JPS606664Y2 - クラッチのドリブンプレ−ト - Google Patents
クラッチのドリブンプレ−トInfo
- Publication number
- JPS606664Y2 JPS606664Y2 JP15039479U JP15039479U JPS606664Y2 JP S606664 Y2 JPS606664 Y2 JP S606664Y2 JP 15039479 U JP15039479 U JP 15039479U JP 15039479 U JP15039479 U JP 15039479U JP S606664 Y2 JPS606664 Y2 JP S606664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clutch
- support plate
- facing support
- flywheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用クラッチのトリプルプレートに関す
るものである。
るものである。
従来より多く使用されている自動車用クラッチのトリプ
ルプレートは、クラッチハブ、クラッチハブにコイルス
プリング、フリクションプレート等を介して取り付けら
れたクラッチプレート、クラッチプレートに固定された
フェーシング支持板（又ハクッションプレート）、フェ
ーシング支持板の両面に取り付けられたフェーシング等
により構成されている。
ルプレートは、クラッチハブ、クラッチハブにコイルス
プリング、フリクションプレート等を介して取り付けら
れたクラッチプレート、クラッチプレートに固定された
フェーシング支持板（又ハクッションプレート）、フェ
ーシング支持板の両面に取り付けられたフェーシング等
により構成されている。
ところで、前記フェーシング支持板は、一般に薄板（平
面）により形成されているので、動力伝達の仕事による
発熱の影響を受け、不規則な変形を起す場合がある。
面）により形成されているので、動力伝達の仕事による
発熱の影響を受け、不規則な変形を起す場合がある。
例えば、同支持板がフライホイール側に傾くよう変形す
ると、クラッチの切れ不良等の不具合を誘発させる場合
が生ずる。
ると、クラッチの切れ不良等の不具合を誘発させる場合
が生ずる。
このため、前記支持板に厚板を用いることも考えられる
が、重量の増大、慣性モーメントの増加によるシンクロ
操作力のアップ、クラッチスペースの拡大等の欠点が伴
ない、好ましい方法とはいえないものである。
が、重量の増大、慣性モーメントの増加によるシンクロ
操作力のアップ、クラッチスペースの拡大等の欠点が伴
ない、好ましい方法とはいえないものである。
本考案は、以上の問題点を解消するためになされたもの
で、前記フェーシング支持板のフェーシング支持部と上
記フェーシング支持板の厚さより大なる板厚をもつクラ
ッチプレートとの接続部との間に、その取付断面におい
て、フライホイール側にＲ中心を有する折曲部を形成し
、これを、プレッシャプレート側にＲ中心を有する折曲
部が形成されたクラッチプレートの外周部に接続したこ
とを特徴とし、以下、その実施例を図面により説明する
。
で、前記フェーシング支持板のフェーシング支持部と上
記フェーシング支持板の厚さより大なる板厚をもつクラ
ッチプレートとの接続部との間に、その取付断面におい
て、フライホイール側にＲ中心を有する折曲部を形成し
、これを、プレッシャプレート側にＲ中心を有する折曲
部が形成されたクラッチプレートの外周部に接続したこ
とを特徴とし、以下、その実施例を図面により説明する
。
図において、１はドライブシャフトで一端は、ミッショ
ンケースに、また他端はクランクシャフト端部にそれぞ
れベアリングにより支持されている。
ンケースに、また他端はクランクシャフト端部にそれぞ
れベアリングにより支持されている。
２はクラッチハブで、ドライブシャフト１にスプライン
結合されている。
結合されている。
３はクラッチプレートで、前記クラッチハブ２に、コイ
ルスプリング３０等を介して連結されている。
ルスプリング３０等を介して連結されている。
４はフェーシング支持板であって、上記クラッチプレー
ト３より薄い薄板で構成され、この例では平面的にはリ
ング形状をなしており、リベットによりクラッチプレー
ト３の外周部に接続されている。
ト３より薄い薄板で構成され、この例では平面的にはリ
ング形状をなしており、リベットによりクラッチプレー
ト３の外周部に接続されている。
５及び６は、フェーシング支持板４の両側にリベット（
図示せず）により固着されたフェーシング、７はクラン
クシャフト端に固着されたフライホイール、８はプレッ
シャプレートである。
図示せず）により固着されたフェーシング、７はクラン
クシャフト端に固着されたフライホイール、８はプレッ
シャプレートである。
クラッチプレート３の外周部りには、その取付断面にお
いてプレッシャプレート８側にＲ（アール）中心をもつ
折曲部３０が形成され、この外周部に前記フェーシング
支持板４が固着され、この取付断面において、フェーシ
ング支持板４のフェーシング５と６の取付部とクラッチ
プレート３との接続部との間には、フライホイール７側
にＲ（アール）中心を有する折曲部４０が形成されてい
る。
いてプレッシャプレート８側にＲ（アール）中心をもつ
折曲部３０が形成され、この外周部に前記フェーシング
支持板４が固着され、この取付断面において、フェーシ
ング支持板４のフェーシング５と６の取付部とクラッチ
プレート３との接続部との間には、フライホイール７側
にＲ（アール）中心を有する折曲部４０が形成されてい
る。
この取付状態において、フェーシング５及び６の側面は
、フライホイール７とプレッシャプレート８の対応する
側面にはＳ゛平行、わずかにプレッシャプレート８側に
傾くよう、その取付位置が定められている。
、フライホイール７とプレッシャプレート８の対応する
側面にはＳ゛平行、わずかにプレッシャプレート８側に
傾くよう、その取付位置が定められている。
クラッチの動力伝達仕事により、フェーシング支持板４
は、その発熱の影響を受けて変形しようとするが、前記
のような折曲部４０が形成されているため、同支持板４
は全体として、プレッシャプレート８側に傾くような変
形の方向性を有する（Ｒの部分が開こうとする伸びの性
質による）。
は、その発熱の影響を受けて変形しようとするが、前記
のような折曲部４０が形成されているため、同支持板４
は全体として、プレッシャプレート８側に傾くような変
形の方向性を有する（Ｒの部分が開こうとする伸びの性
質による）。
従って例え変形しても、少なくとも現在、クラッチの切
れ不良の一因であるといわれているフライホイール７側
への傾きは防止できる。
れ不良の一因であるといわれているフライホイール７側
への傾きは防止できる。
クラッチプレート３にも逆方向のＲ中心をもつ同様な折
曲部３０が形成されているが、クラッチプレート３はフ
ェーシング支持板４よりも板厚が大きいため、折曲部３
０の曲りの開きが小さくクラッチプレート３のフライホ
イール７側への変形は小さく、前記支持板４の変形で十
分吸収されるものである。
曲部３０が形成されているが、クラッチプレート３はフ
ェーシング支持板４よりも板厚が大きいため、折曲部３
０の曲りの開きが小さくクラッチプレート３のフライホ
イール７側への変形は小さく、前記支持板４の変形で十
分吸収されるものである。
フェーシング支持板４の形状は、平面状のリング形（ド
ーナツ形）、同リング形の外周側から半径方向内側に向
うスリットを備えた形状、あるいは分割形等いずれでも
、前記趣旨は遠戚できる。
ーナツ形）、同リング形の外周側から半径方向内側に向
うスリットを備えた形状、あるいは分割形等いずれでも
、前記趣旨は遠戚できる。
本考案は以上のように構成されているので、クラッチフ
ェーシング支持板に、クラッチの動力伝達仕事による発
熱の影響を受けやすい薄板を使用しても、フライホイー
ル側への傾きを確実に防止することができるので、クラ
ッチの引きづりあるいは切れ不良を防止できる効果を有
する。
ェーシング支持板に、クラッチの動力伝達仕事による発
熱の影響を受けやすい薄板を使用しても、フライホイー
ル側への傾きを確実に防止することができるので、クラ
ッチの引きづりあるいは切れ不良を防止できる効果を有
する。
また従来の構造をほとんど変更することなく、従来のク
ラッチに容易に適用できるという実用的効果を有するも
のである。
ラッチに容易に適用できるという実用的効果を有するも
のである。
図は本考案の一実施例を示す断面図である。
符号、３・・・・・・クラッチプレート、３０・・・・
・・折曲部、４・・・・・・フェーシング支持板、４０
・・・・・・折曲部。
・・折曲部、４・・・・・・フェーシング支持板、４０
・・・・・・折曲部。
Claims (1)
- フェーシング支持板４のフェーシング支持部と、上記フ
ェーシング支持板４の厚さより大なる板厚をもつクラッ
チプレート３との接続部との間に、断面において、フラ
イホイール７側にＲ中心を有する折曲部４０を形成し、
上記フェーシング支持板をプレッシャプレート８側にＲ
中心を有する折曲部３０が形成されたクラッチプレート
３の外周端に接続したことを特徴とするクラッチのトリ
プルプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15039479U JPS606664Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | クラッチのドリブンプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15039479U JPS606664Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | クラッチのドリブンプレ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5667430U JPS5667430U (ja) | 1981-06-04 |
| JPS606664Y2 true JPS606664Y2 (ja) | 1985-03-04 |
Family
ID=29381429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15039479U Expired JPS606664Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | クラッチのドリブンプレ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606664Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP15039479U patent/JPS606664Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5667430U (ja) | 1981-06-04 |
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