JPS6065163A - 隆起模様付布地の縫い目ホツレ防止方法 - Google Patents

隆起模様付布地の縫い目ホツレ防止方法

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Publication number
JPS6065163A
JPS6065163A JP16834583A JP16834583A JPS6065163A JP S6065163 A JPS6065163 A JP S6065163A JP 16834583 A JP16834583 A JP 16834583A JP 16834583 A JP16834583 A JP 16834583A JP S6065163 A JPS6065163 A JP S6065163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
melting point
fabric
fraying
raised
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP16834583A
Other languages
English (en)
Inventor
中澤 一太
嘉田 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPS6065163A publication Critical patent/JPS6065163A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A00本発明技術分野 本発明は単糸環縫い方式による隆起模様付布地の縫い目
ホツレ防止方法に関する。
B、従来技術とその欠点 隆起模様付布地とは、テープもしくは紐などを布地の上
に、連続的模様を配置すると同時に縫合手段によって縫
い合わされたものを云う。
第1図Aは1本発明の対象とする隆起模様付布地を例示
するもので、基布1にテープ2が連続模様状に配列縫合
6される。この配列のされ方は。
イ〜への順番でこれが繰り返されるもので、テープ2は
基布1の上に置かれると同時に、ミシン糸6で縫合され
る。
この縫合手段は、1頭建てでもよいが布地の幅方向に複
数のヘッドを配列してコンピューターなどによって指令
をうけて布地の刺しゅう枠がX−Y軸に動くハンドル刺
しゅうマシンがある。
さらに縫い口型式としては、単糸環縫いと本縫いの両方
式がある。本縫い方式は、縫い目の安定性(ホッレにく
い)があるが、下糸が有限長であり、一定刺しゅう長さ
毎に下糸のチェンジが必要となる。これに対して単糸環
縫いは、ミシン糸は無限長であるので糸切れがない限り
、糸の変換の必要がない。しかし第1図Bで説明するよ
うに。
縫い終シ方向から縫い目がホツレるという欠点がある。
すなわち、第1図Bは第1図AのA−B線縦断面である
が、縫い終り方向の糸を矢印C方向に引張るとポランて
くる。これを防止するには縫い糸乙の交点aを接合する
必要がある。勿論、縫い目すなわちテープが何度も交錯
するような柄の場合には、このホツレは止まる。しかし
単純な柄の場合ハ、テープの交錯度が少ないのでホツレ
やすい。
また目飛び部分もしくは縫い目の糸が切れたところなど
からホツレる。
C0本発明の目的 本発明は、単糸環縫い方式による隆起模様付布地の前記
したような隆起模様の立体模様を崩さないように縫い目
のホツレが発生しないようにすることを目的としたもの
である。
D00本発明構成 すなわち1本発明は単糸環縫い方式でテープ状物をハン
ドル刺しゆうする際、高融点繊維と低融点繊維とからな
るミシン糸を使用し、テープ状物を布地の上に連続模様
状に配列して縫合した後。
該低融点繊維を溶融接着させることを特徴とする隆起模
様付布地の縫い目ホツレ防止方法である。
すなわち9本発明は単糸環縫い方式でテープ状物をハン
ドル刺しゆうして隆起模様付布地を形成する際、ミシン
糸3に第2図に例示するような高融点繊維、つまシ通常
の縫い糸6に低融点繊維4を捲回したもの、あるいは両
者を引揃えたものを使用して縫合した後、該加工布を低
融点繊維が溶融する温度領域中を一定時間通し、ミシン
糸中の低融点繊維を溶融接着してホッレの発生を皆無と
するものである。
本発明において用いられる低融点繊維としては例えばナ
イロン/)、66.12の3者共重合ポリマーからなる
低融点繊維“エルダー”糸(融点:120〜140℃)
などが使用できる。ミシン糸の繊度としては高融点繊維
が50〜150Dの範囲がよく、また低融点繊維もほぼ
同一繊度が望ましい。
本発明で使用される低融点繊維の溶融手段としては、加
熱空気中を通すか、積極的に加熱空気を吹きつける方法
がよい。
具体的な方法としては、染色仕上げ加工機の1つである
中間もしくは仕上げセットマシンの加熱セットゾーンを
低融点繊維4が融解する温度にセットする。例えば14
0〜170℃にセットし。
して融着する方法でもよい。啓り′!;1迂チーアカ゛
イY゛であ6゜前者の熱雰囲気中に加工布を通過させる
場合には、第1図Bの縫い糸乙の結節点を融着させると
5− とが主な狙いであるが、後者の場合は、圧縮空気を噴射
するので若干の加圧効果もあり、縫い糸3同志および縫
い糸6とテープ2.縫い糸3と基布1との接着効果も期
待でき、それだけホツレ防止効果が大きくなる。
なお一般に接着加熱処理の際、プレス機などで加圧する
ことが多く9本発明で対象とする加工布もプレス機など
で加圧・加熱することによって前記融着糸を融着するこ
とが可能であるが、これらの方法の場合、折角形成され
た立体的な模様を潰してしまうことになるため、積極的
な加圧接着手段を採ることは望ましくない。
本発明は、前記したような構成を有するため。
この加工布を裁断してもテープ端から縫い目がホツレる
ことがなく、かつ洗濯もしくはドライクリーニングして
もホツレのない刺しゅう加工布となすことができる。
また9本発明は、基布1にPVAなどの水溶性フィルム
シートを使用し、前記したような刺しゅう加工を行ない
、後に水溶性フィルムを溶出して6− テープ状物2だけで構成したものにも効果があり。
縫い糸の溶融接着はフィルムを溶かす前でも、溶かした
後のいずれでもよい。
実施例 ポリエステルオーガンジー織物に同じポリエステル細幅
テープ(3,5mm幅)を8頭建ての単糸環縫い方式の
ハンドル刺しゅうマシンで、針棒と併行して細幅テープ
を供給し、オーガンジー織物を固定した刺しゅう枠をX
−Y軸方向にコンピューターで制御して縫い合わせ、連
続状の柄をテープで構成した隆起模様布をつくった。
縫い糸には75 D / 2のポリエステルウ−IJ−
加工糸に100D−1Ofの”エルダー糸を引揃えたも
のを使用した。
この加工布を150℃にセットしたオープンの中で約6
分処理したところ、縫い終シから縫い糸がホツレない加
工布が得られた。さらに水洗い洗濯(10分×5回)と
ドライクリーニングを6回行なったがホッレは全くなか
った。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは9本発明で対象とする刺しゅう布の平面図、
第1図Bは、テープ長手方向の断面図。 第2図は本発明で使用するミシン糸の側面図、第3図は
ハンドル刺しゅうマシンの縫い目形酸部分にホットエア
・ノズルを取シ付けた側面図である。 1:基 布 2:テープ 3=ミシン糸(縫い糸) 4:低融点繊維 5:テープガイド 6:ホットエア・ノズル a:縫い糸の交錯点 特許出願人 東 し 株 式 会 社 /+11)A f1図 ら +2回 +3rfii

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単糸環縫い方式でテープ状物をハンドル刺しゆう
    する際、高融点繊維と低融点繊維とからなるミシン糸を
    使用し、テープ状物を布地の上に連続模様状に配列して
    縫合した後、該低融点繊維を溶融接着させることを特徴
    とする隆起模様付布地の縫い目ホツレ防止方法。
  2. (2)ミシン糸が高融点繊維と該繊維に巻きつけられ、
    かつ110〜140℃の融点を有する低融点繊維である
    特許請求の範囲第(1)項記載の隆起膜。 様付布地の縫い目ホツレ防止方法。
  3. (3)溶融接着が中間セットもしくは仕上げセットマシ
    ンで行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の隆起模様付布地の縫い目ホツレ防止方法。
  4. (4) ハンドル刺しゅうマシンがその縫い目形酸部近
    傍に圧縮加熱空気ノズルを備えていることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の隆起模様付布地の縫い
    目ホツレ防止方法。
JP16834583A 1983-09-14 1983-09-14 隆起模様付布地の縫い目ホツレ防止方法 Pending JPS6065163A (ja)

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JPS6065163A true JPS6065163A (ja) 1985-04-13

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ID=15866332

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JP16834583A Pending JPS6065163A (ja) 1983-09-14 1983-09-14 隆起模様付布地の縫い目ホツレ防止方法

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