JPS606657Y2 - 取付部材の固定装置 - Google Patents
取付部材の固定装置Info
- Publication number
- JPS606657Y2 JPS606657Y2 JP10377279U JP10377279U JPS606657Y2 JP S606657 Y2 JPS606657 Y2 JP S606657Y2 JP 10377279 U JP10377279 U JP 10377279U JP 10377279 U JP10377279 U JP 10377279U JP S606657 Y2 JPS606657 Y2 JP S606657Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- mounting
- attached
- mounting member
- shaft part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は被取付部材の下面に取付部材をボルトにより適
確容易に固定させる取付部材の固定装置の改良に関する
ものである。
確容易に固定させる取付部材の固定装置の改良に関する
ものである。
自動車のフレームのサイドメンバーなどの被取付部材に
フロントサスペンション取付材などの取付部材を取付け
る場合のように取付条件の悪い場所における取付部材の
固定は、一般にボルトを使用した固定手段が使用されて
いるが、ボルトにナツトを螺装する際にボルトが一緒に
回動するため、ナツトによる締付は作業に手数を要する
うえに固定後においせボルトが回動すると強固な固定が
解かれるという問題点がある。
フロントサスペンション取付材などの取付部材を取付け
る場合のように取付条件の悪い場所における取付部材の
固定は、一般にボルトを使用した固定手段が使用されて
いるが、ボルトにナツトを螺装する際にボルトが一緒に
回動するため、ナツトによる締付は作業に手数を要する
うえに固定後においせボルトが回動すると強固な固定が
解かれるという問題点がある。
本考案は前記のような問題点のない取付部材の固定装置
を目的として完成されたもので、図示の実施例に示すよ
うに、断面が非円形の軸部１の下端に通常の螺軸部２を
設けるとともに上端には頭部３を設けたボルト４を被取
付部材５に設けられた前記軸部１と対応する回り止め用
のボルト螺通孔６に挿通して該ボルト４の下方部を被取
付部材５の下面より該軸部１の長さより短い分だけ突出
させ、該ボルト４の螺軸部２には被取付部材５の下面に
添装される取付部材７の取付孔８を係合させるとともに
ナツト９を螺装して該取付部材７を被取付部材５に締付
は固定してなるものである。
を目的として完成されたもので、図示の実施例に示すよ
うに、断面が非円形の軸部１の下端に通常の螺軸部２を
設けるとともに上端には頭部３を設けたボルト４を被取
付部材５に設けられた前記軸部１と対応する回り止め用
のボルト螺通孔６に挿通して該ボルト４の下方部を被取
付部材５の下面より該軸部１の長さより短い分だけ突出
させ、該ボルト４の螺軸部２には被取付部材５の下面に
添装される取付部材７の取付孔８を係合させるとともに
ナツト９を螺装して該取付部材７を被取付部材５に締付
は固定してなるものである。
なお、図中６′はボルト挿通孔６と対をなすボルト挿通
用の孔、１０．１０’は被取付部材５の中空部内に設け
られる補強部材である。
用の孔、１０．１０’は被取付部材５の中空部内に設け
られる補強部材である。
このように構成されたものは、被取付部材５に設けられ
ているボルト挿通孔６が断面を６角、４角、楕円その他
非円形とした軸部１と対応する形状のものであるから、
ボルト４は該軸部１が回り止め用のボルト挿通孔６に係
止されて回動されることがなく、従って、ボルト４の回
動に伴う緩みの発生は完全に防止できることとなるが、
本考案において最も大きな特徴は、被取付部材５に取付
部材８を固定する作業が極めて容易になる点にある。
ているボルト挿通孔６が断面を６角、４角、楕円その他
非円形とした軸部１と対応する形状のものであるから、
ボルト４は該軸部１が回り止め用のボルト挿通孔６に係
止されて回動されることがなく、従って、ボルト４の回
動に伴う緩みの発生は完全に防止できることとなるが、
本考案において最も大きな特徴は、被取付部材５に取付
部材８を固定する作業が極めて容易になる点にある。
すなわち、被取付部材５に設けたボルト挿通孔６はこれ
に挿通されるボルト４の断面が非円形の軸部１に対応す
る断面非円形のものであり、しかも、被取付部材５の下
面より突出されたボルト４の下方部の長さは断面が非円
形の軸部１の長さより短いから、ボルト４の下端に設け
られている通常の螺軸部２にフロントサスペンション取
付材などの取付部材７の取付孔８を係合させる際に取付
札８とボルト４の下端が一致せずに誤って取付部材７を
もってボルト４を持ち上げるようなことがあっても、該
ボルト４の断面が非円形の軸部１のいずれかの部分が必
ず非円形のボルト挿通孔６に係合された状態を保つもの
で、ボルト４が持ち上げられ状態のまま取付部材７を移
動させて螺軸部２と取付孔８との中心を合致させれば、
自重によりボルト４は降下して取付孔８に挿通されるか
ら、この状態においてボルト４の下端に形成されている
螺軸部２にナツト９を螺装してゆけば、取付部材７は被
取付部材５の下面に添装された状態として該ナツト９に
より締付は固定でき、また、ナツト９を螺装する際にボ
ルト４は段面が非円形の螺軸部２とこれに対応する回り
止め用のボルト挿通孔６との係合によって回動すること
がないから、容易にナツト９をボルト４の螺軸部２に螺
装して強固に取付部材７を被取付部材５に締付は固定で
き、取付作業時に片手でボルトの回動を防止しながら片
手でナツトを螺装するような面倒な手数を全く必要とせ
ず、また、固定後においては振動等によってボルト４が
回動するおそれは全くないため、強固な固定状態を長時
間にわたり保持できる利点もある。
に挿通されるボルト４の断面が非円形の軸部１に対応す
る断面非円形のものであり、しかも、被取付部材５の下
面より突出されたボルト４の下方部の長さは断面が非円
形の軸部１の長さより短いから、ボルト４の下端に設け
られている通常の螺軸部２にフロントサスペンション取
付材などの取付部材７の取付孔８を係合させる際に取付
札８とボルト４の下端が一致せずに誤って取付部材７を
もってボルト４を持ち上げるようなことがあっても、該
ボルト４の断面が非円形の軸部１のいずれかの部分が必
ず非円形のボルト挿通孔６に係合された状態を保つもの
で、ボルト４が持ち上げられ状態のまま取付部材７を移
動させて螺軸部２と取付孔８との中心を合致させれば、
自重によりボルト４は降下して取付孔８に挿通されるか
ら、この状態においてボルト４の下端に形成されている
螺軸部２にナツト９を螺装してゆけば、取付部材７は被
取付部材５の下面に添装された状態として該ナツト９に
より締付は固定でき、また、ナツト９を螺装する際にボ
ルト４は段面が非円形の螺軸部２とこれに対応する回り
止め用のボルト挿通孔６との係合によって回動すること
がないから、容易にナツト９をボルト４の螺軸部２に螺
装して強固に取付部材７を被取付部材５に締付は固定で
き、取付作業時に片手でボルトの回動を防止しながら片
手でナツトを螺装するような面倒な手数を全く必要とせ
ず、また、固定後においては振動等によってボルト４が
回動するおそれは全くないため、強固な固定状態を長時
間にわたり保持できる利点もある。
従って、本考案は在来の取付部材の固定装置の問題点を
解決したものとして実用的価値極めて大きなものである
。
解決したものとして実用的価値極めて大きなものである
。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視図、第２図
は同じく一部切欠正面図、第３図は同じく一部切欠平面
図である。 １：断面が非円形の軸部、２：螺軸部、３：頭部、４：
ボルト、５：被取付部材、６：ボルト挿通孔、７：取付
部材、８：取付孔、９：ナツト。
は同じく一部切欠正面図、第３図は同じく一部切欠平面
図である。 １：断面が非円形の軸部、２：螺軸部、３：頭部、４：
ボルト、５：被取付部材、６：ボルト挿通孔、７：取付
部材、８：取付孔、９：ナツト。
Claims (1)
- 断面が非円形の軸部１の下端に通常の螺軸部２を設ける
とともに上端には頭部３を設けたボルト４を被取付部材
５に設けられた前記軸部１と対応する回り止め用のボル
ト挿通孔６に挿通して該ボルト４の下方部を被取付部材
５の下面より該軸部１の長さより短い分だけ突出させ、
該ボルト４の螺軸部２には被取付部材５の下面に添装さ
れる取付部材７の取付孔８を係合させるともにナツト９
を螺装して該取付部材７を被取付部材５に締付は固定し
てなる取付部材の固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377279U JPS606657Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 取付部材の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10377279U JPS606657Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 取付部材の固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5621209U JPS5621209U (ja) | 1981-02-25 |
| JPS606657Y2 true JPS606657Y2 (ja) | 1985-03-04 |
Family
ID=29336475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10377279U Expired JPS606657Y2 (ja) | 1979-07-26 | 1979-07-26 | 取付部材の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606657Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-26 JP JP10377279U patent/JPS606657Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5621209U (ja) | 1981-02-25 |
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