JPS606723Y2 - 座標測定機のクランプおよび微動装置 - Google Patents

座標測定機のクランプおよび微動装置

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JPS606723Y2
JPS606723Y2 JP1976167006U JP16700676U JPS606723Y2 JP S606723 Y2 JPS606723 Y2 JP S606723Y2 JP 1976167006 U JP1976167006 U JP 1976167006U JP 16700676 U JP16700676 U JP 16700676U JP S606723 Y2 JPS606723 Y2 JP S606723Y2
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JP
Japan
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shaft
measuring machine
coordinate measuring
movable part
fine movement
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Application number
JP1976167006U
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English (en)
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JPS5383154U (ja
Inventor
徹 伊勢
Original Assignee
株式会社東京精密
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は座標測定機もしくは三次元測定機において、
可動部を安定状態に停止し、しかる後に僅かに移動させ
ることのできる装置に係るものである。
座標測定機においては測子は三次元に自由に軽く移動で
きるように作られており、希望する位置において測子を
固定し、かつその後に正確に微動させる必要が生ずる。
従来このような機能を有する装置としては特開昭48−
96147に示されているように、ねじ軸を可動部の移
動方向に平行に設け、可動部を停止、クランプするとき
には停止しているねじ軸に可動部を連結してクランプし
、その後に可動部を微動させるときにはねじ軸を回転さ
せることによって行なう方法がとられている。
しかしこの方法では、ねじ軸を噛合せたり、放したりす
る機構を動作させるために、更に1軸を必要とする。
この考案はこの点を改善し、簡単な装置でクランプし、
かつクランプ状態を維持したまま微動を行なわせるもの
である。
以下照面に従って本考案の一実施例を三次元座標測定機
の一軸、例えばX軸に取付けた場合について説明するが
、他のY軸およびZ軸に取付ける場合もその構成は全く
同様である。
第1図は本考案のクランプおよび微動装置が座標測定機
の可動部例えばX軸に取付けられた図、第2図は第4図
の■−■線矢視断面拡大図、第3図は一部を省略した平
面図、第4図は第1図IV−IV線矢視図である。
図において可動部2はローラ3,4,5によって基部1
の案内面に沿って移動可能に配置され、この可動部2に
垂直にケーシング6を固定し、ケーシング6の中央孔に
ボールベアリングを介して中空の軸7を回転可能に差し
込む。
軸7の中央孔の下部には大径部を設け、これにスピンド
ル8が下から差し込まれている。
そして軸7とスピンドル8との間にキー9を入れて、ス
ピンドル8は軸7に対して上下動は可能であるが、回転
はできないようにする。
また軸の中央孔にはスプリング10を入れて、スピンド
ル8を常時は上方に引き上げ、大径部の上端にスピンド
ル8を当てる。
軸7の上端には水平にウオームホイール11が取付けら
れる。
また可動部上に取付けられたツマミ12を回転させるこ
とによって回転するウオーム13を設け、このウオーム
をホイール11と噛み合せる。
またスピンドル8の下端には鉄製の円板14が固定され
ており、この円板の中にコイル15が埋められている。
そしてこのコイル15に通電することによって円板14
が磁化される。
なお円板の下面は基部1の面に近接して位置している。
このような構造において、可動部2をクランプする場合
には、まずコイル15に通電して円板14を磁化する。
円板が磁化されるとスピンドル8はスプング10を引張
って下降して基部1の面に強く吸着されて、可動部2を
クランプする。
次にクランプした状態において微動させる必要のあると
きには、ツマミ12を回転するとこの回転はウオーム1
3、ウオームホイール11によって軸7に減速伝達され
、スピンドル8を回転し、円板14を吸着状態において
回転して、基部1に対して可動部2を移動させる。
すなわちクランプ状態を維持したまま、正確に移動を行
なうことができる。
なお、上記説明においてはウオーム、ウオームホイール
による減速について説明したが、減速機構としてはその
他の公知のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を可動部に取付けた図、第2図は
第4図の■−■線矢視断面拡大図、第3図は一部省略平
面図、第4図は第1図のIV−IV線矢視図。 1・・・・・・基部、2・・・・・・可動部、6・・・
・・・ケーシング、7・・・・・・軸、訃・・・・・ス
ピンドル、10・・・・・・スプリング、11・・・・
・・ウオームホイール、12・・・・・・ツマミ、13
・・・・・・ウオーム、14・・・・・・鉄製円板、1
5・…・・コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動部に回転可能に軸を立て、この軸に対して軸芯方向
    に対して滑動可能であって、軸と一体に回転するスピン
    ドルを常時は軸内にスプリングによって引き上げられて
    いるように挿入し、スピンドルの下端に基部の面に相対
    して磁化用のコイルを内蔵する鉄製円板を取付けた座標
    測定機のクランプおよび微動装置。
JP1976167006U 1976-12-13 1976-12-13 座標測定機のクランプおよび微動装置 Expired JPS606723Y2 (ja)

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JPS5383154U JPS5383154U (ja) 1978-07-10
JPS606723Y2 true JPS606723Y2 (ja) 1985-03-05

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