JPS606639Y2 - ブ−スの強制換気装置 - Google Patents

ブ−スの強制換気装置

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Publication number
JPS606639Y2
JPS606639Y2 JP11603980U JP11603980U JPS606639Y2 JP S606639 Y2 JPS606639 Y2 JP S606639Y2 JP 11603980 U JP11603980 U JP 11603980U JP 11603980 U JP11603980 U JP 11603980U JP S606639 Y2 JPS606639 Y2 JP S606639Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
booth
blower
intake
air volume
Prior art date
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Expired
Application number
JP11603980U
Other languages
English (en)
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JPS5740697U (ja
Inventor
辰義 島野
勝美 古田
Original Assignee
ハイウエイ・ト−ル・システム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ハイウエイ・ト−ル・システム株式会社 filed Critical ハイウエイ・ト−ル・システム株式会社
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Publication of JPS5740697U publication Critical patent/JPS5740697U/ja
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブースの強制換気装置にかかり11例えば有料
道路の通行料徴収用などのように、ブースを取り巻く衛
生上の環境条件が悪い場合の使用に適するようにしたも
ので、それぞれ気流的に順次連設された吸気壁内側にフ
ィルタを配置した吸気匣、電気集塵機、外気を吸気匣及
び電気集塵機を通して吸気しブース内に大量の空気を送
るブロワ−1後記の天井板の上面にこのブロワ−に向け
てこれと同軸線上に取付けられこのブロワ−により送り
出された気流を自身の外面に沿い自身の軸線との直交面
上で360度方向へ均等に分配する円錐形状風量分配器
及び上面に前記の通り円錐形状風量分配器が取付けられ
自身の外周面とブース内周壁面との間に間隙を有する天
井板を備え、ブロワ−の吸気を該間隙を通してブース内
周壁面に沿い流下させるようにしたことを特徴とする。
従来、ブースの収受開口部にエアカーテンを施したもの
は知られているが、これはブース内外の単なる仕切で、
風量をあまり多くすると、料金徴収員の腕に直接強風が
当るための不快感を増し、また通行券や紙幣等が飛散す
る等の原因となるため、あまり多くできない。
そのため、大型車等のスタート時に出される大量かつ高
速の排気ガスの圧力に負け、排気ガスがエアカーテンを
突破して室内に侵入してしまう。
また汚れた外気がエアカーテンに合流して路面等に衝突
すると乱流を起し、一部は収受開口部を通って室内に入
ってしまうことがあった。
一旦ブース内に入った汚染空気はエアカーテンにより外
部への流出を妨げられることになり、しかもこのタイプ
は室内空気を積極的に浄化する意図がなかったので、室
内空気は汚染度を高めるだけとなり、衛生上甚だ好まし
くなかった。
また別の場所に大型ブロワ−を設置し、長いダクトによ
りブースに4結することも考えられるが、省エネの観点
から不適切で、実現はしていない。
更に、室の天井中央から空気を直かに室内へ送り込むよ
うにした構成も知られているが、ブロワ−によって大量
送気をした場合、風が人身にもろに当って側底長時間作
業に耐えられないばかりか、室内上部では空気流路が比
較的狭いため、排ガスが侵入した場合、空気の流路近傍
に位置する排ガスはその風流により外部へ搬出されるが
、流路から外れた排ガスは搬出できず滞留してしまう。
本案は僅かのエネルギーで済み、室内空気は常に浄化さ
れた空気に置き換えられ、しかも局部的に集中して空気
が送り込まれないため居住者に局所的な体温低下、風圧
による圧迫感、更には天井板の震動による低周波騒音等
の不快感を与えないで済むようなブースの強制換気装置
を提供しようとするもので、その具体例を図面につき詳
述すれば次の通りである。
1はブース、2は収受開口部、3は排気除けである。
4は強制換気装置でブース1に配設される。
この装置4はそれぞれ気流的に順次連設された吸気匣5
、電気集塵機6、ブロワ−7、円錐形状風量分配器8、
天井板9で構成されている。
吸気匣5は周壁に吸気壁5aがあり、その内側にフィル
タ5bを配したものとなっており、汚れた外気がこのフ
ィルタ5bでろ過される。
この吸気匣5はブース1上に連設されたダクト10の上
部に配置される。
電気集塵機6はフィルタ5bで捕捉し得なかった微細な
塵あいを吸着するためのものであり、ダクト10内に設
置される。
ブロワ−7は軸流型でダクト10内に設置され、外気を
通して大量に吸い込むものである。
円錐形状風量分配器8は天井板9の上面にブロワ−7に
向けてこれと同軸線上に取り付けられ、ブロワ−7によ
って送り出された大量の気流を自身の外面に沿い自身の
軸線との直交面上で360度方向へ均等に分配する。
そして大量の気流が直接天井板9に当ることによって生
じる天井板9の震動を防止し、ひいてはこの震動によっ
て生じる低周波騒音の発生を防いで人体に不快感を起さ
せない。
この風量分配器8の下部は外方へ向うなだらかな曲面部
8aとするのが好ましい。
天井板9は風量分配器8で分配された気流を直接下降さ
せずブース1の内周壁面に沿って流下させるためのもの
である。
この天井板9により、気流が直接居住者に当るのを防い
で不快感を抱かせず、またブロワ−7と収受開口部2と
の短絡化を阻止して換気作用を効果的にする。
この天井板9は自身の外周面と内周壁面1aとの間に隙
間11を有し、空気がこの隙間11を通り内周壁面1a
に沿って流下する。
この天井板9の設置も適当でよいが、例えば吊具12よ
る吊下がある。
なお図面で、21は天井板9に出入り口2に臨んで設け
たベンチレータで居住者に直接気流が当るのを防ぐため
のもの、22は通気通で透孔23を有しダクト10との
間に部分的に隙間を形威し、浄化された空気を冷房装置
や暖房装置へ取り出すためのものである。
図示の装置でブロワ−7を運転すれば汚れた空気が吸気
匣5から大量に吸い込まれ、フィルタ5bで太き目の塵
あいをろ過され、次いで電気集塵機6により微粒子を吸
着除去されて清浄となり、風量分配器8によりその軸線
との直交面上で360度方向へ均等に分配されて天井板
9の外周面と内周壁面1aの隙間11からブース1内に
カーテン状に流下する。
大量の気流が直接に天井板9に当るとその風圧で天井板
9が震動し、低周波騒音を発して人体に不快感を与える
が、天井板9の震動は風量分配器8により防止される。
大量のかつブース1の内周壁面1aに沿うカーテン状の
空気の送り込みによるブース1内の昇圧で内部空気が順
次収受開口部2を通って外部へ強制的に送り出されるの
で、外部の汚れた空気が直接ブース1内に侵入すること
はない。
仮に瞬間的に汚染空気が侵入しても流出する空気により
直ちに搬出されてしまう。
しかも内部空気は収受開口部2のほぼ全周から送り出さ
れるので、人体に直接的な不快感を与えることもない。
第3図は本案装置の別の態様で、電気集塵機の効率を落
とさずに所望の風量を得るようにしたものである。
即ち吸気壁5aを四面に用意してそれぞれにフィルタ5
bを配置し、それらのうちの対向二面を開閉式とし、こ
こから一対の電気集塵機6a、6bを挿入し、四面の吸
気壁5aとの間に間隔を保たせて屋根型に配置する。
これにより気体の流速を集塵機6a、6bの効率を低下
させる程に大にしないで吸気できるので十分に気体の浄
化ができ、しかも所望の風量をブロワ−7により取り込
める。
以下の構成は既記の例と同様である。
本考案によれば上述のように構成したので、それ程大き
なエネルギーを必要とすることなくブース内空気の換気
ができ、取り入れる外気の量もブロワ−により大で、大
量の風流も天井板面に直角に当らず円錐形状風量分配器
により連続的に90度方向を変えられて天井板面上に均
等に流れ、従って天井板が震動して低周波騒音を発する
こともなく作業を快適にでき、空気流もブース内周壁面
に沿って万遍なく流下するので人体に直接当たる不快感
を無くすことができると共に室内換気をむらなく行え、
万一瞬間的に排気が侵入しても万遍なく流出する気流に
より直ちに搬出されて室内を常に清浄に保ち得る等、種
々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる強制換気装置の具体例をブース
に適用した状態で示す一部切欠き正面図、第2図は同一
部切欠き側面図、第3図は本案装置の別態様の部分切欠
き側面図である。 1・・・・・・ブース、4・・・・・・強制換気装置、
5・・・・・・吸気匣、6・・・・・・電気集塵機、7
・・・・・・ブロワ−1訃・・・・・円錐形状風量分配
器、9・・・・・・天井板、5b・・・・・・フィルタ
、11・・・・・・隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ気流的に順次連設された吸気壁内側にフィルタ
    を配置した吸気匣、電気集塵機、外気を吸気匣及び電気
    集塵機を通して吸気しブース内に大量の空気を送るブロ
    ワ−1後記の天井板の上面にこのブロワ−に向けてこれ
    と同軸線上に取付けられこのブロワ−により送り出され
    た気流を自身の外面に沿い自身の軸線との直交面上で3
    60度方向へ均等に分配する円錐形状風量分配器及び上
    面に前記の通り円錐形状風量分配器が取付けられ自身の
    外周面とブース内周壁面との間に間隙を有する天井板を
    備え、ブロワ−の吸気を該間隙を通してブース内周壁面
    に沿い流下させるようにしたブースの強制換気装置。
JP11603980U 1980-08-18 1980-08-18 ブ−スの強制換気装置 Expired JPS606639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11603980U JPS606639Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 ブ−スの強制換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11603980U JPS606639Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 ブ−スの強制換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5740697U JPS5740697U (ja) 1982-03-04
JPS606639Y2 true JPS606639Y2 (ja) 1985-03-02

Family

ID=29476930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11603980U Expired JPS606639Y2 (ja) 1980-08-18 1980-08-18 ブ−スの強制換気装置

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JPS5740697U (ja) 1982-03-04

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