JPS6067164A

JPS6067164A - 記録装置

Info

Publication number: JPS6067164A
Application number: JP17432383A
Authority: JP
Inventors: Ryuichi Arai; 竜一新井; Shigeo Togano; 戸叶　滋雄; Kunitaka Ozawa; 小澤　邦貴
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1983-09-22
Filing date: 1983-09-22
Publication date: 1985-04-17
Also published as: JPH054221B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野］本発明は、反射性被記録部材のみならず、スライドやオ
ーバヘッドプロジェクタＩ：０ＨＰ）の原画に供する透
光性被記録部材に対しても好適な像形成を行い得る記録
装置に関する。

〔従来技術Ｊ記録装置、特にカラーグラフィックブ１ルタやビデオプ
リンタにおいては、印字物として、一般の普通紙に描か
れた反射観察用のものと、いわゆるスライド、　ＯＨＰ
等の透明フィルムに描かれた透過観察用のものとの需要
がある。

ここで、同一のプリンタを用いて、反射性被記録部材お
よび透光性被記録部材へ印字を行うと次のような不都合
が生ずる。すなわち、同一の記録濃度を設定して印字し
たとしても、両部材の観察方法の違いに起因して、反射
性被記録部材においては好適な濃度で観察できても、透
光性被記録部材においては濃度的に不充分な印字を観察
するこない。

［目　的］本発明の目的は、階上の欠点を解消するためになされた
もので、被記録部材の種類に応じで適切な記録モードを
採用して、被記録部材の種類に拘わらず常に適正な画像
を形成し得るようにした記録装置を提供することにある
。

［実　施　例］以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を適用したインクジェットプリンタの一
例を示す。図において、工は通常の記録紙または透明樹
脂フィルムを収納したカセットである。５は記録紙また
は透明樹脂フィルムをカセット内から送り出す供給ロー
ラである。７はタイミングローラ対、８および９は搬送
ローラ対、１１．１２，１３．１４および１５は記録紙
またはフィルム４の搬送路を構成すると共に、その搬送
を円滑にするための搬送ガイドである。１６は搬送され
る記録紙またはフィルムに対しほぼ垂直な方向となるよ
うに配置したインクジェット記録ヘッドである。

インクジェット記録ヘーツド１８は、不図示のインク貯
溜部がら水性インクが供給され、画像読取手段から供給
される画像信号に基づき、カセット１から搬送された記
録紙またはフィルム上に画像を再生する。この記録ヘッ
ドは、記録紙またはフィルムの搬送方向に対して直交す
る方向、すなわち図において紙面と垂直方向にフルライ
ンに並べられた、いわゆるフルマルチヘッドとして構成
する。

１８は吸引ファン、１９は多孔ガイド板であり、この吸
引ファン１８により記録紙またはフィルムをカイト板１
８に吸引することにより記録紙またはフィルムの平面度
を保つ、これによって、これらの被記録部材と記録ヘッ
ド１６との間隔を最良に保つ。

２０は排出ローラ対、２１は排出トレイであり、記録紙
またはフィルムは、記録ヘッド１Ｂにより記録された後
、搬送ローラ対９を介して排出ローラ対２０にまで搬送
される。更に、この搬出ローラ対２０を介して排出トレ
イ２１に排出される。

２３および２４は被記録部材の搬送路上に配設された被
記録部材検知用の第１および第２センサである。第１セ
ンサ２３はインクジェット記録ヘッド１６による記録位
置に対して搬送方向手前側に配設され、その検知出力に
より記録ヘッド１８の駆動制御がなされる。また、第２
センサ２４は、排出ローラ対２０に対して搬送方向手前
側に配設され、その検知出力に基づき排出ローラ対２０
．＊送ローラ対９等の駆動が制御される。

第２図は本発明装置における制御系を示す。図において
、１００は各部の駆動制御を行う制御回路、１０１は制
御プログラム等を格納したリードオンリメモリ（ＲＯＭ
）　、　１０２は読み書き自由なランダムアクセスメモ
リ（ＲＡＭ）である。１０３は操作部である。この操作
部には記録部数、記録画像濃度等の通常の記録条件等の
指定を行う操作部スイッチ群と共に、普通紙記録モード
およびフィルム記録モードそれぞれを指定する第１およ
び第２モード指定スイッチ１０４−’１　、１０４−２
を有し、更に、記録条件等の表示を行う表示部１０５を
有する。

操作部１０３からの入力信号はデータ入出力パッファ回
路１０Ｂを介して制御部１００に供給される。

また、制御回路１００によりこのバッファ回路を介して
ドライブ回路１０７が駆動制御され、これによって表示
部１０５の表示制御が行われる。

１１１は各ローラの駆動源としてのモータであり、１１
２はこのモータ１１１をオンオフ制御するドライブ回路
である。　１１３〜１１６はそれぞれ供給ローラ５、ロ
ーラ対７，８，９．２０ヘモ一タ回転力を伝達するモー
タクラッチであり、それぞれドライブ回路１１８〜１２
１によりオンオフ制御される。

１２２は吸引ファン１８をオンオフ制御するドライブ回
路である。制御回路！００では、両センサ２３．２４か
ら入力／＜２７７回路１２３を介して供給された検知信
号に基づき、駆動信号を出力バッファ回路１２４を介し
す各ドライ八回路へ供給し、搬送系の駆動制御を行う。

１３０はインクジェット記録ヘッド１Ｇを駆動するドラ
イブ回路である。ドライブ回路１３０には、不図示の画
像読取手段により読み取った画像情報に対応した画像信
号が、画像入力インタフェース１３２および画像メモリ
１３３を介して供給される。

更に、制御回路１００から駆動信号が画像制御回路１３
４を介して供給される。両信号に基づき、ドライブ回路
１３０によりヘッド１Ｂが付勢され、カセット１から搬
送された記録紙またはフィルム上に画像形成が行われる
。

ここで、普通紙記録モードおよびフィルム記録モードに
ついて説明する。

第３図（Ａ）に示すように、記録ヘッド１Ｂは一定周期
のクロックφにより駆動され、被記録部材表面にインク
滴を吐出する。普通紙記録モードにおいては、クロック
φの３パルス毎にヘッド１６が駆動される（時刻ＴＩ、
Ｔ２．Ｔ３．・・・）。第３図（Ｂ）および（Ｃ）にお
いて、Ｓは被記録部材を示し、実線Ｄ（Ｄｉ、０２，０
３・・・）は吐出されたインク滴を示す。

〒方、フィルム記録モードにおいては１時刻Ｔ　Ｉ　、
　Ｔ２　、　Ｔ３　、・・・において印字が行われると
共に、時刻Ｔｌ′、　Ｔ２’　、　Ｔ３’　、・・・に
おいても印字が行われる。この結果、第３図（Ｂ）　、
　（Ｃ）に示すように、ドラ）　ＤＩ、Ｄ２．Ｄ３．・
・・に重なった状態に破線で示すドツトＤｉ’　、　０
２’　、　Ｄ３’　、・・・−が印字される。このよう
にして、同一画素に対して２度のインク吐出（２度打ち
）が行われる。このフィルム記録モードによれば、透過
率が高いために普通紙と同一の記録密度では画像濃度が
不充分となるフィルムに対して、普通紙と同程度の透過
濃度による再生画像が得られる。

なお、本例では一定速度で搬送される被記録部材に対し
て、上述のようにして同一画素に対して２度打ちを行う
ようにしたが、例えば被記録部材を断続的に搬送し、あ
るいはヘッド１６の印字位置に被記録部ネオを２度通過
させることにより、同一画素に対して２度打ちを行うよ
うにしても良いことは勿論である。

第４図は上述のように構成した本発明装置における１枚
の被記録部材への記録動作を示す。

図において、ステップ５１−１ではモード指定スイッチ
１０４−１．１０４−２のいずれがオンされたのかが判
別される。スイッチ１０４−１がオンされたときはステ
ップ５１−２へ進み、記録モードが普通紙記録モードに
設定される。しかるに、スイッチ１０４−２がオンされ
たときは、ステップ５１−３へ進み、フィルム記録モー
ドに設定される。このようにしてモード設定がされた後
は、ステップｓ２へ進み、供給ローラ５の回転が開始さ
れ、カセット１内から記録紙またはフィルムのいずれか
の被記録部材がタイミンクローラ対７へ向けて搬送され
る。ステップＳ３では、被記録部材の先端がタイミング
ローラ対７にくわえ込まれるのに十分な搬送時間を取り
、ステップｓ４では供給ローラを停止させる。この後、
ステップＳ５．Ｓ８．Ｓ７およびＳ８が順次に実行され
て、タイミングローラ対７、搬送ローラ対８，８、排出
ローラ対２ｏの回転が開始されると共に、吸引ファン１
８がオンされる。この結果、被記録部材はタイミングロ
ーラ対７を介して搬送ローラ対８に至り、更にこのロー
ラ対８を介して搬送される。

ステップＳ８では、第１センサ２３により搬送される被
記録部材の先端が検知されたか否かが判定される。その
先端が検知されると、ｒＹＥＳＪとなり、ステップＳＩ
Ｏへ進み、タイミングローラ対７の回転を停止した後、
ステップＳｌｌにおいてインクジェット記録ヘッド１８
を駆動して、被記録部材へのプリントを開始する。上述
したようにステップ５ｌ−２，５ｌ−３において記録モ
ードが設定されているので、その設定されたモードによ
りプリントが行われる。

このプリント動作は、第１センサ２３により被記録部材
の後端が検知されるまで継続される。すなわち、ステッ
プＳ１２において被記録部材の後端が検知されると、ス
テップＳＩ３へ進み、プリント動作を停止する。

このように、その表面に画像形成された被記録部材は、
搬送ローラ対９を介して排出ローラ対２０へ向けて搬送
され、更に、この排出ローラ対２０を介して排出トレイ
２１へ向けて排出される。ステップＳ１４において、第
２センサ２４により被記録部材の後端が検知されると、
ステップＳ１５へ進み、被記Ｍ、ｇｌｉ材が排出トレイ
２１へ排出され終るのに十分な搬送時間を取った後、ス
テップ５ｉｆｔ〜Ｓ１８を順次に実行して、搬送ローラ
対８，８、排出ローラ対２０および吸引ファン１８の駆
動を停止する。以上のようにして、被記録部材に対する
１回の記録動作が終了する。

［効　果］以上説明したように、本発明によれば、反射性被記録部
材に対する第１記録モードと、透光性被記録部材に対す
る第２記録モードとを有し、実用上回等の画像濃度が指
定された場合に両部材に対してそれぞれ対応したモード
により記録を行うことにより、とりわけ透光性被記録部
材ｌζおいても実用充分な透過濃度を有する再生画像が
得られるようにした。従って、透過率が大きいために、
透光性被記録部材上に形成された画像の濃度が不充分に
なってしまうという透過観察における弊害を除去するこ
とができる。

なお、上述の実施例においては、フィルム記録モードに
おいて同一画素に対して２度のインク滴吐出（２度打ち
）を行うようにしたが、この重ね打ちの回数は２度に限
られるものではない。すなわち、同一濃度が指定された
場合に、普通紙への記録により得られる再生画像の透過
濃度と同程度の透過濃度が、フィルムへの記録により得
られる再生画像において得られれば良い。

なお、本発明は記録手段としてインクジェット方式に限
るものではなく、例えば熱転写方式の記録手段にも適用
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第２図は
第１図の装置の制御部を示すブロック図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）は記録モードを説明した線図、第４図は第１図の装置における記録動作を示すフローチ
ャートである。 ■・・・カセット、５・・・供給ローラ、７・・・タイミングローラ対、８．８・・・搬送ローラ対、１１．１２．１３，１４．１５・・・搬送ガイド、１Ｇ
・・・インクジェット記録ヘッド、１８・・・吸引ファ
ン、１９・・・多孔質ガイド板。２０・・・排出ローラ対、２１・・・排出トレイ、２’３．２４・・・センサ、１００・・・制御回路、１０１・・・リードオンリメモリ、１０２・・・ランダムアクセスメモリ、１０３・・・操
作部、１０４−１　、１０４−２・・・モード指定スイッチ、
１０５・・・表示部、１０Ｂ・・・データ入出力バッファ回路、ｉｌｌ・・・
モータ、１１２．１１８〜１２２・・・ドライブ回路、１１３〜
１１Ｂ・・・クラッチ、１２４・・・データ出力バッファ回路、１３０．１３１
・・・ドライブ回路、１３２・・・画像入力インタフェース、１３３・・・画
像メモリ、１３４・・・画像制御回路。特許出願人　キャノン株式会社

Claims

【特許請求の範囲】反射性被記録部材に対しては第１記録モードにより像形
成を行い、透光性被記録部材に対しては第２記録モード
により像形成を行う像形成手段を有し、前記第１記録モ
ードは同一画素に対して１回の記Ｒ動作を行い、前記第
２記録モードは同一画素に対して複数回の記録動作を行
うようにしたことを＃徴とする記録装置。（以下、余白）