JPS606663Y2 - クラツチプレ−ト - Google Patents
クラツチプレ−トInfo
- Publication number
- JPS606663Y2 JPS606663Y2 JP15039279U JP15039279U JPS606663Y2 JP S606663 Y2 JPS606663 Y2 JP S606663Y2 JP 15039279 U JP15039279 U JP 15039279U JP 15039279 U JP15039279 U JP 15039279U JP S606663 Y2 JPS606663 Y2 JP S606663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clutch
- support plate
- flywheel
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用クラッチのクラッチプレートに関す
るものである。
るものである。
上記クラッチプレートは、クラッチのドリブンプレート
を構成する一部品で、ドライブシャフトに嵌合したクラ
ッチハブと、フェーシングを支持するフェーシング支持
板との間にコイルスプリング;フリクションプレート等
を介してとりつけられているものである。
を構成する一部品で、ドライブシャフトに嵌合したクラ
ッチハブと、フェーシングを支持するフェーシング支持
板との間にコイルスプリング;フリクションプレート等
を介してとりつけられているものである。
ところで、前記フェーシング支持板は、一般に薄板(平
面)により形成されているので、動力伝達の仕事による
発熱の影響を受け、不規則な変形を起す場合がある。
面)により形成されているので、動力伝達の仕事による
発熱の影響を受け、不規則な変形を起す場合がある。
例えば、同支持板がフライホイール側に傾くよう変形す
ると、クラッチの切れ不良等の不具合を誘発させる場合
が生ずる。
ると、クラッチの切れ不良等の不具合を誘発させる場合
が生ずる。
本考案は、以上の欠点を除去するためになされたもので
、前記フェーシング支持板を外周部に固定したクラッチ
プレートを熱膨張係数の異なる二枚の薄板を重ね合せて
構成し、熱膨張係数の大きな薄板をフライホイール側に
位置させたことを特徴とするもので、以下その実施例を
図面により説明する。
、前記フェーシング支持板を外周部に固定したクラッチ
プレートを熱膨張係数の異なる二枚の薄板を重ね合せて
構成し、熱膨張係数の大きな薄板をフライホイール側に
位置させたことを特徴とするもので、以下その実施例を
図面により説明する。
図において、1はドライブシャフトで一端は、ミッショ
ンケースに、また他端はクランクシャフト端部にそれぞ
れベアリングにより支持されている。
ンケースに、また他端はクランクシャフト端部にそれぞ
れベアリングにより支持されている。
2はクラッチハブでドライブシャフト1にスプライン結
合されている。
合されている。
3及び4はクラッチプレートで、前記クラッチハブ2に
、コイルスプリング30等を介して連結されている。
、コイルスプリング30等を介して連結されている。
5はフェーシング支持板であって、薄板で構成され、こ
の例では平面的にはリング形状をなしており、リベット
によりクラッチプレート4の外周部に固着・支持されて
いる。
の例では平面的にはリング形状をなしており、リベット
によりクラッチプレート4の外周部に固着・支持されて
いる。
6及び7は、フェーシング支持板5の両側にリベット(
図示せず)により固着されたフェーシング、8はクラン
クシャフト端に固着されたフライホイール、9はプレッ
シャプレートである。
図示せず)により固着されたフェーシング、8はクラン
クシャフト端に固着されたフライホイール、9はプレッ
シャプレートである。
前記クラッチプレート4は、二枚のはS゛同形薄板4a
と4bを互いにリベット、接着等により固定することに
より構成され、熱膨張係数の大きい薄板4aはフライホ
イール8側に、またそれよりも熱膨張係数の小さい薄板
4bをプレッシャプレート9側に、それぞれ配置されて
いる。
と4bを互いにリベット、接着等により固定することに
より構成され、熱膨張係数の大きい薄板4aはフライホ
イール8側に、またそれよりも熱膨張係数の小さい薄板
4bをプレッシャプレート9側に、それぞれ配置されて
いる。
クラッチの動力伝達仕事による発熱により、クラッチプ
レート4は共に熱膨張するが、フライホイール8側の薄
板4aの熱膨張係数は、プレシャプレート9側の薄板4
bのそれより大きいため伸びて、同クラッチプレート4
は、全体としてプレッシャプレート9側に傾くような変
形を起こし、クラッチの切れ不良の一因であるといわれ
ているフライホイール8側へのフェーシング支持板5の
傾きを防止することができるものである。
レート4は共に熱膨張するが、フライホイール8側の薄
板4aの熱膨張係数は、プレシャプレート9側の薄板4
bのそれより大きいため伸びて、同クラッチプレート4
は、全体としてプレッシャプレート9側に傾くような変
形を起こし、クラッチの切れ不良の一因であるといわれ
ているフライホイール8側へのフェーシング支持板5の
傾きを防止することができるものである。
クラッチプレート4は、フェーシング支持板5に関して
は、半径方向内側に位置しており、前記熱膨張係数の差
によって生ずるわずかの傾きは、支持板5のフェーシン
グ6と7を取り付けた外周部ではより大きな移動量とな
るので、フライホイール8側への傾きは確実に防止でき
る(例えば支持板5に、多少の不規則変形があっても吸
収できる)。
は、半径方向内側に位置しており、前記熱膨張係数の差
によって生ずるわずかの傾きは、支持板5のフェーシン
グ6と7を取り付けた外周部ではより大きな移動量とな
るので、フライホイール8側への傾きは確実に防止でき
る(例えば支持板5に、多少の不規則変形があっても吸
収できる)。
本考案は以上のように構成されているので、クラッチフ
ェーシング支持板に、クラッチの伝達仕事による発熱の
影響を受けやすい薄板を使用しても、フライホイール側
への傾きを確実に防止することができるので、クラッチ
の引きづりあるいは切れ不良を防止することができる効
果を有する。
ェーシング支持板に、クラッチの伝達仕事による発熱の
影響を受けやすい薄板を使用しても、フライホイール側
への傾きを確実に防止することができるので、クラッチ
の引きづりあるいは切れ不良を防止することができる効
果を有する。
また構造が簡単で加工も容易であり、従来のクラッチに
容易に適用できるという実用的効果を有するものである
。
容易に適用できるという実用的効果を有するものである
。
なお一般にプレッシャプレート9側の方が、フライホイ
ール8側より発熱温度が高いとされ、これも支持板5、
クラッチプレート4等をフライホイール8側へ変形させ
ようとする一因となるが、本考案によればそのような場
合においても、クラッチプレートの熱膨張係数の違いに
より、それに打ち勝つ変形の方向性を与えることができ
、きわめて有効である。
ール8側より発熱温度が高いとされ、これも支持板5、
クラッチプレート4等をフライホイール8側へ変形させ
ようとする一因となるが、本考案によればそのような場
合においても、クラッチプレートの熱膨張係数の違いに
より、それに打ち勝つ変形の方向性を与えることができ
、きわめて有効である。
図は本考案の一実施例を示す断面図である。
符号、4・・・・・・クラッチプレート、4at 4
b・・・・・・薄板、5・・・・・・フェーシング支持
板。
b・・・・・・薄板、5・・・・・・フェーシング支持
板。
Claims (1)
- 熱膨張係数の異なる二枚の薄板を熱膨張係数の大きな薄
板をフライホイール側に位置させてクラッチハブとフェ
ーシング支持板の間にとりつけるよう構成したことを特
徴とするクラッチプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15039279U JPS606663Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | クラツチプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15039279U JPS606663Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | クラツチプレ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5667428U JPS5667428U (ja) | 1981-06-04 |
JPS606663Y2 true JPS606663Y2 (ja) | 1985-03-04 |
Family
ID=29381427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15039279U Expired JPS606663Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | クラツチプレ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606663Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP15039279U patent/JPS606663Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5667428U (ja) | 1981-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5857547A (en) | Annular pressure plate for a friction clutch, especially for a motor vehicle | |
JP3038594B2 (ja) | 自動車用摩擦クラッチ | |
US6305522B2 (en) | Clutch disc | |
US6193037B1 (en) | Hydrodynamic torque converter | |
JPS61248938A (ja) | フライホイ−ルユニツト | |
JPH0327768B2 (ja) | ||
JP3534507B2 (ja) | フレキシブルプレート機構 | |
US4533031A (en) | Clutch disk having alternatingly connected subplates between friction washers | |
US6354419B1 (en) | Clutch mechanism with wear take-up device comprising balancing means | |
EP0159339B1 (en) | Flywheel for internal combustion engine | |
JPS606663Y2 (ja) | クラツチプレ−ト | |
US5092443A (en) | Clutch disc assembly | |
JPH01199025A (ja) | 摩擦板アセンブリ | |
JPS60205022A (ja) | 摩擦クラツチ従動板 | |
JPH0133861Y2 (ja) | ||
US5950786A (en) | Disc clutch assembly | |
WO1991003656A1 (en) | Improved multiple disc clutch | |
JPS606665Y2 (ja) | クツシヨンプレ−トを備えたフエ−シング支持板 | |
JPH0648015B2 (ja) | クラツチデイスクアツセンブリ−におけるフリクシヨンフエ−シングの固定方法 | |
JPS5927547Y2 (ja) | クラツチのドリブンプレ−ト | |
US4529078A (en) | Clutch disc | |
JPS606664Y2 (ja) | クラッチのドリブンプレ−ト | |
JPH0235079Y2 (ja) | ||
JPS636511Y2 (ja) | ||
JPS5927546Y2 (ja) | クラツチのフエ−シング支持板 |