川こおける巻付半径が減少した場合には第竪図の時計方
向に設定する。またトレーjにおける巻付半径が変化し
た時の前記検出基準位置の変化量(変化角度)すなわち
角度検出器本体6bの回動角度△aさまも巻付半径の変
化量を公rとしも揺動検出アーム5の回動軸線位置から
トレー1に糠条体3が巻取られる位置までの距離をLと
した場合、48≠学 となるように設定する。
このように設定すれば、巻付半径の増加もしくは減少に
伴って線条体3のトレー富に対する進入角度が変化した
場合、その進入角度の変化にほぼ等しい角度だけ揺動検
出アーム富の検出基準位置が変化することになるから〜
トレー川こ巻込まれる糠条体3の張力(操み量)が変化
しない限り角度検出器6の出力、すれわち榛み変動量検
出信号Sbのレベルはその基準レベルから変動しないこ
とになる。上記榛み変動量検出信号Sbはトレー亀の回
転速度を制御する前述の駆動制御部亀81こ入力される
この駆動制御部18においては、榛み変動量検出信号S
bが基準レベルとなっている状態すなわち揺動検出アー
ム5が検出基準位置に位置している状態ではトレーーの
回転速度を変化させず、揺動検出アーム5が検出基準位
置から第3図の反時計方向へ揺動した場合にはトレー1
の回転速度を上昇させL揺動検出ア−ム5が検出基準位
置から第3図の時計方向へ揺動した場合にはトレーIの
回転速度を低下させる。したがってトレー1上に現に巻
付けられつつある線条体の周速がトレー外部の走行線条
体の走行速度と正確に一致してトレー亀に巻込まれる線
条体3の水平方向の孫み量が一定値を保っている場合に
は、トレー1の回転速度は巻付半径検出装置9からの信
号により設定される速度を保持し「一方トレー1上に現
に巻付けられつつある線条体の周遼が走行線条体の走行
速度よりも遅くなった場合には線条体3の榛み量が増大
して走行方向左側への膨出量が増大し、これに伴って揺
動検出アーム5が検出基準位置から反時計方向へ回動し
て「トレー1の回転速度を巻付半径検出信号9からの信
号により設定された値よりも上昇させ、逆にトレー1上
に現に巻付けられつつある線条体の周速が走行線条体の
走行速度よりも遠くなった場合には線条体3の榛み量が
減少して走行方向左側への膨出量が減少し、これに伴っ
て揺動検出アーム6が検出基準位暦から時計方向へ回動
して「トレー1の回転速度を巻付半径検出装置9からの
信号により設定された値よりも減少させる。このように
してトレー1の回転速度は、該トレー11こ現に巻付け
られつつある線条体の周速がトレー外部における走行線
条体の走行速度と正確に一致するようにフィードバック
制御される。なお上述の実施例ではトレー蔓上に巻付半
径検出装置9を設けて、実際の巻付半径(正確には現に
巻付けられつつあるひと巻よりも1周前のひと巻の巻付
半径に線条体の直径を加算もしくは減算して、実際の巻
付半径に近似させた半径値)を検出し、その半径からト
レー1の回転速度を設定しているが、場合によってはこ
のような巻付半径検出装置を設けずに「トレー1の回転
速度の変化を予めプログラム機構に組入れておいて、ト
レー1の1回転ごとにそのプログラムにしたがってトレ
ーーの回転速度を増減させても良く、この場合にはプロ
グラムされた周速と走行線条体の走行速度との誤差を前
記榛み変動量検出装置5によって補正制御することにな
る。
以上の説明で明らかなように、この発明の速度制御方法
においては、トレーに巻込まれる線条体の水平方向の榛
み変動に伴って揺動する揺動検出アームの揺動角度を検
出するための角度検出器を、トレー上の巻付半径が変化
するたびごとにその巻付半径に対応する角度だけ回動さ
せ、これによって揺動検出アームの基準位置(角度)を
前記進入角度の変化に合わせて変えるようにしたから、
巻付半径が変化しても榛み変動量のみを正確に検出する
ことができ、しかも巻付半径が変化した時の角度検出器
の回動角度は、揺動検出アームの鞠線位置とトレー上の
巻付位置(タッチポイント)との間の距離L、および巻
付半径の変化量のみによって定めれば良いから、これを
適切な値に正しく設定することが容易であり、したがっ
て前述の如く孫み変動量のみを正確に検出することが現
実的に容易に行い得、そのため操み変動量検出によるト
レーの回転速度のフィードバック制御を正確に行うこと
ができるから、トレーに対する線条体の整列巻取をきわ
めて円滑かつ容易に行うことができる効果が得られるほ
か、操み変動量検出装置が直線移動機構を必要とせず、
したがって構造的に簡単かつ安価となる効果も得られ、
かつ揺動検出アームには線条体の榛み量変動によってそ
の接線方向の力のみが加わるから、揺動検出アームやそ
の支持部分の耐久性も高くなる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の速度制御方法を実施している状態の一例
を示す略解的な平面図、第2図は従来の速度制御方式に
おける榛み変動量検出装置の動作を説明するための略解
図、第3図はこの発明の速度制御方法を実施してトレー
上に線条体を巻取っている状態の一例を示す略解図、第
4図はこの発明の速度制御方法に使用される巻付半径検
出装置の一例を示す図で、第3図のN−W線における拡
大断面図、第5図はこの発明の速度制御方法に使用され
る操み変動量検出装置の一例を示す部分切欠正面図であ
る。 図中1はトレー、2は駆動装置、3は線条体、4は操み
変動量検出装置、5は揺動検出アーム、6は角度検出器
、7は回転駆動装置を示す。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 垂直な軸線を中心として水平に回転する線条体巻取
    トレー1を、速度変化自在な駆動装置2に連動させると
    ともに、トレー1上に巻取られた線条体3の巻付半径が
    変化するたびごとにその巻付半径に対応してトレー1の
    回転速度を変化させ、かつ線条体3をトレー1上に巻取
    る巻込み位置には、線条体3の水平方向の撓み変動を検
    出する撓み変動量検出装置4を設けて、線条体3の前記
    水平方向の撓み量を一定値とするべくトレー1の回転速
    度を制御する線条体巻取トレーの速度制御方法において
    、前記撓み変動量検出装置4を、線条体3が通過する位
    置を通る垂直な軸線を中心として揺動自在に支持されか
    つ線条体3の進行方向へ向けて延長されて前記線条体3
    の水平方向の撓み変動に伴って揺動するように構成され
    た揺動検出アーム5と、その揺動検出アーム5の揺動角
    度を検出する角度検出器6と、角度検出器6をその検出
    軸6aの軸線と同一の軸線を中心として回動させる回転
    駆動装置7とからなる構成とし、前記トレー1上の巻付
    半径が変化するたびごとにその巻付半径の変化に対応し
    て前記角度検出器6を回動させて、巻付半径の変化によ
    るトレー1に対する線条体3の進入角度の変化に対応し
    て揺動検出アーム5の検出基準角度を変化させ、検出ア
    ーム5の検出基準位置からのずれ角度により撓み変動を
    検出するようにしたことを特徴とする線条体巻取トレー
    の速度制御方法。
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