JPS6067489A - 重合性リン脂質の製造法 - Google Patents
重合性リン脂質の製造法Info
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- JPS6067489A JPS6067489A JP17435383A JP17435383A JPS6067489A JP S6067489 A JPS6067489 A JP S6067489A JP 17435383 A JP17435383 A JP 17435383A JP 17435383 A JP17435383 A JP 17435383A JP S6067489 A JPS6067489 A JP S6067489A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、重合性リン脂質の製造法に関する。
更に詳しくは、L−α−グリセロポスボリルコリン(以
下L−α−GPCと略す。)と一般式%式% (R’はCw−C+7のアルキル基) で表わされるアルカジエンカルボン酸(以下ジエンカル
ボン酸と略す。)から縮合剤存在下に直接縮合させ一般
式 %式% (■(1はC2〜C1?のアルキル基)で表わされるL
−,1,2−ビス(2,4−アルカジェノイル)−3−
ホスホリルコリン(以下ジエンレシチンと略す。)を製
造する方法である。
下L−α−GPCと略す。)と一般式%式% (R’はCw−C+7のアルキル基) で表わされるアルカジエンカルボン酸(以下ジエンカル
ボン酸と略す。)から縮合剤存在下に直接縮合させ一般
式 %式% (■(1はC2〜C1?のアルキル基)で表わされるL
−,1,2−ビス(2,4−アルカジェノイル)−3−
ホスホリルコリン(以下ジエンレシチンと略す。)を製
造する方法である。
とのジエンレシチンは、例えばコンタクトレンズ表面に
塗布した後、重合することVこより、湿潤性のあるコン
タクトレンズの作成が可能であり、又人工臓器表面へ、
塗布重合することにより、生体適合性のよい人工j臓器
を製造できるなどVこ利用される。
塗布した後、重合することVこより、湿潤性のあるコン
タクトレンズの作成が可能であり、又人工臓器表面へ、
塗布重合することにより、生体適合性のよい人工j臓器
を製造できるなどVこ利用される。
また、このジエンレシチンからリポソームを調製し、そ
のリポソームを重合することにより、保存安定性の優れ
たリポソームの調製ができる。さらにこのリポソームに
薬剤を封入することにより保存安定性に優れた薬剤徐放
システム担体として利用できる等、このジエンレシチン
は、生体適合性材料として非常に有用な化合物である。
のリポソームを重合することにより、保存安定性の優れ
たリポソームの調製ができる。さらにこのリポソームに
薬剤を封入することにより保存安定性に優れた薬剤徐放
システム担体として利用できる等、このジエンレシチン
は、生体適合性材料として非常に有用な化合物である。
このジエンレシチンの合成法としては、1” Makr
omo 1 、 Ch ern。、182,247
(1981)Jで既に知られている。しかしこの方法で
は、グリセリンより出発し、8工程の反応を行わなけれ
ば&らf、ジエンレシチンの工業的製造法としては問題
がある。
omo 1 、 Ch ern。、182,247
(1981)Jで既に知られている。しかしこの方法で
は、グリセリンより出発し、8工程の反応を行わなけれ
ば&らf、ジエンレシチンの工業的製造法としては問題
がある。
レシチンの合成法としては、グリセリンを出発原料とす
る純合成法と、天然レシチンを加水分解し容易に得られ
るGPCとカルボン酸誘導体から合成する半合成法が知
られている。しかし前述の如く純合成法は、反応工程が
長く工業的製法としては好丑しいものではない。
る純合成法と、天然レシチンを加水分解し容易に得られ
るGPCとカルボン酸誘導体から合成する半合成法が知
られている。しかし前述の如く純合成法は、反応工程が
長く工業的製法としては好丑しいものではない。
一方半合成法としては(1)ピリジン類の存在下GPC
とぽ塩化物を反応させる方法(2) G P Cと駿無
水物金その酸のアンモニウム塩存在下で反応させる方法
および(3)ピリジン誘導体存在下にGPCと酸無水物
を反応する方法−等氷知られている。
とぽ塩化物を反応させる方法(2) G P Cと駿無
水物金その酸のアンモニウム塩存在下で反応させる方法
および(3)ピリジン誘導体存在下にGPCと酸無水物
を反応する方法−等氷知られている。
酸無水物等に誘導しなければならす、また−力、これら
の長鎖ジエンカルボン酸およびその誘導体は、光あるい
は熱で容易に重合が進行するため、反応収率も怒く、そ
の精製も非霜に難しい等の問題がある。
の長鎖ジエンカルボン酸およびその誘導体は、光あるい
は熱で容易に重合が進行するため、反応収率も怒く、そ
の精製も非霜に難しい等の問題がある。
本発明者は、長鎖ジエンカルボン酸とGPC’i直接縮
合させる方法について鋭意研究を行った結果、天然レシ
チン、例えば卵黄レシチンを加水分解して得られるし一
α−GPCあるいはその塩化カドミウム錯体と長鎖ジエ
ンカルボンDll tクロロホルム中N、N−ジアルキ
ルピリジン触媒存在下ジシクロへキシルカーポジイミド
と反応を行うと、一段階でジエンレシチンを製造できる
ことを見い出し本発明に到った。
合させる方法について鋭意研究を行った結果、天然レシ
チン、例えば卵黄レシチンを加水分解して得られるし一
α−GPCあるいはその塩化カドミウム錯体と長鎖ジエ
ンカルボンDll tクロロホルム中N、N−ジアルキ
ルピリジン触媒存在下ジシクロへキシルカーポジイミド
と反応を行うと、一段階でジエンレシチンを製造できる
ことを見い出し本発明に到った。
またr Angew、 Chem、 Int、 Ed、
、 ]、 7+ 522(1978)Jには、カルボン
酸のエステル化について記載されているが、本発明とは
目的物も異なり、また、触媒量も異なる。事実本発明法
のGPCとジエンカルボン酸の反応においては比較例に
も示したが、この方法では目的のジエンレシチンは全く
単離できなかった。この原因は明らかではないが、一般
に共役不飽和カルボン酸のエステル化に対する反応性は
非常に低いことが知られている。従って、共役不飽和カ
ルボン酸とシンクロヘキシルカーポジイミドから生成し
た反応中間体は非常に油性化されており触媒のN、N−
ジアルキル−4−アミノピリジンが少ないと容易VこN
−アシル尿素体等に変化することが考えられ、それ故c
pcとoop”’カルボン酸とのエステル化が進行しな
かったものと考えられる。
、 ]、 7+ 522(1978)Jには、カルボン
酸のエステル化について記載されているが、本発明とは
目的物も異なり、また、触媒量も異なる。事実本発明法
のGPCとジエンカルボン酸の反応においては比較例に
も示したが、この方法では目的のジエンレシチンは全く
単離できなかった。この原因は明らかではないが、一般
に共役不飽和カルボン酸のエステル化に対する反応性は
非常に低いことが知られている。従って、共役不飽和カ
ルボン酸とシンクロヘキシルカーポジイミドから生成し
た反応中間体は非常に油性化されており触媒のN、N−
ジアルキル−4−アミノピリジンが少ないと容易VこN
−アシル尿素体等に変化することが考えられ、それ故c
pcとoop”’カルボン酸とのエステル化が進行しな
かったものと考えられる。
不発明に用いるGPCとしては例えば卵黄レシチンを加
水分解して容易に得られるL−α−GPCあるいはその
塩化カドミウム錯体を用いることができる。
水分解して容易に得られるL−α−GPCあるいはその
塩化カドミウム錯体を用いることができる。
長鎖ジエンカルボン酸としては、一般式(R1はCIN
CIqのアルキル基) で表わされるα、β、γ、δ−不飽和カルボン酸を用い
ることができる。このようなジエンカルボン酸として、
2.4−デカジエン酸、2.4−ウンデカ・クエン酸、
2.4−1−リゾカシエン酸、2,4−テトラデカジエ
ン酸、2,4−ペンタデカジエン酸、2,4−へキサデ
カジエン酸、2,4−へブタデカ・ジエン酸、:、2.
4−オクタデカジエン酸、2I4−ノナデカジエン酸、
2.4−エイコサジエン酸、2.4−へンエイコサジ
エン酸、および2.4−)’コサ・ジエン1表の全ての
幾何異性体を挙げることができる。
CIqのアルキル基) で表わされるα、β、γ、δ−不飽和カルボン酸を用い
ることができる。このようなジエンカルボン酸として、
2.4−デカジエン酸、2.4−ウンデカ・クエン酸、
2.4−1−リゾカシエン酸、2,4−テトラデカジエ
ン酸、2,4−ペンタデカジエン酸、2,4−へキサデ
カジエン酸、2,4−へブタデカ・ジエン酸、:、2.
4−オクタデカジエン酸、2I4−ノナデカジエン酸、
2.4−エイコサジエン酸、2.4−へンエイコサジ
エン酸、および2.4−)’コサ・ジエン1表の全ての
幾何異性体を挙げることができる。
ジエンカルボン酸の量は、化学量論′1七以上、すなり
ち、GPCIモルに対しジエンカルボン酸2モル以上
用いればよい。
ち、GPCIモルに対しジエンカルボン酸2モル以上
用いればよい。
溶媒としては、乾燥したクロロホノトム、好ましくは、
エタノールを含有しない乾煙クロロ7Jζルムである。
エタノールを含有しない乾煙クロロ7Jζルムである。
反応系にエタノールが存在するとエタノールと・ジエン
カルボン酸の反応が進行し、目的のジエンレシシ1.小
11ロ蜜詰ζイキTす入IG[月シた1−1tLl!z
い。
カルボン酸の反応が進行し、目的のジエンレシシ1.小
11ロ蜜詰ζイキTす入IG[月シた1−1tLl!z
い。
溶媒量は、ジエンカルボン酸が完全に溶解し、かつ、G
PCあるい<v、 c p cの塩化カドミウム錯体お
よび反応中VC析出する尿素が存在しても円滑な反応液
の攪拌が可能な量であればよく、ジエンカルボン陳1重
量部に対し溶媒10容量部以上であればよい。
PCあるい<v、 c p cの塩化カドミウム錯体お
よび反応中VC析出する尿素が存在しても円滑な反応液
の攪拌が可能な量であればよく、ジエンカルボン陳1重
量部に対し溶媒10容量部以上であればよい。
ジシクロへキシルカーポジイミド甘は、ジエン′ カル
ボン酸1モル(/7C対し、1モル以−ヒ、好寸しくは
、1,2モル以上である。
ボン酸1モル(/7C対し、1モル以−ヒ、好寸しくは
、1,2モル以上である。
N、N−ジアルキル−4−アミノピリジンとしては、N
、N−ジメチル−4−アミノピリジン、N−ピペラジノ
4−ピリジン等を罎ることができる。
、N−ジメチル−4−アミノピリジン、N−ピペラジノ
4−ピリジン等を罎ることができる。
N、N−シアルΦルー4−アミノピリジン量は、反応を
円c’?に行うために特にM要であり、ジシクロへキシ
ルカーポジイミド1モルに対しN、N−ジアルキル−4
−アミノピリジン0.2モル以上好寸しくは0.4モル
〜Jモルを用いなければならない。
円c’?に行うために特にM要であり、ジシクロへキシ
ルカーポジイミド1モルに対しN、N−ジアルキル−4
−アミノピリジン0.2モル以上好寸しくは0.4モル
〜Jモルを用いなければならない。
反応は、室温下、30時間程度で終了するが、クロロホ
ルムの分解およびジエンレシチン類の重合を抑へるため
、窒素雰囲気下、かつ遮光下に行うことが好ましい。ジ
エンレシチンは、上記反応混合物を既存の方法で処理す
ることvCより単離Vt4製が可能である。
ルムの分解およびジエンレシチン類の重合を抑へるため
、窒素雰囲気下、かつ遮光下に行うことが好ましい。ジ
エンレシチンは、上記反応混合物を既存の方法で処理す
ることvCより単離Vt4製が可能である。
本発明に従へば、生体適合性材料として有Jli fr
。
。
ジエンレシチンを天然由来のGPCと長鎖ジエンカルボ
ン酸から1段階で容易にR造できる。
ン酸から1段階で容易にR造できる。
さらに本発明により、飽々lカルボン酸およびカルボニ
ル基に対して非共役は不飽和結合を有するカルボンrI
り残基を有するレシチン合成も容易に行へる。
ル基に対して非共役は不飽和結合を有するカルボンrI
り残基を有するレシチン合成も容易に行へる。
以下実施例により本発明をさらV(詳しく謬明する。
実施例1
2 E 、 4 E−オクタジエン酸10r 、L−α
−グリ七ロホスホリルコリン塩化カドミウム賭体6.3
2およびN 、N−ジメチル−4−アミノピリジン2.
22の乾燥クロロホルム200+++A!溶液pc<素
気流中水冷下にシンクロヘキシルカーポジイミド8.8
′iの乾燥クロロホルム20TnI!溶液を滴下した。
−グリ七ロホスホリルコリン塩化カドミウム賭体6.3
2およびN 、N−ジメチル−4−アミノピリジン2.
22の乾燥クロロホルム200+++A!溶液pc<素
気流中水冷下にシンクロヘキシルカーポジイミド8.8
′iの乾燥クロロホルム20TnI!溶液を滴下した。
部下終了後、5分間氷冷“ドで反応を行った後、窒素雰
囲気下、室温で30時間攪拌を行った。
囲気下、室温で30時間攪拌を行った。
反応終了後、ジパルミトイルホスホリルコリン(DPP
Cと略す)を対薄物質としてシリカゲル薄層クロマトに
よる分析(展開液クロロホルム:メタノール:水=65
:25:4 )を行なったところDPPCとほぼ同じR
f値をもつスポットが主成分として認められた。
Cと略す)を対薄物質としてシリカゲル薄層クロマトに
よる分析(展開液クロロホルム:メタノール:水=65
:25:4 )を行なったところDPPCとほぼ同じR
f値をもつスポットが主成分として認められた。
この反応液の溶媒を減圧下に留去した後、残直にクロロ
ホルム:メタノ−)L/:水=5:4:1からなる溶液
を100aJ加へ、不溶物をグラスフィルターにより炉
別した。
ホルム:メタノ−)L/:水=5:4:1からなる溶液
を100aJ加へ、不溶物をグラスフィルターにより炉
別した。
シ六gkN体Cfのイオン交換樹Jii¥r Ambe
riteIRA−4,5およびIRC−50Jよりなる
混床イオンクロマト処理を行った。展開溶液は、クロロ
ホルム/メタノール/水=5/4/1を用いた。イオン
クロマト留出液は、溶媒を減圧下に留去し、残はは、ク
ロロホルム/メタノール/水=65=25:1に浴かし
シリカゲルカラムにかけた。溶媒組成比クロロホルム/
メタノール/水=5:4:1このジエンレシチン溶液の
シリカゲル薄層分析(展開液、クロロホルム/メタノー
ル/水=5:4:1)を行なったところ紫外線およびリ
ンモリブデン酸による検出でワン・スポットであった。
riteIRA−4,5およびIRC−50Jよりなる
混床イオンクロマト処理を行った。展開溶液は、クロロ
ホルム/メタノール/水=5/4/1を用いた。イオン
クロマト留出液は、溶媒を減圧下に留去し、残はは、ク
ロロホルム/メタノール/水=65=25:1に浴かし
シリカゲルカラムにかけた。溶媒組成比クロロホルム/
メタノール/水=5:4:1このジエンレシチン溶液の
シリカゲル薄層分析(展開液、クロロホルム/メタノー
ル/水=5:4:1)を行なったところ紫外線およびリ
ンモリブデン酸による検出でワン・スポットであった。
上記ジエンレシチン留分の溶媒を留去しL−1,2−ビ
ス(2E、4E−オクタデカジェノイル)−3−グリセ
ロホスホリルコリン(以下cps−ジエンレアチンと略
す)23fを得た。
ス(2E、4E−オクタデカジェノイル)−3−グリセ
ロホスホリルコリン(以下cps−ジエンレアチンと略
す)23fを得た。
実施例2
L−α−GPCの塩化カドミウム錯体の代りにし ・−
α−GPC3,8gを用いた以外は、実施例1と同様な
方法により反応を行った。反応終了後、溶媒を留去し、
残渣を「トヨバールHW 4 U J (東洋曹達工業
鵠)製商品名、展開液;クロロホルム:メタノール−1
:4)のゲルクロマトにかケc、、−ジエンレシチン4
.4M’i得た。
α−GPC3,8gを用いた以外は、実施例1と同様な
方法により反応を行った。反応終了後、溶媒を留去し、
残渣を「トヨバールHW 4 U J (東洋曹達工業
鵠)製商品名、展開液;クロロホルム:メタノール−1
:4)のゲルクロマトにかケc、、−ジエンレシチン4
.4M’i得た。
比較例I
N、N−ジメチル−4−アミノピリジンを0.29とし
た以外は、゛実施例1と同様な方法により反応マド分析
を行ったところジエンレシチンに相当するスポットは全
く認められなかった。
た以外は、゛実施例1と同様な方法により反応マド分析
を行ったところジエンレシチンに相当するスポットは全
く認められなかった。
比較例2
N、N−ジメチル−4−アミノピリジンを0.62とし
た以外は実施例1と同様な方法に反応を行った。反応終
了後、薄層クロマト分析を行ったところジエンレシチン
VC相当するスポットが若干認められた。その後、実施
例1と同様な後処理を行ったが、ジエンレシチンを単離
することができなかった。
た以外は実施例1と同様な方法に反応を行った。反応終
了後、薄層クロマト分析を行ったところジエンレシチン
VC相当するスポットが若干認められた。その後、実施
例1と同様な後処理を行ったが、ジエンレシチンを単離
することができなかった。
実施例3〜5
N、N−ジメチル−4−アミノピリジンの量を変えた以
外は、実施例1と全く同様にして、反応を行ったその結
果を表1vc示す。
外は、実施例1と全く同様にして、反応を行ったその結
果を表1vc示す。
表1
* ’ ) D MA P y :NUN−ジメチル−
4−アミノピリジン*2)DL : 1.2−ビス(2
E、4E−オクタデカジェノイル)−3−グリセロホス
ホリルコリン実施例6 N、N−ジメチル−4−アミノピリジンの代りにN−ピ
ロリジノ−4−ピリジン2.62を用いた以外は、実施
例1と同様な方法により、ジエンレシチン2.12を得
た。
4−アミノピリジン*2)DL : 1.2−ビス(2
E、4E−オクタデカジェノイル)−3−グリセロホス
ホリルコリン実施例6 N、N−ジメチル−4−アミノピリジンの代りにN−ピ
ロリジノ−4−ピリジン2.62を用いた以外は、実施
例1と同様な方法により、ジエンレシチン2.12を得
た。
実施例7
ジエンカルボン酸を換えだ以外は実施例1と同様な方法
によりジエンレシチンを得たその結果を表2に示す。
によりジエンレシチンを得たその結果を表2に示す。
比較例3
ジムロート、窒素導入管、滴下ロート、温度計をつけた
200−四つロスラスコに、2E、4E−オクタデカジ
エンoo、9t、トリエチルアミン0、4 mlおよび
T HF 50 rneを入れた。反応フラスコを食塩
−氷浴で冷却した。反応液温度−5℃でクロルギ1波エ
チル0.4 mlを加へ、更に、−5℃で15分間攪拌
を行った。その後、2E、、4E−オクタデカジエンt
’f20.9 ? 、 )リエチルアミン0.4ml
+ T HF 50 mlからなる溶液を一5℃で滴下
した。/向下長了仮反応液は室温にもどし、−夜攪拌を
行った。析出固体”’x卯別し炉液の溶媒を減圧留去し
た。残直に水を加へ、エーテル抽出を行った。
200−四つロスラスコに、2E、4E−オクタデカジ
エンoo、9t、トリエチルアミン0、4 mlおよび
T HF 50 rneを入れた。反応フラスコを食塩
−氷浴で冷却した。反応液温度−5℃でクロルギ1波エ
チル0.4 mlを加へ、更に、−5℃で15分間攪拌
を行った。その後、2E、、4E−オクタデカジエンt
’f20.9 ? 、 )リエチルアミン0.4ml
+ T HF 50 mlからなる溶液を一5℃で滴下
した。/向下長了仮反応液は室温にもどし、−夜攪拌を
行った。析出固体”’x卯別し炉液の溶媒を減圧留去し
た。残直に水を加へ、エーテル抽出を行った。
抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。
残渣をシリカゲルクロマトにかけ、酸無水物0.884
i’を得た。
i’を得た。
501aナス型フラスコに、核酸無水物0.8グ。
L−α−グリセロホスホリルコリン塩化カドミウム錯体
0.3 ? 、 N、N−ジメチル−4−アミノピリジ
ン0.169およびクロロホルム20m6”i5入し、
室温、窒素雰囲気中30時間攪拌を行った。
0.3 ? 、 N、N−ジメチル−4−アミノピリジ
ン0.169およびクロロホルム20m6”i5入し、
室温、窒素雰囲気中30時間攪拌を行った。
反応終了後、実施例1と同様な操作を行ない、C+a−
ジエンレシチン15■を得り。
ジエンレシチン15■を得り。
特許出願人 東洋曹達工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L−α−グリセロホスホリルコリンに一般式%式% (R1はC6〜e17のアルキル基を表わす。)で表わ
されるジエンカルボン酸fI:縮合剤の存在下直接縮合
させて、得られる一般式 %式% (R゛はC5〜C+yのアルキル基を表わす。)で表わ
される重合性リン脂質の製造法、
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17435383A JPS6067489A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 重合性リン脂質の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17435383A JPS6067489A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 重合性リン脂質の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6067489A true JPS6067489A (ja) | 1985-04-17 |
JPH0372079B2 JPH0372079B2 (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=15977144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17435383A Granted JPS6067489A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 重合性リン脂質の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6067489A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6281394A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 混合酸型重合性リン脂質誘導体およびその製造方法 |
US5648442A (en) * | 1991-07-05 | 1997-07-15 | Biocompatibles Limited | Polymeric surface coatings |
US6090901A (en) * | 1991-07-05 | 2000-07-18 | Biocompatibles Limited | Polymeric surface coatings |
US6423761B1 (en) | 1990-10-29 | 2002-07-23 | Biocompatibles Limited | Contact lens material |
US6743878B2 (en) | 1991-07-05 | 2004-06-01 | Biocompatibles Uk Limited | Polymeric surface coatings |
WO2009123191A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 株式会社資生堂 | ポリシロキサン、アクリル系化合物及びビニル系化合物 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP17435383A patent/JPS6067489A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6281394A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-14 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 混合酸型重合性リン脂質誘導体およびその製造方法 |
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